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aBiSyEikAh⊆ - Desecration Symphony (cass)
¥800
*こちらの商品は送料無料でお送り致します! 元・猟奇趣味的激烈音楽集団であり現・極上音楽のaBiSyEikAh⊆は、主にエフェクター、シンセサイザー、ギター、コンピューター、声、物音、等を使い支離滅裂かつジャンル特定不能な唯一無二絶対的な音楽を目指して作ってきた。 本作は、レーベルのカラーに合わせて作られたaBiSyEikAh⊆流プログレッシブ・グラインドコアである。また本作は野蛮さを追求して敢えて緻密に作りあげずラフにやる事にした。不逞の輩の如く振る舞いラフな音にタフな魂が宿る事を信じて…。 本作はグラインドコアというジャンルからは、少し外れた部分もあるかもしれない。しかし、一口にグラインドコアといっても十人十色のグラインドコアがあっていいと思うし、本来音楽はそうあるべきだと思う。 ジャンルの枠からはみ出た部分に作者の個性が滲み出るのだ。はみ出る事を恐るな!何故ならそれが更にリスナーの脳内を攪拌させることになり、結果的に泡銭を稼ぐ輩に対して、 お前らの人生より俺の人生の方が100倍面白いというメッセージを伝える事にもなるのだから。 (以上、aBiSyEikAh⊆からの声明) 極上音楽作家・aBiSyEikAh⊆ (発音:アビシェイカー)による初の『グラインドコア』作品を死体カセットよりリリース!ジャケットデザインはFrozenPanty、限定66本/ナンバリング入り! 結成当初はAbisyeikah = アビシェイカーとして猟奇趣味的激烈音楽集団を標榜する二人組ユニットだったが、2013年からはKatsumasa Motoki氏によるソロユニットとして活動。また近年バンド表記をaBiSyEikAh⊆と改め、現在も日々極上音楽を作成するトリコ仕掛けの明け暮れである。そんなaBiSyEikAh⊆と死体カセットが邂逅、限定カセットのリリースを打診したところ、彼から送られてきたのはグラインドコア作品だった。最初に断っておくが、このカセットテープが含有するサウンドに所謂一般的なグラインドコア要素を見つけることは難しいかもしれない。しかし"犬"と書かれた札を首から下げた猫は犬でもある、外見は猫かもしれないが間違いなく犬でもあるのだ。その猫から犬をあなたが感じ取るように、このカセットからもグラインドコアを汲み取って頂きたい。そして今作をグラインドコアとして消費し、脳内のグラインドコアwikiに『aBiSyEikAh⊆はグラインドコアでもある』と編集を加え、新しいグラインドコアの観念を家族や親しい友人に啓蒙する責務が生じたことを認識して欲しい。真理は必ず何処かにある。私達が探し求めるワンピースはaBiSyEikAh⊆の言うグラインドコアのような物なのかもしれない。
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肉奴隷 / FENIAN - split (cass)
¥1,200
弊レーベルSLUG TAPESより新作がリリース! 記念すべきレーベルの10作目は、日本が誇るノイズグラインドコアバンド"肉奴隷"と、アメリカはロスアンゼルスよりOXEN Recordsを運営するMatt PurseによるUnsustainable Social Conditionとは別名義となるハーシュノイズソロユニット"FENIAN"のスプリットになります! まずA面を飾る肉奴隷はタイトルが"HEVEN"と"HELL"を掛け合わせた造語になり、ひたすらフィードバックするマイクとディレイが掛かった岡田氏のノイズボーカルが混在した地獄(聴く人によっては涅槃に到達するかも)のような15分が繰り広げられます! とにかく岡田氏のボーカルがカッコ良い!! これは肉奴隷信者を裏切らないマストバイなトラックであります! B面を飾るのは"FENIAN"、果たしてUnsustainable Social Conditionとは何が違うのだろうと思ったけどトラックを聴いて納得。。。 ウォールオブハーシュの中に細かいパンが振られてあったり、細かいエフェクト操作が組み込まれていてUnsustainable Social Conditionの突っ切ったノイズよりも非常に内省的な、しかし時に爆発的なハーシュノイズであったりとMatt Purseというノイズフリーク(OXEN Recordsのカタログを見れば納得の一言)の人柄が見え隠れする素晴らしいトラックが2曲収録されています。 今回は宅録ではなくプロコピーで100本限定の販売となります! 最後に素晴らしいアートワークを手掛けてくれたウッチー aka FrozenPanty氏に感謝の言葉を述べてこの文章を締め括りたいと思います。 海外からのオーダーも予想以上に来ているので、ゲット出来る方は今のうちに! ※今回はアーティストの意向によりBandcampでのダウンロード販売は致しません。何卒ご了承下さい。 (レーベルインフォより) scum主宰 SLUG TAPESからのリリース!ご存じ肉奴隷、このテイクでは岡田氏単体によるデスパワエレ音源を収録。お相手は米ハーシュノイズ・Unsustainable Social Conditionの別ユニット、FENIANのこちらも凶悪ノイズ!アートワークはFrozenPantyです *とっくに入荷していたのですがなんやかんやとここまで引っ張ってしまいました… 関係各位申し訳ないです… さて、先のレーベルインフォにある通り、scum主宰のSLUG TAPESがお送りする記念すべきリリース10作目はノイズグラインド日本代表・肉奴隷とアメリカの良質ハーシュノイズレーベルの首領、そしてダイハードな肉奴隷ファンとしても知られるMatt Purse氏のハーシュノイズユニット FENIANによるスプリットカセットです!今や世界各国からリリースオファーで引っ張りだこのscum(何故か極悪なレーベルからのオファーが多い笑)にとっても、シーンの中で最も親交が深い両者をレーベル10作目にぶつけるというナイスリリースでございます。アートワークはレーベルオーナーよりご指名を受けまして不肖わたくし、FrozenPantyが担当させてもらいました。こういう時に声をかけてもらえるのは嬉しいっすね〜、ありがとうございました! 先ずは肉奴隷、マイクから発せられる高音ヒスノイズに鼓膜を痛めつけられながら聴き進めていくと、そこからは岡田氏のターン!エフェクトで極悪に歪んだデスボイスによるキョーレツなアジテーションの嵐!嵐!嵐!近年では大作志向な作品が多い肉奴隷ですが、この15分の作品は極めてシンプルながらも、岡田氏の数多い手数の中から最も得意とするテクニックを使って制作した非常にわかりやすい『肉奴隷』音源と言えるでしょう。またドラムレスなノイズ作品とはなりますが、根底から響いてくるのは岡田氏のグラインド魂!氏の敬愛する7 minutes of nauseaの音楽スタイルを発展させたモノのようにも感じられます。GREAT!! さてお次はFENIAN!レーベルインフォと被りますが、Matt氏の本ユニットであるUnsustainable Social Conditionとどの様に差別化を図るかというところが私も気になっていました。しかし聴いてみて納得、なるほどこう来ますか!のっけから重厚感のあるハーシュに圧倒されますが、ベースは分厚いハーシュの壁なれど曲が進行するに連れ細かな表情の変化が見られ決して飽きさせません。またこのユニットの特徴としてはスピード感、先述の通り細かにエフェクトをかけることで曲自体に速度が備わり、終始 粗野で野蛮で下劣(褒)なハーシュノイズがテンション下がることなく鳴り響きます。Matt、さすがっすー!USC楽曲の中に"Ritual Okada"というタイトルのモノもあり、彼の自宅には肉奴隷 "Chain of Evil Dead"のデカデカとしたポスターを飾っているMattにとっても記念碑的な作品になったのではないでしょうか。OXENから肉奴隷作品出してくんないかなぁ〜?笑 つーかコレ、内容いいんでVinylで再発してくれませんかscumさん?笑 オススメです!!
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Agathocles / Speculum - split (CD)
¥1,350
イカれたレーベル・Ratgirl Recordsの新作はMincecore Legend・AgathoclesとUS Shitty Power Electronics Scum・SpeculumのスプリットCD!とにかく両者、色んな意味ですごいです…! まずはベルギーのMincecore大魔王・Agathocles!!こ、コレは…!!カッコいい〜!!!モノに記載されている情報は97年11月に4トラカセットレコーダーで録られたというインフォのみですが、97年と言えば名盤 "Humarrogance"や酷すぎるジャケットでお馴染みの"Thanks For Your Hostility"のリリース年でありAgxの脂が最も乗っていた時期と言えるのではないでしょうか。恐らくメンバーは特別にゲストを入れていない限り不動のベース・Jan AG、ドラムにBurt、そしてギター Mattyの3人によるモノであると思われます。インフォが少なすぎて『恐らく』という言葉を多用させてもらいますが汗、97年11月と言っても今作には2度のセッションを収録しているのかと… 恐らく汗 まぁなんにせよAgxの黄金期と呼べる時代のレコーディングです、悪いはずがございません!完全に九州ノイズコアLIKEなセミギターがヤバい!その裏をブンブンとベースが唸りまくり、キャッチーなドラム展開も素晴らしい。4トラ録音ですがマスタリングによって分厚い音に肉付けされており、特に音の悪さなどは感じられません。ぶっちゃけた話、Agathoclesがカッコ悪かったコトなんてありませんからね。Agxマニアはとにかくポチってください! さて、問題はお次に収録されているSpeclumです。02年にBrian Stuhr氏が指導したプロジェクトで、今までに幾名ものサポートメンバーによってノイズ / グラインドコア / デスメタル / HCパンクなどなど、その出音を変えながらも活動してきたそうです。しかしルーツに立ち返るとし、Brian Stuhr氏のワンマンバンドとして20年前後から再始動。現在は氏の運営するBirdeater Entertainmentというレーベルから夥しい数のデモテープを乱発中!今回Ratgirlのトレードリストに今作があったものですから、知らないバンドだけどAgathocles相手なら〜なんてトレードしてみたのですけれど、アタシこのバンドの7ep持ってました汗 05年にApocalyptic Visionsなるレーベルからリリースされた今は亡きUS ノイズグラインドレジェンド・Gorgonized Dorksとのスプリット7epがそれで、その他にも同レーベルから単独7epを発表しています。しかしその他の作品はソロバンドに完全移行してからは発表していないようで、活動20年以上とは言いつつも最近になってバンドマンのセカンドキャリア大爆発おじさんと考えた方が良さそうです(失礼) しかし… なんじゃーこりゃー!!安心安全のAgathoclesのゴリッゴリサウンドで肩を揺らした直後、聴こえてくるのはどチープなノイズ音。漂流4日目の船が海の真ん中で何度もチューニングしてやっと届いたラジオ音、といった感じの頼りないノイズ。そこにフガフガ何をいっているかわからない、また決して元気ではないアジテーションが…!!レーベルのインフォには"グラインドコアの要素を併せ持つPower Electronics作品"という形で紹介されていますが、確かに古き良きScum Grind / Shitcoreな感触を残したノイズ作品でありつつも、見てはいけない / 聴いてはいけないモノに触れてしまった感アリ!ただクセになるなぁ〜。鼓膜をつんざく どハーシュなノイズ作品をお求めの方には決してオススメ致しませんが、個人的にはPile of EggsやBlack Mayonnaiseといった Stupidity Records周辺のノイズグラインドバンドの持つユーモアに反応するとにかく『変な音楽』好きにはプッシュしたい作品!experimental好きな方、10人に1人は反応するかも?笑 説明するのがとても難しいんですが、簡単に私の聴いた感想をまとめると『クソ。ただめっちゃクセになる』、以上です!
