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Cystgurgle / Hit-Run Drivers / Metrorrhagia / Pyosis - Driving Through Pyosisified Pools Of Diarrhea, Cysts, And Sebum (CD)
¥2,200
タイ/アメリカ/カナダから集結した汚物ビシャビシャ系ゴアゴアグラインドの4way split CD!タイトルがとにかく長ぇ! つーことでタイ産 人力ゴアノイズ・Cystgurgleの大名作セカンドアルバムをリリースしたSick Records、そしてイタリアンゴアグラインドマフィア・Golem of Goreの2枚組 編集盤をリリースしたAbominable Recordsがタッグを組みこれまたとんでもない汚物塗れのCDを発表しました!残忍非道な汚物ゴアグラインド 4way split!!オリジナルはこれまたHarsh NoiseからGore Grind / Gore Noiseまでなんでもござれなアメリカの雑音レーベル・Breathing Problem Productionsからカセットでリリースされていた物。収録バンドは以下の通りです↓ Cystgurgle タイ産人力ゴアノイズ最高峰 Hit-Run Drivers アメリカはメイン州のワンマンゴアグラインド Metrorrhagia アメリカはテキサス州オースティンのワンマンゴアグラインド Pyosis カナダのワンマンゴアグラインド 北米地域から3バンド、そしてタイからはCystgurgleが参加しての計4組!人選がド渋くてサイコーですなぁ〜 それでは内容をば。 まずはタイのCystgurgle!はい!優勝ぉ〜!!!解散ぅ〜!!!この音源に収録されているCystgurgleはホントに凄まじいです!!スネアの音を極端に上げているのか、はたまた空き缶でも叩いているのか、兎にも角にもブラストのガチャガチャ感がたまんねーす!それでいて他の演奏は通常運転なのですから明らかに確信犯、スカムミュージック的なノリをぶち込んできたのでしょう。オムニバス作品でお遊びをかましてくるのはサービス満天!いや、10000000000点差し上げます!! 次いでHit-Run Drivers、いわゆるMince GoreなスタイルでGerman Goreなモッシュ感はないもののAgathoclesを祖としたモッサリゴアグラインドを披露してくます。19年から活動を開始、Ulcerated Offalという露/米の遠距離2piece Gore Grind(しかもGt/Voは女性!)を率いるChadなる人物によるこのユニットですが、霧がかかったよつなボイスエフェクトをかけてホラー感を演出したりとなかなか面白い。ドラムも人力かな?放課後グラインドタイムともカセットを出していたりと、他音源もチェックすべし! そしてMetrorrhagia、ここで一気に音量が下がります笑 レーベルはちゃんと編集してくれよー!!笑 このテキサスのワンマンゴアグラインダーは以前にブラジルのOld Grindered Daysからリリースされたディスコグラフィーを当レーベルでも扱っていました。このバンドが一番直線的な音を出すというか、高速プログラミングドラム+鳴りっぱなしギターが特徴のダーティーなゴアグラインドを披露!偉そうなこといいますが、及第点には届くものの他のバンドの個性が溢れてるこのコンピにおいては普通かな、と。がんばれ!Metrorrhagia!! ラストを飾るはカナダのPyosis、14年結成とそこそこの活動歴はあるものの、こういったワンマンゴアグラインドバンドにしてはリリースがあまりないです。17年に出した作品から、今作がリリースされる22年まで特に作品を発表しておらずその後も音沙汰がないので既に解散済みのバンドなのかもしれません。こちらスタイルはというと"Grindcore Forever - Misogyny Never"という曲名からも分かる通りMince Goreの体裁をとりながら、デスグラインド とりわけMorticianからの影響が非常に大きいように感じられます。つーことはサイコーってこと!そして何をとち狂ったかMK Ultraのカバーまで披露!!まとまってリリース聴いてみたいなー、モッサリデスグラインドがステキなバンドです! そんな感じな4way split!深みを感じたいゴア野郎は必聴です!
