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Death - Death By Metal Demos/Tapes 1983-1987 (CD)
¥2,600
久々再入荷、Death by Metal!! 83年にChuck Schuldinerを中心に結成されたデスメタルの始祖・Deathのデモ音源全24曲を集めた南米ブートレグCD!悶絶! 前身バンド Mantasから改名し、中心人物Chuck Schuldinerが01年に34歳という若さで脳腫瘍で没するまで音楽シーンを その強い求心力と共に一気に駆け抜けたデスメタルバンド・Death。今回この音源を紹介するにあたりインターネットの広大な海を泳ぎ回ったところ、結成した83年当時はまだ16才だったということには驚き!早熟…!ギターに出会ってからは毎日熱心に練習し(白熱するが故に平日はギターは3時間しか触っていけないと両親から禁止令が出たほど)、Iron Maiden/KISS/Billy Idleに憧れを持った少年がここまで凶暴かつ野蛮な作品を80年代に仕上げてしまったという奇跡。薄っぺらいコトをほざいてしまいますが、伝説と呼ばれる人物はなるべくして伝説になるのですね… しかし天才が故に妥協できない性格というか、Death内でのメンバーチェンジも激しく、自身もカナダのトロントに移住してSlaughterに一時加入するも短期間で故郷フロリダに戻りDeathの活動を再開させたり…(ブックレットに記載されたバイオグラフィーにもメンバー遍歴は詳しく書いてあります) ある意味、生涯を通じて彼が理想としたメタルミュージックを大成し得なかった、ということが彼の死没までバンド・Deathの音楽性の発展に良い意味で作用していたのではないでしょうか。 さて、気になる収録内容はというと↓ Songs 1-5 taken from "Death By Metal" (1984) Songs 6-11 taken from "Reign Of Terror" (1984) Songs 12-14 taken from "Infernal Death" (1985) Songs 15-21 taken from "Back From The Dead" (1985) Songs 22-24 taken from "Mutilation" (1986) 音質の良し悪しは各音源によって様々ですが、かねがね良好(ソース:ノイズグラインド鑑賞で鍛えられた私の耳によると)。1st demo "Death by Metal"時点で既にその完成度が凄まじく、ルーツのバンドへのリスペクトを持ちながらもより凶暴に、より野蛮な音楽へと昇華させたその天才的手腕には脱帽!かれこれ40年近く昔のデモ音源となりますが、2021年の今聴いても通用する錆び付くことのないDeathという才能を存分に楽しめる作品となっています。 こういうコトを言うとなんですが(いつも言ってますが汗)、私はそこまで熱心なDeathファンという訳ではないのですが(有名バンドのデモ作品が好きなのです!汗) 通しで聴いていると『Napalm DeathのScum B面でこんなとこあったな』とか『あ、ココExhumedっぽいな』と、Chuck Schuldinerの遺伝子が今も現役で活動するバンドに引き継がれているということにもグッとくるところがありました。怪しさ満点なジャケット&解像度がトホホポイント高めですが、ブートレグながら素晴らしい編集盤となっております!デスメタルファンはもちろん、HCアディクトにも!
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Stress Orphan - The Club Of Rome (CD)
¥2,400
– In the project’s debut full length album after 12 years of activity, Stress Orphan shows the fruits of a long and painstaking sonic evolution on The Club of Rome. Following recent EPs on No Rent and Dead Gods, this record solidifies Stress Orphan as a complex and tightly-constructed modern power electronics machine. An apex predator of the American scene. 8 tracks of relentless cosmic industrial dedicated to John Brunner. Author John Brunner was born in 1934. Over his 60 years on this earth, he wrote and published nearly 100 novels and countless short stories, essays, poems, and speeches. An often-maligned master of science fiction, Brunner wrote with an authenticity that spoke of the future as if he lived in it. Predicting the poison, the pollution, the greed, the guns, and finding solutions. This album exists as an ode to Brunner’s works. A monument to the inspired depths he mined for over 40 years. To the foreign constellations he traversed. To the present he anticipated, and the future he hoped we would earn. Released on CD with a foldout art and lyric sheet. Limited Edition: 100 12年間の活動を経てStress Orphanの待望の1st アルバム "The Club of Rome"が登場、長い活動と丹念な音作りが実った素晴らしい作品である。 彼の最近作であるNo Rent Records / Dead Godsから発表した2作品は、複雑且つ構成的なModern Power Electronicsとしての魅せ方を決定づけさせたようだ。USシーンにとっては予想だにしなかった才能が登場したとも言える。 今作に収録された宇宙を思わせる冷徹な全8曲は作家 John Brunnerに捧げられた物、1934年に生まれた彼は100近くもの小説と数え切れないほどの短編/エッセイ/詩/スピーチを60年にわたる生涯の内に発表した。決して称賛の多いSF作家ではなかったが、Brunnerは来るべき未来についてこう書いている。毒物、公害、強欲、銃に溢れ資源調達に躍起になる未来が訪れると… 彼が警笛を鳴らした未来の向こう側への架け橋、我々が掴むべき未来はそこにあるのだ。 今作はBrunnerの著作に捧げられた叙情詩、Stress Orphanが根底に40年以上秘めていたBrunnerからの影響を記念したモニュメント的な作品と言えよう。 (レーベルインフォより:おっかなびっくりな日本語訳) 活動12年目にして放たれるニューヨークのPower Electronicsユニット・Stress Orphanの1stアルバム!SF作家 John Brunner (1934-95)に捧げられた構成力を見せつける宇宙的Modern Power Electronics! しばし沈黙を続けていたフランスの良質俗悪ノイズレーベル・Antipatik Recordsが復活!やったー!そのタイミングで色々と再入荷、そして新入荷してみました。Freak Animal / Filth & Violence好きは気にいるコト間違いない、狂気と汚物と雑音に塗れた素晴らしいレーベルなので是非ともレーベル買いをオススメ致します。 さてまずご紹介するのはアメリカはニューヨークで活動するPower Electronicsユニット・Stress Orphanの活動12年目にして発表された23年発表のファーストアルバム "The Club Of Rome"です。このStress Orphan、活動初期の頃はAgoraphobic NosebleedのJay Randallが運営していたガイキチネットレーベル・Grindcore Karaokeから何作か発表、またTrashfuck Recordsからのオムニバスに参加していたこともあり、グラインドコアリスナーの皆さんも名前は見かけたことがあるかもしれません。12年目にして初のアルバムということからもお分かりのように、今までのリリース量はそれほど多くなく、1作品ごとに制作に没頭し綿密な構成を基に仕上げていく職人的なパワエレ作家だと思います。 そんな彼がファーストアルバムに取り上げたテーマはイギリスのSF作家 John Brunnerトリビュート作品!私ってば学がないので迷わずJohn Brunnerでウィキってしまいましたが汗 非常に多作なSF作家だったようで初期はスペースオペラ(いわゆるスターウォーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、マンガ『コブラ』のような世界観)な作品を乱発、晩年はディストピアSFの執筆に勤しんだそうです。人口過剰な世界を描いた長編小説 Stand on Zanzibar で1969年にヒューゴー賞長編小説部門を受賞、また1975年にはサイバーパンクの先駆け的な作品『衝撃波を乗り切れ』を発表し大きな反響を得たとのこと。 …面白そうだな。 そんなJohn Brunnerへの敬愛を込めた今作、まず商品解説書くなら本読めよ!というツッコミもあるかもしれませんが、脳内では代替ディストピア作品として『ソイレント・グリーン』を流しながら拝聴してみました。 80'sのホラー/SF映画におけるサントラを思わせるかのオープニング、壮大ながらも刹那としたシンセサイザーが崩壊した都市を彷彿させ、徐々にヒスノイズを重ねていき雰囲気を盛り上げていく… Antipatikの他リリースは死臭と糞尿に塗れたクソうるさい作品が多いかと思いますが、今作ではパッションに押し流されることなく場面場面において無駄のない演出でJohn Brunnerが描いた(であろう 汗)ディストピアシティーを再現している点はグレート!音数が少ないながらも力強い印象の残る楽曲は彼の構成力からくるものでしょう。そしてそこに乗る力強いアジテーション!個人的にAgoraphobic Nosebleedの大名盤 "Honky Reduction"収録のノイズ曲・Acute Awareness (For Wood)のJay Randallの咆哮に激似だなーとテンションあがりました笑 Antipatik Records、やはりハズレなし!Stress Orphanの作品あまり持ってないのですがインフォに書いてある2作品は是非ゲットしたいなぁー!そして私ったらこの文章書く為にJohn Brunnerのコト ググってたんですけど、本気で読みたくなってきました笑
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Rotat / Kadaver - Genitalia Made From Fishskin (card sleeve CD)
¥2,000
A soundtrack for an improvised rusty-blade circumcision, taken place beyond a dumpster. Both boys and girls are invited.. A clash of noise titans between Rotat of Finland and Kadaver from Israel, providing 4 tracks of crushed metal and distortion ridden abuse. Hold on to your genitals, this is going to hurt. これは錆だらけのナイフを使ってゴミ箱の裏で行われる即興的な割礼の儀式に捧げるサウンドトラックだ。健全な少年少女の参加を求む。 ノイズの巨人、フィンランドのRotatとイスラエルのKadaverの衝撃的な邂逅。金属の破壊音と虐待的なディストーションに塗れた4曲が収録された作品だ。キンタマ握ってみろ、ジンジンと痛んでくるはずだ。 (レーベルインフォより・超意訳) フィンランドのRotatとイスラエルのKadaverによる衝撃的コラボ!終始テンションを落とさずハイスピードに雑音を投げつけてくる問題作!コレはすげー!フランスのAntipatik Recordsからのリリース! 40を手前に未知の音楽ジャンルを掘っていくの楽しい… いわゆる『沼』ってヤツですね。グラインドコアに出会った10代の頃を思い出してしまいました。当レーベルからもハーシュノイズの作品は過去に何本か出しているのですが、今までシーンの表層的部分 / 周りの友人が作る作品 = 私が触れるコトの出来るノイズシーンであったわけですが、昨年ディストロを本格的に始めて色々とノイズ作品をいれていく内に今まで知らなかったユニットの作品に触れドップリとハマってしまいました。しかも多作なノイズユニットが多く中々追いかけるのが大変… ハッキリ言って私もまだまだこのジャンルにおいてはズブの素人、好奇心のみで色々手をつけて入荷していますがレビューに間違い等あればTwitterなどでご指摘頂ければと思います。また私と同じくノイズは詳しくないけどなんか聴いてみたいと思っている方に、グラインドコア脳で書いた私の解説が刺さればいいなぁと思っています。一緒に勉強しましょう!(a.k.a 買ってくれ!) と初っ端から駄文を連ねてしまいましたが、この作品はキョーレツです!ドイツのObsessive Fundamental Realityから入荷した、これまた素晴らしいオムニバスCD "Mantras Of Vivisection" (当レーベルでも絶賛取り扱い中!)に入っていたフィンランドのRotatの楽曲があまりにも凄まじかったので、コラボ作ではありますが新作を入荷してみました。 コレは凄まじい!ジャケットのキョーレツさもさることながら、その暴力的な収録内容にサディスティックな感情すら湧き上がってしまう程(普段そんなことはないのですが汗)に徹頭徹尾 極悪なハーシュノイズに支配された銀盤となっております。 先にも書かせて頂きましたが、Rotatはフィンランドのハーシュノイズアーティスト。デビュー音源が14年ということでまだ若いユニットですが、この10年もしない間にハーシュノイズ名門レーベル・Freak Animal、そしてFilth & ViolenceからもCDをリリース。極悪界隈の先輩方から寵愛を受ける次世代を担うルーキーといっても良いでしょう。 そして今作品の相方、イスラエルのMichael ZolotovによるDeath Industrial / Power Electronicsユニット・Kadaverは03年から活動をスタートしたベテラン。初期はゴア/ノイズグラインド系のレーベルからのリリースもあったりしますが、Bizarre Audio ArtsやL.Whiteなど有名どころからDeathbedなどの新興レーベルからも作品を出している実力派のようです(…単独音源持ってなくて汗) そんな両者がコラボした作品、本当に凄い!うるさい!正直なところ、どれがどちらのユニットの音かはわかりかねますが、最初から最後まで息継ぎしてないんじゃないかと思うほどにハーシュノイズを喰らわせてくる恐ろしい作品です。異常者による変態割礼儀式、女性の叫び声のSEループが儀式の首謀者の顔と彼が握る錆びたナイフを思い浮かばせ、曲名の通り"In And Out"してから"Outside In"され"Down Side Up"した後に"Banana Split"する様をキョーレツなハーシュノイズとして表現。この作品を聴く者もまた『共犯者』、犯罪行為を渇望する自分を心底に見つけてしまうかもしれません... なんてな!超オススメ作品です!!!!!!!!
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Mo*Te / Boredom Knife - split (card sleeve jacket CD)
¥2,000
ジャパノイズ重鎮・90年代より活動する名倉氏のハーシュノイズユニット Mo*Teとフィンランドはヘルシンキの若手ハーシュノイジシャン・Boredom Knifeがガッツリ正面衝突したスプリットCD入荷!フランスのAntipatikからのリリース、カードスリーブ仕様の限定100枚! 95年に活動を開始したMo*Te。音源デビューはなんと史上最悪くそレーベルのカセットシリーズから、その後も自身のレーベルUncutから特殊パッケージのカセット作品をリリースするなどして徐々にシーンで注目を集めていく。2000年に一度活動を休止するものの、2010年頃からライヴ活動を再開。12年に日本のdotsmarkからリリースしたカセット作品 "Insane Dog Run"が限定50本とはいえ予約段階で完売、世界中のノイズヘッズがMo*Teの帰還に狂喜した。このリリースを皮切りに主にヨーロッパのレーベルから作品を発表、中でもイタリアのハーシュノイズレーベル・Audio Dissectionからのサポートが顕著で過去作品のリイシュー、新録作品を収録したスプリット7インチのリリースのみではなく、19年には"Uncut"と題したMo*Te 名倉氏のレーベル名を冠した過去作コンピレーション4枚組CD BOXセットを発売。これによりMo*Teの世界的な再評価も高まり最近では新録リリースも多くなった(Discogsに登録されているだけで再発を除く20/21年リリース作が12も!) と、簡単に我らがMo*Teのバイオグラフィーを書かせていただきましたが、当レーベル 死体カセットも企画ライヴに何度もお誘いさせてもらってお世話になっております!私が再婚した時も凄く喜んでくれて……泣 ま、そんなこたぁいいんですが、このスプリットCDに収録されたMo*Teがかなり良い!最近のリリースに関して、たくさんの作品が発表されていますが発行部数が少なく日本でも手に入りづらいコトから正直聴けず仕舞いでいたのですが、この作品を聴いてニンマリ。以前dotsmarkのY氏とMo*Teのライヴを見た時に『Mo*Teは常に新しいコトに挑戦しようとするよね』なんて趣旨の会話をしたことを覚えていますが、今作の前半で大胆なビートが楽曲に織り込まれ尚且つハーモニカの音色が聴こえてきた時にはおったまげました!常に過去の自分を超えていかんとする前向きなその姿勢にリスペクト、我々下の世代も見習わなきゃいけないとこですな… Mo*Teは18分に及ぶ雄大な長尺曲を収録、前半から後半に移行するにつれ混沌さが増していく聴いていて気持ちいい素晴らしい楽曲です! さて一方、フィンランドのハーシュノイズニューカマー・Boredom Noise!情報が少なく何の解説にもならないかもしれませんが汗、20年から活動をスタートしたとのことで今作が3枚目の作品。しかしレーベル側もベテラン Mo*Teを当ててきたコトから考えるとAntipatikも注目のノイジシャンと言えるのではないでしょうか?しかしフィンランドのノイズアーティストということですが、いつも当レーベルが取り扱う下劣極悪ハーシュ系とはまた違う趣、Bandcampサイトに自らをカテゴライズしている通り、どこか暗いexperimental noiseといったところでしょうか。寒々しく暗い、フィンランドの冬の吹雪のようなイントロから始まる今作。ズブズブとしたシンセ(またはオシレーター?おじさんわかんない!)をメインに進行し、ミニマルな感じの静のパートにドハーシュな動のパートを絡め曲を盛り上げていく実に良い!頭良さそう!Kazuma Kubotaみたいな曲構成が好きならガッチリ ハマりそうな感じがしますね。今後のリリースにも期待! Antipatikのリリースセンスおもしろいなぁと一連の入荷作を聴いて思う次第、要チェックのレーベルですね!
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Angeles Del Infierno - Pacto Con El Diablo (CD)
¥2,500
スペインを代表するへヴィメタル・Angeles Del Infiernoの84年デビューアルバムの再発盤!巻き舌メタル愛好家は必聴なガッツ溢れる鋼鉄盤!22年リリースのメヒコ盤です! 昨年あたりからへヴィメタル大好きっ子となってしまったわけですが、クサクサでシケシケでハイトーンボーカルが聴こえると思わず拳を上げてしまう程度には成長を遂げてしまいました。音楽ディグの基本、『南米モノを漁る』を経て、ヨーロッパへはスペインへと舞い戻り出会ってしまったのがこのAngeles Del Infierno!巻き舌ハイトーンVoと力強い演奏隊に一発でノックアウトしてしまった私ですが、まずはネットで見つけたバイオグラフィーからどうぞ↓ 1980年、当時の後継ハードロックバンドに多大なる影響を与えたAngeles Del Infiernoはスペインの都市 San Sebastiánで結成された。ボーカリストであるJuan Gallardo、ギターにRobert AlvarezとManu Garcia、ベーシストのSanti Rubio、そしてドラマーとしてIñaki Munitaの計5名が結成当初のメンバーである。彼らの行ったライヴはすぐさま話題を集め、82年にはAC/DC、MOTÖRHEAD、SAXONのツアーサポートを担うまでに成長。84年にメジャーレーベル Warner Brosと契約、Brad DavisとMark Dodsonをエンジニアに迎えた"Pacto Con El Diablo"を発表。そして翌85年には早くもセカンドアルバム "Diabolica"をリリース、このアルバムは再度Brad Davisを起用し2月から3月にかけてMediterraneo Studiosでレコーディングが行われたものであった。 その後リリースされたシングル作品 "Instinto Animal"と、Dennis Hermanをエンジニアに迎えて録音された86年作アルバム "Joven Para Morir"は大ヒットを記録し、イベリア地方でのメジャーバンドとしての地位を築くに至る。87年にはコンピレーションアルバム "Lo Mejor De Angeles Del Infierno"を、そして翌88年にMark Dearnleyをプロデューサーに迎えてマドリードにてレコーディングが行われたアルバム"666"がリリース、SLADEのカバー曲 "Mama Weer All Crazee Now"が収録され話題となった。このアルバムが契機となり、バンドとして初のメキシコ/アメリカツアーを行うこととなる。 以上、デビューからUSツアーに至るまでの記述をなんとか翻訳したものですが、彼らはスペインのワーナーミュージックからリリースされていたモノホンのスーパースターバンド。南米での人気が異様に高いということですが(今回入荷したのもメキシコ盤)、泥臭くは無いけれども南米バンドに負けず劣らずな暑苦しさ!ビミョーに反響しているスネアがポイント、そして安定した弦楽器隊と泣きのギターソロが熱い!スピード感はあまり無いけれども、随所で聴かせる演奏と卓越したボーカリゼーションにテンションが上がる!うーん、80年代メタル!熱すぎるぜ!!!!そしてジャケット、おっぱいが見えそで見えないネーチャンとデンと構えるメンバー達、シビれるぅ〜!!中ジャケの悪魔の絵もめちゃんこカッコいいんでTシャツも買わなきゃと個人的に思うとります! 前に挙げたUSツアー後は93年のリリースを最後にバンドは休止状態にはいりますが、00年代に復活。今年に入ってからもライヴ活動は行なっているようなので、どーにか死ぬまでには一度ライヴを観戦してみたいモノですな… 兎にも角にも素晴らしすぎるファーストアルバム!!死体カセットの巻き舌メタル ヨーロッパ編の扉が開いてしまったぜ!!
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VIOLENCIA - Viviendo Tiempos Aún Más Oscuros (CD)
¥1,980
メキシコはティフアナの現行パワーバイオレンス代表格VIOLENCIA! 近年盛り上がり続けているパワーバイオレンスシーン。その中でもVIOLENCIAがリリースした1st EP”El odio me hizo hacerlo”は多くの反響を得ていた。その後のDEPRAVEDやDOUBLE MEとのスプリット、日本のleechも参加するコンピレーションEP”Hit Mania Violence”を経て、23年に待望の1stアルバム”Viviendo Tiempos Aún Más Oscuros”をリリース! パワーバイオレンス的な荒さ、凶暴さはそのまま、ハードコア的要素がより強まり、更に多くのリスナーを狂わせるサウンドとなった! Snake Dog Recordingsよりライナーノーツ付きで国内盤CD化! (レーベルインフォより) メヒコからの刺客!ティファナを拠点に活動する怒れる/イカれる高音Voが特徴的な現行Power Violenceバンド・VIOLENCIAのファーストアルバム!船橋から世界に向けてPVを考えるSnake Dog Recordingsからのリリース! 古い諺に『犯罪都市にPower Violenceは根付く』というものがありますが、なるほど、LAってアメリカ屈指の犯罪都市って感じがしますわな。やはりPV自体発生当初がNO LE$$なんかのモノホンギャングがやっていた、なんてサグい輩との繋がりも深く良いPVが育つ風土というものがあるのかもしれません。そうなると高い犯罪率で有名な国・メキシコ、中でも殺人事件の発生件数が高い都市・テイファナにPVバンドはいるのか?私ってば勉強不足で知らなかったのですが、現在テイファナではPVシーンが盛り上がっているようで、HONG KONG FUCK YOUらと共に最重要バンドと位置付けられているのが今回ご紹介するVIOLENCIAです。 上のインフォ、またレーベルオーナーである船橋PVバンド・leechの中村くんのライナーノーツの方が私なんかより詳しいのですが汗、ちょっぴり叙情派HCからの影響も感じる不穏なイントロから始まったかと思えば大爆発なFAST MUSICが鼓膜に襲いかかります!THIS IS POWER VIOLENCE!!PVバンドに珍しい高音チビ声は、個人的には夕焼けの岡先輩や現役スラッシャーなEL NUDE先輩といった日本の90年代〜00年代前半のファストコアシーンを思い出しました。ヘヴィに傾向しすぎないその姿勢はルーツであるHCからの影響を感じさせ、時折り魅せるハードロッキンなフレーズもGOOD!ただしもちろん曲展開の緩急付いたPV仕草もしっかりと見せて、ブツっと切れる曲の締め方にはニヤリ。私が知るグラインドとかメタルといった南米音楽って、どーしたってドロ臭さを感じるものだと思っていたのですが、VIOLENCIAから感じるのはどちらかというとホコリっぽさ(褒) あと空気が乾燥してる感じ。わかるかな〜、わっかんねぇだろうなぁ〜 しかし南米のPower Violenceバンドって全然知らないのですが汗、独自な進化をしているものなんでしょうか?こりゃ掘り甲斐がありそうですな!
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Massacred - Lunatic Massacre (CD)
¥1,800
アルゼンチンのMortician!Bandcampのコメント欄にて『MorticianよりMortician!』という声が上がるほどのキョーレツ Morticianic Death Grind!!イギリスのGrindfather Productionsからのリリース! 『オカンがなぁ、好きなバンドの名前を思い出せない言うてんねん。』 「好きなバンドの名前忘れるてどないなっとんのや、君のオカンは!俺も一緒に考えてあげるから、そのバンドがどんな特徴だったか教えてくれるー?」 『曲の頭に長過ぎるホラー映画のSEが入って、深いデス声の打ち込みデスグラインドバンドらしいんやけどな。』 「Morticianやないか!ニューヨークデスメタルの裏番長で、どの曲も凶悪過ぎて一緒に聴こえるってよく言われるあのバンドやないか。そんなんMorticianで決まりや!」 『でもなー、俺もわからへんねん。』 「何がわからへんのや!絶対にMorticianやないか!」 『オカンが言うにはな、メンバーはひとりでアルゼンチン出身のバンドって言うてんねんな。』 「そしたらMortician違うかー。』 ということで、ミルクボーイ 駒場のお母さんが大好きな『アルゼンチンのMortician』ことMassacredが23年にイギリスのGrindfather Productionsよりリリースしたセカンドアルバムのご紹介です。 アルゼンチンと言えば最近はワンマンゴアグラインドバンドが多く台頭しており、ドイツのパワーヴァイオレンス/グラインド総本山・RSRからの寵愛を受けるHatefilledや、LDOHのセカンドデモのタイトルをバンド名に拝借したHuman Atrocity、アンダーグラウンドながら精力的なリリースを続けていたCarnal Trashなどなど、アルゼンチンってグラインドのイメージなかったけどなんか面白いシーンが出来上がってるなぁと思っていたら… 全バンドおんなじ人によるモノでした笑 ミルクボーイ 内海に言わせれば『そしたらシーンちゃうやないかい!』ということになりますが、そのアルゼンチンゴアグラインドシーンの中心人物こそChristian Badia氏。もちろんこのMassacredも氏のワンマンバンドであります!!! Massacredの主たる目的は"Morticianみたいな楽曲を作り続けること"。コレは揶揄でもなんでもなくて、彼のBandcampに"Massacred is a deathgrind project focused on Mortician and old school death metal.(Morticianとオールドスクールデスメタルに焦点を置いたDeathgrindプロジェクト)"という記載を自らしていることからもわかるように確信犯的なバンドです。17年に結成(ひとりだけど)以来、世界各国のデスメタル/グラインドコアレーベルから多数の作品を発表済み。みんな大好きDiscogsに登録されているものだけでも22作品、既にコンピ盤が7作も出ているというひとりバンドの機動力を存分に活かした多動っぷりを披露。Bandcampのコメント欄においては『MorticianよりMortician!』『前作とほとんど同じだったけど大満足!』という全国のMorticianフリークから絶賛の嵐が…!本家Morticianがライヴは行っているものの作品に関しては再発が中心になって久しい為、Mortician代替品として機能している様子です。 さて、肝心な音はというと… まんまMorticianです笑 長過ぎるホラー映画SE、深過ぎるデス声、速過ぎるマシンドラム、単調な曲展開… That's Mortician!以前イギリスにBeauticianというジャケはコスメティックなんだけど中身はMortician崇拝サウンドという素晴らしいバンドがいたものの、Beauticianの曲にはまだオリジナリティーを出そうという傾向が見受けられました。一方Massacredは『Morticianの完全再現』を目指したバンドですので悪くいうと没個性的、Morticianの焼き増しバンド。いやいやしかしそんなMortician再現サウンドでいいじゃないの!!どこを切ってもあの感じのデスグラインド、新曲がないから寂しかったのよー!Massacred、ホントにありがとう! 世界的なMorticianロスを埋める逸材が彼の地アルゼンチンから生まれたコトに、私は驚きと喜びを禁じ得ません。おそらくコレからもただただただただMorticianみたいな曲を作り続けるのだと思いますが、当レーベルとしてはなるべく追いかけていきたいと思います。Mortician大好き!Morticianサイコー!!
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Agathocles / Suppository - split (CD)
¥1,800
大大大推薦盤!09年にその活動に幕を閉じているオランダのモーレツグラインドコア・Suppositoryと、泣く子も黙るベルギーのミンスコア大魔王・AgathoclesのスプリットCD!グラインドコア好きなら絶対にマストな98年発表作、Obscene Productionsからのリリースです! 私が死んだ時には棺桶の真ん中にはMinchのリリースを絶対に入れて欲しいと妻には伝えてあるのですが、出来れば生花と共にその他の大好きなグラインドコア作品も並べて欲しいなと思っております。肉奴隷 / DxIxEのスプリットは全作でしょ、それとBowel Fetus / Fantasmi Di Sodomaのスプリットカセットに、Realizedの"21st Century Terminal World"はCDもLPも入れてもらおうかしら?Din Addict / ObliterateのスプリットCDはマストだし、オムニバスなら"Johor Hardcore Compilation"も入れたいですな!ならTussockのカセットも!SxOxTxExの編集盤なんかは死んでからもやっぱ聴きたいし、Skrupelなんか入れるのもありかしら?あとはやっぱ顔の横にはSuppository / AgathoclesのスプリットCDは置いて欲しいし… はい!ということでSuppository / AgathoclesのスプリットCDです!90's GRINDCORE史を語る上で避けては通れないドチャクソ名盤なこの一枚!!とにかくグラインドコアが大好きな皆さんには絶対に聴いて欲しい素晴らしい作品なのです! オランダのSuppositoryは今作やRegurgitateとのSplit CDや、Relapse Recordsからリリースされたオランダ縛りの4way Split "Dutch Assault"にも選出され当時のグラインドコアシーンでも一目置かれていたバンドです。因みに"Dutch Assault"収録の他バンドはInhume / LDOH / S.M.E.S.で、LDOHとS.M.E.S.が並ぶのは今でも正直どーかと思うところはあるモノの世界的に通用する破壊力抜群なグラインドコアを奏でていたトップオブ・ザ・トップと断言したい素晴らしいバンドです。ただなんかパッとしねーのよな… 今作のSuppositoryサイドのジャケットもそうなんだけど、唯一単独フルのアルバムだって総合格闘技の人がタコ殴りしてるアートワークだったり、おそらくデザイン関係に恵まれずに第一線で活躍できなかったバンドだと勝手に思っております… しかーし しかーし!Suppositoryが残した音源はどの作品も素晴らしいモノばかりで、その中でも推したいのがこのAgathoclesとのスプリットCD!オールドスクールグラインドコアど真ん中、それ以外形容の出来ないグラインドコアアタック!辞書で"グラインドコア"って引いてみたらSuppositoryって載ってるんじゃないかしら?と思っちまう程にはモーレツなテイクでございます。粒がよく聴こえるブラストビートにヘヴィネスが過ぎる弦楽器隊、Lowに叫び倒すシブ過ぎなボーカルもヤバすぎる!!あとは高音カーカス声なコーラスもツインボーカルかよってくらいには顔を出してきて、血湧き肉躍るとはこのことかと聴きながらに気づくグラインドコア決定版な内容です。そんなSuppositoryは09年に解散済み、東京のマシーングラインド・deathcountとも当時 音源の話があったとかなかったとか聞きますが、個人的には未だに解散が悔やまれる!変なバンドが再結成するくらいならSuppository復活してくれ!頼むぜ!! の、お次にはミンスコア帝王・Agathoclesの登場です。私のiPhone、"A"と打つと予測変換にAgathoclesが出てくる程度には大好きなバンドですが、その夥しいリリース群の中には駄作と呼ばれてしまうモノも見受けられるのは事実でございます。しかーし!このJan AG, Burt, Dirkの3人により98年に録音されたこのテイクは100億満点!後に"Hun Hunter"として2枚組 7ep / CDとして再発された実績もある(ただし恐ろしくダサいジャケット!) Agathocles初心者にも大推薦な音盤でございます。パンク/HCを通過した間違ってもメタリックとは言えない曲調、ピッチシフトエフェクトは使わずともビミョーに90's前半のゴア要素も残したパンキッシュなグラインドコアサウンドに悶絶!!!ミンスコアはなんぞや?と聴かれたら、私ならまずこのテイクをオススメしますね。あとはカッコいいと騒ぐようなモノではないかと思いますが、AGxサイドのジャケットがどシブ過ぎて… かつて死体カセット企画に大阪の暴れん坊グラインドコアバンド・Fortitudeを招致した際、VoであるSaitoon氏がネルシャツのバックにこのジャケのバックパッチを縫い付けてたのがマジでカッコよかったなぁ… Agathoclesはお腹いっぱい!オールドスクールグラインドコアってみんな同じでしょ?なーんて思ってる方にこそ改めてチェックして頂きたい大名盤!私も年に一度は3,4日間はこの音源しか聴かない期間があったりします。LP化されてないのがマジで不思議… ウチがやるか!?
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V.A. - Nuestro Silencio, Ahoga Sus Gritos... (CD)
¥2,800
オリジナルは96年発売、ペルーのHC / パンクバンドのみで構成されたオムニバスカセットの再発CD!伸びたテープの質感まで再現した笑 ガビガビサウンド満載の間違いない作品です! ペルーの老舗レーベル・Helvetet Recordsより再発されたこのオムニバス、ガビガビ音満載なコレぞ南米サウンド! この作品ってば完全に日本市場をロックオンした仕様で、簡単ではありますがインナーには日本語訳のインフォまで載っております。 そのインフォを抜粋すると↓ 『ペルーのアンダーグラウンドロックのサードウェーブバンドによる、ペルーのバンドだけを集めたキラー90'sコンピレーション!オリジナルは1996年にリマ/ペルーのAction Soundsによって編集されたテープ/カセット。アンダーグラウンドロックの長い沈黙の後(Leuzemia, Ataque Frontal, Autopsia, Kaozなど)。それまでの沈黙を破り、新たなバンドが登場する。そのバンドとは Hecho Nada Autonomia Los Rezios Komando Antimierda Generacion Perdida Aslo Q' Chucha Punk Ron Irreverentes Complot 27曲の純粋なハードコア/パンク、グラインドコア、パンクロックがペルーのリマから。ついにCD化。このコンピレーションは、ペルーのアンダーグラウンドロックの復活を示すものである。』 とのこと。 翻訳ソフトを駆使して日本語訳した文章と思われますが、つまりは最近CDやレコードで再発が進むAtaque Frontal, Autopsia, Kaozなどの80's ペルビアンHCよりも下の世代、世界的な注目も薄れブームが沈静化した本国ペルーでは『第3世代』と呼ばれる90年代以降のバンドを中心に構成されたオムニバスということでよいでしょうか。確かに80年代のバンドの情報はインターネットにもそこそこ出回っているものの、それ以降のシーン、特に90年代の情報はポッカリ穴が空いているような… しかしこのオムニバスを聴けば、90年代にも強力なシーンがペルーに存在していたコトがわかるかと思います。 ノイズコア仕草といいましょうか、どのバンドも弦楽器隊の音がガビッガビでヤバい!!終始ハエが飛び回っているような音作りに巻き舌Voが乗る仕様がたまらない!キュートな女性ボーカル擁するKomando AntimierdaやAutonomiaはミッドテンポなパンクロックを、Generacion PerdidaはグダグダながらもGrindcoreになり切れないハードコアサウンドが熱い!と思ったら彼らの他の曲ではやる気あんだかないんだかわからない軽めの曲もあったりでズッコケ感もあり。他にもメタリックでタフガイな重厚感を持つハードコアパンク・Complotや、今なお現役のLos Reziosなどバラエティーに富んだ内容で素晴らしい!私的にイチオシなのは一曲目に配されたドタバタHC・Hecho Nada、このバンドのテイクだけでも買い!みんな大好きDiscogsで検索してもこのオムニバスしか出てこないドがつくほどのオブスキュアバンド、こういうバンドの発掘作品どっかが出してくれねーかなー?(他人任せ) 藁半紙よりも薄いインナーシートもアンダーグラウンド感があって激アツです、そして何よりもテープ起こしが原因で急に音が左右にパンされたりと『南米っていいなー』と思わされる船酔いMIXもご愛嬌。サイコーだ! Impulso Ruinの再発諸作品、特にPanicoみたいなバンドが好きな方に聴いてもらいたい好内容!メタルもパンクも飲み込んだ南米狂のみなさんに!
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Nashgul - Oprobio (CD)
¥1,430
スパニッシュグラインドコア重鎮NASHGULが単独作としては前作から7年ぶりに放つ2023年最新フルレングス。通算3枚目のアルバムとなる今作はEUROPE - SELFMADEGOD RECORDS / USA - To Live A Lie Records / JAPAN - Esagoya Recordsという布陣でお届け。 自分が初めてNashgulを聴いたのは確かWar masterとのsplitだったはずで、今考えてみるとその頃にDenakやDisturbance project, Convulsions, Rageous intentあたりを一気に知ったことで僕の中の「イベリアングラインド」の概念が形成されていったように思います。そしてLooking For An AnswerやCome Back From The Deadのメンバーも在籍していることを知ったのはだいぶ後になってからだったりする爆 最近でもTeethngと素晴らしい共作を出してたりツアーもガンガンやってたりと精力的な活動を行っていて、今作に収録のサウンドもバンドの経験値と芸達者ぶりが光る正統派かつ実にスパニッシュ然としたオールドスクールグラインドコア。聴けば聴くほど超タフ&超タイト&超わかりやすく、多くの人がグラインドコアに求める要素がミッシミシに詰まってる強烈な一作に仕上がってます。ゆえに頭からケツまで隣接サブジャンルを跨いで多くのグラインダーにオススメです。 (レーベルインフォより) スパニッシュモーレツグラインダー・Nashgulが7年ぶりに放つニューアルバム!メタル度皆無、咆哮とブラストビートに支配された衝撃作!日本盤はオレ達のEsagoya Recordsからです!帯付き! 突然ですが、音源収集に当たって国買いというものがありまして… FunnyなJoke Coreとも呼ばれるようなノイズグラインドバンドならアメリカ/カナダ、Stupidity Records / Egg Scab Radioの流れを汲んだレーベルのモノやDeche-Charge関連だったり。クラスティーな硬派ノイズグラインドを求めるならやはりブラジル、Noise / Industrial Holocaustなんかはマストでしょう。サディスティック且つPervertedなノイズグラインドを求めるなら迷わずフィンランド、Arse / Arse Slaughterから始まったこの流れは今でもRectal Macheteなどに引き継がれています。 お国柄というのは音楽ジャンルにも染み込むモノで、言ったら伝統なり流行りなりという話になると思うのですが、◯◯ってジャンルなら この国の買っておけば間違いないでしょーというディグり方はある程度間違いないと私は考えます。 では今オールドスクールグラインドコアで良いの聴こうと思ったらどの国を買えば良いか?その問いにはスペインを第一に推させて頂きたい! Genital Mastictor、Excreted Alive、Violent Headacheといったバンドを擁した90年代初頭にノイズグラインド黄金期を築いていたという輝かしい功績はあるものの、正直なところ当時は正攻法なグラインドコアのバンドはパッとしなかった印象。その後、90年代後半にDenakの登場でガラリと流れが変わったような気がします。その後継バンドであるLooking for an Answerが世界を股にかけリリースを行い、遂にはRelapse Recordsから作品を出した時にはグラインドコアバブルが発生。Disturbance Project / Rageous intentといったDenakやLooking for an Answer関係のバンドもシーンを盛り上げ、その後MindcollapseやState Terrorといった有能な若手、そしてConvulsionsという現代のグラインドスーパースターを排出するに至りました。めちゃくちゃ大きなシーンを持っているというわけではないですが、現行の渋いグラインドコア聴くならスペイン人聴いときゃ間違いない!絶対だ!以上! (↑全て私の主観です) つーことで我らがESAGOYA Recordsが23年秋にポーランドのSELFMADEGOD、アメリカのTo Live A Lieというどえらいレーベルと共同リリースしたのがスペインのNashgul!こーれがまたキョーレツでサイコーなOldschool Grindcoreなのです! 正確な結成年がわかりませんが汗、04年にNashgulとしての作品をリリース開始。スウェーデンのド渋いグラインドコアバンド・Sewn Shut、東京のWorld Downfall、そして来日公演も記憶に新しいアメリカのP.L.F.といった超強力メンツとのスプリット盤を発表。16年にリリースされた1st アルバム "Cárcava"はヨーロッパ盤をSELFMADEGOD、アメリカ盤をTo Live A Lieが担当した他、自国スペインでLPとカセット版、マレーシアからもカセットが出たという世間からの期待を伺わせられる大プッシュ!もちろん内容も素晴らしいモノでした。 そんな彼らがお送りする9年ぶりのセカンドアルバムはとにかくモーレツ!!!クソ速いブラストビートに喉から搾り出す系の咆哮、タイトな弦楽器隊もとにかくグレート!曲の長さも1分から2分半程度で決して長いわけではないのですが、全て一本調子に聴こえるようなことはなく、それぞれの曲に特徴がありアルバムとして全曲楽しむことが出来ます。個人的に感動したのはコーラスワーク、クレジットにコーラスしてるメンバーは載ってなかったのでVo自身が重ねてるのかな?いい具合にデュアルVoになってカッケーのです。うーん100点! そして作品のアートワークはベーシストであるLuis Sendón氏が担当。実はこの方、イラストレーターとして長年グラインドコアシーンに関わっており、Nashgulのリリースはもちろんのこと、Looking for an Answer、チェコのLycanthropyやオランダのCollision、果てはアメリカのマーダーメタル・Macabreにもアートワークを提供しているとか!このことは今回ネットで色々見て知ったんですがLooking for an Answerのあのお猿アートはNashgulの人だったんだ〜、すげーぜ!! 兎にも角にも大傑作なこの作品、グラインドコア大好きっこ全てに聴いて頂きたい!そしてブレブレのウチとは大違いの汗 グラインドコアレーベルとしてどんどんとその名を轟かせているESAGOYA Recordsへも超リスペクト!今後の活動に期待大です!
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Fistula / Religious Observance / Gâinsayër - 3way split (procopy CD-R)
¥2,300
オハイオのスラッジコアバンド・Fistulaメンバーが主宰するBlack Mold Recordsよりズルッズルでダルッダルな激重/激遅 3way split入荷!This Is SLUDGECOREな23年作! Black Mold Records、いいすね〜。FistulaのBahb Branca氏が立ち上げた、自身の所属するバンドを中心にリリースを行っているレーベルなのですが、夥しい数のサイドプロジェクトを持つBahb氏の遅遅ミュージックを楽しめるだけではなく、アメリカのエクストリームミュージックのメッカであるオハイオ州をレペゼンしているところもさすが!Fistulaももちろんオハイオのバンドですが、先にサイトにアップしているオムニバスに参加しているPile of EggsやBlack MayonnaiseといったStupidity Records / Be A Freak Records周辺のジョーク/ノイズグラインドバンドもカバー、他作品入荷時には既にレーベル完売してしまっていた(不覚…)今はフロリダに移住したけれどもオハイオ出身の伝説的電波スラッジコア/HNWバンド・SlothともFistula名義でスプリットをリリースするなど、めちゃくちゃ素晴らしくセンスをしています。SHIFTY RecordrやPatac Recordsといったアンダーグラウンドスラッジコアをリリースしていた良質レーベルが歩みを止めた今、激遅フリークスはBlack Mold Recordsをチェックしない理由がないぜ!まぁそのレーベル両方からのリリースもあり、シーンのど真ん中にいたFistulaが運営しているんだからチョイスのヤバさを必然ですな! つーことで今回ご紹介する3way splitはもちろんSludgecoreな重苦しい雰囲気に支配された暗黒音盤でございます。アメリカのオハイオからはFistula、Gâinsayërが、そしてオーストラリアのメルボンヌからはReligious Observanceが参加しています。全11曲 50分に及ぶ激遅/激重の祭典! まずはFistulaからスタート!00年代初頭から作品のリリースを開始し、先述のSHIFTY Records / Patac Recordsから多くのアルバム・スプリット作を発表し続け今なお現役のアンダーグラウンドスラッジコアスーパースターです。今まで出してきたスプリット相手としては日本のdot(.)を始め、16やCome to Grief、変則的な組み合わせとしては同郷オハイオのゴアグラインド・Hemdaleともお手合わせ経験あり!みんな大好きDiscogsにも47の作品が登録されており多作なバンドとしても有名です。現在はボーカルが定まっていないらしく、作品毎にゲストを迎えてのレコーディングを行っている模様。20年前後に活動が停滞してしまっていたのもコロナの性もあるかと思われますが、ボーカル不在というのが追い討ちをかけていたのかもしれません。そんな今作でボーカルを取るのはAlisha Whiteさん、Slothとのスプリットでもマイク担当として参加していましたがそれ以外は詳細わからず…汗 しかし女性だよな…?と確信が持てなくなる程のど迫力なボーカルを披露しております!若干ブルージーな要素も見受けられますが、スラッジコアという形容以外は当てはまらない鈍足な演奏に、エフェクトがかったAlisha氏のボーカルが噛みつく野蛮人の音楽でサイコー!!摂取しているのは肉と酒だけといった感のある血気盛んな演奏には完全にノックアウト!USアンダーグラウンドスラッジコアキングに改めて感動させられました! お次は15年結成のReligious Observance、オーストラリアはメルボンヌのバンドでShe BeastというスラッジコアバンドとColostomy Baguette?というノイズグループの合体バンドという認識で良いみたいです。私、今までこのバンドを知らなかったのですが自主リリースのCD-R作品を多く発表していて精力的な活動を行っている模様。女性メンバーを含む6人編成ということですが、このスプリットの組み合わせの中ではドゥーム濃度が高く、しかしメタルな感じはしない"ドゥームコア"といったところでしょうか。曲間に明らかな疾走パートを挟んできたりと、聴いていて日本が誇る極北Power Violenceバンド・Su19bが頭によぎりました。サグいという意味ではなく、暗黒なフィルターを通した極悪さが好印象!長尺な2曲を収録、反復リフで進行するものの前述の疾走パートや工夫された曲展開でダレるコトも全くありません。ただもうちょっとノイズ奏者主張してもいいんじゃない??もっとカオスでブルータルなテイクも聴いてみたい! そして最後を飾るはオハイオ州デイトンの四人組スラッジコアバンド・Gâinsayër!22年に3曲入りのepをデジタルで発表後リリースされたのが今作、どうも活動歴がまだ短いバンドのようです。ボーカルが少しマッチョな声質で、モッシュパートもバッチリ用意している確信犯。とは言っても成分的にはスラッジ 7:ハーコー 3といったところでしょうか?最近はPower Violenceにもモッシーなパートを設けるバンドが増えてきましたが、やはり文化的にもここら辺のジャンルは相性が良いですな!写真見る限りではそんなに若そうではありませんが汗、スラッジコアシーンにも新しい風が吹いていることを確認した次第。今作リリース後もBandcampで新曲を発表しているので気になる方は是非チェックを! なにかと遅い音楽はドゥームだドローンだとメタルに流されてしまう昨今、そんな中でスラッジコアというジャンルを背負うバンドに大大リスペクト!スラッジコアってなーに?なキッズにもオススメできる作品です!
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Demonic Compulsion - Abomination Glory (CD)
¥2,600
Libido AirbagのDidiez El Vaginal Conquestadore氏によるBlackened Grind Noiseプロジェクトによる1st アルバム!なんとChaos Cascadeがゲスト参加、ってことはLibido Airbagじゃん!!ドイツのDesolation Galaxiesからのリリース、限定100枚! 21年にインドのCyclopean Eye Productionsからリリースされたミニアルバム "Spiral of Abhorrence"もキョーレツでしたが(当レーベルでも販売中!)、あれから3年、Demonic Compulsionが超強力なアルバムを引っ提げ再登場!前作も2年の歳月を費やし完成させた、細部までこだわったドス黒サイバーグラインド作品でしたが、今作も時間をかけ素晴らしい作品が上がってきました。なんてたってレーベルのニュース欄にDemonic Compulsionのアルバムが出るってインフォが流れたの、去年の春ですからね!完成間近な時にインフォが出されたと思いますが、正にファンにとっては待望の新作となります! 前作である"Spiral of Abhorrence"入荷時にも書かせてもらいましたが( https://noisegrind.official.ec/search?q=demonic )、Demonic Compulsion主宰であるDidiez El Vaginal Conquestadore氏はLibido Airbagのメンバー。そう、Gutのボーカリストであるドイツが誇る大変態・Spermsoaked Consumer Of Pussy BarbecueことOliver Roder氏のLibido Airbagが活動停止するまでの約20年間 女房役を勤めた偉人であります!現在 音楽活動はこのDemonic Compulsionのみのようで、他はこの名義でアートワークを提供している模様。 さて、今回入荷したDemonic CompulsionのアルバムはドイツのDesolation Galaxiesからのリリース。設立当初から当レーベルもお付き合いさせて貰っているレーベルで、Cervical Smear / Scatmother / North Central / Sodomy From Beyondなど、各国のPerverted極悪ノイズな面々をリリースする間違いないレーベルですな。ドイツのレーベルであることもあり、Demonic Compulsionがリリースされるのがしっくりくる!インフォ流れた時はわたくし狂気致しました。 そんな12曲入りの今作ですが、前作以上に邪悪な雰囲気に支配された高速サイバーグラインドでノックアウト!!ガバの要素は残しながらもダンサブルな雰囲気は前作より鳴りをひそめ、直線的なブラストビートに乗る高音ゲロ声がCOOL!War Black / Bestial Metalの影響はあるもののDemonic Compulsionはやっぱグラインドコアですな。スピードフリークはマスト! と、いつもならこんな感じで〆るのですが、このアルバム大事件が起こっていまして… なんとChaos Cascadeが3曲ゲストボーカルとして参加!!!!Chaos Cascadeとはこのレーベルでも何作か入荷していて その際にメンションしてますが、中の人はOliver Roder氏!Gutの!Nunwhore Commando 666の!ってかDemonic Compulson + Chaos CascadeってコトはLibido Airbagの組み合わせじゃんかー!!!!!前作を紹介した際にもDidiez El Vaginal Conquestadore名義でChaos Cascadeにアートワークを提供しているコトは書かせてもらいましたが、音源での繋がりはLibido Airbag活動停止後 初となる模様です。インナーにはお二人の御尊影まで掲載… 眩しいぜ!!何か今後もこの組み合わせでやって欲しいですな! 100枚限定ということもあり、今回の入荷が最後になるかと思います!ってか100枚て!もっと刷ってくれ!! とにかく暗黒サイバーグラインド大傑作!!!!!!!!!
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HORSE&DEER - 反芻 (7ep)
¥1,650
2014年の「座礁」、2017年の「跋扈」、2020年配信のみでリリースされた「普及」とマイペースながら定期的なリリースを続けているが、今作は結成24年目にして初となる単独アナログEPとして発売! 2020年以降のコロナ禍、そしてボーカル•ヒデジプラズマの名古屋在住期間に遠距離バンドとして活動が制限される中での楽曲を製作。 スタジオでの共同創作時間が削られたが、結果としてシンプルになった楽曲はより強度を増し、その上に情報量の多い日本語詞が乗るという独自の空気感を生み出している。 今回のタイトル「反芻(はんすう)」には音楽の進化を再認識する意味合いを込めていて、ルーツである「速いハードコアパンク」を咀嚼・消化を繰り返し産まれた楽曲は、現在主流となるパワーバイオレンスとは異なる方向の速さを持ったHORSE&DEERにしか出せない現行FAST HC PUNK!!全6曲!!DLコード付き (レーベルインフォより) Vo・ヒデジ凱旋記念盤!?東京プラズマスピードパンク・HORSE&DEERの初のアナログ作品入荷!45回転で駆け抜ける全6曲入り、この手の音源ではまちがいないcrewforlifeからのリリース! いきなり私的な話で恐縮ですが、HORSE&DEERとの付き合いもそろそろ20年近く?Napalm Death Is Deadもよく企画に呼んでくれるし、NxDxIxDのベースはHORSE&DEERのBa コウゲと一緒に暮らしてたし笑 Voのヒデジは去年2回も私が関わるバンドを名古屋に呼んでくれた、それをGtのキョンシーくんが東京から見に来てくれた。Drのネコくんは会うといつもニコニコしてんのが印象的(メンバーの中で一番会えてないけど彼が最近やってるWhat goes up...がむちゃんこカッコいい!) そしてこのepのジャケットレイアウトはex.mOtのmictadashiが担当しているらしい。たーくん!私たち、よく20年くらい前の小岩 eM7や秋葉 リボレで遊んでいましたなぁ。 つーことで聴けば聴くほど私的な想いが湧き上がる笑 HORSE&DEERの初7ep作品がcrewforlifeから登場!矢継ぎ早に発表された2枚のアルバムからフィジカル作品としては7年ぶりの作品、汗の飛沫が飛んできそうな高速HC…、否、プラズマスピードパンクにぶっ飛ばされる快速盤! インフォにもあるようにPower Violenceとは異質な、そしてFastcoreかと言われるとちょっと違う、確かに速いパンクロック ≒ プラズマスピードパンクと形容するのがこのバンドには的確でしょう!流石は結成24年、楽器隊がそれぞれ出す音が耳に滑り込んでくるような心地よさ。メンバー各員の個性が高速パンクと共にぶつかってくるというか… いやぁ、何かグッとくるものがありますな。例えば初めてブルーハーツを聴いた時のような感覚、というと大袈裟でしょうか。いわゆる歌謡曲ではないパンクロックに触れた際の極めてフレッシュな気持ちを思い出しました。 あとはヒデジ、もといボーカル。EPを拡げた際に飛び込んでくる歌詞の文字数、気持ちを詰め込み/そして例え/過剰に形容し/少しウザいあの歌詞がヒジョーにヒデジらしい。しかしそれらをクソ速ぇ楽曲に乗せて歌いあげる様、もちろんラップとは全然違うんだけど早口でも聴き取れるあのボーカルは唯一無二だなと改めて感心(偉そうですが)いたしました。 20年以上活動することでHORSE&DEERというバンド名に染み込んだ4人の顔、そして演奏。彼らにしか体現し得ない"プラズマスピードパンク"がここにある!そして今作を聴いて『速い音楽だーいすき!』という私の趣味嗜好を改めて噛み締めるコトができました。付き合いの長い友達の音源というコトは置いといて、こりゃいいぜ!サイコーだ! しかしcrewforlife・ひろさんからジャケ画はコウゲ作と聞いたんだけど、アイツなんか明るくていいヤツだからこういう絵を描くイメージがなく… ちょっと闇っぽい?なんか病み?とりあえずビックリした。オススメ!
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Dhak - Demos & Rarezas (CD)
¥2,400
アルゼンチンのRaw Power Metalバンド・Dhakの85年デモ、そしてライヴを収録した編集盤入荷!NOT 崩壊系、TRUE 鋼鉄魂な弾きまくり泣きまくりの激アツメタル盤! 今回ご紹介するのはアルゼンチンのPower Metalバンド・Dhakのデモ音源集です。まずはネットで見つけた彼らのバイオグラフィーの和訳をご確認ください↓ Dhakはアルゼンチンが誇る後継のバンドに影響を与えた最古参のパワーメタルバンドである。 Dhakの1992年に出された名盤 1stアルバム "Furia Demencial"はカセットフォーマットでのみリリースされた。それにもかかわらずアルゼンチンメタル界において彼らはトップへと登り詰めたのだ。 ギタリストのAlejandro Roldanを中心に1981年に結成されたDhakは、当時開催されていたフェス、そして人気のあったバンド達とほぼ全て参加/共演をしている。ブラジルツアーも敢行したが、そのツアー後にVoのCarlos Cabralが脱退。1985年のことだった。 新しいシンガーを迎えての新曲レコーディングを行うも、最終的には資金不足の為にそれまで録音していた楽曲全てが水の泡となってしまう。それが原因でバンドは一時膠着状態に… 89年には初代ボーカルCarlosを再度迎え入れ、幾つかのライヴをこなすが最終的にはCarlosはTren Loco (アルゼンチンの都市Grand Bourg郊外のへヴィメタルバンド、現在も活動中)に加入する為にまたも脱退。 幾度かのボーカル脱退劇を経て、遂にバンドはDiego Valdezをシンガーとして迎えいれ、歴史的名盤と評される"Furia Demencial"を92年に発表。攻撃的な歌詞を載せたトラディショナルなRAW Power Metalアルバムだが、実に革新的な作品であった。その後"Nahuel I" という名のオムニバスに2曲提供し、Alejandroの都合により98年のライヴを最後に活動を停止してしまう。その間 彼は自宅にスタジオを設立、地元のアンダーグラウンドバンドのプロデュースに勤しみ、またSATIというバンドでの活動を行なっていた(このバンドは一本の素晴らしいデモを残している) とのこと。 恐らくこちらの文章は(Graf Speeのオフィシャル再発を初めて行った偉すぎるにも程がある)ブラジルのレーベル・Dies IraeよりDhakの1stアルバム "Furia Demencia"がLP再発された際に寄せられた文章だと思われます。 上の文にもある通り、彼らは1stアルバムを発表後アルゼンチンメタルシーンで多大な評価を得たということですが、ぶっちゃけた話 私はこの1stアルバムが苦手で… ボーカリストの脱退が相次ぎ、Dhakがやっと見つけたシンガー・Diego Valdez氏を迎えて放たれた渾身の一撃が件のアルバムになるのですが、確かに実力のあるボーカリストであるコトは承知の上で苦言を呈すと… ちょっと声質が汚いんすよね汗 品がない。ノイズグラインドバンドの輩にこんな評価をされるのはDiego Valdez氏にとって屈辱かとは思いますが、それに加えて1stアルバムは初期デモ作品に比べてスラッシュ度が高く、当時Roadrunnerでブイブイ言わせてたSepulturaに続けたばかりに取り入れた要素が個人的には邪魔だったり… 上のバイオグラフィーに続く情報と致しましては、バンドは06年に2ndアルバム"Se Decide Justicia"を発表。ボーカルはDiego Valdez氏のまま、しかしスラッシュ度は抑えられ初期のパワーメタル期に近い楽曲を披露。リリース当時、メタルヘッドバンガー達からは絶賛されたらしいのですが、個人的にはヘヴィネスが過ぎると… なーんかクレイマーの如き文句ばっかタレておりますが汗 なーんか違うのよね… と。 そんな私に救いの手を差し伸べたのが今回ご紹介するDhakの編集盤 "Demos & Rarezas"でございます。今まで再発の機会のなかったDiego Valdez氏以前に在籍した2名のボーカリストによるデモ音源、そしてライヴを収録! 1-5曲目はDaniel Abruzezze氏がボーカルを取る録音時期不明の楽曲、6/7曲目は初代ボーカリスト・Carlos Cabral氏による録音(こちらも録音時期不明)、そして残りとなる8-11曲目はCarlos Cabral氏が再加入した際の89年のライヴテイクを収録。 ということは… 上にあげたバイオグラフィーにある"新ボーカルを迎えて録音に挑んだが、資金難から頓挫したデモテイク"ってのがDaniel Abruzezze氏参加の録音ってことなのか?? そんなDaniel Abruzezze氏、ミッドテンポな曲に高音Voで歌い上げるガッツ溢れる素晴らしい楽曲を残しておりますが、このボーカルがすごい!声が高過ぎていわゆる怪鳥音!!笑 耳がキンキンしそうなハイトーンボイスで我々を魅了します!楽曲に関しては技術的には全く申し分のない泣きまくり引きまくりなパワーメタルサウンド、80年代ということで録音状態は良くはないものの許容範囲。とにかくこの声を聴いて頂きたい、マジすげーぞ! そしてバンドが脱退後も再度ラブコールをしたCarlos Cabral氏のテイクですが… こりゃこの人に頼みたくなるわという素晴らしい歌唱力!ハイトーンボイスもバッチリ決め、男らしいそのボーカリゼーションに熱くなるぜ!最初に収録されているデモ音源(リマスタリングしてる癖に何故か左チャンネルに偏った謎ミックス)はスピード感溢れる楽曲で完全にノックアウト、素晴らしすぎる!そして音量が楽器隊よりボーカルが目立つライヴテイクも熱すぎ鳥肌立ちまくりングなハイテンション音源!Carlos Cabral氏が脱退せずにこの路線で突っ走ったDhak音源を聴いてみたかった! Carlos Cabral Rules!!!!!! っつっても楽器隊の演奏も涙腺刺激なクサクサ泣きメタルなので、全辺境メタルマニアは要チェックです!!!
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Graf Spee - Reincarnation (CD)
¥2,400
燃え盛るはてなマーク!ウルグアイの伝説的デタラメ スラッシュ/デスメタルバンド・Graf Speeの1stアルバムがまたもアルゼンチンのZzooouhh RecordsよりオフィシャルCD再発!ブックレットも必見! Zzooouhh RecordsのErikは兎にも角にもGraf Speeがお好きなのでしょう、カセット/LPに次ぎ今度はCD再発してくれました!本当にこの作品は凄まじすぎるので是非とも南米好きにはチェックしていただきたい作品です。ブックレットにはレコーディング風景などの写真も満載!商品画像3枚目の写真は私は初見だったのですが、とにかく真ん中のVoのツラが良すぎる!オフィシャルでこのツラT出してくれないかな… こっから先はカセット入荷時に私が書いた駄文です↓ 1989年にリリースされたオリジナルLPは超高騰、幻と言われていたGraf Speeの1stアルバムがカセットフォーマットでオフィシャル再発!何年か前にペルーのレーベルから再発されたブートのディスコグラフィーCDが80's 辺境メタルマニアの間で話題となり(実は私もこのカセットの入荷まで、持っていたCDはこのブートのみ。余談ですがこのレーベルの作るブートは作りは雑なもののNecrofago/Necrobutcher/Nuctemeronなど後にNWN!やF.O.A.D.からダイハード盤で再発された作品が多く中々のラインナップでした。その中で私のFavoriteはブラジル・Vulcanoの極悪雑音ライヴ盤!)、ブラジルのDies Iraeが2016年に再発するまではオフィシャルリリースが無く、その当時も『待望の再発!』と騒がれたものでした。私事ですが夏の寝苦しい夜に"明日の通勤はGraf Speeでも聴きながら行くかー"なんて思ってうっかりGoogleで検索をかけたところ、今年21年にZzooouhh Recordsがカセット再発したというページにヒットしちゃいまして、衝動的に入荷希望のメールを送信してしまったという流れでございます。 しかしこのバンドはホントに凄い!激テクかと言われるとそうでもないけど かと言って全く下手じゃない、メタル的なフレーズ満載なのですが何をやっているか/何をやりたいのか全くわからない。しかし作品全体に漲るのはガッツと男気、凄まじいパワーで作り上げた燃え盛る はてなマークといった感じでしょうか?Goat Semenも多用するファーーーーーーーッな裏声シャウトも頻繁に顔を出すのですが、素人目から見てもそこシャウトするとこじゃないぞ!って場面だったり、刻み方が独特でつんのめりがちな楽器隊がお送りする高速曲だったりと巨大なはてなを投げつけられながらも気持ちよく浸れるカオスな世界!兎にも角にもボーカルの俺が!俺が!な自己主張が素晴らしく、彼の個性が曲を破壊するコトに大いに貢献しております。ボーカルの何が良いかって、たぶん彼ってば肺活量に自信があるっぽくて一度のシャウトを限界まで伸ばすんですよね。ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!って感じに。それを何回も繰り返すので聴いてるこちらも アレまたやって!という気分にさせてしまう。ブラボー!!といっても楽曲自体もPower Violenceばりに曲展開の変換が多く、ちっちゃな組曲盛り合わせといわんばかりな詰め込みよう。このバンド、凶暴につき。どいつもこいつも基地外だ!インターネットがなかった時代にしか生まれ得ない80'sバンドの色々な勘違いが詰まった素晴らしい作品!Bizarre Leprous Productionから出ていたインドのGruesome Maladyを彷彿させるわけのわからなさ、よく言うとMortalized的なメタルの料理の仕方も感じさせます。デタラメタル最高峰、男気メタル混沌地獄で必聴です!!!!!
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Libation / Itnos - The Complete Discography 1991-1995 (CD)
¥2,400
from シンガポールアンダーグラウンド!92年結成のLibationとと、その後継バンドにあたるItnosの音源を全て網羅したスプリットディスコグラフィー!アルゼンチンはZzooouhh Recordsからの20年リリース! 超最高マニアック南米/東アジアアンダーグラウンドメタルを再発し続けるInfernal CurseのErikが運営するZzooouhh Records!再発したものが何故かF.O.A.D.から後出しリリースされるという、流石に何かしらの取り決めはあるのでしょうがなんか巨大レーベルの陰に隠れてしまっている感もあるこのレーベルですが、それがアンダーグラウンドメタルレーベルの醍醐味とも言えるのでしょうか?言えるでしょう!とにかく年に10タイトルくらいのペースで素晴らしい再発を続けているZzooouhh Recordsですが、今回ご紹介する作品はこのレーベルの根幹にある価値観を凝縮したような作品だと思います。なんてったってZzooouhh Recordsの前身であるBaphometal Records(もちろんGoatvulvaのデモタイトルから引用!)からも2010年にLP版が、そして20年には現レーベル名義でLP/CDの2フォーマットでの再発をおこなっているのですから! ご紹介するのはZzooouhh Recordsが得意とする90'sシンガポール産アンダーグラウンドデスメタルバンド・Libation / Itnosのディスコグラフィー盤です。ItnosはLibationを母体として結成された後継バンドで、いわばItnosの歴史を振り返りましょう的な構成になっております。 簡単に彼等の歴史をご説明しますと、90年にMetallica / S.O.D / Sarcofagoに影響を受け(って凄い並びだな!)まずはMumbkaというバンドを結成。その後、学業との両立が難しいと言う理由でドラムが脱退。Mumbkaは"Brutal Noise Metal"と評されていたようですが(デモがあるらしい、聴いてみて〜)、ドラム脱退を機にメンバーリクルートを経て91年6月にBlack Death Metalバンド・Libationとして転生。既にシンガポールのレジェンドであったAbhorer、そして説明不要なBlasphemyの影響を受けたバンドとしてリスタート。しかしこのバンドも4曲入りデモテープを発表するも、リクルートしたメンバーが抜けることで消滅。それを機に再度改名を行いItnosとして活動を始めたとのこと。 このMumbka〜Libation〜Itnosの流れにおいてリーダー的役割だった(また今作のBiographyを執筆している)Xxxul氏が、今なお現役のシンガポールアンダーグラウンドメタル代表であるImpietyのメンバーだったということに驚き!初期デモ "Ceremonial Necrochrist Redesecration"にも参加、そして彼等の初のヨーロッパツアーにも参加しているという猛者でありました。Libationではドラマーとして、Itnosではギタリストとしてクレジットされています。 Xxxul氏のBioによると、Itnos結成後はオランダのSuperior Creationsより二曲入り7ep "Christ Mary Bitch"を早速リリースするなどして絶好調。それから新たに2人のメンバーをリクルートし、Death ThrashなサウンドからDeath Metalに徐々に音楽スタイルを移行。初のデモテープを収録したLion Sudioはシンガポール国内だけではなく、アジア各国のジャズミュージシャンと共に仕事をしたことのあるスタジオということで、音質は更に向上。しかしその例にあげられたアジアミュージシャンの中にSho Jo Tai (Japan)という名前があるのですが、もしかして少女隊…?ワニブックスから少女隊共和国って児ポ法引っかかりそうなカセットブック出してた少女隊なのかちら… 持ってるけど… とにかく!その後もItnosはIron Maiden "Running Free" / Rainbow "Down to Earth"などを録音したエンジニア Gary Edwards氏にレコーディングを行ってもらうというなんかめちゃくちゃすげーコトも経験したよう。これもLion Studioが結んだ縁のようで… 恐るべし、Lion Studio!!!! さてさて、そんな今作に収録されている内容は以下の通り↓ 1-5 Libation - "Sanctimonious Offerings" Demo 1991 6-7 Itnos - "Hymenix Promomancy" Demo 1995 8-9 Itnos "Christ Mary Bitch" 7''EP 1994 10-12 Libation - Rehearsal Demo 1992 13 Itnos - "Infinite Visions of Hell" Compilation 1994 Itnosの収録音源は音質もよく、演奏も本当に素晴らしい。13曲目が先に書いたGary Edwards氏が関わった楽曲の様ですが、やはり匠の手のかかっただけあり圧倒的ブルータリティと彼等の卓越したセンスに脱帽するデスメタルサウンドを堪能できます。 しかし、我がレーベル的には、やはり、Libationなんだなー!! Impietyがシンガポール/マレーシアに知らしめたSarcofagoは当時シーンの隅々にまで届いていた様で、当時の現地メタルバンドの暴虐性といったらブラジルに負けず劣らずの過激さだったと思うのですが、LibationにはそのSarcofagoを輸入したImpietyのメンバーがいるのだから更に倍!ドン!てな話です。 92年のリハーサルデモにおいてもファストなデスラッシュを披露していてアッパレなのですが、特筆すべきは91年の"Sanctimonious Offerings"!!!コレがまたカビ生えた楽器で沼に浸かりながら弾いてます?ってな具合の腐りっぷりでもうサイコー!激Lowな弦楽器隊、そして走り過ぎないドカドカドラムに地の底から響いてくる様な低音デスボイス!!お世辞にも高音質とは言えない録音環境も相まって、地獄のようなデススラッシュサウンドを堪能できます!かと言って決して崩壊系ではないところもミソ、しかしながらこのRottenっぷりをここまで体現できているコトは本当に素晴らしいです。コレだからlate 80's - early 90'sのシンガポール/マレーシアシーンは外せないぜ〜。 東南アジアマニアクス、そして南米メタル狂にも自信を持ってお勧めできるアンダーグラウンドメタル作品です!!
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Zombie Ritual - Zombie Koiwa Party - Too Rotten To Live 『死霊のゾンビパーティー』 (CD)
¥2,200
東京の地下道より出没した4人組(4匹組)ゾンビ・スラッシュ・メタル・バンド、ZOMBIE RITUALによるライヴ・アルバム。2023年4月30日、小岩Bushbashにて開催した「Distro.day Vol14」にて発生した白昼の殺戮スラッシュ・ショーを盤面に収める事に成功。ゾンビ達が地上に出現し20年が経過し、長い年月に渡り数々の人間を食らい続けた集大成に相応しい、阿鼻叫喚のパフォーマンスを血の一滴も溢さずに収録。BLOODBATH RECORDSとCAPTURED RECORDSの共同リリース。 アルバムを手にした貴方の後ろにもゾンビーが迫る! 食い殺されたくなければこのCDを持ってレジへ急げ!! JERO (キャプチャードレコード) 〜BIOGRAPHY〜 2003年、「Tokyo Zombie Metal」をコンセプトに結成。酒とゾンビについて歌うデス/スラッシュメタルバンド。フルアルバムに「Night of the Zombie Party」(2004年)、「Dawn of the Zombie Slaughter」(2012年)がある。その他、EPやスプリット、ライブ盤など多数。2024年夏、3rdフルをリリース予定。 (レーベルインフォより) 23年4月30日、小岩 Bushbashがゾンビに占拠された!?楽器を持ったゾンビ4匹が奏でるスラッシュメタルによって、人間共が殲滅された模様を収めた実況録音盤!Captured Records / Bloodbath Recordsによる共同リリース! 03年に東京にて結成、それ以来20年強 コンスタントに活動を続けたゾンビ達による約8年ぶりのリリース音源の登場! ドイツの超強力グラインドコアレーベル・Power It Upや、日本の超こだわり限定へヴィメタルレーベル・Heavy Metal Superstarからのリリースもあるように、世界的にパンク/メタル両界隈からも厚い信頼のあるゾンビメタルバンドです。先に挙げたこの2レーベルからのリリースがあること自体、Zombie Ritualがもの凄いバンドであることはおわかりになると思いますが、私はゴアメタル旋風が巻き起こる中 Razorback Recordsからアルバムを出した日本人バンドであるというコトが最重要ポイントだと思います!Relapse RecordsからリリースされたExhumedの1stアルバム"Gore Metal"がアンダーグラウンドで大ヒットを飛ばし、それに伴いHaemorrhageの再評価、またGhoulやLord Goreといった後続ゴアメタルバンドのアルバムがRazorback Recordsから多数リリースされる中、そのラインナップにZombie Ritualが並んでいたという衝撃!世代ど真ん中で個人的に当時のゴアメタルブームに思い入れがあるという点、また厳密にはZombie Ritualがジャンルとしてはゴアメタルバンドではなくスラッシュメタルの再解釈であるという点も分かってはいるのですが汗、キャッチーなリフが特徴的なゴアメタル勢が多く占めるカタログの中にゾンビメイクをしてコール&レスポンスをする日本のバンドがいたというのはやはり物凄いことだったと思うんですよね。 そんなZombie Ritualも結成21年目、夏には3rd フルアルバムの発表を控えている中でのライヴアルバムが発売開始!昨年はDeadly Spawnの超強力なライヴ盤を共同リリースしたCaptured RecordsとBloodbath Recordsが再度タッグを組み、またDeadly Spawnのライヴ盤と同じく小岩 Bushbashでの録音!小岩-市川-船橋のトライアングルが生み出した超強力暗黒パワーの結晶の如き素晴らしい作品となっております!!! さてそんな気になるライヴCDの内容はというと1st / 2ndからの楽曲をバランスよく配置し、そしてその間に発表されたミニアルバムからの曲も含めた全13曲入り!もちろん曲名には全て"ZOMBIE"という単語が含まれております!笑 『ギターウルフとZombie Ritualはサビで合唱が出来る』とはよく言われたものですが、聴いているとライヴの臨場感がダイレクトに伝わってくる素晴らしい録音で、正に現場の熱気をも真空パックしたかのような激アツ作品! スラッシュメタルを基調としたキャッチーなリフの応酬、疾走感がありながら力強いツーバスドラム、そして強力なゾンビーボーカル&MC!!This is HEAVY METALなフレーズも飛び出し拳が上がる場面も多々ありますが、この盤を初めて聴いた時にはハードコアな印象すら感じました…! 改めてZombie Ritualはライヴバンドだというコトをこの作品で再確認、こんなカッケー曲をゾンビメイクでやってるだなんて絶対楽しいライヴに決まってますわな!!ベスト選曲とも言えるこのアルバムを聴いてから、みなさんZombie Ritualのライヴに向かいましょう!!
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DRUNK DRIVING - s/t (paper sleeve CD)
¥1,650
伝説的ジャンク・ノイズバンドであるMissing FoundationのフロントマンPeter Missing、Missing FoundationのオリジナルドラマーであるChris Egan、Sonic Youth,Pussy GaloreのBob Bertが結成し、Missing Foundation以前に活動、Missing Foundationの基盤となったバンド”DRUNK DRIVING” 、その”DRUNK DRIVING”が1983年に1本だけ残した幻のカセットテープを世界初再発、CD化 略歴 ピーター・ミッシングとクリス・イーガン、ボブ・バート等によりニュージャージー州ホーボーケンにて1980年結成。1981年よりニューヨークに活動拠点を移し、毎週ニューヨークでSWANSやSONIC YOUTH、HEART ATTACK等と共にライブを行いニューヨークアンダーグランドの一翼を担う。やがてボブ・バートはソニック・ユース・プッシーガロアでの活動に専念するため脱退したがピーターとクリスはメンバーを入れ替えDRUNK DRIVINGを継続、1983年にファースト・アルバムであり唯一の音源となる今作をニューヨークのダブウェイ・スタジオでレコーディングし自主でカセットリリースした。 その後間も無くピーター・ミッシングとクリス・イーガンはDRUNK DRIVINGを解散し、1984年にMissing Foundationを結成する事となる。 DRUNK DRIVINGの情報は極端に少なくアーティスト公式の写真はただ一枚しか現存せず、唯一の録音作品であるこのカセットも幻の商品としてコレクターの間で100$前後で取引されて来た。 コメント 1980年代初頭のNYのアンダーグラウンドシーンは狂っていた。 当時のNYシーンはごく小さなアンダーグラウンドがあり、スカム、パンク、ハードコアがごった煮になっていた。俺は当時CHOP SHOPというバンドに在籍していて、SCRATCH ACIDやBUTTHOLE SURFERS、SONIC YOUTH等とタイバンしていたんだ。 そこでDRUNK DRIVINGに出会ったんだ。 彼らはステージ上で非常に激しく、また非常に雑な演奏だったが本当に強烈だった。 Peter Missingは素晴らしいフロントマンだったよ。 ライブパフォーマンスを例えるなら、ハードコア、パンク、ブルースの融合でPUSSY GALOREにとても似ていた。音はとても騒々しいが演奏は集中していた。パンクシーンの一部でありながら外見はGlenn Brancaが居たRAT AT RAT RやHI SHERIFFS OF BLUEに近かった。 時にはほとんどNO WAVEに近い演奏もあった。観客との交流も多く、「不法占拠者パンク」の雰囲気だった。 しかし、アウトサイダー/エクスペリメンタル・ロックの枠組みの中では誰よりも攻撃的だった。 当時の音で最も近いのはSWANSとRAT AT RAT Rだろう。 まだどちらも当時は全く人気がなかったけどね。 DRUNK DRIVINGは真のアンダーグラウンドだった。そしてとてもアウトサイダーだった。 Joe Truck (The Black Scorpio Underground) 日本のクリエイティブなリスナー達へ。 私たちの音楽をサポートしてくれて特別に感謝しています。 私の最初のレコーディングをCDでリリース出来ることを大変嬉しく思います。 ノイズ、政治、そして音楽への愛を発信するHumanity RecordsとSLUG TAPESに注目してくれ。 Peter Missing (Missing Foundation) (レーベル・インフォより) Sonic Youth,Pussy Galoreに関係するメンバーが結成に関わり、狂乱ジャンクバンド・Missing Foundationの基盤となったDRUNK DRIVINGの唯一カセット作がCD化再発!リリースを担うはscum主宰のSLUG TAPES! *リリース元のSLUG TAPESのご好意で、ジャケットと同デザインのステッカー付き! オレのダチ公、scumが歴史的再発をやってのけました!あのMissing Foundationの基盤となったDRUNK DRIVINGの唯一作の再発!!!! コレもきっかけがscumが個人的にdiscogsで昨年$100超えでDRUNK DRIVINGのカセットを購入、その件をPeter Missingに伝えたらもっと音いいのあるでってコトでPeter Missing所有のカセットのデータをもらってから再発話がトントン拍子に… 現代のお伽噺ですな。それと同時に情熱を持って音源収集するコトが間違いではないということの裏付けにもなった良い話、みなさんコレからもガンガン音源収集に励みましょう! さていつもならこっから音源解説となるわけですが、私のようなにわか知識でPeter Missingという巨人に挑むのも恐れ多いと考えていたところ、SLUG TAPES ウェブショップ上でIncapacitants/宇宙エンジンの小堺氏が詳細な解説を打たれていて、コレがスルスルと頭の中に情景が映る文章で素晴らしい!! https://scumcum.thebase.in/items/84047836 他に何もいうことないっす! 私としましてはガレージ/ブルースを土台としてチンピラVoのストリート感丸出しな演奏だけでもサイコーなのに、そこに銃声などのサンプリング / ノイズが乗っかるその前衛性、40年前にこの手法を編み出す先見性に非常に驚きました。小堺氏の曲のスピードに関しての記述についてもナルホドと… 兎にも角にも!40年間 幻とされていたDRUNK DRIVINGの音源が2024年に日の目に当たるコトが奇跡!歴史を目撃せよ!!
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Cudoa - FURY (CD)
¥800
2019年10月、Cudoaは1stアルバム『Écorché』をLOST RIVERS PRODUCTからリリースし、順調にライブ活動を展開するが程なくしてコロナ禍に突入してしまいバンドも足踏み状態が続く。そんななか、2021年5月、Yukari (Vo)が突如脱退してしまい、バンドは振り出しに戻ることとなる。メン募サイトやSNSの書き込みを見て連絡してきた数人のボーカリストとスタジオでセッションをするがなかなか理想の人材を発掘できず時間だけが過ぎていった。 2022年4月、Nobuがベースからボーカルにパートチェンジする形でNobu (Vo)、Koji (G)、Motonori (Ds)というベースレスの3人編成とり、バンドは再び動き出すことに成功する。 2023年5月、このラインナップで体制を整えたCudoaは今作のレコーディングを開始。前作『Écorché 』から実に4年半振り、現体制では初の単独音源となる最新EP『FURY』を完成させる。ヴォーカリストがチェンジしたことによる前作からの変化に戸惑うリスナーも多いだろう。ヘヴィ&ノイジーなギターと個性的なドラミングによる静と動の対比は彼ら独自の絶妙なバランスの上に成り立っている。バイオレンスでカオスなのにどこかエモーショナルな全6曲、9分弱の中で何度も生まれ変わるような不思議な感覚と独創的な世界観を凝縮。形式よりも感覚や感情にこだわり、グラインドゾーンにいながらもそこに留まろうとしない意欲的な姿勢が感じられる作品に仕上がった。 (インフォより) 静岡のグラインドコアバンド・Cudoaが現編成にして初のシングル作品を発表!メタル/激情HCをも飲み込んだ『聴かせる』グラインドコア作品! 静岡のCudoaが久々のリリースということで当レーベルにも取り扱いのお声がけを頂きました、ありがとうございます! インフォにもあるように前作となる"Ecorche"から実に5年ぶりの単独作品。やはり特筆すべきはパートチェンジによりGt一本での音作り、そして女性Vo⇨男性Voにシフトしたということでしょう。ベース音がなくなったことによる音の厚みへの心配、また女性Voであるという一種の強みが失われたCudoaですが今作は如何に!? …それが蓋を開けると過去作を上回る素晴らしい内容の作品なのでした!!!ヤバい!!!! 前作ではBaを担当していたex.VULGAROYAL BLOODHILLのNobu氏の絶叫/グロウルは目まぐるしく展開する楽曲を縦横無尽に駆け巡り、屍や初期Swarrrmを彷彿させる特異なボーカルスタイルはCudoaという個性を底上げさせたように思います。そしてベースパートが抜けたことへの懸念、そこは20年以上 静岡シーンを支えてきたKoji氏の手腕でばっちりカバー!ザクザクと刻むメタリックなリフから叙情的な音色まで繰り出す多彩な感性には感動すら覚えます。もちろん今作でもMotonori氏の激速ブラストビートは健在!ビートダウンを挟みーの、ブラストパートに移り字余りな余韻を残さない曲の〆方に拳があがる…!23年の春から丁寧に作り上げた作品ということからも伝わるように、試行錯誤を重ねての結果と言える驚異的なシングル作品となっています! また5曲目に収録されている"時遊"という曲ではゲストのMichiaki Masubuchi(音秘)氏が作曲、そしてGtとしても参加しており、コレがまた初期envyを彷彿させる楽曲でGREAT!グラインドコアというジャンルの中に他ジャンルの要素も飲み込むCudoaというバンドだからこそ、ひとつの作品の中にこのような曲を入れても一作品のトータルな世界観を壊すことなく、『こういった面白いこともできるんだぜ』という余裕すら感じてしまいました。マジでサイコー! メンバー数の減少、パートチェンジを経ての作品ということで、私もこういう文章を書くにあたり"新生 Cudoa"なんて言葉を織り込みたくもなってしまうのですが、13年の結成から対バンや作品を聴かせてもらって思うのは、結成当初からブレずに活動を続けてきたバンドの進化という言葉の方がしっくりくるのではないかということです。約10年間の活動にの中で一番ベストな状態のCudoa!今後も益々ヤバくなっていくであろうCudoaというバンドの信念が伝わる素晴らしい作品です!!オススメ!
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Golem Of Gore - Tre Anni Di Terrore (digipack 2CD)
¥2,600
バンド名通りの『ゴアグラインドの怪物』、18年結成イタリアンゴアグラインドバンド・Golem of Goreの2枚組CD編集盤!全113曲収録 限定500部! 2010年代、ゴアグラインドバンドは世界中に雨後の筍のように生み出され、Regurgitate以降のOld Schoolな伝統芸バンドから、Agathoclesから影響を受けた温故知新なMince Goreバンド、3rd以降のLast Days of Humanityからの影響を受けたバカテク故にゴアノイズへと接近したバンドなどシーンを盛り上げてくれました。一時期のノイズグラインドムーブメントの様に皆多作なのも特徴で、カセットリリース主体に各国の地下レーベルからリリースが乱発されていた(いる)のも事実でしょう。 その中でもとりわけリリースが目につくバンドといえばアメリカのHaggus、First Days of Humanity、イタリアの焼きそば、そしてGolem of Goreあたりでしょうか。限定数もお世辞にも多いとは言えず、世界中から同時多発的にリリースが月刊誌の如く発表されるので、マニアの皆様におかれましてはコンプするのも大変だと思いますが、そんな方々に朗報!Golem of Goreの2枚組編集盤がリリースされましたよ! ってか当レーベルにおきましては以前イタリアの¡ZAS! AutoproduzioniからプロコピーCD-R2枚組、デジパック仕様のシングル編集盤を入荷したコトがあり、100部限定ということからアップ後すぐに売り切れてしまう即完ぶり。しかーし!今回は限定500部!そして以前のZAS版が73曲収録だったのに対して、今回のプレスCD版は113曲も入っていてパワーアップ! 以下収録内容です↓ CD 1: Tracks 01-15 from "Horrendous Summoning Of Gore-Demo" Tracks 16-27 from "Split w/Yakisoba" Tracks 28-40 from "Split w/Sebum Excess Production" Tracks 41-49 from "4way Split w/Human Pancake / Yakisoba / Serotonin Leakage" Tracks 50-57 from "Split w/Putrid Stu" Tracks 58-62 from "Split w/Decomposed Birth" CD 2: Tracks 01-03 from "Obsessive Murderous Manias" Tracks 04-09 from "Split w/First Days Of Humanity" Tracks 10-18 from "Split w/Haggus" Tracks 19-24 from "Split w/Pharmacist" Tracks 25-31 from "Split w/Gangrene Discharge" Tracks 32-40 from "Split w/Labia Majora" Tracks 41-46 from "4way Split w/Redundant Protoplasm / Gore / Pulmonary Fibrosis" Tracks 47-51 from "4way Split w/Mulk / Nyctophagia / DJ Balli" 22年リリースの編集盤となりますが、ほぼほぼシングルリリースを網羅した形となります。前回のCD-R盤を買っていただいた方が浮かばれない仕様… と嘆くことはない!CD-R版に入っていて今回のCD版には収録されていないLymphatic Sexual Orgy Recordsからの19年作 "Biomedical Stench Putrefaction 9 Ways"がある!見せびらかしましょう! 逆を言えば今作と当レーベルでも扱いのあったBio〜 CDを持っていればGolem of Goreの22年初頭までのリリースはほぼ聴けるということになります。 さてさて、そんなフルボリュームな今作ですがまずはジャケットがイタリアジャッロ映画を彷彿させるというのが一番の特徴じゃないでしょうか。グロジャケオリンピックとなってしまった昨今のゴアグラインドシーンにおいて、逆に目を引く秀逸なデザイン!そしてイントロSEも様々なホラー/ジャッロからの引用だということも大変興味深く、海外でも大人気な村上龍 原作 三池崇史 監督『オーディション』のソースも使われていますね。MorticianのSEイントロドンの如き楽しめる113曲となっています。 しかしこのイタリアのゴアグラインドデュオ、おっと最近になっていつの間にかトリオになったみたいですが、ゴアグラインドという枠組みの中で様々なアプローチをしているのが特徴。多くは直線的なブラストビートを主としたスピードフリーク熱狂な激速ソングなのですが、作品によってはハーシュノイズをミックスしたモノ、LDOH的な楽曲、そしてジャーマンゴアをすっ飛ばしたドゥーミィなゴボゴボソングなんかもあり2枚組という長さを感じさせないバラエティー豊かな内容となっています。正直 個人的にはゴアグラインド職人といった感じでもう少し個性も欲しいところですが、その卓越したテクニックと楽曲センスでそういう部分もカバー出来ているのかなと感じます。偉そうなこと言いましたが相当カッコいいすよ! 単純にカッコいいスピード感溢れるゴボゴボソングが113曲入ってるだけでも買いの作品じゃ!!GREAT!!
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沈む鉛 - 堕落のすすめ (CD)
¥1,500
*こちらCD版です! *お買い上げのお客様には沈む鉛 特製エンピツ(写真2枚目)をプレゼント!! あなたの暮らしを重くする 2ピース・ギターレス・ドゥーム・デュオ「沈む鉛」の1stアルバムが完成。重くて遅い音楽を根底に古き良き土着的根の暗い陰湿な歌を唄う。時代錯誤?周回遅れ?いいやこれこそがドゥームだといいながら今日も誰かに嫌われる。違和感も抱かず、ただ従順に生きていくことが果たして本当に正しいのか。これは、性懲りも無く相も変わらず圧倒的な正義がはびこる閉鎖的管理社会の下に、ただ与えられた価値観でしか判断しない・できない思考停止のムラに住む多くの住人に対しての警鐘であり嘲笑であり、そしてまた毎日に搾取され身動きの取れないただ摩滅してく日常に対する諦念である。たとえ堕ちきることができないとわかっていても、やはり人間は堕落の道を堕ちていくしかないのである。全8曲収録。 (CD発売時インフォより) Drum'n'Bass ドゥームロックバンド・沈む鉛による19年発表の1stアルバム!重くグルーヴィーなサウンドにネットリと詩が絡みつく堕落増進日本語ロック! 沈む鉛、おそらく東京のライヴハウスシーンの中で一 二を争う『変なバンド』なのではないかと思います(褒) 復活した中学生棺桶にも正規メンバーとして名を連ねる、外山鉛氏が東京で結成した日本語ドゥームロックバンド。サウンドのみを聴いていると90年代以降Sabbath影響下の海外ドゥーム/スラッジバンド、個人的にはBongzillaや編成的にもOMなんかを思い出したのですが、ここに日本語詩が絡むと何か全く違う得体の知れない何かに変わってしまうから不思議!ロックの方法論は先人たちの手によってやり尽くされてしまったというような評論はよく耳にしますが、それならば と『混ぜるな危険』な足し算をしたコトで、海の物とも山の物とも知れない奇妙な"何か"になり得た好例がこの沈む鉛になるかと思います。 今作のジャケ絵を担当する コタ魔魔子氏擁するマグダラ呪念、そして外山氏の参加する中学生棺桶とも共鳴する部分がありながらも、一括りにするには多少の違和感を感じる。また純文学や寺山修司などの70年代アングラムーブメントからの影響からみて、筋肉少女帯や人間椅子なんかとの親和性もあるように見えるんだけどそれも違う。そして国内スラッジシーンへの貢献はあれど、沈む鉛が参加する企画ライヴのフライヤーを見ても異物混入感は否めない。何処か浮いているのです(褒) 突出した個性/才能は時に疎外感を孕む。しかしそれを言い換えれば生まれついての『孤高性』とも呼び変えることが出来るわけで、私は唯一無二のこのサウンドをもって沈む鉛が手の届かないところまで行くのを見てみたいと心の底から思うのです。 ギターレスという点を全く感じさせない音の厚み、気怠いボーカルに反比例するかのようなグルーヴ感、そしてほのかに感じられる90年代ビジュアル系からの影響も良いアクセントとなっていて、もはや日本を飛び出して世界に羽ばたくのではと思える完成度!今回の中国はGoatowarexからのアナログ盤発売と、今後のバンドの発展を見据えた円満なメンバーチェンジを踏まえてガツンと勝負して欲しいですな! アナログ盤発売というタイミングがあったものの、今更な入荷になってしまいましたが『ロック』という大きな括りから見ても非常に優れた作品だと思います。気怠い木曜日のPM 11:00に聴くサウンドトラックとしてどうぞ!
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V.A. - NOIZE COMP-plaint Vol.1 (procopy CD-R)
¥2,300
US スラッジコア・FistulaのギタリストであるBahb Branca氏が立ち上げたBlackmold Records!そのレーベル初のオムニバスはスラッジコアからバカノイズまで収録した激重音楽の祭典!マスト!! USスラッジコア/HNWカルト・Slothが昨年Fistulaとの2作目となるスプリットをリリース、ど渋いリリースやで!と飛びついたレーベルはFistulaのメンバーによる運営でした。残念ながらSlothとのスプリットは既に品切れだったのですが、他リリースは主宰のBahb Branca氏が関係する激遅/激重バンドばかりでサイコーなラインナップ!中でも目についたのがこちら、レーベルとしては初のオムニバス作品となる"NOIZE COMP-plaint Vol.1"です。 まずは収録バンドから↓ Fistula Black Mayonnaise Abraded Digressed Mind Noise Evangelism Inc. MDFL Black Nurse The Cold Seeps Francesco Terrini Abreaction Squelch Chamber Et Mors Insect Corpse PBAPES x Hellghillies x INFJ Pile Of Eggs どうだい?誰もわかんないだろ? 私も全然チェックしてないバンドばかりだったのですが、オハイオのレーベルということでここ最近活動を始めた地元のバンドを多く取り集めたオムニバスのようです。でもオハイオ!Penis GeyserもHemdaleもPizza Hi-Fiveもみんなオハイオだぞ!! オハイオが良質なバンドの産地というのもこのオムニバスが気になったひとつの理由ですが、参加バンドをよく見てください!Black MayonnaiseとPile of Eggsの名が…!!!!前者はMike Dunkan氏、そして後者はSteveggs氏によるプロジェクトですが、両バンドとも90年代前半のノイズグラインドシーンを賑わせたEgg Scab Radio / Stupidity Records関連のバンド!てかMinch周辺!てかSteve Eggs氏がMinch!曲名以外はレコーディング日程など詳細なデータがない少し残念なオムニバスではありますが、恐らく新曲か未発表曲であろうと楽曲が入った作品を当レーベルとしては見逃すわけにはいきません。ガッツリ入荷致しました! では収録バンド順に一言ずつ ・Fistula USスラッジコアは今やFistulaのためにある屋号、今作でもズルズルと引きずるような燻し銀スラッジコアを披露! ・Black Mayonnaise GODFLESHを下敷きにしたであろう鈍足インダストリアルロックとゴア声を90年代に披露していたバンドの恐らく最新楽曲!以前から宇宙や月をテーマにしたジャケットの作品も多かったこのバンド、今回は宇宙に漂うかのような浮遊感漂うアブストラクなトインダストリアル楽曲!ヤバ!PCのみで製作されたと思われる現在のBlack Mayonnaiseはちゃんとアップデートされてますぞ!新作期待!! ・Abraded オハイオのデスメタルバンド、Hemdaleのメンバーも参加しているキャッチーさも持ち合わせたOSDM!血を這うような声とノリノリな曲展開が良いですな! ・Digressed Mind イリノイ州のノイズ/インプロユニット、Bandcamp上ではたくさんの作品を発表していますがフィジカル作品としては今作が初の模様。しかししかしコレは無視できん!叩きまくるインプロドラムの後ろに流れるダーティーなノイズに、押しつぶされたようなロボ声が載る愉快な楽曲。纏めて聴いてみたいすなー ・Noise Evangelism, Inc エヴァンゲリズムですよ、奥さん!00年代初頭から様々なユニット名で活動するMichael Pilmerなる人物のコラージュユニット、ピコピコさせながらドアが閉まる時のミシミシ音をそこに載せるなどするバカ楽曲! ・MDFL オハイオはクリーブランドのグラインドコアデュオ、先に挙げたAbradedのメンバーによるユニットで今までもPower Violenceバンド・Water Tortureや筋肉ゴアグラインド・Lunkなんかともスプリットを出していました。ただこの曲はグラインドか?笑 単調で短めのHCソングを一曲収録、ふざけてますな!(褒) ・Black Nurse スローに展開するギターレスブラックドゥームな楽曲を覆うモジュラー電子音、チープな音質であることもこのバンドのカルト感をより引き立たせます。めちゃくちゃ良いというわけではないけどなんか気になるこのバンド、インターネットに情報無し!ただ良い名前! ・The Cold Seeps Robot DicksやBAT SACRIFICEなる名前で活動していたGriffなる人物によるユニット、見つけたアー写がバカだったのでTurd Rock的な何かと思っていたらコレがまたブリッブリなストーナーロックでビックリ!Melvins好きなら絶対気にいるのではないかと?てかVoな感じがめちゃMelvins笑 結構作品出してるみたいで凄く気になるなー ・Francesco Terrini アメリカ勢が続きましたがこのユニットはフィリピンから!ただよく言えばHNW、悪く言えば単著なノイズといった感じであまりピンとこなかった… あと言わせてもらいますけどね!コンピに1組だけ10分越えの楽曲をいれないこと!みんなの場所だよ?わかった⁇ ・Abreaction 続きましてはオハイオはのワンマンデスグラインドバンド、こちらもAbraded/MDFLのメンバーでございます笑 ドラムマシーンなのを隠す気がないその潔さはスピード感溢れてるってこと!リフもカッコいいし、千葉は市川のPatisserieがお好きな人はグッとくるのでは??20年に出た1st デモ聴いてみたいな〜 あ!今Discogs見て気づいたけど私ってばUSツアーの時にこの人の家泊まったことある!お父さんが筋トレマニアの人だ!! ・Squelch Chamber ペンシルバニアのドゥーミィなノイズロックバンドといえばいいのでしょうか?today is the dayが激遅曲を演奏して、ノイズなフィルターを通した感じでコレはなかなかイカす!ちょっと見てみたらSlothと20枚限定の7epなんぞ出してますな、さすが!! ・Et Mors 葬式要素も含まれるワシントンのドゥームデスデュオ、このコンピのメンツの中でいうと少し上品な感じでしょうか?ボーカル氏は野太いデス声で進行していきますが、クリーンボイスで歌い上げる場面も。良い意味でこのコンピのアクセントになっているかと思います! ・Insect Corpse Fisturaの元メンバーであるScott Stearns氏によるドゥームデスユニット。ギターに埋もれたボーカルと単調なドラム、確信犯的なスカムバンドですね!Turd Rockバンドがドゥームメタルを演奏したら…?というような感じで私はアリです! ・PBAPES x Hellghillies x INFJ ドゥーム系3バンドが続きましたが、電脳打ち込み系バカハーコーの登場!どうも三者によるコラボのようですがPBAPESはAbraded/MDFL/Abreactionの彼のようです笑 HellghilliesもBullshit Marketとスプリット出してるからオハイオかな?アゲーな打ち込みに喘ぎ声SEを挟んだりなIQ0ミュージックが心地よい、無心でバカに浸れる好トラックです! ・Pile of Eggs さて、このコンピの大トリを飾るはMinchの首謀者・Steveggs率いるPile of Eggs!ここ10年くらいはZitsquatchでの活動くらいしか確認できてなかったSteveggsですが、Pile of Eggsとしての楽曲発表は何年振りとなるのでしょうか?数人でのお喋りをリバーブ深めに録音した非音楽ですが、そのエフェクトの効果なのか少し物悲しさすら溢れる楽曲!ほぼ演奏してない!!笑 サイコー!!Pile of Eggsとしてなんかまとまった音源出して欲しいぜー!! ということで矢継ぎ早に紹介させてもらいましたこのコンピ、単純にもうホントサイコー!レーベルカラーを活かしたスラッジ/ドゥームバンドに加えて他ジャンルバンドが良い味付けになっている素晴らしいコンピだと思います!コレはなるべくいつでも買えるように補充したい作品だなー、第二弾も期待!大推薦!!!!
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Blasfematorio - Before The Alters Of Death (CD)
¥2,300
SOLD OUT
Hard wall of satanic Black/Noise from El Salvador from Demonomancer mastermind (RIP). Includes both demos (remastered) and 1 new track. Cover art by Timo Ketola. エルサルバドルのDemonomancerメンバー(R.I.P.)によるサタニックブラックノイズウォール。リマスターを施された2本のデモテープに新曲を一曲追加しての発売、カバーアートはTimo Ketolaの手による物。 (レーベルインフォより・超意訳) エルサルバドル発、DemonomancerのJulio Ardón氏(R.I.P.)による別バンド・Blasfematorioのデモ編集盤リリース!黒く澱んだ川の中で悪魔が溺れたかの如き憎悪丸出し垂れ流しサタニックノイズ!イタリアのNuclear Abominationsからのリリース! コレを書いているのは21年2月17日、先日デス/ブラックメタル界のレジェンド GoatpenisのSabbaoth氏の訃報が飛び込んできてショックを受けました。NWN!から新作を発表したばかり、また前作よりNWN!と契約を交わしたことでより世界的な認知を得るだろうと期待していたこともあり本当に残念… 心よりご冥福をお祈りします。こういった訃報はほとんどがFacebook上の情報をTwitterを介して私は知ることが多いのですか、19年12月も流れてきた訃報にショックを受けたことを覚えています。Demonomancer首謀者・Lord Of Satanic NecrophiliaことJulio Ardón氏が水難事故で亡くなられたと… Black PutrefactionやSexmordのRayが送ってくれたテープを聴き、氏の運営するBestial Desecration(Necrobutcherの編集盤カセット再発や、コスタリカのDeifagoのカセットリリースなどを手掛けていた)の見事な雑音暗黒音源ラインナップに心躍らされていた身としては大変なショックで、エルサルバドルというニッチな土地環境で、かなり小さいシーンですがノイズ/ブラックメタルの第一線をひた走っていた彼の功績を考えるとそりゃもう滅入りましたね… いきなり暗い話題での導入でしたが汗、このBlasfematorioかなりヤバいです!Julio氏は近年はDemonomancerとしての活動を中心にリリースを重ねていましたが、その他にも崩壊系デスコアバンド Grave Throneやノイズプロジェクト Pubic Arson、冒涜系ポルノエレクトロノイズ Nuclear Prisonerと言った名義でも音楽制作を行っていました。その数あるユニットの中でも一番邪悪なリフが河のように押し寄せてくる a.k.a 垂れ流し感のあるユニットがこのBlasfematorioではないでしょうか? 今作の収録内容は以下の通り↓ Tracks 1 to 4 are from Consumada la Profanación Tracks 5.1 to 5.3 are from Liturgies Of Blasphemy Track 6 is a bonus track. Julio氏自ら運営していたBestial Descration Recordsからリリースされた2本のデモに、最終レコーディングとなってしまった一曲をボーナストラックとして追加、今作の為にリマスタリングを行いBlasfematorioの残した全曲が収録されております。リマスター済みと言えどもちろん汚ねぇドス黒汚泥ノイズが前述の通り洪水の様に迫る中、その中で溺れる悪魔の断末魔のようなボーカルが呪詛を唱え続けるという恐ろしい内容!ぶっちゃけ曲自体は単調ですが、ワンリフで突っ走る中そのミニマルな楽曲がトランス感を触発する長尺ノイズグラインドを聴いている感じがとても気持ちいいです。ドスの効いたディレイボーカルもイカす!過激音楽辺境の地、エルサルバドルでブラックメタルに人生を捧げた偉人の集大成、しかとご確認よろしくお願いします!
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エルサルバドルのワンマンベスチャルノイズメタル・BlasfematorioのオフィシャルTシャツ!! ボディ:Fruits of the loom