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Hypertrophy - Sarcoplasmic/Myofibrillar (digi CD)
¥2,750
自身のソロデジタルグラインドコア・Dataclastを経て、Bastard Noiseにも一時期籍を置いていたAnthony Saunders氏による筋トレハーシュノイズ!ダンベル上げてアンプを鳴らせ!!ステッカー/缶バッヂ付き! 彼の昔、スペインの二人組グラインドコア(諸説あり)・Pantalones Abajo Marineroにうっかりハマってしまい、所属レーベルであるDiscos Al Pacinoのリリースを買い漁っていました。まだ名盤 "Gore Metal"リリース前のExhumedや、知られざる上質USグラインドコアデュオ・id.などとにかくチョイスが絶妙な7インチのリリースが多い素晴らしいレーベルですが、その作品群の中でも一番驚いたのはアメリカはニュージャージーのデジタルグラインドコアアクト・Dataclastでした。ドラムから何まで出音はプログラミング、ライヴではボーカルがそのオケをバックに髪を振り乱しながら叫び散らすというスタイルで、Brakecoreというジャンルを知る前(というかその頃はBrakecore黎明期と言えるかも?)いわゆるテクノ由来の音を使ってここまで激しい音が出せるのかと一気にのめり込んだコトを覚えています。曲順表記も二進法だし笑 最も手に入りやすいのはRelapseから出たマシングラインドV.A. "Drum Machinegun"、またUSカルトノイズアクト EarwigsとのスプリットCDもたまに捨て値で落ちています。もし気になるならば! さて、何故 急にDataclastの話から入ったかというと、バンドの首謀者であったAnthony Saunders氏が新たにソロユニットを始め(てい)たから!! 昨年アメリカで20組近くのノイズアクトを集めたSlit Throat主催のフェス "F.L.A.W."に出演していたコトで、私もその存在を知ったのですが、Anthony氏ってばDataclastの後にBastard Noiseに加入していたのですね、知らなかった!何も知らねー!! そんな氏の新ユニットHypertrophy (訳:肥大)ですが、なんとダンベルを持ち上げながら奏でるハーシュノイズユニット!!!!!やばい!!バカ過ぎる!!商品画像2枚目を見ていただければどんな感じなのかお分かりいただけるかと思いますが、ヒジョーに興味深い… つーことで居ても立っても居られなくなり、本人からもインスタリクエストが来ていたコトもあり単独CDを入れてみました。いや入れさせてもらいました!! 今回入荷したCDは21年に自主リリースしたカセットに19年のライヴテイクを追加収録したモノ、初CD音源にして初期作編集盤と言える作品です。デジパック仕様、開けてみるとバイオグラフィーがあったんで読んでみると、バイオグラフィーじゃなくって『筋トレは続けていくことが重要だ』と書かれた筋トレ指南でした笑 続けていけば肩の痛みも無くなり、自分の体重と同じウェイトをあげられるようになるそうです! インスタで他写真を見てみるとthe Ritaのシャツなんかも着ているAnthony氏ですが、HNWの影響も受けつつメタルジャンクの代わりにダンベルを使っている模様。ダンベルを上げる際の息遣いも作品に落とし込み、作品の筋肉味を上げております。10分超えの長尺曲が2曲続き、3曲目は筋トレ後のクールダウンが必要ということで笑 非ノイズ曲でリラックス出来る仕様。バカ!最後のボートラ、19年のライヴはエア録り音源。ラインから録った音がよかったなぁ〜 Hypertrophyは身体のコンディションによってライヴの出来も変わるのだとは思いますが、まずはAnthony氏の筋肉が"肥大"することでその質も変わっていくかと思います。めちゃくちゃ速いカットアップになる可能性も… 今後の活動が楽しみですなぁ〜。卸値の都合で結構高くなってしまいましたが汗、筋肉好きな方チェックよろしくお願いします!
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Yana - Fou (CD)
¥2,400
新進気鋭のノイジシャン・Amek-Maj擁するフィンランドのハーシュノイズデュオ・Yana!単独CDとしては2作目となる22年リリース!ドイツのAussaatから! ノイズ名門 Freak Animalのリリースを見ていると"Amek-Maj"なるアーティストをよく出しているなーとは思っていましたが、SatatuhattaやNarcolepsiaといった10年代以降のヨーロッパの新興レーベルのカタログでもその名を見ることが多くなってきました。2020年頃から作品の発表を始め、今やFreak Animalから寵愛を受けているといっても過言ではないAmek-Maj、その名前ばっか聞くもんですから元々Yanaってノイズユニットの片割れだったなんて私 最近知りましたわよ! フィンランドのハーシュノイズユニット・Yanaは16年に単独作品を自主リリース。その後 直ぐにFreak Animalからも単独CDを発表し、それ以降はカセットメディアを中心にコンスタントな作品リリースを行っているよう。Yanaという名前をネットで検索するとAmek-Majの名前は直ぐに出てくるのですが、相方が誰なのかわかりませんでした。相方さんは秘匿的に活動してる人?ただ単に上手く私が上手く検索できてないだけ?もし知っている人がいらっしゃったら是非教えていただきたいです。 だってYanaめちゃくちゃカッコいいんですもの! 今回ご紹介する単独CD2作目となるこの作品"Fou"は22年にドイツのAussaatからリリースされた作品です。インダストリアルサウンドで静かに幕を開けるこの作品ですが、2曲目から一気にテンションはバースト!やはりデュオのユニットは両者の音の掛け合い/被せ合いで鼓膜をカオスな状態にさせてくれるので聴いていてホント気持ちいいですな!もちろん構成は多少あるということは前提に、主にライヴなどで両者どちらかが『仕掛ける』ことで想定外の進行を『余儀なくされる』ことも起こりうるデュオ編成、それを力技でレール上に戻すのか、落とし所を2人で手探りの中見つけるのかというライヴ感が垣間見れる展開を作品内にも見受けられるのがデュオユニットの面白いところだと思っています。Yanaは一曲一曲が4分前後とコンパクトに収まっていてテンションの高いまま次の曲に移るので飽きがきません。あっという間の32分23秒!このユニットの面白いところは所々にリチュアル感を醸し出し、アゲなテンションで怒涛の鼓膜攻撃を仕掛けたかと思うと鐘の音でヒーリング。緩急ある展開がGOODです! ただひとつ、今作について物申すことがあるとすればどーしてアートワークに使う写真、なんで解像度高いの使わなかったんだろ… なんかビミョーにボケちゃってます… 先にも書いた通り最近はAmek-Majの活動が目立っていますが、この作品以降もフィンランド最強/狂ノイズグラインドファンジン・Garbage Fountainからライヴ録音が二作出ているようです。ただ今年になってリリースが無いので、やっぱAmek-Majの活動にを力入れちゃってるのかなぁ… 私も今作でYanaを知った俄かではありますが、次作のリリースを待ち望んでいます!
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肉奴隷 + scum - My Nation is Crap (digipack CD)
¥1,700
幾度かのライヴセッションを経て、23年7月に行われた肉奴隷とscumのスタジオレコーディングをアメリカのDada DrummingがCD化!ジャケットイメージは私FrozenPantyが担当しました! 肉奴隷 岡田氏とscum、ふたりとは長く友人関係を築いておりまして、個人的に両名にはむちゃんこ世話になってます(夫婦喧嘩した後に愚痴を聞いてもらったり) ただ肉奴隷が活動再開した2年ほど前までは両者面識がなかったらしく(私ってばどっかで既に繋がってたんだと思ってました)、scumのレーベルから肉奴隷作品がリリースされたりと東京ノイズ/グラインドシーンに新たな脈動が出てきたのだととても嬉しく思います。 そんな両名によるコラボリリース、リリース元は私が所属するNapalm Death Is Deadの初単独CD作品 "崩壊系"を出してくれたアメリカのDada Drumming!今や飛ぶ鳥落とす勢いのHeat Signatureやテキサスのハーシュ魔人・Maniaの作品や、日本のハーシュノイズ勢の作品も積極的にリリースをしている印象の強いDada Drummingですが、我々Napalm Death Is Deadの作品リリースを皮切りにノイズグラインド作品も出してくれるようになったのかと思うとなんだか嬉しいです。 …ん?勘違い?まぁとにかくそんなDada Drummingからのリリースということもあるのか、scumから今作のアートワーク作成依頼を受けまして私FrozenPantyもジャケットコラージュを提供させてもらいました。友よ、良い機会をありがとう!! 今回ご紹介するのはscumと肉奴隷 岡田氏が23年7月に小岩のスタジオでのセッションを収録されたコラボ作品です。グラインドマスター・ex.Realizedの平田氏と組んでいるMalformed Gentlemanではギターを、またAgoraphobic NosebleedのJay Randallとのコラボ作品では打ち込みブラストにハーシュノイズをかましたグラインド作品の発表もあったりと、ハーシュノイズ作家という肩書きを持ちながらグラインドコアシーンとも密接な繋がりを持つscum。そして説明するのもはばかられますが、ご存知『生き方としてのノイズグラインド』を体現する肉奴隷。そんな両者のコラボということでどんかグラインド作品かと思っていたら… どちゃんこハーシュノイズな作品でした!!!長尺セッションが2曲収録された30分超の作品、scumがElectronics / Junk Noiseをそして肉奴隷 岡田氏がマイクによるフィードバックノイズとボーカルを担当しています。scumによると気合いのノーエディット一発録りでのレコーディングということで、確かに音からも緊張感が伝わってくるように感じられます。scumが作り出す波のようなハーシュノイズに岡田氏もヒスノイズで対応、随所随所に仕掛けてくるボーカルが非常に効果的でカッコいい!この一発録りテイクをマスタリングしたのはDada DrummingのオーナーであるGregことGregory Babbitt氏、Discogsで検索しても今作以外でマスタリングしてるようなリリースはないのですが、ナイスな編集でこの歴史的録音をならしてくくれています! こりゃーまたふたりのライヴコラボやってもらいたいすなーと思わせるナイスなハーシュ作品!!一家に一枚!!