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SpermSwamp - Extreme Cream (CD)
¥2,000
カナダのぶっかけ低脳電脳ゴアエイリアン・SpermSwampの07年発表1stアルバム!チープなギターに凝りに凝ったSEがSPERMするゴミポルノゴア! デモ再発盤→セカンドアルバムとアップする順番を確実に間違えてしまいましたが汗、地球を精子まみれにする為に侵略してきたポルノゴアエイリアン・SpermSwampのファーストアルバムもちゃんと入荷しています!バカによるバカのためのバカ音楽、初のアルバムということなのか気合いの入ったバカっぷりが素晴らしいアルバムです。 個人的にはデモ作品が最高傑作だと思う旨は以前書いているかと思いますが、脱S.M.E.S.フォロワーを図ってなのかこの1stアルバムからピコピコ音は鳴りをひそめ、若干ヘヴィーな音質を目指しているように感じます。誰が言ったかポルノゴア版Mortician、曲の頭には長めのエロバカSEが全曲配されており、英語の意味がわからなくても『バカなこと言ってるんだろうな』と雰囲気だけでその内容も伝わってくるバカど真ん中なSEがヒジョーにバカ!コロコロコミック級の低次元下ネタを駆使して地球を精子まみれにせんとするSpermSwampの心意気にはむしろ感動してしまいますな。 しかしそのSEの使い方が凡百の卓録 自称ゴアグラインダーとは一線を画すテクニックを見せつけてくれるのがこのバンドの最大の魅力!ズンドコズンドコ曲が進む中、パズルのピースがピタリとハマるが如く女性の喘ぎ声が入り、そのキャッチーさとバカバカしさに更に拍車をかけます。元祖ポルノグラインド・MeatshitsやCatatonic Existenceがそうであったように、SEを制す者がポルノグラインドを制す!男女の吐息の掛け合いを挟んできたり、DickなりCockなり連呼する映像/音声を探し当てたりと、時間と労力と才能を全てバカに捧げる大バカっぷりは最早天才の領域!ひとりでゴボ声、高音ゲロ声で掛け合いを録音するのも寂しさを通り越して孤高というか、既に仙人の域にまで達しているのではないでしょうか。こんだけバンド活動に努力を重ねていた点を考えると本気で地球を精子まみれにしようと企んでいたのでは… だってそうじゃないと実生活成り立たないでしょ… バカさ加減、全体的なB級度合い、そして楽曲センスの良さ、どれを取ってもサイコーとしかレビューしようのないホントに大好きなバンドです。 まあしかしSpermSwampとしては活動を休止してからは、22年に一部で悪名の高いMeat 5000からリリースされたシングル編集盤を除くと全く音沙汰が無くなってしまったのも寂しいもんですな。Facebook更新もシングル集を出してから直ぐに途絶え、一時期はDiscogsに架空の作品をアップしてユーザーに中指を立てるという謎テロを行ったりもしていたのですが… 早く地球を精子まみれにして欲しいと夜空に祈り、電脳低脳ゴアエイリアンの地球への帰還を共に願いましょう。
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SpermSwamp - Scrap Par La Porn (CD)
¥2,000
6年の沈黙を破り発表された、カナダの低脳電脳ぶっかけゴアエイリアン・SpermSwampのセカンドアルバム!地球を精子まみれにする為に侵略してきたという素晴らしいコンセプトのもとお送りする16年作!!Bizarre Leprous Productionリリース! SpermSwampはもともとオランダのヘッポコ電子カルトゴア・S.M.E.S.の大ヒットを受け『のるしかない!このビッグウェーブに!』とPCを取り出し、見事に頭の悪い精子まみれな傑作デモ "If Abortion Is A Murder, Masturbation Is A Genocide"を02年に発表。そして急にテメーが宇宙人だったコトを思い出し、地球を精子まみれにする為にやってきた宇宙人による低脳ゴアグラインドという誰もが考えつかなかったコンセプトのもと活動。多くのスプリットCDと2枚の単独アルバムを発表した後に残念ながら現在は活動休止中。フランスのMEAT 5000よりシングル/スプリット音源集が発売された22年頃はFacebookを更新していましたが、それ以降新たな動きは見せていません。 正直な話、過去2回再発されたデモ "If Abortion Is A Murder, Masturbation Is A Genocide"が彼の最高傑作だと思っているのですが(当レーベルでもBLP再発盤が絶賛発売中! https://noisegrind.official.ec/items/88773826 )、ピコピコ電子感が多少抜けてしまった1st / 2ndアルバムも聴き込むと再発見があるなぁと思い入荷してみました! 今回紹介する16年作 "Scrap Par La Porn"は、再発作品を除くとSpermSwampの最終作と位置付けられる作品です。アルバム単位の作品は、"Masturbation〜"や諸スプリット作品に比べると、明らかにピコピコ度が低減していて最初聴いた時はアレ?なんか違う…とガッカリ感が先行したものの、やはりこのバンドの変態度は唯一無二だなと聴き込む毎に思うようになりました。S.M.E.S.のフォロワー然としていたデモ作品に比べると、打ち込みドラムを駆使したトホホヘッポコゴアグラインド感は強いのですが何よりもSEの使い方が素晴らしい!!!!恐らく下らないC級ポルノ映画からサンプリングしているであろう冒頭SEは、言語はわからないけれど(恐らくフランス語)どーしようもないコト言ってんだろーなというバカバカしさに溢れ、女性の喘ぎ声が多数重なる中ゴアグラインディングする聴いている方が頭が悪くなりそうな楽曲があったりとホントサイコー!!それとよーく聴いてみるとドラムのプログラミングがおかし過ぎる!笑 明らかに一拍少なかったり、妙な変拍子になっていたりと心が不安になります!どヘヴィなギターと独りデュアルボーカルも駆使した痛快盤!今作にて地球侵略完了としてしまった低脳宇宙人の再度の侵略を心待ちにしましょう〜
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SpermSwamp – If Abortion Is A Murder, Masturbation Is A Genocide (CD)
¥2,000
カナダ発、低能電脳BUKKAKE宇宙人ゴア SpermSwampの02年発表デモ作品がボートラを加えて再々発!聴けば聴くほど頭が悪くなるエレクトーンゴア!チェコのBRPからのリリース! LDOHのErwinによるひとりバンド・S.M.E.S.の登場後、音の鳴りがポッポコピーないわゆる『ひとり低脳電脳ゴアバンド』が世界規模で乱立しましたが、一過性のブームだったようでどのバンドもすぐに消滅… 結局はあのひとりバンド乱立現象も、PCバカゴアシーンはカリスマであるS.M.E.S.の独断場ということを証明したに過ぎなかったように思います。だってみんなPC片手に『うんこちんちん!』って叫んだら満足して活動停止するんだもん。 しかし全てのバンドがクソだったかと言うとそう言うわけでもなく、(私はそのシーンを側から薄目で観察していたに過ぎず、偉そうな口は叩けませんが)初期SpermSwampはバカPCゴアとしてシーンに爪痕を残したように思います。 SpermSwampは01年から始動したカナダのワンマンゴア/ポルノグラインドバンド、02年にデモCD-Rを発表すると台湾のRottenpyosis(ゴアグラインドバンド・Myxomaメンバー主宰レーベル)やロシアのNot Like Most Recordsから立て続けにスプリットCDをリリース。世界規模なバカ旋風を巻き起こし、06年にはメキシコの地下ゴアグラインドレーベル・Lymphatic Sexual Orgy Recordsより1st デモをCD再発。気付くといつの間にか『地球人女性を性液まみれにする為にやってきた侵略宇宙人』という、ちょっとなんて言ってあげたらいいのかわからない素敵な設定のバンドになっており、その体でチェコの名門ゴアレーベル・Bizarre Leprous Productionから2枚のアルバムを発表。2020年前後に活動停止をしていますが、みんな大好きDiscogsに存在しないリリースを登録して『Fuck Discogs』な姿勢をFacebook上で発表するなどアナーキーな一面もありました。 今回ご紹介するのは前述したLymphatic Sexual Orgy Recordsから再発された1st デモを、後の17年にBizarre Leprous Productionがボートラ収録で再々発売したバージョンです。Lymphatic〜再発盤はオチンチンが四方から胎児に精子をかけているというちょっとなんて言ってあげたらいいのかわからないステキなジャケットでしたが、こちらの17年 再発盤は自分が侵略宇宙人だったことを思い出しスペーシーな装いに変更。どちらにしろ ちょっとなんて言ってあげたらいいのかわからないステキなセンスをお持ちでサイコーなんであります。 さて内容はというと、S.M.E.S.からの影響大なポッポコピーPCバカサウンドの嵐、否、そよ風!全編ほぼPCで作ったであろうバカサウンド、あまり歌わないゴボ声という脱力感溢れる素晴らしい出来で大コーフンです!しかし凡百S.M.E.S.フォロワーと違うのは音数が少ないながらも効果的なアレンジだったり、SEの導入の仕方だったりと、こういったバカ音楽をやる為に生まれた天才的なバカであるコトを色んな側面から感じさせます。 またボートラとして、台湾のRottenpyosisから04年にリリースされたPlasma / Radikalis Amputacioとの3way splitの参加音源が追加収録されています。私はPlasma目当てでこの3wayを購入し、初めて聴いたSpermSwampのバカさ加減にド肝を抜かれた私にとって記念碑的な作品なのですが、当時軽い音だと感じていたこの音源もデモに比べたらまだまだヘヴィな方だなと思ってしまいました笑 つまり前半デモ部分は羽のように軽いサウンド!いやー、マジでSpermSwampは凄いバカだわ!! 私的にはこのデモ音源が彼の最高傑作!頭を悪くする為のサウンドトラック、少しでもバカになりたい人にオススメです!
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Blemish - Demo + Live Tracks (CD)
¥1,430
ESAGOYA Records2022年最後のリリースとなる緑のクリスマスプレゼントはニュージャージー発下水道行きの片道切符。かの地のデスグラインディングゴアアクトBlemishが2021年に発表し大きな反響を得ていたDemoに今年4月のライブトラック(at QXTs Nightclub)をたっぷりフルセット加えたCDヴァージョンとなります。 いやはや春頃からお互いマイペースでじっくりコンタクトを取っていただのですが、ようやっとこうして形に出来ました。 ライブテイクについてはこちらからの提案に快諾してくれたのも嬉しいところなんですが、いざそのトラックが送られてきたときにそのクオリティにド肝を抜かれまして、思わずデモのリイシューではなくてライブ盤としてリリースしないかと提案したほどでした。 最近のライブアルバムの良盤と言ったら個人的にはInternal Rot"Hack Session"、Terrorizer"Live Commando"、Excruciating Terror"live at MDF"などが思いあたりますが、この録音もそれらに肉薄する抜群の殺傷力とバンドが放つ"空気"を孕んだ名テイクとなっています。 無論、本編であるデモの6曲に関しては言うに及ばず。デモの領域を完全に飛び越える様はさながら吐瀉を喰らう怪物の咆哮といったところで、グラインド化したカンニバルコープスのリフ meet 超速ブラスト meet グロウルといった超重量級サウンドを展開。ここまでに出てきたキーワードにピンと来る方のほか、DeteriorationやGonerあたり好きな人にも自信を持ってオススメします。 (レーベルインフォより) USはニュージャージーの下水道にて20年に結成された汚泥デスゴアグラインドアクト・Blemish!彼らの21年作デモと22年のライヴテイクを収録した編集盤!ESAGOYA Recordsからのリリース! ESAGOYAの22年のリリース、未チェックだったものですから今回トレードの際に入荷させてもらいました。ESAGOYAといえばヨーロッパ出身のバンドを中心としたシュッとしたグラインドコアのリリースが多いかと思いますが、そんなESAGOYAからゴアグラインド、しかもキーワードとして『下水道』なる単語が飛び出すバンドがリリースされるとは思いませんでした。しかしコレまたサイコーな内容で流石はESAGOYAチョイスと言える素晴らしい作品ですな〜 アメリカのニュージャージーで2020年に産声をあげたデスゴアグラインドアクト・Blemishはベースレスの3人組。ただVoは同時にエレクトロニクスも操り汚いサウンドを更に汚く彩ります。最近はベースレスバンドといってもギターのどデカいサウンドで、その音の薄さを杞憂するバンドは少なくなってきましたが、このバンドはホンット分厚い!Voが担当するElectronics、聴いている限りでは曲中ではなりを潜めていると思うのですが、カビだらけのサビついたギターでリフを奏でるが如き相当汚いサウンドを爆音で放出してるのはホント頼もしいですな! レーベルからのインフォにもある通り、超絶ブラストビートが時折り飛び出しはするものの、基本的には引きずるような鈍足グラインドコア。しかしコレはGut由来のグルーヴィ/モッシュなゴアグラインドではなく、Autopsyなどを起源とするデスメタル由来の鈍足スタイルになるかと思います。この曲調に前述のギターサウンドが相当相性が良くめちゃくちゃカッコいい!!デモのアウトロ部分に相当する箇所にノイズ音が被さるのですが、個人的にはもっと曲中にもヒュンヒュンザーザー言わしてた方が海の物とも山の物ともつかない異形な産物になる気がします。もーっと変態な道に進んでほしいぜ! 今作にはESAGOYAオーナーのJAPAN氏が絶賛するライヴテイクも収録、デモ自体出来が良くホント素晴らしい作品だと思うのですが、ライヴテイクを聴いて納得。スタジオ録音作よりもラフな感じ(特にVoが)でノビノビと演奏しており、何よりも演奏している楽しさがビンビンに伝わってくる良いテイクだなー!自然と聞いているこちらも身体が動いてしまいます。ライヴ単独でカセットリリースなんかいい感じじゃないでしょうか、ESAGOYAさん笑 一点気になったのはインフォにJAPAN氏が挙げているライヴテイク良盤の中にTerrorizerの"Live Commando"が入ってるコト… ボーカルはGarciaじゃなきゃイヤー!!と新ボーカルには顔をプイと逸らしてましたが… そうですか、いいのですか。買ってみようかな…
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Proctalgia - Consuming The Regurgitated Entrails (CD)
¥1,800
ジャケ買い要素なし!しっかしコレがまたキョーレツなアルバム!!!05年結成、フィリピン発2人組ゴアノイズユニットの07年リリース59曲入りファーストアルバム!オランダのKlysma Recordsからのリリース!! *ジャケが酷すぎるので当初の想定より¥200引き! とりあえずジャケットの話でもしときましょうか… こちらアメリカのゴーリー/サディスティックなアートワークを得意とするアメリカのビジュアルアーティスト・Lou Rusconi氏の手によるモノ。しかし… いやぁ… ホント酷いっすね(褒め 3:本音 7)!アンダーグラウンドな音楽の、しかもそこから更に小規模な界隈ではそれらに理解のある1アーティストが重宝される傾向があるコトは分かっているものの、いやー、酷いっすね(褒め 3:本音 7)!ヘタウマという言葉を何処まで適用するかは難しいけれども、それでもこのLou Rusconi氏のアートワークはMeatshitsでは2作品ジャケットを担当していますし、GutのトリビュートV.A.のジャケだって氏の手によるモノ。100周くらい回って良いようにも見えてきましたが… でもその100周回してくれたのがこのアルバムの出来の良さということでしょう!(強引) つーわけで、今回はなんとフィリピン発のゴアノイズ2人組Proctalgiaによるアルバムのご紹介。しかもリリースはLast Days of Humanityの全盛期をドラマーとして支えたMarc Palmen氏が主宰するKlysma Recordsからのリリース!LDOHにおいてのMarc Palmen氏によるモーレツフルブラストは歴史を変えたと方々で書かせていただいていますが、彼のアンダーグラウンドスピリット、並びにショボ/ダサへの理解値は異常。ジャケの話とリンクするかもしれませんが、音に関してもヘタウマの本質/ヤバさを汲むセンスの高さはピカイチだと個人的には思います。Klysma Recordsリリースが全ゴーリーアンダーグラインダーの要チェック作品だということは、不肖わたくしが自信を持って宣言致しましょう! さてさて、Proctalgiaは恐らく今作がデビュー音源、続いてはAnal Whoreとのスプリットを同年07年にリリースしそこからはアンダーグラウンドゴアレーベル、ゴアレジェンドとのスプリットがドカンと続きます。彼らの作品をリリースしたレーベルで言えばギリシャのSeptic Aroma Of Reeking Stench、フランスのUnderground Pollution Records、ドイツのUterus Productions、ロシアのCoyote Records、メキシコのLymphatic Sexual Orgy Records、そしてゴアグラインド総本山であるチェコのBizarre Leprous Productionからもリリース経験あり!このバンドは単独作品があまりないのですが、そのスプリット相手も豪華!アメリカのDecomposing Serenity、オランダのFaeces Eruption、オランダのTumour、ドイツのPlasma!しかしここまでビッグネームとのスプリット経験があるわけですが、その陰に隠れてしまっている感は否めないですな。特にゴアグラインドは日本を除いたアジア出身バンドの評価があまり得られていないように思います。もったいないな〜。そして今現在、17年のリリースを境に少なくとも作品発表はストップ。うーん、もったいない! そんなProctalgiaなんですが、B級ゴアグラインド感とゴアノイズの見事な調和がすばらしぎる!!球がコロコロ転がるような音を立てる度の過ぎたピッチエフェクトVoを前面に、その声に多少埋もれるようにやっすいギターとヤケクソ打ち込みドラミングが大暴れ!全編モーレツ度/ヤケクソ度がレッドゾーンに突入しながらも、何故か曲のケツだけはしっかりと合うチームワークも見どころです。とにもかくにもひたすらショートカット曲を下品に、野蛮に繰り返すことで到達するゴミ音楽としての美学を堪能できる素晴らしい作品!ゲストボーカルにオランダの電脳ゴアグラインド TumourのRogier氏、そして当時ポルノイズゴアグラインドとして名を馳せていたAnal WhoreのAndy氏も参加!前述したProctalgiaの現在確認できる最新リリースは、17年に発表した現在Andy氏がメンバーとして参加しているPlasmaとのスプリット作品なんですよね。ProctalgiaはAndy氏主宰のレーベルからのリリースもありましたし、これぞまさにネットワークオブアンダーグラインド!!熱いぜ!!因みにTumourとも7epのリリースがあり、そのTumourにはKlysma RecordsのオーナーであるMarc氏も参加していました。 あとはMorticianばりの長いSEも効果抜群、Morticianと違う点はホラーSEではなくポルノが多いというところですが笑 ヤケクソ直線的ゴアグラインドが続くこのアルバム、その途中で長ったらしく流れるSEがちょうど休憩としてちょうどいいダレ具合です笑 TOTALでバカ度が上がっててサイコーなんですが! フィリピンといえば、噂によると激音バンドの巣窟らしくスウェーデンのモーレツノイズグラインダー・ARSEDESTROYERが活動休止前にツアーを行ったのがフィリピンだったということもそれを物語ってるように思います。私、以前に某ヘヴィメタル専門店でフィリピンのポンコツスラッシュメタルとレビューされた音源を、本能的なゴミ収集マインドが働き反射的にポチりましたが、内容はもんのすごい極悪音質 極悪ダメテクニックでそれはもう熱い音源でした。インターネットが世界的に普及した現在、どのようなシーンになっているかと言えばその当時とは全く違っているものだと思いますが、レーベルとしてはフィリピンシーンをできるだけ掘っていけたらと思います!
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Last Days Of Humanity - The Xtc Of Swallowing L.D.O.H. Feaces (CD)
¥2,000
オランダ産ゴアグラインドゴッド・LDOHが星歴2157年12月3日に土星で行ったライヴの模様(ホントにそう書いてある)を完全収録した実況録音盤!全27曲入り! さて今作はLDOH史上唯一のライヴ盤、土星での熱狂ライヴを真空パック!ってマジで書いてあるからその通りなんでしょう。同時入荷の3rdアルバムではバンドの顔とも言えるErwin De Groot氏は脱退していましたが、今作ではゴボゴボゴボゴボ真ん中でゴア声かましています。全27曲、名盤と言われている2ndよりも1stの曲が多数、また半分以上はSplit epに収録されている曲が多いように感じます。いわゆる初期LDOH期の集大成とも言えるバンドのベスト選曲になるのかなと思います。 LDOH全キャリアの中で このアルバムのジャケットが私 個人的に一番好きなのですが、クレジットを見るとブラジルのBlack Hole ProductionsのFernando氏のデザインでした。Black Hole ProductionsからリリースされたLymphatic Phlegmのセカンドアルバム "Pathogenesis Infest Phlegmsepsia"も氏の手によるデザインなのですが、残虐な素材を使いながらも何処か美しさを感じる構成が非常に素晴らしい作品だと思っています。そのLymphatic Phlegmのアルバムにも通じる、写真の配置だったり文字情報の位置だったりこういうジャンルに於いては変化球とも取れる今作のジャケットの持つパワーが、作品の内容を底上げしている稀有な例と言えるのではないでしょうか?
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Golem Of Gore - Tre Anni Di Terrore (digipack 2CD)
¥2,600
バンド名通りの『ゴアグラインドの怪物』、18年結成イタリアンゴアグラインドバンド・Golem of Goreの2枚組CD編集盤!全113曲収録 限定500部! 2010年代、ゴアグラインドバンドは世界中に雨後の筍のように生み出され、Regurgitate以降のOld Schoolな伝統芸バンドから、Agathoclesから影響を受けた温故知新なMince Goreバンド、3rd以降のLast Days of Humanityからの影響を受けたバカテク故にