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肉奴隷 x scum - no title (CD-R)
¥1,500
5/6 新大久保 EARTHDOMにて開催された殺戮雑音部隊において入場者に配布された新録コラボ音源を限定入荷!これで早くも三作目となるコラボ音源ですが、なんと今回は70分越え! 先日は愛媛からSPACEGRINDER。、大阪からはstatus zeroをお招きして二年半ぶりに開催された肉奴隷の企画・殺戮雑音部隊!EARTHDOMのご厚意もあり、死体カセットとscum主宰のレーベル・SLUG Tapesとの共同リリースである肉奴隷 x scum "LIVE at EARTHDOM"発売記念ライヴとして執り行いました。あいにくの雨により集客はお世辞にも多いとは言えませんでしたが汗、前述のゲスト二組の素晴らしい演奏、そして肉奴隷 / scumの両者に不詳わたくしFrozenPantyがドラムとして参加した90分ショートカットグラインド地獄は来ていただいた皆様にも楽しんでいただけたかと思います。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました! そんなレコ発GIGの際に入場者配布されたのが今作!肉奴隷 x scumとしては昨年Dada Drummingより発売されたデジパックCD、そして今回レコ発となったLIVE CDに次ぐ早くもコラボ第三弾と相成りました。殺戮雑音部隊を開催する際、何か音源を入場者に配布したいと肉奴隷 岡田氏から提案があったのですが、色々と話し合って岡田氏 = 肉奴隷の音源にscumのノイズを被せたものにしようということで落ち着き、その素材を待っていると... 岡田氏が上げてきたのはなんと73分の音源!笑 全編にノイズを被せることになったscumは加工なしの一発録りで応戦!scum曰くこんなに長く演奏したことはなかったとのことです (その何日後かに90分演奏することになるのですが...笑) 傍観者として二人のLINEのやり取りを見ていた私ですが、聴いてみるとこれはなかなかキョーレツな作品ですな!!地獄の底から鳴り響くような低音ノイズをまとった岡田氏のボイスに、見事ウワモノとしてscumのノイズが絡みつき非常にいい塩梅!今回、岡田氏のVo録りはCaveman味が高くいつもと雰囲気が違うのもミソ(逆再生?スロー処理??)、若干不気味にも感じるそのアジテーションに容赦なくscumのハーシュノイズがとめどなく切りつける!個人的にはどっか海外のレーベルにちゃんとプレス版として再発してほしいなー!もちろん今回発売のLIVE CDもいい感じですので合わせてチェックしてみてくださいね、少しお得なお買い得セットも用意しています!!
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MESHI 『イヌ喰うな!』(sticker)
¥200
イヌ喰うな?メシ喰うな?どっちだっけ?という方に!間違ったほうを! (全長 6cm)
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ぎゃああああ (sticker)
¥200
『あったらいいな』がココにあります! (全長 8cm)
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AVA - 電波系 (sticker)
¥200
バカバンドのバカステッカー (高さ 5.7cm)
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kito-mizukumi rouber - DOOORS HEAVEEN (片面flexi)
¥1,200
アシッドガレージロッッキン演歌ダンス界の極北・kito-mizukumi rouberの22年録音最新作が片面ソノシートとして登場!現体制で初録音となる今作はバイカーズロックがテーマとのこと!日本で最も狂っているレーベル(褒)、Hello From The Gutterからのリリース! Papekyowance Pyorotomy、Tecondo Ookuninushino Makoto、Papa Big Papaの三氏により08年前後に結成された孤高にして極北のバンド・kito-mizukumi rouberの最新音源!スタジオ音源のリリースはセルビアのレーベルから16年にリリースされた特殊パッケージカセット "Savaita Calvi Ni KMR"以来 約六年ぶりの音源となり、昨年キーボード奏者として加入したKingg Vaniila氏が参加する初のレコーディング作となります!カラッカラに乾いたギターにキーボードが絡み、浮遊するドラムがTecondo Ookuninushino Makoto氏のブルースを小突きながら昇天していく。全ての音は放たれた直後に意味という呪縛から開放され、残り香として浮遊する楽曲。kito-mizukumi rouberが演奏する曲は感情の付け入る隙のない極めて純度の高い音楽なのだなと、この作品を聴いて改めて痛感いたしました。因みに公私共にお世話になっているkitoのドラマー・Papa Big Papa氏に寄ると今作はバイカーロックがテーマとのこと... この音源からバイクを感じるかどうかは君次第だ!!!!汗 しかししかし、七月末に僭越ながら私がDJとして参加させてもらった今作のリリースパーティーにおいて この"DOOORS HEAVEEN"も演奏されたのですが、こーれがもう最高のライヴトラック!!様々な名曲 / 迷曲を持つkito-mizukumi rouberですが、今後彼らのライヴで長く演奏される曲になるだろう至極の一曲でございます!Kingg Vaniila氏加入後は異常なペースで新曲が生み出されているようですが、是非ともこのソノシートで予習してからライヴに足を運んで頂くよう強くお願いいたっしますっ!!!!!!!
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WELLNESS IN MOUTH OF DITCH - like asking for the moon.ep (CD)
¥550
23年1月に死体カセットよりリリースを控えるWIMODの前メンバー編成に寄る過去作epを限定入荷!レコ発企画の予習にチェックよろしくお願いします!! 新年明けましておめでとうございます。 当レーベルは今年もディストロにリリースに色々と頑張っていきますのでよろしくお願いします!さて当レーベルの新年 第一弾リリースは東京のカオティックHCバンド・WELLNESS IN MOUTH OF DITCHのアルバム"WELLNESS OF LIFE"!1月14日 土曜日 新宿 Antiknockにて行われるレコ発企画にて先行発売させて頂く予定です。Grindcore / Harsh Noise / Black Metalを中心に商品を取り扱う当レーベル、お客様にはカオテッィクHCをリリースするというイメージが全く無いと思われますが、一筋縄にはいかない真の意味での混沌 = Chaoticを見せ付ける素晴らしいバンド・WELLNESS IN MOUTH OF DITCHをリリースさせていただけること とても光栄に思っております!! 今回、メンバーの御好意で過去作のデッドストックを入荷させて頂きました。現在はGt/Ba/Dr/Voの編成で活動する彼らですが、今回入荷した作品ではヘルプを含む二本のGtとリーダーであるBaのyo-ro-氏がVoも兼務している四人編成での録音作。ピンVoであるSakiyama氏を迎えた最新作ではそのボーカルの自由度の高さがバンドの売りとなっていますが、この作品におけるyo-ro-氏のボーカルもヤバイ!!またプログレッシヴロックをカオティックHCに落とし込みジャズやメロコアさえも飲み込んでしまった衝撃的な演奏は、激しさはそのままに部分部分でファニーさすら感じ取ることができるキャッチーな展開を披露。コラージュミュージックを聴いているようなせわしない展開なのに、何故か不思議ととっつきやすいカオテッィクHCというわけの分からん境地に至っております。ホントこんなバンドいない! メンバーチェンジも行い増す増す変態度の上がったWELLNESS IN MOUTH OF DITCHの新作発売前に是非この過去作もチェックしてみてください!! レコ発企画 詳細はこちらです!!↓ 2023/1/14(Sat)@ Shinjuku Antiknock 死体カセット& WELLNESS IN MOUTH OF DITCH企画 "WELLNESS OF LIFE" Release Show ・cunts ・GOVERNMENT ALPHA ・kokeshi ・VMO ・mizuirono_inu ・WELLNESS IN MOUTH OF DITCH Open 17:40 / Start 18:00 ADV ¥2,500-、DOOR ¥3,000- +1D
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肉奴隷 - Chain Of Evil Dead 非限定版 (CD)
¥1,129
*送料無料商品! 00年代より精力的な活動を続ける国内NOISE GRINDの古参、"肉奴隷"。AxCxや7MINUTES OF NAUSEA等のNOISE GRINDの系譜を踏襲しつつHANATARASH.THE GEROGERIGEGEGE等を意識したかのような数々のセンセーショナルなライヴパフォーマンスや、突発的かつ超限定的な自主製作音源群と国内外強力バンドとのスプリット作リリースで存在を知らしめて来た彼の実に8年ぶりとなる単独2ndCD。 近年のライヴや音源で一貫した感情の吐露として示して来た社会と権力に対する嫌悪と憎悪をNOISE GRINDという形式を用いて暴発させるが如く、過剰な衝動性をストレートに打ち出した爆裂狂乱轟音作!(レーベルインフォより) ノンクレジットですが、メンバー編成はVo.岡田、Ba/Dr.Napalm Death Is Dead、Noise.shikakuの四人編成での音源。ステッカーつき dotsmarkからのリリース
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KADAVER and scum - An eye for an eye (CD)
¥1,500
イスラエルの新鋭ノイジシャン・KADAVERとオレ達のscumによる初コラボ!世界的に影響を与え続ける中東情勢を憂い、その被害者への鎮魂歌として制作された作品。限定150枚、新潟のSpore Spawn主宰16 shots per secondから! まずは時事ネタ、いわゆる中東情勢の影響で今や世界はめちゃくちゃです。イスラエルによるイランへの攻撃、それに介入し利益を得ようとする盗人猛々しいアメリカのトランプ、また戦争の影響でホムルズ海峡が閉鎖されてしまい日本企業のタンカーが何隻も立ち往生しているのに何も出来ない高市早苗率いる日本政府。登場人物がバカばっか/金欲に取り憑かれた人間達の横暴な振る舞いにより、普通に暮らしている人々が犠牲になっているという何とも理解し難い現状に、一日本国民として私も憤りを覚えています。誤魔化しながら運営されている我が国の生活も、今年の秋口には行き詰まってしまうのではないか… そんな不安にふとした時押しつぶされるような思いを感じます。戦争とは、私たちのような一般国民がコマとして駆り出され、モブキャラとして死んでいく全体主義の最悪な部分を凝縮したもの。早くこの戦争が、そして主要登場人物の政治生命が終わることを切に願います。 KADAVERといえばノイズレーベル・999 CUTSを主宰し、各国の魅力あるノイズ作家の作品をコンスタントにリリースしている才人でありますが、世界的に『加害側』と見られているイスラエル人の彼も戦争に対する思いは我々と同じようです。その思いに共鳴し、今作のコラボレーションを実行したscum、そして多少のリスクが予想される今作を形に成し遂げたSpore Spawn / 16 shots per second Recordsの安藤くんには心からのリスペクトを。今作におけるscum側の収益は全てこの戦争の被害を受けているイラン/レバノンへドネートされるということで、ウチのようなふざけたレーベルも社会貢献ができるコトを嬉しく思います。 で、ですね。肝心な中身はと言いますとコレがまたキョーレツ!!暴虐無慈悲なドうるさいハーシュノイズ地獄でもうたまりません!私がノイズ作品と呼ばれる中で一二を争う傑作だと思っているのが、このKADAVERとフィンランドの豪傑・Rotatによるコラボレーション作品 "Genitalia Made From Fishskins" (当レーベル取り扱いあり! https://noisegrind.official.ec/items/47829642 )なのですが、先日scumに話を聞いたところ『そのスプリット作のようにウルサイコラボ作を目指した』とのことでした。Rotatとscumもスプリット作を出したばかりですし (当レーベル取り扱いあり! https://noisegrind.official.ec/items/134492970 ) 世界中のウルサ方の鎹としてscumが機能しているのがとても頼もしいと思うし、今やscumの作品はどの作品も素直にかっけー!!と思わせる安心証なノイズ作家になったのだなぁとおじさんはとても感慨深いです。 まあとにかく!スピード感というよりはその密度、うるささにこだわった今作!真性ノイズ廃人の皆さんは必ずGETですよ!
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V.A. - Freak Animal International Vol.8 (CD)
¥1,200
ノイズ界隈 最重要レーベルであるフィンランドのFreak Animalが手がける国際ノイズコンピ第8弾!フィンランド Stinkfinger / ベルギー Antihumanism / UK Satori / 日本 scumが参加! Freak AnimalのMikko先生、最近はオムニバス作りにハマっているのでしょうか?サブレーベル・iopsも含めて出すもの出すものキョーレツな作品ばかり、正に衰え知らずなFreak Animalですが今回ご紹介するのは2024年より始動したオムニバスシリーズ・Freak Animal International 第8弾!私ってばこの連作を第4弾で初めて存在を知ったウッカリさんなのですが、今までにもMo*Te / Murderous Vision / BLJ / Government Alpha / Richard Ramirezなどなどが登場している模様。V.A.というよりは4way split形式でフィンランド勢 1組 + その他 3組という組み合わせで企画しているようです。こちらも目下継続中でvol.8までリリースされた、フィンランド勢だけで構成されているオムニバスシリーズ "Terässinfonia"と対になっている感じですかね? そして今回はフィンランド代表 Stinkfinger (Uncleanの別名義として23年にスタートしたプロジェクト)、ベルギーからはAntihumanism (今までは自主レーベルから単独作を出していたユニットが大抜擢!メタルジャンクノイズ)、UKからはSATORI (泣く子も黙るインダストリアルノイズの大家!)、そして大トリ・サブちゃん枠は我らが日本のscumが務めます!意外にもscummMikko先生と今まで絡みがなかったようで、張り切って作ったと言うところからもわかるように構成の効いた素晴らしい楽曲を披露!イイね! 定期的にノイズオムニバスがリリースされると勉強になっていいですな。ノイズと言えども十人十色、『みんな違ってみんな良い』金子みすずイズム溢れる良コンピ!
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ROTAT / scum - split (CD)
¥1,800
SOLD OUT
フィンランド発爆裂ハーシュノイズユニット"ROTAT"と、僕のスプリットがオーストラリアの"Sweat Lung Records"よりリリースされました! このROTAT aka Tero氏、元々はAussaatからリリースされたアルバム"Static Antics"でその存在を知り、Dischargeリップオフのジャケットとそのウルセー!!!(褒め言葉)ハーシュノイズに惹かれた訳で、なんとなくレーベルメイトだし・・・とコンタクトを取ってみたらあれよあれよという間にスプリットリリースに、、、 彼のとにかく聴く人の鼓膜を破壊したいという厳格なる信念の元に作成された本作、僕もノーマスタリングで挑みました!(ちょっとばかしエディットしたのみ) お互いにとにかくうるさい音を出そうというコンセプトのこのアルバムを爆音でかけて、家のスピーカーを破壊しよう!!! そしてこの素晴らしいジャケットアートワークを担当して頂いたのはGovernment Alpha吉田氏! リリースはWhitehorseでのノイズユニットでも知られるPeteが運営する"Sweat Lung Records"より!あのSissy Spacekの"Gore Jet"をリリースした事でも知られるこのレーベルですよ! 150枚限定なのでお早めにゲットお願いいたします!! (ちなみにこの作品に関する面白い逸話があるので、気になる方にはお教えします…笑) (scum自身の商品解説・SLUG TAPES HPより) フィンランド/日本の若手ノイズ最先鋭が銀盤上で大激闘!両者、"ウルサイ作品を作る"というコンセプトを念頭に製作された作品。アートワークはGovernment AlphaのYoshida氏の手による物! 個人的にscumからROTATとのスプリットが出ると聴いた時には大興奮でしたな!長年の友人ですが あれよあれよという間に世界的なビッグネームとなったscumと、20年前後に頭角を表し世界中のアンダーグラウンドレーベルを揺るがすフィンランド機体の星 ROTATの夢の邂逅!うーん、素晴らしい。組み合わせとして文句ない東西ノイズ最先鋭大激突なサイコーなスプリット盤だと思います。 両者、リリース多作であるという点においても共通点があるとは思うのですが、時に実験的なテイストを混ぜてくるscumに対してROTATは常に"最ウルサイ"を目指してくるというストレートな姿勢を見ると対照的というべきかもしれません。それ故、上のscum自身の解説を読むとこの作品はscumがROTAT側にカラーを合わせたという風に捉えられますが、もちろん微塵も遠慮を知らないscumが見事に大暴れ!そしてROTATもフルスロットルで噛み付いてくるわけですから、両者共に文字通り"HARSH NOISE"を最大限にカマした非常にやかましい作品に仕上がっております!大満足!人の意思を感じさせない災害級の雑音が40分程度続くのですが、聴いた後にはスポーツを終えたかのような爽快感のある笑 素晴らしい作品だと思います! またGovernment Alpha・Yoshidaさんの手がけたジャケットがサイコーにCOOL!個人的にはYoshida氏のアートワークのイメージはあまりモノクロのイメージがなかったのですが、今作提供のジャケットはフィンランド系 極悪ノイズ諸作品を彷彿させながらも何処かユーモラスな部分も感じさせるのは気のせいでしょうか。scum関連のジャケットも数作手がけるYoshida氏のアートワークの中で、私は個人的には一番今作がカッケーと思いました!音もジャケ画も間違いない良作、ノイズヘッドを名乗るならチェックしなきゃウソですよ〜
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Rotat / Kadaver - Genitalia Made From Fishskin (card sleeve CD)
¥2,000
SOLD OUT
A soundtrack for an improvised rusty-blade circumcision, taken place beyond a dumpster. Both boys and girls are invited.. A clash of noise titans between Rotat of Finland and Kadaver from Israel, providing 4 tracks of crushed metal and distortion ridden abuse. Hold on to your genitals, this is going to hurt. これは錆だらけのナイフを使ってゴミ箱の裏で行われる即興的な割礼の儀式に捧げるサウンドトラックだ。健全な少年少女の参加を求む。 ノイズの巨人、フィンランドのRotatとイスラエルのKadaverの衝撃的な邂逅。金属の破壊音と虐待的なディストーションに塗れた4曲が収録された作品だ。キンタマ握ってみろ、ジンジンと痛んでくるはずだ。 (レーベルインフォより・超意訳) フィンランドのRotatとイスラエルのKadaverによる衝撃的コラボ!終始テンションを落とさずハイスピードに雑音を投げつけてくる問題作!コレはすげー!フランスのAntipatik Recordsからのリリース! 40を手前に未知の音楽ジャンルを掘っていくの楽しい… いわゆる『沼』ってヤツですね。グラインドコアに出会った10代の頃を思い出してしまいました。当レーベルからもハーシュノイズの作品は過去に何本か出しているのですが、今までシーンの表層的部分 / 周りの友人が作る作品 = 私が触れるコトの出来るノイズシーンであったわけですが、昨年ディストロを本格的に始めて色々とノイズ作品をいれていく内に今まで知らなかったユニットの作品に触れドップリとハマってしまいました。しかも多作なノイズユニットが多く中々追いかけるのが大変… ハッキリ言って私もまだまだこのジャンルにおいてはズブの素人、好奇心のみで色々手をつけて入荷していますがレビューに間違い等あればTwitterなどでご指摘頂ければと思います。また私と同じくノイズは詳しくないけどなんか聴いてみたいと思っている方に、グラインドコア脳で書いた私の解説が刺さればいいなぁと思っています。一緒に勉強しましょう!(a.k.a 買ってくれ!) と初っ端から駄文を連ねてしまいましたが、この作品はキョーレツです!ドイツのObsessive Fundamental Realityから入荷した、これまた素晴らしいオムニバスCD "Mantras Of Vivisection" (当レーベルでも絶賛取り扱い中!)に入っていたフィンランドのRotatの楽曲があまりにも凄まじかったので、コラボ作ではありますが新作を入荷してみました。 コレは凄まじい!ジャケットのキョーレツさもさることながら、その暴力的な収録内容にサディスティックな感情すら湧き上がってしまう程(普段そんなことはないのですが汗)に徹頭徹尾 極悪なハーシュノイズに支配された銀盤となっております。 先にも書かせて頂きましたが、Rotatはフィンランドのハーシュノイズアーティスト。デビュー音源が14年ということでまだ若いユニットですが、この10年もしない間にハーシュノイズ名門レーベル・Freak Animal、そしてFilth & ViolenceからもCDをリリース。極悪界隈の先輩方から寵愛を受ける次世代を担うルーキーといっても良いでしょう。 そして今作品の相方、イスラエルのMichael ZolotovによるDeath Industrial / Power Electronicsユニット・Kadaverは03年から活動をスタートしたベテラン。初期はゴア/ノイズグラインド系のレーベルからのリリースもあったりしますが、Bizarre Audio ArtsやL.Whiteなど有名どころからDeathbedなどの新興レーベルからも作品を出している実力派のようです(…単独音源持ってなくて汗) そんな両者がコラボした作品、本当に凄い!うるさい!正直なところ、どれがどちらのユニットの音かはわかりかねますが、最初から最後まで息継ぎしてないんじゃないかと思うほどにハーシュノイズを喰らわせてくる恐ろしい作品です。異常者による変態割礼儀式、女性の叫び声のSEループが儀式の首謀者の顔と彼が握る錆びたナイフを思い浮かばせ、曲名の通り"In And Out"してから"Outside In"され"Down Side Up"した後に"Banana Split"する様をキョーレツなハーシュノイズとして表現。この作品を聴く者もまた『共犯者』、犯罪行為を渇望する自分を心底に見つけてしまうかもしれません... なんてな!超オススメ作品です!!!!!!!!
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YESMEANSYES - Complete Studio Discography (CD)
¥2,200
SOLD OUT
Aunt Maryに並ぶ90's フィンランドノイズグラインド伝説・YESMEANSYESのスタジオディスコグラフィー!未発表セッションを4塊収録した曲数不明ノイズグラインドウォール!! コレはすごい!またもやイタリアの¡ZAS! Autoproduzioniがやってくれました、フィンランドのYESMEANSYESスタジオ録音全音源集!!!YESMEANSYESはFreak Animal Recordsのノイズグラインドサブレーベル・Lolita Slavinder Recordsから編集盤を出していたArse、そしてArse Slaughterの残党により93年頃から始動。ボーカル/ギター/ベース/ドラムのバンド編成で10秒程度の楽曲を何度も何度も何度も何度も繰り返し、リスナーの脳細胞破壊にひと役買った90年代を代表するノイズグラインドバンドです。メンバーは前述の他にクラスティーHCバンド・Hylkiö、Selfish / Forca Macabraのメンバーも擁したArmed Revolution、インディーロックバンド・Karkkiautomaatti、そしてSix Weeksから編集版も出していたストレートエッジHCバンド・Sairaat Mieletなどにも在籍。恐らくメンバーは他バンドに重きを置きながらもYESMEANSYESとしての活動を継続した、サイドプロジェクト的な立ち位置のバンドだったのだと思います。 さて今回の編集盤ですが、収録内容は下記の通り↓ Split 7" With Odeema (1994) 88 Song 7" Extended Play - 7" ( 1995) Split 7" With Pekka Ruoska (1995) tracks for V/A: Noise Against The Machine 7" (1995) tracks for V/A: I'm Going Ape 7" (2008) Split CD With 7 Minutes Of Nausea (2009) +未発表セッション ×4 あれ?WORLDとのスプリットは?とお気づきの方、するどい。 今回は全スタジオセッションの編集盤ということで、リハーサルやライヴトラックを使用したカセット音源 / オムニバスへの参加トラックは収録されていません。ニクい!ホントの全音源集となるとCD3枚組になるのでしょうから致し方ありませんが、マニアの方々は93〜94年のライヴカセットやMexican Power Authorityとのスプリットカセットなどもチェックせねばなのです…… なんか今年になって未発表ライヴ音源もリリースされてるし笑 (入荷します!!) しかしバンドの本質であるスタジオ録音が全て聴けるということはホントにありがたい!リリース年数を上に記してありますが、今回の収録構成は恐らくレコーディング時系列に並べ直したモノでリリース年とは前後しているものもあります。08年/09年リリースのI'm Going Ape 7" / 7mon スプリットも録音は90年代後半、バンドとしての最後の録音になります。 さて音はと言いますと… 徹頭徹尾 非音楽!!!ブラストビートにツインボーカル体制の絶叫、休みなしに音楽の概念を徹底破壊!素晴らしい…!!今作のジャケットにある"Fast Finland Hard Core"は、Anal Cuntの初期音源編集盤 "Fast Boston HC"のもじりでありますが、よーく聴いているとしっかり彼らのカバー曲も行っています(因みにYMYの前身バンドであるArseはかなりAnal Cuntに影響を受けたクローン級のバンドでした) このバンドの面白いところはセッション時期によって多少出音が変わっているところ、ゲストとしてピアノ奏者を招いての録音もあります。ただ、やりたい放題やっているように見えてシニカルな印象も感じさせるのは流石フィンランドのバンドだと感じさせますね。 私、彼らの音源はほぼ全部所有していますが、スタジオ録音だけとはいえコレだけまとまった音源を気軽に聴けるのはとても嬉しいですな!ノイズグラインドを語るに避けては通れないフィンランドの徒花、絶対マストです!!!!!
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Aunt Mary – Sessions Of Extreme Nihilism 1989-1992 - Lost Tapes Of AM (CD)
¥2,500
SOLD OUT
フィンランドノイズグラインド伝説・Aunt Maryの過去音源集 再入荷!不穏な空気を纏う、コレぞフィンランドノイズコアな素晴らしいバンドです! 閉鎖的かつ危険な香りを伴うフィンランドノイズコアシーン、ノイズグラインド愛好家にとってはフィンランドは憧れの桃源郷とも言うべき重要な国です。この国の中でハーシュノイズ/ブラックメタルと共に成長を遂げてきたノイズグラインドシーンは両者からの影響をビシバシ受けており、攻撃的なアートワークと歌詞、そして笑い要素がほぼ皆無という、アメリカ/カナダで大成したノイズグラインドシーンとかけ離れた独自の文化を育んできたと言えるでしょう。戦争とニヒリズムが渦巻く独特な感覚… 私がセルビアのフェスに出演した際、"Unpeace"というノイズコアデュオと話す機会があったのですが、非・平和というバンド名もさることながら坊主頭で上半身裸に迷彩ジャケット、そして大門サングラスというキョーレツな出立ちでちょっと高圧的な話し方をしてくるあの感じ。彼らに全くイヤなイメージは感じませんでしたが、うわー!これぞ!!という私が持っていたフィンランドのイメージを投げつけられました。ちょっと芝居かかっていたのも…笑 30年近く前にそのフィンランドノイズコアシーンの土壌を作ったバンドのひとつがこのAunt Maryです。 90'sにNoise WasteやYESMEANSYESと共にフィンランドノイズコアシーンの基礎を作り、世界中にそのシーンの"強さ"を知らしめたAunt Mary。そのリリースの中でも92年にDeep Sixから発売されたMan Is The Bastardとのスプリット作、ノイズグラインドと言えば何百曲ものショートカットチューンが音のカオスを巻き起こすようなその獰猛さにあると思うのですが、Aunt Maryは夥しい数の楽曲がさらにカットアップされ矢継ぎ早に聴く者の鼓膜を襲い掛かる独自のスタイルが当時のシーンを驚かせました。そのスタイルはハーシュノイズを通過した(ごく一部の)ノイズグラインドバンドにも継承され、Penis GeyserのMikealも最も影響を受けたバンドとして挙げています。 そしてこの音源集、タイトルにあるとおり過去の発掘リハ音源を中心に構成されています。 収録内容は以下のとおり Track 1 - Material for compilation tape that never got released properly. Recorded late 1991 Tracks 2 - "Nicht in den gehörgang einführen" - session early 1992 Track 3 - Consists of "Gnu" session early 1992 and different AM sessions 1989-1991 未発表VA収録予定曲、アメリカのNihilistic Productionsからリリースされたデモテープ、そして前述のMan Is The Bastardとのスプリットの際のセッションを収録。いやーこれサイコーでしょ!ただでさえリリースが少なく、後進ユニットであるBizarre Uproarとのスプリットにはep作をコンパイルされていたものの限定200枚だったため、今現在MITBとのスプリット作 再発盤くらいしか中々手に入れるのは難しいのではないでしょうか?気になる方はチェックお願いします!
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Mayhem Decay Cudgel - Radicalism Rules (procopy 2CD-R)
¥2,500
SOLD OUT
再入荷! ブラジリアンノイズグラインドレジェンド・Mayhem Decay Cudgelのディスコグラフィー盤がイタリアの¡ZAS! Autoproduzioniよりプロコピー CD-R2枚組で登場!騒音大洪水デタラメノイズグラインドで悶絶! まさか21世紀にMayhem Decay Cudgelのディスコグラフィーが拝めるとは… しかも2枚組で!!正直こんなリリースがあるならイタリアのF.O.A.Dが放っておくはずないと思いますが、クロアチアのNonsenseや日本のCannibalistic Dissectionの再発を行ったイタリアの¡ZAS! Autoproduzioniがやってくれました!バンザイ!! Mayhem Decay Cudgelとは1989年に結成されたブラジルのノイズグラインドバンド、Cesar(Gt/Vo)とLeonardo(Dr)の二人組です。もともとベースを迎えて3人組で活動する予定だったようですが、思うようにリクルートが進まず2人での活動を最後まで続けたとのこと。今回のデジパック再発ではトレイ下にポルトガル語でバイオグラフィーが掲載されているのですが、私はGoogle翻訳をかけても上手く訳せず断念… どーにか解読できた断片的な情報によると、バンド運営にあたって一筋縄ではいかない苦労があったとのこと… 90年代のブラジリアンノイズグラインドシーンはバンド数も多く、世界中にマニアがいる割にはインタビュー等々の文字情報があまり見つからなくて、私もあまり情報持ってないのですよね… 興味ある方は根気よくトレイ下バイオを読み解いてみてください!汗 気になる収録内容はこちら↓ Psychopathic Dislocation (Demo 1989) Vomitorium Under Lid Of A Tumulus (Demo 1990) Podridao Nome Real De Sociedade (Demo 1990) Split Tape With Infernal Noise (1991) Mince The Silence (Demo 1992) Cicatrizes Da Estupidez Humana (Demo 1994) Split Tape With Somoridado Caotica (1994) Massacre And Noises Loathsome Howls (Comp. Tape 1 1991) Chards Of Civilization (Comp. EP 1995) Edge Of Painfull Sensation (Comp. LP 1996) A Tribute To Patareni (Comp. LP 1996) 前にデッドストック品を当レーベルでも販売していたのですが、今まではMayhem Decay Cudgelの音源を手軽に聴けるリリースと言えば、アメリカのFuck Music Productionsからリリースされた"The Scene Is You!!!"というCD-Rでした。その編集盤の内容はINFERNAL NOISEとのスプリット、92年のリハデモ "Mince The Silence"、そして今回の2枚組CD-Rには収録されていない(!?)Reh 93とライヴ音源でしたが、本作で"Mince The Silence"以前のデモ、そしてコンピ収録曲が聴けるというのはホント感涙モノでしょう!(そして"The Scene Is You!!!"を大切に今まで保管していた方も救われるという… 私も含めて笑) この時代のUSやカナダのノイズグラインド勢はポルノイメージを絡めながらジョーク音楽として作品を乱発していた一方、当時のブラジリアンノイズグラインドシーンはポリティカルな曲名とジャケットで、7monやSore Throatに触発された姿勢で今でいうクラストコア的な立ち位置だったと言えると思います。いまだ現役のNoiseやIndustrial Holocaustと同じく、このMayhem Decay Cudgelも怒れる若者が楽器を持ち音楽を武器に社会と戦っていたコトは明白であり、根底にあるのはもちろんパンクスピリット!パンクミュージックといえば初期衝動初期衝動と言われがちですが、このMayhem Decay Cudgelは結成から96年頃の活動停止まで衝動のみで音楽をかき鳴らしていたというその歴史がこの編集盤にぶち込まれています!マジで熱いぜ!! 一作一作に解説つけるのはヤボってもんですが、ブラジル雑音シーンの最重要作にして超レア盤 V.A. "Edge Of Painfull Sensation"の収録音源が聴けるというのはこりゃ事件!まずお目にかからない作品ですよ!(自慢:私は持ってます!!!) コレを機にDeath NoiseやSonic Radio Activeの編集盤なんかもリリースされないかしら… 90's ブラジリアンノイズグラインドにはこの時代あの国でしか生まれ得なかった情熱、そしてデタラメが詰まっていますので雑音狂の皆さんは絶対買いですぞ!!!絶対だ!!!
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Cannibalistic Dissection - s/t (CD)
¥2,100
SOLD OUT
再入荷! 北海道は札幌のグラインドノイズ/ゴアグラインドカルト・Cannibalistic Dissectionの音源集がまさかの登場!Sore Throatのカバーを含む222曲に未発表デモを収録した決定番!!イタリアの¡ZAS! Autoproduzioniからのリリース! Atrofia Cerebral / Nonsense / Vivisectionなど、痒い所に手が届くグレートな再発を行うイタリアの¡ZAS! Autoproduzioniがまたもやってくれました!札幌のCannibalistic Dissection音源集!!!! 個性的なバンドがひしめきあった90年代前半の北海道。Scabを筆頭としたYokota Kei先生WORKSを始め、Inhuman RecordsやTaboo Musicといったカセットレーベルが北海道から発信されていたという事実は、日本のノイズ/グラインドシーンにおいてもっと考察されて然るべきだと私は考えます。この時代、殺害塩化ビニールからリリースしていたアナル番長やスピードアナルも札幌のバンドでしたね。 そんな北の大地が産んだカルトノイズ/ゴアグラインダー・Cannibalistic Dissection、本作はComplete Discography盤ということで下記2作のデモテープ音源を収録しています。 “Breding Maggots” Demo Tape 1993 “Post-mortem Dissection” Demo Tape1994 恐らく活動停止時に"222 Songs Demo '93-'94"と題したカセット作品をバンド自身がリリースしており上記2作品が収録されていましたが、今回はこのデモ作品に加え未発表リハーサルトラックまで収録したオールドグラインダー歓喜な内容となっております。(因みにこのバンド再発が初めてではなく、16年に前述の"222 Songs Demo '93-'94"がスペインのCadavarizer Recordsが再リリースしていました。思い切り無許可っぽかったすけど汗) 内容はというとこの2本のデモ、それぞれ別バンドなのではないかと思うほど作風が違います! まずは93年の“Breding Maggots” デモ、Sore ThroatのDisgrace To The Corpse Of Sidカバー曲を最後に収録するイキな演出をかましていますが、そのSore Throatから多大な影響を受けたドラムプログラミングノイズグラインドヘル!しかしただの焼き増しには陥らず、ノイズ度マシマシ阿鼻叫喚なショーットカット連射が痛快な全209曲を収録!当時乱発していたゲロゲリクローン、たとえばKuzuramushiなんかとも共通点はありますが、こちらは垂れ流しハーシュノイズの洪水の中でドラム音と戯れるかのような物凄い様相です笑 しかし当時ここまでハーシュノイズとグラインドコアを接近させたバンドはいなかったのではないでしょうか?北海道という地方都市でコレほどまでにオリジナリティを貫き、そして消えてしまったバンドが埋もれてしまうのは余りにも惜しい…!それ故に今回のCD再発は意義深いと思います! 続く94年の“Post-mortem Dissection”、こちらはノイジーなパソロジカルゴアグラインドを13曲収録。マシーンドラムを使用していることからも一聴してMorticianを彷彿させますが、92年結成のCatasexual Urge MotivationやそのC.U.M.にも影響を与えたジャパニーズグラインドコア伝説・Gore Beyond Necropsyの初期作品からヒントを得たのでしょう。前作デモのジャケットもゴア度は高かったのですが、このデモ作品では看板に偽り無しな重低音効きまくりな残酷ゴアを披露!ノイズグラインド期とはまた違う感触ながらも、根っこは同じなことを感じさせる引き出しの多さには感服です!因みにこちらの音源はMad Recitalが主宰し、Atrocity MarterやRegurgitateのノイズグラインドプロジェクト Brain DamageなどもリリースしていたNothing Note Tapes発表のオムニバス "King Of Extreme Music Vol,1"に全曲、そして名古屋のPluto Distributionのコンプカセットにも一部収録されていました。 そしてそして未発表リハーサルトラック!こちらはなんと生ドラムセッション!!!自宅にあったCatasexual Urge MotivationのTom氏が刊行していた伝説的ファンジン "Corporal Art Zine"のインタビューを確認してみますと、上記2本のデモを発表後セッションメンバーとしてドラマーを迎えたとの記述がありましたが、恐らくその時のメンバーでの録音となるのでしょう。これがまた2本のデモ作品と違う笑 即興ノイズグラインドサウンドで大興奮!グラインドコア要素がたぶんに含まれており、緩急のついた演奏がとても素晴らしい!もしこのメンバーで新たにデモを録っていたらと歴史のifを考えてしまう悪いクセを引き起こしてしまうグレートな録音です。 その後、Cannibalistic Dissectionは解散しメンバーのひとりがTeratism In The Formalintankというノイズグラインドバンドを結成するのですが、次の再発はそれかしら… ワクワク… とにかく買いな作品じゃい!!
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Casket.K - 29 Years Ago... (CD)
¥2,100
SOLD OUT
イタリアのZas Autoproduzioniによる新たな墓荒らし!Egofix/Impregnate Trichomonasメンバーを擁し、95〜97年に活動した京都グラインドコア・Casket Kの編集盤CD!ライヴ音源含む全26曲入り! イタリアのZas Autoproduzioniが発掘する音源はホント素晴らしいものばかりですね。ブラジルのMayhem Decay Cudgel、ペルーのAtrofical Cerebral、イタリアのAss Acheなどなど。どれも重箱の隅というよりはテーブルの裏くらいにまで手が届いた再発リリースだったかと思いますが、その中でも札幌のCannibalistic Dissectionの再発には驚いた!まさかCannibalistic Dissectionをまとめた形で聴くコトが出来るとは… 当時のサッポログラインドシーンの充実っぷりは確かに素晴らしかったのですが、その当時の作品は海外にはほぼ流れていなかったのではと思います。今のようにインターネットも発達していなく、手軽にメールを使用することができない時代だったということもありますが、まずは我々日本人の英語力… 言語の壁を目の前にし、海外とのやりとりを断念してしまったバンドも当時は多かったように思います。そう考えるとめちゃくちゃ今って便利ですね… わたしも海外のマニアとテープトレードをよく行っていますが、90年代当時のバンドのデモに関しては特に需要が高く、その当時のシーンの評判は知っていながらも実物を聞いたことがないという海外のグラインドマニアも多い実情です。それ故に当レーベルからGrave Mistをリリースした際には海外からの問い合わせが多かったように感じます。そんなこともありZas Autoproduzioniのこの再発ラインは世界的に注目されているのではないでしょうか。 イントロが長くなってしまいましたが、今回ご紹介するのは京都グラインドコアCasket K!!Impregnate TrichomonasのMichi Nagata氏がギターとして在籍、最初期にはEgo Fix / Ferocious XのAtsunori Yamamoto氏がベースとしてクレジットされていた、ゴーリーグラインドコア!!恥ずかしながら私もCasket Kに関してはオムニバス作品以外所持しておらず、こうやってまとめて楽曲に触れることは初めてでした。ありがとうZas Autoproduzioni! 収録内容は以下の通り↓ 1-7 Demo '95 (1995) 8-18 Demo '96 (1996) 19-26 Split Tape With Impregnate Trichomonas (1996) デモ2作はスタジオ音源、スプリットテープの音源のみライヴ音源となっています。 Carcassからの影響も見られるゴア声寸前な深いデスボイス、喉を鳴らすようなニャーニャー高音コーラスが絡む、デスメタル影響化のグラインドコアがサイコー!!分厚いギターリフ、そして古き良き曲展開でオールドスクールグラインドコアファンのハートを一気に掴無ことでしょう。 十分なスピード感をこのCasket Kが有しているという大前提でのことですが、そのスピードの先を目指した何やらスポーツの競い合いになってしまった感のある現代の音楽シーンにはないセンスの賜物がこの盤には詰まっている!95年前後、そして05年前後の日本のグラインドコアシーンは改めて最高だったと感じさせられました。 余談ですが、タイトルの"29 Years Ago..."はゾンビ映画『28年後…』の原題"28 Years Later..."のオマージュなんでしょうか?笑 だとしたらサイコー!!
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V.A. - NEW FAST SPEED PUNK 2026 (7ep)
¥1,760
SOLD OUT
「NEW FAST SPEED PUNK 2026」は、現代の日本で速いパンクを追求し続けている6バンドの音源を集めた6way split。 各バンドには「2分以内、曲数自由、とにかく速い音源」を送ってほしいと依頼しました。 特定のシーンに限定せず、「速く」て「パンク」という共通点だけをコンセプトにしたかったので、タイトルには直感的にスピード感が伝わるシンプルな言葉を選びました。 その結果、6バンドがそれぞれのスタイルで表現したスピード・パンクを7インチの限界まで詰め込んだ、理想的な音源になったと思います。 我々がパンクに夢中になった時期に存在していた、速いバンドを数多く収録した7インチのハードコア・コンピへのリスペクトと憧れも制作の背景にあります。 その上で今、集まった音源をこのフォーマットで聴くと、当時とはまた違った新しい感触が生まれ、熱い気持ちが込み上げてきます。 これまでのパンクシーンを築いてきた先輩たちへの感謝と、現在進行形のパンクサウンドが誰かの心を動かすきっかけになればという願いを込めて、この音源を送ります。 ※以上インフォメーションより 再入荷! 「2分以内、曲数自由、とにかく速い音源」という縛りのもと、ゲバ棒 / DUSTPAN / El Nudo / Marvelous / 高倉健 / Horse&Deerが集結した46曲入りオムニバス7ep!!!もうそんだけで買い!間違いないキチガイ盤! 速い音楽の歴史は小さな黒い円盤の歴史。今では考えられませんが、10年近く前は7インチレコードは新品で¥800~¥1000程度、中には¥600で買えるものなんかもザラにありました。私も高校生くらいからレコードを集めだし、おじさんになってから気が付くと所有7epは2000枚を超えいつからか数えなくなり... 今でも少しづつ増え続けております(ホラー) その7割を占めるのは単独作ではなくスプリット作品、大本は自主リリースをするにあたり仲の良いバンドが片面ずつ担うことで金銭的な負担を小さくすることが目的だったとは思いますが、それもいつからかパンク界隈において文化となり定着していったのだと思います。買う側にもメリットがあり、インターネットが今ほど普及する前、もっと言えばサブスク/Youtubeが一般的に定着する前の時代は、私みたいなクソガキが少ない小遣いの中 Split作品をあえて購入したくさんのバンドを知ることの手助けとなっていました。CDも国内盤は¥2000以上しましたしね~、そんな経験から7epフェチに目覚めた同志も多いのではないでしょうか。 そして、Split作品よりも多くのバンドが知れる代物...それがオムニバス!速い/短い/ウルサイの三拍子が揃ったFastcore/Grindcoreを聴くなら7インチのオムニバスで十分!Slap A HamのBllleeeeaaauuurrrrgghhh!シリーズなんか7インチなのに50バンド以上チェックできましたからね!!(頑張れば) 私が思い出す7epの名オムニバスと言えばKnot Musicの "Speed Freaks"シリーズ!1~4まで捨て曲なし!二枚組にはなりますがPessimiser Recordsの"Cry Now, Cry Later”シリーズもサイコー!Satans Pimpが出していたオムニバスもどれも素敵でしたな。Robotic Empireから出た”Drum Machine Madness”はその名の通り打ち込みマシングラインドな面々を集めた7epオムニバスでAgoraphobic Nosebleed以外にもこんな速い奴らがいるのかと驚愕しました。 日本では特に90年代関西シーンを中心に7epオムニバスが発表されていたかとは思いますが、 Slightly Fast Recordsから出ていたSnarl Out Compilation ep!WorldやCasket Kといった関西グラインドの他、Capitalist CasualitiesやHemdaleまで飛び出すそのごった煮っぷりは、カセットオムニバスをそのまま7epに形を変えアンダーグラウンドスピリッツを感じさせる魅力的なオムニバスでした。00年前後、若き私にとって最も衝撃的だったのは"Skate All Day Drink All Night"!!特にvol.2!!Hope / Idol Punch / Struggle for Prideにぶちのめされ、それらメンツに加えてスカテイストを盛り込んだローファイHC・Xartsまで入っているのがめちゃくちゃ楽しい!山塚EYE氏のConcrete Octopus後継バンドである1(one)も収録されており、マジで繰り返し繰り返し繰り返し聴きまくった!そしてジャパニーズ7epオムニバスシーン(あるのか?)において忘れてはならない最重要レーベル・Skinny Dip!!!!!!厳密にはスタートはソノシートオムニバスなので、ダイハード7epオムニバスマニア(いるのか?)の方には怒られてしまうかもしれませんが"Losing Your Way"シリーズの当時の先見的バンドチョイスには今でも驚かされます。私の個人的オススメはvol.3、The Jellyroll RockheadsとSlapping Bikiniがかっこよすぎ!その後にリリースされたデッケネトリビュートは原曲を知らない当時の私のハートをわしづかみにし、レーベル後期のCDオムニバスも変わらぬ遊び心があふれる素晴らしいリリースラインナップでした (因みに¥100オムニバスCDという利益度外視なオムニバスに私がやっていたバンドも収録していただきスーパーウルトラハッピーな20歳児の気持ちは忘れられません!!) と、いうことで新たな伝説的7epオムニバスが今年2026年に誕生いたしました。上の文章を読んでいただければ私がこの作品に大大大期待していたことがわかっていただけると思います。特に内容についてひとバンドずつ書いていくのもナンセンス、だってこの一枚に6バンドが46曲入れたってことがサイコーなわけなんだから!!! 参加への縛りが二分以内/とにかく速い曲ってのもサイコー!現代の東京Fastcoreシーンを担う超強力バンドが6バンドも集ったのだから、そりゃもう間違いないっすよ。A3ポスター裏に各バンドのインフォを載せるスタイルもホントサイコー、やっぱゲバ棒のもっくんを中心に進めた作品なんだから間違いないっすね。とにかく私から語彙をすべて奪ってしまった間違いないすんばらしいサイコーなオムニバス、もう既に伝説となってしまっているかもしれませんが売り切れる前にお早目にGETをお勧めします!出来得ることならばアメリカ、ヨーロッパのレーベルから再発されて世界的に日本Fastcore Never Die!!なことを知らしめてほしいなぁ~ つーことで絶対マスト!!
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Lacrymae Rerum - Mortui Sepeliant Mortuous (CD)
¥2,500
チリの葬式系Doom Metal男女デュオの06年に発表したデモがデジパック再発!重苦しい絶望に満ちた世界に悲しく響くピアノ音が効果的!デジパック仕様、限定100枚! チリ在住のDoom / Black Metalアーティスト・Alfredo Pérez氏が05年にスタートさせた葬式系Doom Metalバンド、Lacrymae Rerum!氏はThe Ancient Doom, Sol Sistere, Concatenatus, Mourners Lament, Mournument, Siaskel等々、Doom / Black系バンドに多く在籍しマイペースながらも個々のバンドで作品を発表している模様。今回ご紹介するLacrymae Rerumですが、05年に発表した1st DEMOの際は氏のソロプロジェクトとして活動をスタート、翌年リリースされた今作 "Mortui Sepeliant Mortuous"からはボーカリストとしてSusana Jorquera氏が加入。お名前から察する通り女性ボーカリストです!彼女はSerpentineなる名前でSludge / Crustcore系バンド・Bilis Negra(21年に解散)でベーシストとして活動をしていたほか、Death Metal, Doom Metalバンドにも籍を置いていたようですが、ボーカルとしての活動はこのLacrymae Rerumだけの模様。余談ですが、チリと言えば私の射程圏内はスラッシュメタルが少々...といった感じなのですが、チリシーンのDoom / Sludgecoreシーンすごく気になりますな!! さてそんなこんなでLacrymae Rerumの2nd DEMO "Mortui Sepeliant Mortuous"でありますが、06年にBeautiful Doomsday Productionsなる中国のレーベル(!?)からオリジナルはリリースされていたようです。そして今回入荷したのはブルデス / Doom系バンドを振り幅広くガンガンリリースしまくるロシアのGS Productionsが21年に再発したCD Ver.!100枚限定ということもあり、おそらく日本に入ってくるのは今回が初めてなのではないでしょうか。 前述の通り、Susana Jorquera氏がVoとして加入してから初のDEMO作品なのですが、陰鬱ですな~。その他楽器に関しては全てAlfredo Pérez氏が担当しています。抽象的に作品のイメージを言葉にするならば、光の刺さない閉塞空間で不安がただただ心を蝕んでいく無慈悲な地獄...といった感じでしょうか。不協和音なギターリフが鳴り響き、単調なドラムパターンは聴く者の時間軸を狂わす。それに加えて更に追い込むかのような悪魔じみたボーカル... もうサイコー!!聴く拷問装置 逆さ十字付き!!女性の声とは思えないドスの聴いたデス声もまたクール、飴と鞭を使い分けるかの如く優美なオペラ声も披露してくれるのがつかの間のオアシス的効果をもたらします。はっきり言ってGS Productionsのカタログを見るまで全く知らなかったバンドですが、コレはなかなかのみっけもんじゃないでしょうか?声質からしてもあのSunn O)))関係のThorr's Hammerフォロワーと見て問題はないでしょう。Industrial調のドラムが痛快なボートラ一曲を追加収録し、リマスターを施しての再発です。良いねぇ~、葬式ヘッズの方は是非チェックしてみてください!!
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Lacrymae Rerum - Voices Through The Black Corridor (CD)
¥2,500
かなりオススメ!!!!チリの葬式系Doom Metalユニットが05年に発表した1st DEMOが再発!女性ボーカリスト加入後の18年 LIVEトラックをボーナス収録したデジパックCD、限定100枚! チリ在住のDoom / Black Metalアーティスト・Alfredo Pérez氏が05年にスタートさせた葬式系Doom Metalバンド、Lacrymae Rerum!氏はThe Ancient Doom, Sol Sistere, Concatenatus, Mourners Lament, Mournument, Siaskel等々、Doom / Black系バンドに多く在籍しマイペースながらも個々のバンドで作品を発表している模様。05年に発表した今作の本編である1st DEMOの際は氏のソロプロジェクトとして活動していましたが、翌年リリースされた "Mortui Sepeliant Mortuous"からはボーカリストとしてSusana Jorquera氏が加入。お名前から察する通り女性ボーカリストです!彼女はSerpentineなる名前でSludge / Crustcore系バンド・Bilis Negra(21年に解散)でベーシストとして活動をしていたほか、Death Metal, Doom Metalバンドにも籍を置いていたようですが、ボーカルとしての活動はこのLacrymae Rerumだけの模様。余談ですが、チリと言えば私の射程圏内はスラッシュメタルが少々...といった感じなのですが、チリシーンのDoom / Sludgecoreシーンすごく気になりますな!! と、まぁ同時入荷のCDとほぼ同じ文章での導入となりましたが、この作品ホントすごいんです!!!!タイトルにもなっている1st DEMOは前述の通りAlfredo Pérez氏のソロプロジェクトとしてホームページ上にアップされたもの、そしてボーナストラックとして追加収録された"Voices In The Void - Live At Unap Campus"は間をおいて18年にバンドキャンプ上で発表された作品です。このボートラには女性ボーカリスト Susana Jorquera氏も参加しています。 同時入荷の"Mortui Sepeliant Mortuous"との大きな違い、それはボーナス部分も含めてドラムレスであるということ!!ほぼ全編ギター+キーボードでの演奏となっており、耳障りの悪い非常に不気味な世界観を漂わせています。ドラムレスということはSunn O))的なギタードローンノイズ的な世界観なのかな?と思うじゃないですか。それが違うのです!ドラムレスながらも世界観がしっかりと守られた完全に葬式Doom Metal!!これがまた面白いのよなぁ~ ドラムがいればキックが入るであろう箇所にピアノの低い和音が充てられて、あぁそういえばピアノも打楽器だったよなと思い出させる仕様。中心人物であるAlfredo Pérez氏は他でドラマーとして籍を置いているバンドもあり、あえての制約として、また他の葬式系Doomバンドとの差別化を図りこのような編成での録音を試みたのではないでしょうか。重苦しいギターリフ/ピアノ音に埋もれるように時折ボーカルが聞こえてきますが、本編の1st DEMOはほぼインストだと考えてください。しかし悲痛なボーカルを載せることでその葬式的美学を盛り上げる他バンドのことを考えると、ほぼインストでここまでの世界観を構築できる才能には脱帽!すんばらしい!! のですが、それよりもすんばらしいのはボートラに充てられた"Voices In The Void - Live At Unap Campus"なんです!!!!!!!!!!!!ボーナス収録された二曲にはそれぞれ"Live Improv - Part I" "Live Improv - Part II"と振られており、それが示す通りのインプロビゼーション = 即興でのライヴ録音!しかもUNAP = アルトゥーロ・プラット大学での録音ということで、どんな感じでライヴをやったのか?職員に怒られなかったのか?諸々ヒジョーに気になるところです。 さてこのボートラ部分、本編と打って変わってノイズ要素がだいぶ強くなっています。構成要素としてはピアノ音とおそらくギターを駆使して作り出したドローンノイズ、そしてSusana Jorquera氏のボーカルです。ライン録音ではなくエアー録音だと思うのですが、音の反響がかなり効く場所での録音、例えば講堂かなんかでの演奏なのでしょうか。その反響がまた彼らの世界観に非常にマッチしていて素晴らしい!同時入荷の"Mortui Sepeliant Mortuous"の解説文において声質も含めてThorr's Hammer的と書かしていただきましたが、今作ではそんなもんじゃない!例えていうならば映画『エクソシスト』でリンダ・ブレア演じる悪魔に取りつかれたリーガンがそのままボーカルをとったかのような人とは思えない声質で非常に不気味!テクニックがどうこうと言うのではなく、バンドの目指しているところを理解したうえでの発声のチョイスといいましょうか。居間で今作をかけていたら妻から『気持ち悪いから消して!』と怒られたと彼らに聞かせたら、狙い通りで喜んでくれるはずです。映画的な録音作品とは言いませんが、実験的かつ世間一般の言う音楽の範疇から逸脱した『奇形』的な作品になるかと思います。ひっじょーに素晴らしい!本編とこのボートラ部はドラムレスという部分のみは共通しているものの、出音的には全然違う、しかしながらバンドの目指す方向性は同じ矢印を向いているという大変興味深い作品となっています!激オスススススススメ!!!!!! と、散々褒めちぎっておいてこの再発の後にリリースされたバンド単独作がなんか全然おもしろくなかったので入荷を見送った私でした。ぎゃふん!
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Blasfemia - Guerra Total (cass)
¥2,000
コロンビア第二の都市・メデジンが産んだ最狂最悪なブラックスラッシュメタル、否、ウルトラメタルバンド・Blasfemia!彼らの88年作ど迷作シングルが無駄に単独カセット化!テンションK点超えズタボロメタル! コロンビアのメデジンと言えばかつてはギャング蠢く犯罪都市と知られ、Brujeriaが"El Patron"で歌ったパブロ・エスコバルを中心とした麻薬カルテルに恐怖支配されていた街として有名です。93年にパブロ・エスコバルが銃撃され死亡した事を機に組織は弱体化、そしてメデジン自体も近代化を遂げ2013年にはウォールストリート・ジャーナルとシティグループが実施した「今年の最も革新的な都市」コンテストで1位を取るにまで至りました。 しかし、前述の通り犯罪都市として悪名を世界中に轟かせていた80〜90年代初期はギャングの横行に加え、警官の暴力、政治の腐敗、それ故の貧困などマジどーしようもない地獄だったというメデジン。ただそういうマジどーしようもない環境に自然発生するのがパンクロックシーン、生活環境と反比例するかのようにメデジンでもパンクロックは大いに盛り上がり、それらはパンクロックに触発された青年・RODRIGOにスポットを当てた"RODRIGO D. NO FUTURO"というカルトムービーに詳しいです。映画には実在のコロンビア産バンドが楽曲提供をしており、サントラが2015年にはLP再発。今でも血眼になって探せば見つかるかもしれません。 そのサントラに参加していた10バンドの内のひとつが今回ご紹介するBlasfemia、彼らの前身はシングル2作品を残して儚く散るもあのMayhemのEuronymousがお気に入りのバンドだったというParabellum!Mayhemというビッグネームが登場することで安心感を与えてしまいますが、Parabellumの音はというとデケー石をガンガン投げつけるような音が満載な憎悪と悪意に満ちた原始ブラックメタル!そのズタボロ加減は相当なモノで発売から40年近く経った今でも海賊版が定期的に沸いて出るほどのカルト盤、当レーベルでもコロンビアから粗悪な作りのBOXセットを入荷したことがあったなぁ… アレは作りが最悪だった…(遠い目) そんなParabellum解散後に元メンバーであるRamón Restrepo氏が立ち上げたのがこのBlasfemiaです。Parabellumと同様、一時期は南米最後のメタルレア盤として知られていた彼らの唯一作ep "Guerra Total"がボートラなどをつけて05年に再発。その後 2011年にイタリアのF.O.A.D.から、そして21年にはアメリカのNuclear War Now!からもLP再発。この2大巨塔両方が目をつけるバンドというのも珍しいのではないでしょうか。バンドもその再発に気をよくしたのか2010年前後に活動再開、マイペースではありますがチョロチョロと作品をリリースしています。 今回ご紹介するのはそんな彼らのド迷盤と言われる"Guerra Total"のカセット版再発です。2014年にSouthamerican Holocaust / Warfuck Records / Sudaca Recordsといったコロンビアの3レーベルから共同リリースされたモノ、Blasfemiaの再発諸作は殆どがLPフォーマットのものであり彼らの音源がプロコピーカセットで聴けるのは今回ご紹介する再発版のみです。ただボートラなどは収録されておらず本編4曲のみ、それを考えるとちとお高い値段設定になっていますが、こんな生きづらいご時世ですのでご勘弁を…汗 いや、しかし改めて聴くと凄いわ!なんかサイケな音色のギターのイントロから始まり、のっけから血管ブチギレ系絶叫を轟かせるボーカルを聴いてしまえば即傑作認定せざるをえません!前身バンドParabellumでは突然無感情に急所を狙ってくるような表情の読めないなニヒルな印象もありましたが、BlasfemiaとなるとVenomが憑依したかのようなキャッチーさすら感じられます。しかし気合いにテクニックがついていかずな空回り状態、聴いていてハラハラする崩壊っぷりがマジサイコー!ハエがブンブン飛び回るかのようなきたねー音も耳障りながら心地よく、パンクとメタルが密接していた当時のメデジンシーンの特異性を感じさせられます。デタラメな音に脳汁垂らしてしまう同好の士の皆さんは絶対マストな作品!普通のメタルファンは手出し無用でよろしくお願いします!
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Necromantia - Chthonic Years / Demo Collection (2CD)
¥2,800
89年結成、惜しくも21年に解散してしまったギリシャブラックメタルの重鎮・Necromantia!彼らの残したデモ作品3本をコンパイルした編集盤CD2枚組を入荷、兎にも角にも1990 promoテープ!ヤバすぎ!!! 今や地球を代表するブラックメタルバンド・Rotting ChristのメンバーでもあったMagus Wampyr Daoloth氏を中心に89年に結成されたNecrommantia!3本のデモ作品を経て、早々にフランスの大手メタルレーベル・Osmose Productionsより1st アルバムを発表。それが大きく当たり、解散する21年までに7枚のフルアルバムをマイペースながらもコンスタントにリリース。それらは世界中でライセンス販売され、Rotting Christに並ぶギリシャブラックメタルの代表格と目されています。 Heavy Metal影響下のギリシャブラックメタルというべきか、その堂々とした雄大な演奏が高く評価されたバンドだとは思うのですが初期はこんな感じだったとは… ぶっちゃけギリシャブラックメタルシーンは門外漢、Rotting Christと言えばSound Pollutionとのスプリット!と即答してしまうノイズ脳なアタシですが今回ご紹介するデモコンビ、というかそこに収められたPromo Tape 1990が激ヤバなんです!!! まず今回入荷したのはギリシャのLvx Infernvmなるアンダーグラウンドブラックメタルレーベルより2018年にリリースされたCD2枚組、デッドストック品と言っても良いのでしょうか。装丁はデジスリーブ仕様で簡素な作りながらもデザイン構成が洗練されており、Chris Moen先生のクソかっけーGoatイラストが背面に置かれたフィジカル作品としても満足度高め!収録されている内容は↓ Promo Tape 1990 CD1. 1-6 Demo '93 CD1. 7-8 Vampiric Rituals (1992) CD2. 1-7 2枚目に収録されたVampiric Ritualsは同郷バンド・VarathronとのスプリットLPのアドバンスデモとして製作されたようですが、後の単独再発盤では4曲収録と7曲収録のモノが混在しておりますが(理由わからず汗)、今作にはバッチリと7曲入っております。 まずはそのVampiric RitualsとDemo' 93、キーボードのサウンドを効果的に使うことでオカルティックな印象を増大!ギリシャらしいゆっくりと力強く曲が進み、見事な世界観を構築しています。当時 西ヨーロッパ最大のインディーズレーベルであったOsmose Productionsが放っておくはずのない、当時からも高レベルな作品を作っていたことには脱帽!…ただ死体カセット的にはこっちじゃないんです! やっぱPromo Tape 1990!!!!!!!!!!!!!!!!!! 約30分に及ぶこのデモ作品が醸し出す怪しさは群を抜いています!イントロの枯葉のようなキーボードとトレモロギターから始まり、ボーカルの地獄の底から響くようなVomitにガッツポーズ!こちらも曲調的にはゆっくりなのですが、よりプリミティブな音色、そしてボーカルの振り切り方が他のデモ2本と全く違います。狂つているぅー!! で、より頭がおかしくなるのは2曲目 "De Magia Veterum (The Dawn Of The Utter Darkness)"から、ズンドコパーカッションから始まり密教儀式のような雰囲気に… ウィスパーと喉から絞り出すような絶叫、そして奇妙な笑い声。とにかくアヴァンギャルド過ぎる!!90年代当時にこのような作品を出していること自体が先見的とも言えますし、ブラックメタルというジャンルの自由度の高さはシーン黎明期から連なるモノであったとの再発見も出来る、私としては発見でした。 常々Power ViolenceとBlack Metalは音楽スタイルではなく概念だと思っているのですが、ことBlack Metalに関してはアートワークやコープスペイントと言ったメンバーの見てくれ、それらを総合的にアンチクライストという思想に落とし込むフリーアート的な側面を持っているのがとても面白いと思っています。年代的にスウェーデンのAbruptumが既に音楽概念をも取っ払った作品を出していたので、そこに触発されたのかもしれませんが、後のアメリカを代表する変態的なアンダーグラウンドブラックメタルのルーツにNecromantiaのPromo Tape 1990が存在していることは確かでしょう。 キーボードがまたいいんだよなー!頭のおかしい音楽を聞きたい方、騙されたと思ってPromo Tape 1990の為にこちらチェックお願いします!他2作品も普通にいい作品ですので!!!
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Goatvomit - demo1 (CD)
¥2,300
『マーチのみ買えるバンド』として知られていたギリシャのベスチャルブラックメタルバンド・Goatvomitの1st DEMOテープがCDオフィシャル再発!!!コレは事件!!キリストに唾を吐きつける下品極まりない全6曲! ここ最近の再発の中で一番腰抜かした案件、ギリシャのGoatvomit!!!!00年に1st DEMOテープを、そして02年にはあのNuclear War Now!から単独7インチを発表し、今後ノリノリでベスチャルブラックメタルの天下を取っていくのかと思っていた矢先に活動をストップ。2010年にDesacration Of God Productions (Havohej, Profanatica, Burning Winds, Nazarene Whoreなどドが付くほどのアンダーグラウンドブラックメタルをリリースするサイコーなレーベル from USA!)から、当レーベルのディストロでも再発カセットが好評だったフィンランドのブラックノイズデスコアグラインド・Satanic Eyilのそのデモ音源とカップリングという形で3曲入り7epを発表。しかしその作品もイントロ/アウトロありな為、実質1曲入り… どうも未発表曲だったようです。公式な発表はないのですが、つまりは00年に結成し02年の単独7epを発表後は解散状態だった模様。 と、思いきや! NWN!が突如GoatvomitのTシャツを発売、その商品解説には『あのGoatvomitがアルバムを引っ提げて帰ってくる!ジャケットは巨匠 Chris Moyenの手によるもの、そのアートワークをTシャツ化!』みたいな内容だったと思います。インターネットの広大な海を彷徨ってみると、その記述があったのが2016年頃とのこと。みんな大好きDiscogsにも16年から再始動と書かれているのでなんらかのアクションを行っていたと思うのですが… 未だアルバムはリリースされず笑 因みにそのシャツはまだNWN!のサイトで販売中、なんならイタリアのDown With The Most Highからはデモテープのアートワークを配したシャツ / タンクトップ / パーカー、そしてバッヂまで販売開始し、どこだかは忘れましたがオフィシャルのフラッグも出てたような… しかし新音源も再発音源も前述のSatanic Evilとのスプリットから全くリリースがありませんでした。私的にはバンドが再発を拒んでいるのかな?という印象がありましたが… と、思いきや!(2回目) 私がボサーっと通勤中にケータイを眺めているととんでもないニュースが目に飛び込んできます。GoatvomitのデモテープがCD化再発!!!!!!03年にリリースされたフィリピンのKratornasとのスプリットにおいてGoatvomitサイドはデモ音源を丸々用いていたようですが、単独での、しかもデジタルメディアとしては今回が初めての再発となります!再発を行ったのはギリシャのAltar Of The Black Ram、過去にArcgoatやBeheritといった大きめ案件にも取り掛かり、ギリシャの大手メタルディストリビューター Bowel Of Noise Recordsを母体に持つレーベルのようです。26年2月リリース、おそらく本作が日本に入ってきたのは今回が初なのではないでしょうか?ケータイでこのリリースを知り10分後にはレーベルにメール送りましたからね! 肝心な音の方はというと… 邪悪!邪悪!邪悪!ツタツタ高速2ビートに反復リフ、そこに2匹の悪魔の呪詛が忙しなく乗っかるのだからもうサイコー!!ブラストビートマシマシなグラインドコア的な展開を求めると少し違いますが、重すぎず / 速すぎずな良い塩梅。SEの効果もありリチュアル感を感じなくもありませんが、基本はProfanaticaのようなPerverted Black Metal Cultマナーを地でいくような印象です。全編キリストをこき下ろすかのような下品さに溢れていてキョーレツです! アートワークはオリジナルカセットのものを継承。二つ折りの紙ジャケ仕様となっており丁寧な作りに安っぽさは感じられません。手に取ってみると本当に嬉しいですなぁ〜、次は単独7インチとSatanic Evilとの音源をカップリングして再発して欲しいところ!しかし、この再発音源を機にストップしていたアルバムの方が動き出すのかしら?だとしたらもうサイコー!!!コレ聞いてみんなで超楽しみに待ってましょう、おすすめ!!
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Nebiros - Guerreros De Lvcifer (cass)
¥2,000
コロンビアのウルトラメタルシーンを尻目にギリシャブラックメタル譲りの独自路線をいくポンコツBMの雄・Nebiros!95年自主リリースの大迷作 1st、エクアドルカセット再発版を限定入荷! 見てください!このジャケ!たっまらん!!!!!私はこのカセットが届いてからことあるごとにジャケットの真似をしていたんですが、それがしつこすぎて妻に叱られました! こちらのNebirosは1990年にコロンビアのMedellinで結成。そのMedellinといえば、元祖崩壊ブラックメタル ParabellumのRamón Restrepo氏が後進バンドであるBlasfemia / Restos De Tragedia、そして自身の名を冠するバンド・Ramónの活動を通じ"ULTRA METAL"シーンなるものを築き上げ(でっちあげ)たり、また大学教授でもあるVictor Raul Jaramillo氏率いる浮沈艦Reencarnacionによる666ならぬ888 METALといった独自ジャンルをあげてみたりと、南米/辺境/ズタボロメタル界隈にとっての聖地とも言える場所。今ではRamón氏、Victor氏ともにレジェンドと呼ばれる位置にまで登り詰めましたが、その両者擁するバンドの影響からは一線を置いた独自路線を行くのがこのNebirosです。 ギリシャブラックメタルに影響を受けたであろうスロー且つ長尺曲が目立つNebirosですが、インターネットが普及する前夜に彼の地コロンビアでリリースされた今作は独自解釈が過ぎて完全にNebirosオリジナル!1曲目のダブっぽいベースが目立つイントロからズッコケますが、その後もハエが飛び回るようなギター音、そしてVoの吐き出す邪悪な呪詛がとんでもなく素晴らしい!!カラカラに干からびて乾いた音質と、60年代の南米ガレージバンド作品を聞いているかと錯覚するファジーなギター装飾にガッツポーズ。裏声コーラスも下手くそで気分が上がります。うっかり先日 彼らの90's デモ+ライヴな編集盤を聴いてしまったもんですから『アレよりは音しっかりしてるな』と勘違いしてしまいますが、しっかりとヒドい!デモのドラムなんて棚から物が落ちてるかのようなデタラメっぷりでしたからね! とまあ、私、酷い言葉を紡いでいるように見えますがそれはコロンビアメタル愛ゆえです。そして一部マニアからオリジナルリリースの95年から愛され続ける今作は近年あのNWN! ProductionsからLP再発され、今までになんと15 ver.で再発されているとのこと!!そのほとんどがCD再発になるのですが、今回入荷したのはエクアドルのEvil Domain Productionsが2016年に再発したカセットver.です。今までカセットでの再発は、他に22年にチリのAdramelech Recordsからリリースされたのみで、このGuerreros De Luciferをカセットで聴けることはレア!カセット偏愛とNebiros偏愛が正面衝突し、思わずたくさん入荷してしまいました!私以外のスキモノの皆様、よろしくお願いします!!
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ILLJOE / Existence Without Cause - split (cass)
¥1,680
東京を拠点に活動するFastCore/PowerViolenceバンドのILL JOEとEXISTENCEWITHOUTCAUSEのSplit カセットテープ第2弾! ILL JOEの緩急自在なパワーバイオレンスと、光速で駆け抜けるEXISTENCEWITHOUTCAUSEのファストコア。全編を貫く猛烈なスピード感、現場の熱量をそのまま真空パックしたような、ハードコア・パンク・ファン必聴の作品。 ■ ILL JOE 2024年のギタリスト脱退を経て、ベースを担当していた廣田がギターへと転向。ベースレス新体制となってからの初音源。 ボリュームペダルを駆使してベースレスとは思えない重厚なサウンドを構築。ドラムのR.A.O.Wと共にグルーヴを生み出す。 「今回の音源は結成当初から表現しようとしていた"ドッカン"感をより強く出したかった!」ILLJOEメンバー(談) カセットテープ版は、ストリーミングとは異なるスキット入りのオリジナル全長版になる。 アートワークはILL JOEのボーカル・SHINOが担当。 ■ EXISTENCEWITHOUTCAUSE AOKIの猛烈に疾走するドラム、YAMAZAKIの極悪なノイズギター、そしてYAMAZAKIとYOSHINUMAのツインボーカルが交錯し、URATAのモジュラーシンセが冷徹な空気感を増幅させる。 「自分を律し、言い訳を排除する」という私的な規律を核に、一切の無駄を削ぎ落としたファストコアを展開。 全編を通して、心拍数を跳ね上げるスピード感と、ライブハウスの張り詰めた緊張感が凝縮された、聴き手の意識を鋭く研ぎ澄ますような音像を刻み込んでいる。 今作の世界観を補完するインスト曲も2曲収録。 (インフォメーションより) Dub/Reggaeを血肉とした異色のHCパンク・ILLJOEのメンバーチェンジ後初の音源、そして東京を毎夜ライヴで揺るがすモジュラーシンセメンバー擁するRaging HC・E.W.Cによる東京FASTCORE大激突カセット!! レペゼン西荻窪/鶯谷、そして西横浜のパンクハコ!東京を全力疾走するFASTCORE2組のスプリットカセットの委託をお願いしていただきました、ありがとうございます! 東京を毎度騒やかに沸かす現行HC再注目2組によるスプリットカセット、ライヴを見たことがある方ならわかると思いますがまず間違いない組み合わせですな。私が所属するバンドも何度も対バンさせてもらっていますが、ライヴで毎度ストレートに脳幹を揺さぶるILLJOEとEWCによるスプリットカセットが悪いわけない!デッキにカセットぶっさして即昇天モノの脱法的音楽作品のご紹介です。 まずはILLJOE、メンバー脱退後 発音減となる今作ですがこりゃすんばらしい!Crew For Lifeより発表された1stアルバムではJapanese Fastcore+αを体現していた彼ら、今作でも装飾過剰なウレセンバンドとの違いを見せつけるHCパンクスピリッツ溢れる高速トラックに大満足!私的には断食時代からToo Much LoveなR.A.O.W氏のタイトなドラム、ベースからのパートチェンジを経て初音源となるHirota氏も当たり前のようにILLJOEの音をリードし、相も変わらずFreak Out気味な印象を食らわせるShino氏のボーカリゼーション... コレはキキますな~。4人編成時も異人集団な感はありましたが、3人になってもそれは変わらず。いや、それ以上かも?バンド名に"ILL"を冠するほどにはイカれてるサイコーなバンドです!6曲収録ということですが... 切れ目がわからない瞬殺録音!!笑 つづいてExistence Without Cause、略してEWC!!我が盟友・西之カオティックにも参加するモジュラー奏者 Urano氏擁する東京Raging Thrash HCバンドですが... 聴いて驚いた!!個人的には何度もライヴでご一緒させていただいていますが、そのキョーレツなライヴの印象ともまた違うスタジオ音源の解像度の高さに大興奮!ノイジーさに無褒美に身をゆだねることなく、まさに『ちょうどいい塩梅』なノイズ装飾がヒジョーに気持ちいい。逆にその雑音加減が核となるハードコアの形状をはっきりと浮かび上がらせ、ファストコアとしての殺傷度を高めています! ここ東京の広大なシーンの中でもライヴ本数が多いこの2組、個人的にこのカセットを聴いてから彼らのライヴが今超見たいという禁断症状が!!!ファストスピードフリークは見逃せない激アツ音源です!!!!