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the Gerogerigegege (ゲロゲリゲゲゲ) - Uguisudani Apocalypse "鶯谷地獄変" (Cassette in wooden box)
¥4,990
20%OFF
20%OFF
2019年、イギリスのTrilogy Tapesからアナログでリリースされた「燃えない灰」以来のオリジナルアルバムの初CD化。 アナログはファーストプレスもセカンドプレスも争奪戦になりソールドアウト。 CD化にあたり、同音源だけでなく新しく見つかった更に状態の良い同音源、リエデットからマスターを作り直し。極上天国なオリジナルを超える本物のリマスター盤。ジャケも新たに作りなおしました~~! JR山ノ手線の中で1日の利用者数が1番少ないのに1番ディープで危険な駅、街「鶯谷」の架空のサントラ(!) ゲロゲリ秘蔵の国産レアグルーヴ12曲。 (CDレーベルインフォより) オリジナルは発売直後に即完売、セカンドプレス版も即完を記録した"Uguisudani Apocalypse"!ゲロゲリ自身のレーベル・vis a vis audio artsからのCD再発に続きイタリアのノイズレーベル・Urashimaから超豪華仕様のカセットBOX版が登場!限定300部、レーザー彫刻入り木製ボックス / 80分テープ仕様と装いを新たにし、なんと今回はこのリリースにだけ未発表曲も収録!ゲロゲリゲゲゲの大ファンであるというロシアのフリージャズアーティスト・Sergey Kuryokhin氏のスポークンワードから始まるこの未発表テイク、Uguisudani Apocalypse リリースプロジェクトの集大成としてふさわしいこの曲をゲロゲリファンには是非チェックして頂きたい! ディープなあの街をイメージしたなんともディープなサウンドトラック、いわゆるノイズ作品とは違いモンドミュージック/レアグルーヴからハードパンクな音源を繋いだある意味MIX CD的な作品!モンドでキッチュな、ぶっちゃけおしゃれ音源として彼女が家にいたときにも流せる(と思う!)ゲロゲリ音源の中でもある意味極北な作品です!
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Maskhead / S.T.A.B. Electronics - Beyond Tears, Beyond Pleasure... (7ep+CD)
¥1,840
20%OFF
20%OFF
MASKHEAD and S.T.A.B. ELECTRONICS joins their force for these amazing release recorded on 7″ vinyl and CD. Both formats comes as split with tracks from each artists. All could be describe as agressive with furious vocals for Stab Electronics and here, Maskhead comes with different approach with their materials than usually, more oriented Power Electronics in just perfect perversion. Sleazy and uncompromising set. MASKHEADとS.T.A.B. ELECTRONICSの強力タッグでリリースされたこの7ep+CDセット、両フォーマットと共にこの2組のスプリット作とした体裁をとっている。Stab Electronicsの怒涛のボーカリゼーションを駆使した攻撃的なトラックと、そしてMaskheadは完全なる性的倒錯の世界を描きながらも、今までの作品とはアプローチの異なったPower Electronics志向の強い楽曲を提供している。両者の悪名を馳せる衝撃的な作品である。 フランスの超重要ノイズレーベル・Antipatik Recordsより強力な7ep+CDセットが登場!フィンランドとUKの極悪覆面ユニットがタッグを組んだクソヤバい音源!限定160セット! 活動開始は2015年となりますが、自身のレーベル・Hiisi Productionsを始め各国の名だたるレーベルから作品を精力的に発表するフィンランドの覆面ノイズユニット Maskheadと、Atrax Morgueの意思を継承する為に2010年より活動するKeith Finnan氏によるPower Electronicsユニット S.T.A.B. Electronicsが激突!Mo*Teの名倉さんと私の中でリリース作ハズレなしと大絶賛をかましたフランスのAntipatik Recordsから7ep+CDの豪華仕様でリリースされました。epとCDは別内容となっており、合わせて10曲のサディスティックなパワエレ曲が収録されております。 Freak AnimalやFilth&Violenceといったフィンランドのノイズレーベルからの影響を多大に受けつつも、リリース内容を見ても独自の路線をいく素晴らしいレーベル、Antipatik Records。古き良き極悪 Harsh Noise / Power Electronicsの文化を現代に継承すべく、どサディスティックなジャケットアートワークと10年代以降のこのシーンを代表する2組を引き合わせた今作は、今後もシーン内で語り草となる作品となることでしょう。 まずはフィンランドのMaskhead。レーベルインフォからもあるように今までの作品とはアプローチの異なったPower Electronics志向の強い楽曲となっています。初期作品で見せたハーシュ一辺倒な一面も魅力的ですが、アルバムの枚数を重ねる毎に無駄な脂肪を削ぎ取るが如く音のレイヤーを少なくしていったMaskhead。彼の現在の音に向き合う姿勢が良い形で表れた素晴らしい楽曲が収録されています。正直ハデさはない、しかし彼の作品のテーマである性的倒錯を前面に出しながら不穏なノイズを奏でる今作は、聴いているとジワジワと腹の底から不安や焦燥感が込み上げてくるようなネガティブな世界観を見事に作り出していてグレート!シブいすな〜 そしてUKのS.T.A.B. Electronics、Maskheadの作風を静的と表現するならば動的な作品と言えるかと思います。もうめちゃくちゃ暴れ回ってるからな!!ポルノSEに低音ノイズが不穏にかぶさり、極悪アジテーションで聴く者を煽る煽る煽る!!直接的な暴力行為で自身の絶対的存在を身体に刻み教育する、そんな『調教師』の日常を切り取ったかのような支配と凌辱に満ちた楽曲がサイコー過ぎる!暴力装置と化したオーディオ機器にボコボコにされる疑似体験を聴き終わった後、あなたは恍惚とした表情を浮かべていることでしょう。こーれはホント素晴らしいな!!!!! そんな静と動、対比的な楽曲を両者が持ち寄った今作!160部限定ですのでお早めにどーぞ!
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肉奴隷- Ritual to War (CD-R)
¥1,000
ライヴ会場限定販売のCD-R作品限定入荷!肉奴隷 岡田氏が自分で聴く為に作ったというアンビエント作品! 特に復活後の肉奴隷はライヴでも作品でも色んな角度からアプローチを仕掛けてきて、その作家性の高さに改めて感心させられるところがあるのですが、今作は一般的なイメージとしての『暴力的なノイズグラインドバンド・肉奴隷』的なサウンドとは正反対のアンビエント調の作品。しかしこの音を聴いていてもちゃんと肉奴隷ぽさが現れる不思議、おべっか使うわけではないのですがグラインドコアミュージシャンとしてだけではなくノイズ作家としても頭角を表している肉奴隷は要チェックですぞ! 『自分で夜聴く用に作った』と伺った今作。低い持続音が続く中、静かに響くマイクのハウリング。私の感想は"なんか不気味、でも落ち着く" こちらも長尺作品なのですが、不思議と引き込まれていくんすよね。another side of 肉奴隷を是非ご確認ください!
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Dreamcatcher - The Dark Corners (cass)
¥1,700
ドイツのPower Electronics Actである以外は正体不明のデュオ、その名もDreamcatcherによる初の正規流通カセットがDunkelheit Produktionenより登場!娼婦街の暗闇の一角を舞台にした暴力、ドラッグが題材の暗黒パワエレ作品!限定50本! 事あるごとに申し上げていますが、今ドイツのパワエレが熱い!某レーベルから"German Power Electronics"なる作品を出すアーティストがいるほどに、本国でもその自負はあるのだとは思いますが、いわゆる極悪系 / Perverted系の良質なパワエレアクトがここ何年かでドイツから多く排出されているように思います。その中でも自身の正体を秘匿しているノイズアクトの存在もちらほら見かけ(先述の"German Power Electronics"をリリースした作家もそうでした)、やりたい放題なアートワーク / 曲名などでそういった音楽を追い求める私のような輩の財布事情を苦しめる国・ドイツとして近年名を挙げているようです(参考ソース:オレ) そんな秘匿系アーティストの中でも気になっていたのがこのDreamcatcher、某ディストロで扱ているのを見つけて購入しようとしたのですが残念ながら売り切れ。もやもやしている中でDunkelheit Produktionenが正規流通リリースを出してくれたおかげで、当レーベルとしても飛びつかざるを得ませんでした...! レーベルインフォによると、ドイツノイズシーンの"インナーサークル"内でいくつかの作品を極少数部 販売していたというこのPower Electronicsデュオなのですが、その中で私が知っているのは下記3作品のみ↓ Whores Of Today/Whores Of Yesterday (cass) Dirty White Panties (cass) Antisocial/Fuck Off (cass) これ以外に作品を発表しているのかどうかも、Dreamcatcherというあまりにも検索しにくいユニット名ですので調べるには苦心しそうですが、レーベルインフォによると上記作品のタイトルからも分かるように非合法な性産業および反社会性をテーマにしたパワエレアクトだということです。 そしてその肝心な音ってのが... 暗い!!!ドス黒い闇の中を覗き込み、そこに渦巻く憎悪の波音が深淵から響き渡るかのような暗黒サウンド!!ユニット名から想像するキャッチーさからは真逆のベクトルを向く その極悪サウンドに一発でも持っていかれました!!これはまたすげーユニットが出てきたぜ!!雑な説明をさせていただくとCorruptedのパワエレ版といいましょうか、絶望感に支配された救いようのない闇が如きノイズ作品で、娼婦街の一角をあしらったアートワークと相まって独自の世界観を築いております。気が早いですが、個人的には24年度のベスト作品に上げたい一本!!オススメです!!
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Subduer - Death Monolith (CD)
¥1,800
There is clash of sounds coming from Baden-Würtemberg, Germany; a transmission of marvelous Power Electronics & War Metal. The young forces who appoint themselves as SUBDUER join the ranks of Dunkelheit Produktionen- four Songs is their offering. Labeled as „Death Monolith“- the sound itself is heavy & indeed monolithic. The songs introduce themselves with buzzing & murmuring frequencies, but there is just slight room for slow patterns. It strikes forth with full power, impact & grudge. The fourth track named „Domination Transmission“ reveals a more mid-tempo potential of the force. Foreboding in the first seconds, you have to prepare for an almost hypnotic & trance-like induction. „Death Monolith“ is a rare unbridled occasion to hear this hybrid of styles. Not following any norms or rules. It works! This release of sheer audial aggression executed by two anonymous apparations fits well alongside Dunkelheit's latest release of KAPALA. Fans of TETRAGRAMMACIDE, LASSE MARHAUG, LUCIATION & GENOCIDE SHRINES will be more than pleased to treat their eardrums with this savage outcome. ドイツはBaden-Würtembergより響く衝突音、壮大なPower ElectronicsとWar Metalの伝動派である。Subduerと自らを名乗る若者が4曲収録のこの作品と共にDunkelheit Produktionenのリリースに名を連ねたのである。彼らのサウンドスタイルは"Death Monolithic"と評される。その音自体はヘヴィでいて、尚且つモノリシック(=電子音を導入した)なのだ。彼らの曲は大小の周波音と共に導入されるが、それは初めのスローなパートだけに留まり、憎しみを全開にし前方をフルパワーで大々的に攻撃するような本編が始まる。今回の4曲入りシングルは"Domination Transmission"と名付けられ、ミッドテンポながらも強力な彼らのサウンドが明らかにされた。そして催眠または恍惚誘導的な作品導入部分に注意されたい。"Death Monolith"を聴くということは、かくも静と動のハイブリッドもいえるこの音楽を聴けるという珍しくも常軌を逸した機械なのである。一般的な規則や規範に流されず、この作品は独自の音楽を放っているのだ!Dunkelheitの最新リリースのひとつであるKapalaの作品(*死カセ注釈:Kapalaの"Infest Cesspool"のこと、今回入荷してません…)とならぶオーディオシュレッディング二大巨塔と呼ぶことができるであろう。Fans of TETRAGRAMMACIDE, LASSE MARHAUG, LUCIATION & GENOCIDE SHRINES (レーベルインフォより・超意訳) Dunkelheit Produktionenより激ヤバ ブラックウォーノイズバンド登場!18年リリース、発単独作ながらもPower ElectronicsとWar Black Metalを見事に融合させたSubduer!!四曲入りシングルですが、約20分に及ぶ超混沌盤!! コレは凄い!!!どーにか訳したレーベルインフォを読んでいただければ私の稚拙な解説よりもわかりやすいとは思うのですが汗、曲の始まりごとにイントロとして高低の周波音が流れ何が始まるんだと思っている内にものすげーウォーノイズが!!!!メインのVoからはどちらかというとスラッシュメタルルーツなダーティ且つリバーブたっぷりな呪詛が吐き出され、そこに極悪デスボイスも絡みだす。ブラストメインのドラミングにノイジーなギターが乗っかり雪崩のような楽器群も素晴らしい!こちらのバンド、他にはスプリットカセットを他レーベルから出しているようですが、18年以降のリリースがないのが残念。。。 早くフルアルバムが聴きたいぜ!!!!
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Scatmother / Chaos Cascade - The Insignificance Of Human Life (CD)
¥2,200
暗黒雑音ツインズ・ScatmotherとChaos Cascadeが4年ぶり二度目のスプリットリリース!両者共に憎悪と汚物を世界中にぶち撒けるか如き、混沌雑音汚物を放射!限定200枚です! ノイズ、ブラックメタルレーベルを縦横無尽に行き交い、年間に多くの作品を発表しまくるChaos Cascade!その首謀者が伝説的ゴアグラインドバンド・GutのOlli氏であるコトを本人も隠してはいませんが、既に別文脈で語った方が今現在のChaos Cascadeの輪郭を掴みやすいのかもしれません。そして当レーベルディストロに度々登場するScatmother、私の文章が的を得ないのかそんなに売れてはいないのですが笑 とことん下品で憎悪剥き出しなその作品にすっかりやられてしまった私、アップしていないものも含めて汗 結構な作品をこちらでも仕入れております。そんな2組が四年ぶりにタッグを組んだスプリットアルバムが前作と同じくドイツの Dunkelheit Produktionenよりリリースされました!通常プラケース、ハンドナンバリング入りの200枚限定の作品です。 先ずはScatmother!this is Power Electronicsな雑音とアジテーションに侵された全4曲を収録!一時期、彼はどうも禅や宗教世界に凝っていた時期があったと思うのですが、あの時のちょっとエクスペリメンタルな作風があまりピンとこなかっただ私にとっては、本作はTRUE Scatmother is BACK!!な作品で大満足!冒頭から煽る煽る煽る!レーベルインフォによると『自己嫌悪、自傷、過剰なドラッグ摂取、ハラキリ』などをテーマに作られた作品とのことで、今回はなんと歌詞もバッチリとブックレットに掲載されております!みんなで覚えて歌おう!! 次いでChaos Cascade!Satans Karaoke Sleaze Rollercoasterという名前で12年にデモトラックを発表した際は、恐らくブラックメタルからの影響を受けたジョークユニットとしてスタートしたのだと思うのですが、Chaos Cascadeに改名し活動を本格化。パワエレ/ハーシュ作品と、古巣Libido AirbagやNunwhore Commando 666をより黒くノイジーにしたポストグラインドコア的な作品をリリース毎に使い分けていましたが、近年 パワエレ方面に舵を振り切ってからは個人的にはドストライクな作品が多く、なるべく作品を追いかけたいと思っております。つまり今が一番いい感じ!!今作ではインダストリアルなハンマービートに乗せ、恐ろしいまでに歪ませたボイスアジテーションで聴くものの心にまで侵食する恐怖を演出、リミッターを外したかの如き傍若無尽なノイズ攻撃は圧巻!Scatmother大好きッコな私ですが、今作はChaos Cascadeに軍配をあげたいすねー。Bestial Burstから出た新しいアルバムもこんな作風なのかしら?要チェックや!
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Scatmother - Doctrines Of Submission (7ep)
¥960
20%OFF
20%OFF
フランスのハーシュノイズレーベル・Antipatik Recordsよりリリースされたドイツのサディスティックパワーエレクトロニクスユニット Scatmotherの限定7インチ入荷!限定150枚!
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Cronaca Nera - Red Cum (CD)
¥2,000
“The new Cronaca Nera album sees a new line-up and the introduction for the first time of a female voice together with the historical one of Andrea Chiaravalli (Iugula Thor). Together with Adriano Vincenti who dealt with the noise and analog synths we find Serena Verena author of the lyrics (for the first time in Italian) and of the drawings for the artwork. Once again, the focus of the new concept is the vision of violence and sexual deviation, which from the title refers to sperm and blood, a fundamental combination in the vision of the band. The new album sees the participation of international guests of the caliber of Scatmother (on the Title track) and AntiChild League, two of the most loved projects of Cronaca Nera. This time the daughter band of Italian power electronics introduces some noise beats, on the style of Grunt, Bizarre Uproar, Mania, Scatmother and the most extreme currents of today’s international Power electronics.” Cronaca Neraの新作はメンバーを刷新したラインナップでの録音となる。Voを担当する女性メンバーと、ノイズ界の伝説的人物・Andrea Chiaravalli (Iugula Thor)を従えての初の作品だ。それだけに及ばず、今作ではノイズを担当するAdriano Vincentiがアナログシンセをも操り、また歌詞を担当するSerena Verenaは初のイタリア詞を披露、そしてドローイングをアートワークに提供し彼らの新しい試みが垣間見れる。タイトルが精液等を表していることからもわかる通り、彼らの新しいコンセプトは『暴力と性的倒錯』である。彼らの音楽活動において重要部分を占める、ユニットの根底となるコンセプトだ。そしてこのニューアルバムには国境を跨ぎ、ノイズ界の怪腕・ScatmotherとAntiChild Leagueがゲスト参加をしている。両者ともにCronaca Neraのメンバーが愛してやまないノイズユニットだ。Grunt/Bizarre Uproar/Mania/Scatmotherといった現在のPower Electronicsシーンの主流となるノイズユニットに引けを取らないノイズビーツを今作で披露している。 (レーベルインフォより・超意訳) イタリアのPower Electronicsユニット・Cronaca Nera!精液と血を表すタイトル通り、女性Voがアジテーションしまくりな暴力的作品!フランスのAntipatik Recordsからリリースされた21年新作! 凄いすわ、コレ!イタリアノイズシーンと言えばAtrax Morgueを真っ先に思い浮かべますが、01年に結成したこのCronaca Neraもクソやばい!なんと彼ら結成間もなく活動休止となったようで、13年間の沈黙を経て2015年前後に活動を再開、そして今作では新メンバーを加えての作品に至ったとのことです。活動休止といってもユニットの核となる人物 Adriano VincentiとGiovanni Moriは様々な名義で音楽活動を行っており、Cronaca Neraはその二人の課外活動的なユニットだったものをパーマネントなユニットに移行させたのかも知れません(ノイズ知識ゼロ丸出しな物言いですが...) しかしその再結成/再集結後のリリース元がそうそうたるレーベルばかりでニヤリ、老舗名門レーベル・Old Europa Cafeをはじめ、日本のカットアップハーシュノイズ scumの作品もリリースしていたScatmother主催のレーベル Obsessive Fundamental Realism、BrutalomaniaやTube Tentaclesと一緒に18年には来日公演を果たした(その時は死体カセットとdotsmarkとで共同企画も開催しました)虐殺のOscarのレーベルMarbre Negreなどなど。うーむ、他の作品も聴きたくなりますな。 さて肝心な音のほうですが、レーベルインフォにもあるように"Grunt/Bizarre Uproar/Mania/Scatmother"などのいわゆる極悪ノイズ系のファンは必聴!インダストリアルな趣も感じさせながらも腹に来る持続低音、そして女性メンバーがアジるアジる!インフォに名前が載っていなかったのでなんでだろう?(©テツ&トモ)と思っていたんですが、クレジットにも記載がないため匿名のメンバー?なんでしょうか??しかしこのラジカルな女性アジテーションが素晴らしく、新メンバーとして本格加入しているのならば今後のリリースにも期待できます。またUKのインダストリアルノイズの女帝・ANTIchildLEAGUE様のソロ曲が1曲まるまる収録されているのもポイント!血と精液の香水を纏ったボンデージの女王がこのCronaca Neraのアルバムに参加しているという必然性がこのアルバムの評価を高めています、素晴らしいぜ姉さん! 限定100枚のこのCD、まだリリースされて間もないのでレーベル側には在庫がありますがここ日本ではなかなか手に入りづらい作品に思いますのでスキモノなあなた!是非お買い求めください!!
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Stress Orphan - The Club Of Rome (CD)
¥2,400
– In the project’s debut full length album after 12 years of activity, Stress Orphan shows the fruits of a long and painstaking sonic evolution on The Club of Rome. Following recent EPs on No Rent and Dead Gods, this record solidifies Stress Orphan as a complex and tightly-constructed modern power electronics machine. An apex predator of the American scene. 8 tracks of relentless cosmic industrial dedicated to John Brunner. Author John Brunner was born in 1934. Over his 60 years on this earth, he wrote and published nearly 100 novels and countless short stories, essays, poems, and speeches. An often-maligned master of science fiction, Brunner wrote with an authenticity that spoke of the future as if he lived in it. Predicting the poison, the pollution, the greed, the guns, and finding solutions. This album exists as an ode to Brunner’s works. A monument to the inspired depths he mined for over 40 years. To the foreign constellations he traversed. To the present he anticipated, and the future he hoped we would earn. Released on CD with a foldout art and lyric sheet. Limited Edition: 100 12年間の活動を経てStress Orphanの待望の1st アルバム "The Club of Rome"が登場、長い活動と丹念な音作りが実った素晴らしい作品である。 彼の最近作であるNo Rent Records / Dead Godsから発表した2作品は、複雑且つ構成的なModern Power Electronicsとしての魅せ方を決定づけさせたようだ。USシーンにとっては予想だにしなかった才能が登場したとも言える。 今作に収録された宇宙を思わせる冷徹な全8曲は作家 John Brunnerに捧げられた物、1934年に生まれた彼は100近くもの小説と数え切れないほどの短編/エッセイ/詩/スピーチを60年にわたる生涯の内に発表した。決して称賛の多いSF作家ではなかったが、Brunnerは来るべき未来についてこう書いている。毒物、公害、強欲、銃に溢れ資源調達に躍起になる未来が訪れると… 彼が警笛を鳴らした未来の向こう側への架け橋、我々が掴むべき未来はそこにあるのだ。 今作はBrunnerの著作に捧げられた叙情詩、Stress Orphanが根底に40年以上秘めていたBrunnerからの影響を記念したモニュメント的な作品と言えよう。 (レーベルインフォより:おっかなびっくりな日本語訳) 活動12年目にして放たれるニューヨークのPower Electronicsユニット・Stress Orphanの1stアルバム!SF作家 John Brunner (1934-95)に捧げられた構成力を見せつける宇宙的Modern Power Electronics! しばし沈黙を続けていたフランスの良質俗悪ノイズレーベル・Antipatik Recordsが復活!やったー!そのタイミングで色々と再入荷、そして新入荷してみました。Freak Animal / Filth & Violence好きは気にいるコト間違いない、狂気と汚物と雑音に塗れた素晴らしいレーベルなので是非ともレーベル買いをオススメ致します。 さてまずご紹介するのはアメリカはニューヨークで活動するPower Electronicsユニット・Stress Orphanの活動12年目にして発表された23年発表のファーストアルバム "The Club Of Rome"です。このStress Orphan、活動初期の頃はAgoraphobic NosebleedのJay Randallが運営していたガイキチネットレーベル・Grindcore Karaokeから何作か発表、またTrashfuck Recordsからのオムニバスに参加していたこともあり、グラインドコアリスナーの皆さんも名前は見かけたことがあるかもしれません。12年目にして初のアルバムということからもお分かりのように、今までのリリース量はそれほど多くなく、1作品ごとに制作に没頭し綿密な構成を基に仕上げていく職人的なパワエレ作家だと思います。 そんな彼がファーストアルバムに取り上げたテーマはイギリスのSF作家 John Brunnerトリビュート作品!私ってば学がないので迷わずJohn Brunnerでウィキってしまいましたが汗 非常に多作なSF作家だったようで初期はスペースオペラ(いわゆるスターウォーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、マンガ『コブラ』のような世界観)な作品を乱発、晩年はディストピアSFの執筆に勤しんだそうです。人口過剰な世界を描いた長編小説 Stand on Zanzibar で1969年にヒューゴー賞長編小説部門を受賞、また1975年にはサイバーパンクの先駆け的な作品『衝撃波を乗り切れ』を発表し大きな反響を得たとのこと。 …面白そうだな。 そんなJohn Brunnerへの敬愛を込めた今作、まず商品解説書くなら本読めよ!というツッコミもあるかもしれませんが、脳内では代替ディストピア作品として『ソイレント・グリーン』を流しながら拝聴してみました。 80'sのホラー/SF映画におけるサントラを思わせるかのオープニング、壮大ながらも刹那としたシンセサイザーが崩壊した都市を彷彿させ、徐々にヒスノイズを重ねていき雰囲気を盛り上げていく… Antipatikの他リリースは死臭と糞尿に塗れたクソうるさい作品が多いかと思いますが、今作ではパッションに押し流されることなく場面場面において無駄のない演出でJohn Brunnerが描いた(であろう 汗)ディストピアシティーを再現している点はグレート!音数が少ないながらも力強い印象の残る楽曲は彼の構成力からくるものでしょう。そしてそこに乗る力強いアジテーション!個人的にAgoraphobic Nosebleedの大名盤 "Honky Reduction"収録のノイズ曲・Acute Awareness (For Wood)のJay Randallの咆哮に激似だなーとテンションあがりました笑 Antipatik Records、やはりハズレなし!Stress Orphanの作品あまり持ってないのですがインフォに書いてある2作品は是非ゲットしたいなぁー!そして私ったらこの文章書く為にJohn Brunnerのコト ググってたんですけど、本気で読みたくなってきました笑
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Rotat / Kadaver - Genitalia Made From Fishskin (card sleeve CD)
¥2,000
A soundtrack for an improvised rusty-blade circumcision, taken place beyond a dumpster. Both boys and girls are invited.. A clash of noise titans between Rotat of Finland and Kadaver from Israel, providing 4 tracks of crushed metal and distortion ridden abuse. Hold on to your genitals, this is going to hurt. これは錆だらけのナイフを使ってゴミ箱の裏で行われる即興的な割礼の儀式に捧げるサウンドトラックだ。健全な少年少女の参加を求む。 ノイズの巨人、フィンランドのRotatとイスラエルのKadaverの衝撃的な邂逅。金属の破壊音と虐待的なディストーションに塗れた4曲が収録された作品だ。キンタマ握ってみろ、ジンジンと痛んでくるはずだ。 (レーベルインフォより・超意訳) フィンランドのRotatとイスラエルのKadaverによる衝撃的コラボ!終始テンションを落とさずハイスピードに雑音を投げつけてくる問題作!コレはすげー!フランスのAntipatik Recordsからのリリース! 40を手前に未知の音楽ジャンルを掘っていくの楽しい… いわゆる『沼』ってヤツですね。グラインドコアに出会った10代の頃を思い出してしまいました。当レーベルからもハーシュノイズの作品は過去に何本か出しているのですが、今までシーンの表層的部分 / 周りの友人が作る作品 = 私が触れるコトの出来るノイズシーンであったわけですが、昨年ディストロを本格的に始めて色々とノイズ作品をいれていく内に今まで知らなかったユニットの作品に触れドップリとハマってしまいました。しかも多作なノイズユニットが多く中々追いかけるのが大変… ハッキリ言って私もまだまだこのジャンルにおいてはズブの素人、好奇心のみで色々手をつけて入荷していますがレビューに間違い等あればTwitterなどでご指摘頂ければと思います。また私と同じくノイズは詳しくないけどなんか聴いてみたいと思っている方に、グラインドコア脳で書いた私の解説が刺さればいいなぁと思っています。一緒に勉強しましょう!(a.k.a 買ってくれ!) と初っ端から駄文を連ねてしまいましたが、この作品はキョーレツです!ドイツのObsessive Fundamental Realityから入荷した、これまた素晴らしいオムニバスCD "Mantras Of Vivisection" (当レーベルでも絶賛取り扱い中!)に入っていたフィンランドのRotatの楽曲があまりにも凄まじかったので、コラボ作ではありますが新作を入荷してみました。 コレは凄まじい!ジャケットのキョーレツさもさることながら、その暴力的な収録内容にサディスティックな感情すら湧き上がってしまう程(普段そんなことはないのですが汗)に徹頭徹尾 極悪なハーシュノイズに支配された銀盤となっております。 先にも書かせて頂きましたが、Rotatはフィンランドのハーシュノイズアーティスト。デビュー音源が14年ということでまだ若いユニットですが、この10年もしない間にハーシュノイズ名門レーベル・Freak Animal、そしてFilth & ViolenceからもCDをリリース。極悪界隈の先輩方から寵愛を受ける次世代を担うルーキーといっても良いでしょう。 そして今作品の相方、イスラエルのMichael ZolotovによるDeath Industrial / Power Electronicsユニット・Kadaverは03年から活動をスタートしたベテラン。初期はゴア/ノイズグラインド系のレーベルからのリリースもあったりしますが、Bizarre Audio ArtsやL.Whiteなど有名どころからDeathbedなどの新興レーベルからも作品を出している実力派のようです(…単独音源持ってなくて汗) そんな両者がコラボした作品、本当に凄い!うるさい!正直なところ、どれがどちらのユニットの音かはわかりかねますが、最初から最後まで息継ぎしてないんじゃないかと思うほどにハーシュノイズを喰らわせてくる恐ろしい作品です。異常者による変態割礼儀式、女性の叫び声のSEループが儀式の首謀者の顔と彼が握る錆びたナイフを思い浮かばせ、曲名の通り"In And Out"してから"Outside In"され"Down Side Up"した後に"Banana Split"する様をキョーレツなハーシュノイズとして表現。この作品を聴く者もまた『共犯者』、犯罪行為を渇望する自分を心底に見つけてしまうかもしれません... なんてな!超オススメ作品です!!!!!!!!
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Mo*Te / Boredom Knife - split (card sleeve jacket CD)
¥2,000
ジャパノイズ重鎮・90年代より活動する名倉氏のハーシュノイズユニット Mo*Teとフィンランドはヘルシンキの若手ハーシュノイジシャン・Boredom Knifeがガッツリ正面衝突したスプリットCD入荷!フランスのAntipatikからのリリース、カードスリーブ仕様の限定100枚! 95年に活動を開始したMo*Te。音源デビューはなんと史上最悪くそレーベルのカセットシリーズから、その後も自身のレーベルUncutから特殊パッケージのカセット作品をリリースするなどして徐々にシーンで注目を集めていく。2000年に一度活動を休止するものの、2010年頃からライヴ活動を再開。12年に日本のdotsmarkからリリースしたカセット作品 "Insane Dog Run"が限定50本とはいえ予約段階で完売、世界中のノイズヘッズがMo*Teの帰還に狂喜した。このリリースを皮切りに主にヨーロッパのレーベルから作品を発表、中でもイタリアのハーシュノイズレーベル・Audio Dissectionからのサポートが顕著で過去作品のリイシュー、新録作品を収録したスプリット7インチのリリースのみではなく、19年には"Uncut"と題したMo*Te 名倉氏のレーベル名を冠した過去作コンピレーション4枚組CD BOXセットを発売。これによりMo*Teの世界的な再評価も高まり最近では新録リリースも多くなった(Discogsに登録されているだけで再発を除く20/21年リリース作が12も!) と、簡単に我らがMo*Teのバイオグラフィーを書かせていただきましたが、当レーベル 死体カセットも企画ライヴに何度もお誘いさせてもらってお世話になっております!私が再婚した時も凄く喜んでくれて……泣 ま、そんなこたぁいいんですが、このスプリットCDに収録されたMo*Teがかなり良い!最近のリリースに関して、たくさんの作品が発表されていますが発行部数が少なく日本でも手に入りづらいコトから正直聴けず仕舞いでいたのですが、この作品を聴いてニンマリ。以前dotsmarkのY氏とMo*Teのライヴを見た時に『Mo*Teは常に新しいコトに挑戦しようとするよね』なんて趣旨の会話をしたことを覚えていますが、今作の前半で大胆なビートが楽曲に織り込まれ尚且つハーモニカの音色が聴こえてきた時にはおったまげました!常に過去の自分を超えていかんとする前向きなその姿勢にリスペクト、我々下の世代も見習わなきゃいけないとこですな… Mo*Teは18分に及ぶ雄大な長尺曲を収録、前半から後半に移行するにつれ混沌さが増していく聴いていて気持ちいい素晴らしい楽曲です! さて一方、フィンランドのハーシュノイズニューカマー・Boredom Noise!情報が少なく何の解説にもならないかもしれませんが汗、20年から活動をスタートしたとのことで今作が3枚目の作品。しかしレーベル側もベテラン Mo*Teを当ててきたコトから考えるとAntipatikも注目のノイジシャンと言えるのではないでしょうか?しかしフィンランドのノイズアーティストということですが、いつも当レーベルが取り扱う下劣極悪ハーシュ系とはまた違う趣、Bandcampサイトに自らをカテゴライズしている通り、どこか暗いexperimental noiseといったところでしょうか。寒々しく暗い、フィンランドの冬の吹雪のようなイントロから始まる今作。ズブズブとしたシンセ(またはオシレーター?おじさんわかんない!)をメインに進行し、ミニマルな感じの静のパートにドハーシュな動のパートを絡め曲を盛り上げていく実に良い!頭良さそう!Kazuma Kubotaみたいな曲構成が好きならガッチリ ハマりそうな感じがしますね。今後のリリースにも期待! Antipatikのリリースセンスおもしろいなぁと一連の入荷作を聴いて思う次第、要チェックのレーベルですね!
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V.A. - NOIZE COMP-plaint Vol.1 (procopy CD-R)
¥2,300
US スラッジコア・FistulaのギタリストであるBahb Branca氏が立ち上げたBlackmold Records!そのレーベル初のオムニバスはスラッジコアからバカノイズまで収録した激重音楽の祭典!マスト!! USスラッジコア/HNWカルト・Slothが昨年Fistulaとの2作目となるスプリットをリリース、ど渋いリリースやで!と飛びついたレーベルはFistulaのメンバーによる運営でした。残念ながらSlothとのスプリットは既に品切れだったのですが、他リリースは主宰のBahb Branca氏が関係する激遅/激重バンドばかりでサイコーなラインナップ!中でも目についたのがこちら、レーベルとしては初のオムニバス作品となる"NOIZE COMP-plaint Vol.1"です。 まずは収録バンドから↓ Fistula Black Mayonnaise Abraded Digressed Mind Noise Evangelism Inc. MDFL Black Nurse The Cold Seeps Francesco Terrini Abreaction Squelch Chamber Et Mors Insect Corpse PBAPES x Hellghillies x INFJ Pile Of Eggs どうだい?誰もわかんないだろ? 私も全然チェックしてないバンドばかりだったのですが、オハイオのレーベルということでここ最近活動を始めた地元のバンドを多く取り集めたオムニバスのようです。でもオハイオ!Penis GeyserもHemdaleもPizza Hi-Fiveもみんなオハイオだぞ!! オハイオが良質なバンドの産地というのもこのオムニバスが気になったひとつの理由ですが、参加バンドをよく見てください!Black MayonnaiseとPile of Eggsの名が…!!!!前者はMike Dunkan氏、そして後者はSteveggs氏によるプロジェクトですが、両バンドとも90年代前半のノイズグラインドシーンを賑わせたEgg Scab Radio / Stupidity Records関連のバンド!てかMinch周辺!てかSteve Eggs氏がMinch!曲名以外はレコーディング日程など詳細なデータがない少し残念なオムニバスではありますが、恐らく新曲か未発表曲であろうと楽曲が入った作品を当レーベルとしては見逃すわけにはいきません。ガッツリ入荷致しました! では収録バンド順に一言ずつ ・Fistula USスラッジコアは今やFistulaのためにある屋号、今作でもズルズルと引きずるような燻し銀スラッジコアを披露! ・Black Mayonnaise GODFLESHを下敷きにしたであろう鈍足インダストリアルロックとゴア声を90年代に披露していたバンドの恐らく最新楽曲!以前から宇宙や月をテーマにしたジャケットの作品も多かったこのバンド、今回は宇宙に漂うかのような浮遊感漂うアブストラクなトインダストリアル楽曲!ヤバ!PCのみで製作されたと思われる現在のBlack Mayonnaiseはちゃんとアップデートされてますぞ!新作期待!! ・Abraded オハイオのデスメタルバンド、Hemdaleのメンバーも参加しているキャッチーさも持ち合わせたOSDM!血を這うような声とノリノリな曲展開が良いですな! ・Digressed Mind イリノイ州のノイズ/インプロユニット、Bandcamp上ではたくさんの作品を発表していますがフィジカル作品としては今作が初の模様。しかししかしコレは無視できん!叩きまくるインプロドラムの後ろに流れるダーティーなノイズに、押しつぶされたようなロボ声が載る愉快な楽曲。纏めて聴いてみたいすなー ・Noise Evangelism, Inc エヴァンゲリズムですよ、奥さん!00年代初頭から様々なユニット名で活動するMichael Pilmerなる人物のコラージュユニット、ピコピコさせながらドアが閉まる時のミシミシ音をそこに載せるなどするバカ楽曲! ・MDFL オハイオはクリーブランドのグラインドコアデュオ、先に挙げたAbradedのメンバーによるユニットで今までもPower Violenceバンド・Water Tortureや筋肉ゴアグラインド・Lunkなんかともスプリットを出していました。ただこの曲はグラインドか?笑 単調で短めのHCソングを一曲収録、ふざけてますな!(褒) ・Black Nurse スローに展開するギターレスブラックドゥームな楽曲を覆うモジュラー電子音、チープな音質であることもこのバンドのカルト感をより引き立たせます。めちゃくちゃ良いというわけではないけどなんか気になるこのバンド、インターネットに情報無し!ただ良い名前! ・The Cold Seeps Robot DicksやBAT SACRIFICEなる名前で活動していたGriffなる人物によるユニット、見つけたアー写がバカだったのでTurd Rock的な何かと思っていたらコレがまたブリッブリなストーナーロックでビックリ!Melvins好きなら絶対気にいるのではないかと?てかVoな感じがめちゃMelvins笑 結構作品出してるみたいで凄く気になるなー ・Francesco Terrini アメリカ勢が続きましたがこのユニットはフィリピンから!ただよく言えばHNW、悪く言えば単著なノイズといった感じであまりピンとこなかった… あと言わせてもらいますけどね!コンピに1組だけ10分越えの楽曲をいれないこと!みんなの場所だよ?わかった⁇ ・Abreaction 続きましてはオハイオはのワンマンデスグラインドバンド、こちらもAbraded/MDFLのメンバーでございます笑 ドラムマシーンなのを隠す気がないその潔さはスピード感溢れてるってこと!リフもカッコいいし、千葉は市川のPatisserieがお好きな人はグッとくるのでは??20年に出た1st デモ聴いてみたいな〜 あ!今Discogs見て気づいたけど私ってばUSツアーの時にこの人の家泊まったことある!お父さんが筋トレマニアの人だ!! ・Squelch Chamber ペンシルバニアのドゥーミィなノイズロックバンドといえばいいのでしょうか?today is the dayが激遅曲を演奏して、ノイズなフィルターを通した感じでコレはなかなかイカす!ちょっと見てみたらSlothと20枚限定の7epなんぞ出してますな、さすが!! ・Et Mors 葬式要素も含まれるワシントンのドゥームデスデュオ、このコンピのメンツの中でいうと少し上品な感じでしょうか?ボーカル氏は野太いデス声で進行していきますが、クリーンボイスで歌い上げる場面も。良い意味でこのコンピのアクセントになっているかと思います! ・Insect Corpse Fisturaの元メンバーであるScott Stearns氏によるドゥームデスユニット。ギターに埋もれたボーカルと単調なドラム、確信犯的なスカムバンドですね!Turd Rockバンドがドゥームメタルを演奏したら…?というような感じで私はアリです! ・PBAPES x Hellghillies x INFJ ドゥーム系3バンドが続きましたが、電脳打ち込み系バカハーコーの登場!どうも三者によるコラボのようですがPBAPESはAbraded/MDFL/Abreactionの彼のようです笑 HellghilliesもBullshit Marketとスプリット出してるからオハイオかな?アゲーな打ち込みに喘ぎ声SEを挟んだりなIQ0ミュージックが心地よい、無心でバカに浸れる好トラックです! ・Pile of Eggs さて、このコンピの大トリを飾るはMinchの首謀者・Steveggs率いるPile of Eggs!ここ10年くらいはZitsquatchでの活動くらいしか確認できてなかったSteveggsですが、Pile of Eggsとしての楽曲発表は何年振りとなるのでしょうか?数人でのお喋りをリバーブ深めに録音した非音楽ですが、そのエフェクトの効果なのか少し物悲しさすら溢れる楽曲!ほぼ演奏してない!!笑 サイコー!!Pile of Eggsとしてなんかまとまった音源出して欲しいぜー!! ということで矢継ぎ早に紹介させてもらいましたこのコンピ、単純にもうホントサイコー!レーベルカラーを活かしたスラッジ/ドゥームバンドに加えて他ジャンルバンドが良い味付けになっている素晴らしいコンピだと思います!コレはなるべくいつでも買えるように補充したい作品だなー、第二弾も期待!大推薦!!!!
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Sissy Spacek - "Ways of Confusion" (CD)
¥1,350
これぞSissy Spacek!ドラム、ベースのデュアルボーカルな二人によるミニマムな体勢で臨んだ激烈ノイズグラインド盤!Nuclear War Nowから出たのも納得な18年作! 完全に仕入れるのが遅くなりましたが汗、New Wave of Noisecoreの傑作として名高いSissy Spacekの"Ways of Confusion"入荷しました!NWN!からどちらかというとノイズ畑のSissy Spacekがリリースされるというインフォを聞いた際は正直驚きましたが、以前NWN!のオーナー・Yosuke Konishi氏のインタビューでニューウェーブやインダストリアルミュージックにも傾向していた時期もあるという趣旨の発言があった(Nuclear War Now!というレーベル名もThropping GristleがThropping Gristle "Mission of Dead Souls"のアルバム掲載写真で着ていたシャツの文句から引用したそう)のを思い出し納得、しかし相変わらず面白いバンドチョイスだなーと興奮したのを覚えています。現行バンドの最新作から超オブスキュアなバンドの豪華なディスコグラフィーまで、数多くのキョーレツなバンドを擁るNWN!ですが、Sissy Spacekのドラマー・Charlie Mummaは以前在籍していたブラッケングラインドコアバンド・Knelt RoteでもNWN!からリリース経験があり(在籍はアルバム3枚中2枚)そういった経緯もあってのSissy Spacekのリリースだったのかもしれません。 まあそんなこたぁいいんですが内容っすよ!この"Ways of Confusion"はSissy Spacekの活動20周年を記念したリリースでもあり、大手メタルレーベルからの作品ということで手加減なしの超絶ノイズグラインド作となっています!レーベルインフォから引用するとスローパート、ミッドテンポ、ブレイクダウン一切なし(there are no slow dirges, no mid-tempo reprieves, and no breakdowns)ということで全編ほぼブラストビート!全39曲中1分を超える曲は1曲のみ、しかも最後の曲で1:10の曲があるだけというShort Fast Loudを地で行く素晴らしい作品。2016年リリースの“Disfathom.”の精神を引き継ぐ作品とされ、ブラストビートにベース/エレクトロニクスノイズが絡み合い、その混沌の中ふたりの絶叫/咆哮が鳴り響き盛り上がりは最高潮に!しかし一曲一曲、1分以内に演奏がピタっと止むのがとても爽快に感じます。聴いていてカットアップノイズをノイズグラインドに落とし込む手法を使ったフィンランドのノイズグラインド伝説・Aunt Maryの存在を思い出しました。正直言って当時のセールス的には芳しくなかったと思われる作品ですが、彼らの20周年記念盤にふさわしいノイズグラインドとしてのSissy Spacekの魅力が詰まった名盤です。Sissy Spacek入門盤としても最適!まだ持ってない方はチェックよろしくお願いします!
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Incapacitants - Oxen Man's Uneasiness (digipack CD)
¥1,800
T.Mikawa氏 / F.Kosakai氏によるハーシュノイズ紫綬褒章・Incapacitantsの2023年最新アルバム!!キョーレツなノイズが鳴り響く60分の騒音地獄!アメリカの優良ノイズレーベル OXENからのリリース! ジャパノイズという造語がいつの間にか定着し、特に80年台後半から90年代に活躍した日本のノイズユニットは世界的にノイズマエストロとして高い評価を得ています。いわゆるレジェンド級のノイズユニットのライヴを拝みに日本へ来たという外国人も珍しくはありません。そんな日本のノイズシーンの黎明期から関わり、そして今でも第一線で活動するノイズユニットの代表格は誰かと問われたら、まず第一にIncapacitantsの名前が上がることに異論はないでしょう。 活動開始以降 コンスタントな作品発表(たまにどマイナーなレーベルからもリリースがあったりとビックリすることもしばしば笑)、キャリア30年を過ぎた今でも規模の大小を問わずライヴ活動を積極的に行い、ノイズレジェンドだ!と大騒ぎする周りをよそに『それらは表現活動の一環である』という いちノイジシャンとしての当たり前の姿勢を貫く その等身大な活動スタンスも魅力のひとつだと私は思います。そして未だ衰えぬ音のダイナミクス!小手先での演奏ではなく、音楽的向上心を持ち未だ進化をし続けるIncapacitantsはここ日本で音楽活動をしている者にとって"心の兄貴分"だと言えるでしょう。マジでお慕い申し上げます! そんなIncapacitantsが今年1月、Unsustainable Social ConditionのMatt Purseが主宰するOXENからリリースしたのが本作 "Oxen Man's Uneasiness"です。20年にドイツはTotal Blackよりリリースした"Onomatopée Suicida"以来3年ぶりのアルバム、爽やかな青を基調としたデジパック装丁はこのクソ暑い夏を乗り越える必須アイテムです。まだまだ夏は続くからな! 内容はというと約60分に及ぶ出し惜しみなしな全4曲収録!まずはコレぞインキャパ節!といえるハイテンションノイズで幕開け、人間の原始性を解放したかの如く容赦なく放出される最高の雑音!拳を掲げノリノリでイヤホンで聴いていると、2曲目からは曲調に変化が。レーベルインフォの言葉を借りますと『空間を音で埋めんとする、周波音域への挑戦』(超意訳)とのことで、浮遊感漂う楽曲が登場!決してアンビエントな楽曲ではないのですが、両者の演奏する音が絡み合い壮大な世界観を描き出します。いつも以上におふたりの駆け引き的な部分が見えるトラックなのでは??3曲目も同趣旨の演奏を収録、本作のアルバムジャケットはこの2曲からインスパイアされて制作されたものなのかもしれません。そして最終トラックはインキャパ節で〆ッ!緩急のついた内容に大満足な一枚です! 作品毎に自らのキャリアを更新していくIncapacitants、先日久々にライヴを観ることが出来ましたが早くもまた演奏を浴びたくなりました!全ノイズファン必携!!!!!!!!
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GOMIKAWA FUMIO - The Rise and Fall of GOMIKAWA FUMIO (CD)
¥1,800
(レーベルインフォより) INCAPACITANTS(T.美川、コサカイフミオ)+PAINJERKの3人編成によるGOMIKAWA FUMIO、2002年の秘蔵ライヴ音源が、西山伸基氏(落合SOUP)のリマスタリングにより2020年に蘇りCD化!!アートワークはWACKWACK! https://www.youtube.com/watch?v=BM-PNgMrYI4 国内最重要ノイジシャン3名(Incapacitants = T.美川氏+コサカイフミオ氏、PAINJERK 五味氏)による夢の合体ユニット・GOMIKAWA FUMIOのライヴ盤入荷!この名義でのリリースは02年 アルケミーレコードからのCD "Return Of Gomikawa Fumio"以来で、なんと18年ぶりとなります。収録ライヴに挟まれたMCの内容からすると、Return of〜の発売前後のライヴだったようです(02年4月13日 @高円寺 20000volt)。こちらの音源、Hello from the Gutter主催 松田氏が録音したものを使用しているようですが、落合 Soup・西山氏の手腕により細かい音までクリアにリマスタリングされており、エア録音故の臨場感がハンパない雑音狂には堪らない作品となっております。個人的な話になりますが私がノイズのライヴに足を運ぶようになって最初の頃、PAINJERKの高音ノイズに衝撃を受け妙な高揚感を覚えたことをこの音源を聴いて思い出しました。これぞ理想のライヴ盤!正にライヴの興奮を真空パック!オススメ過ぎます!そしてこんな素晴らしい作品をリリースしてくれてありがとう Hello from the Gutter!!
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V.A. - Abolish Music Now! (flexi)
¥1,200
カナダのDisleksickが全世界のノイズコア/グラインド/ノイズユニットに60組に声をかけ、各バンド10秒以内という無茶な要望のもとソノシート片面にぶち込んでしまった超問題作! 日本からはNapalm Death Is Dead/Facialmess/Killer Bug、そしてこの狂ったコンピの大トリとしてIncapacitantsが参加! 思い出話をさせてもらうと、Napalm Death Is DeadはNoise A Go Go's先輩との京都遠征ライヴの帰りの新幹線 こだま666号の中でDisleksikのDavidからコンピ参加の依頼を受け、『音源提出はスピードが大切!』とその場で飲んでた缶ビールを叩きながらウホウホ言うトラック ”Kodama 666 A Go!! Go!!”を録音して5分で音源提出しました。 その約一年後、アメリカはデトロイトでNapalm Death Is Deadとしてライヴを行った際、わざわざカナダからDavidがこのソノシートをもって遊びに来てくれてまさかの初遭遇!いやー、あれは感動したな...(遠い目) 収録バンド↓ Post Natal Drip/Existence In Decline/Sissy Spacek/Drain Age/Rampancy/Bullshit Market/Hello/Facialmess/Suppuression/Mother,I Am Born/Bruised Ego/Shoobies/NYON/Shhh/Mud/C.A.M.P./Deathsticks/Yacøpsæ/The Nihilist Spasm Band/Hades Mining Co/Killer Bug/Mr. California And The State Police/Skinpisser/Nattlig/Nigel/Kylie Minoise/Disleksick/Robbie Brake/Dogs In The Moonlight/Shelf/Man With Job/Indigenous Nudes/Harsh Supplement/Harsh Supplement/Reeking Cross/Shitnoise Bastards/Truth Of All Death/Ted Byrnes/Ancient Stone/Napalm Death Is Dead/R.B.R/Trilateral/Frank Goshit/Napalm Face/Crotting/Being/Josh St. Daniels/Panties/Marion/Undertheporch/Rob Michalchuk/Sewer System/Holy Grinder/Oxy Socks/Incapacitants
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Unsustainable Social Condition / Baculum - Cessation Of Violence (LP)
¥2,800
オレだよ!オレ!オレがジャケをデザインしたのよ! アメリカを代表する新旧ハーシュノイズレーベル、OXENとPhage TapesオーナーがスプリットLPで大激突!限定版LPも少数あります! つーことで死体カセットを牽引する弱小クソオーナーこと、わたくしFrozenPantyがアートワークを提供させて頂いたLPが、07年より活動を開始したUSハーシュノイズ老舗レーベル・Phage Tapesよりリリースされました!わー!光栄! そしてその内容もPhage Tapesを主宰するSam Stoxen氏のユニット・Baculumと、先日久々に来日し落合 Soupで2日に渡り行われた"MACHINE PARTS FEST 2023"での演奏も素晴らしかった、新鋭ハーシュノイズレーベル・OXENのオーナーであるMatt Purse氏のユニット Unsustainable Social Conditionによるスプリットなのであります!新旧ノイズレーベルのオーナーが大激突する意義深いスプリット作に私もアートワークを提供出来るなんて何とも光栄… 今までU.S.C.のリリースはscumとのスプリットカセットに始まり、Cherry Point主宰のTroniksからの単独CDのジャケットなど私がデザインさせてもらって、友人としても嬉しいなー やったぜーなんて喜んではいたのですが、今回のLPへのアートワークの依頼はホント嬉しかった!Thank you,Matt!! ま、つーことで私の話はいいんです。煽りにオレやったよ!なんて書いてはいますけど(自己顕示欲)いいんすよ。とにかく内容です!! まずはOXEN代表 Unsustainable Social Condition!前述のTroniksからリリースされた単独CDでも顕著でしたが、今回もHarsh Noise Wall的なアプローチを魅せる3曲を提供!HNWってあんま曲展開ないヤツでしょ〜?とか侮ることなかれ。中にはそんな曲を恥ずかしげもなく出す輩も居ますが、HNWの面白さは曲中のその微細な変化にあると思います。例えばDJテクニックのひとつであるchopped and screwも、ただただBPMを下げれば成り立つわけではなく反音ズラしたりと細かいテクニックを要する技術だと言われています。HNWもそれと同じく、全編を飽きさせずに聴かせる技量があってこその方法論であり、ノイズグラインド的だなと常々感じていました。肉奴隷WORSHIP PERでもあるMatt(過去作に"Ritual Okada"なるタイトル曲アリ!)の底にあるノイズグラインド魂がそうさせたのか、はたまた私の勘違いなのか、今作でもブリリアントなHNWが展開!こういう作品を聴くとHNW集めたくなるから危険だわよね、いつまでも聴いていたくなる15 minutes of nausea!! 対するPhage Tapes代表 Baculumの楽曲は一曲のみ、メタルジャンク多用のハーシュノイズ15分一本勝負!!当レーベルでも扱っているBaculumのディスコグラフィー盤 "I Would Rather Feel Empty Than Full Of False Hopes"内においても様々なアプローチで、ハーシュノイズという一見とっつきにくい音楽ジャンルの楽しみ方を提示していて個人的には感動したのですが、私の少ない知識で説明させて頂くと(ホント間違ってたらすみません…) IncapacitantsやMo*Teといった所謂ジャパノイズを彷彿させる楽曲です。U.S.C.がHNWで全てを覆い尽くすような騒音だったことに対し、このBaculumはメタルジャンク音を変調させノイズを発生させてはいるのですが、詰め込みすぎないことで曲に侘び寂びすら感じさせるド渋い展開にガッツポーズ!両者の異なったアプローチがハーシュノイズという極北の音楽表現の自由度を示しており、このような作品に関われたことを改めて嬉しく思いました。 今回はレギュラーバージョン(ltd.150/写真2枚目)に加え、クラフトジャケットにスクリーンプリントした限定版(ltd.50/写真3枚目)も若干数入荷しております。お値段は同価格に致しましたのでお好きな方をお選びください!!
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the Gerogerigegege (ゲロゲリゲゲゲ) - 今日という日が生まれた時から決まっているように (LP)
¥4,000
昨年10月に発売したCDをヴァイナル化!帯付A式ジャケ。限定500枚。 34年前(1988年)の1stシングルをマルチテープから全曲をやり過ぎな程リミックス!!マスターテープから全曲やり過ぎな程リマスター!!人気曲「B面の最初の曲」奇跡のNGテイク2曲初解禁!!同年 伝説の"江ノ島海岸ソノシート全焼却ライブ"(発売すると言っときながらプレス後 気が変わって燃やす事になった)で使われた「愛人」のリマスターまで収録の全12曲!! ゲロ55才が当時の裏話を語るライナー5500字掲載!! 英訳付!! 収録曲 A1. 今日という日が生まれた時から決まっているように (REMIX 2022) SEXUAL BEHAVIOR IN THE HUMAN MALE (REMIX 2022) A2. WATER BUSINESS (REMIX 2022) A3. B面の最初の曲 (REMIX 2022) A4. ENSAM I NATT (REMIX 2022) A5. B面の最初の曲 (NG TAKE 1) A6. B面の最初の曲 (NG TAKE 2) B1. WATER BUSINESS (REMASTER 2022) B2. SEXUAL BEHAVIOR IN THE HUMAN MALE (REMASTER 2022) B3. B面の最初の曲(REMASTER 2022) B4. ENSAM I NATT (REMASTER 2022) B5. 愛人(REMASTER 2022) B6. SEXUAL BEHAVIOR IN THE HUMAN MALE (GERO 30 MIX 2022) ORIGINAL 7”ep – RELEASED ON TRANS RECORDS 1988 ORIGINAL RECORDED AT MOD STUDIO – 8th /11th / April/1988 JUNTARO YAMANOUCHI – ALL GUITARS, BASS, VOCALS, TAPES GERO 30 – VOCALS ON A3, A5, A6, B3, B6 DEE DEE GERO/HIRONAO KOMAKI – GUITAR, BASS ON A4, B4 TOSHINORI FUKUDA – ALL DRUMS, VOCAL ON B4 ALL COMPOSED & REMIXED BY JUNTARO YAMANOUCHI EXCEPT A1,B2, B6 : JUNTARO YAMANOUCHI + DEE DEE GERO A4, B4 : THE LEATHER NUN B5: TOYOHISA ARAKI, TAKASHI MIKI REMIX ENGINEERED BY A1 : TOSHIAKI SUDOH A3, A5, A6, B6 : TOSHIHISA HIRANO A2, A4 : TOSHIAKI SUDOH + TOSHIHISA HIRANO MASTERED & REMASTERED BY SOUICHIRO NAKAMURA LACQUER CUT BY KATSUTOSHI KITAMURA (レーベルインフォより) トランスレコードからリリースされた名作 7ep "Sexual Behavior In The Human Male"をやり過ぎリミックスした今作、昨年のCD発売に続きなんとLP化!オレたちのいぬん堂からのリリース、限定500枚!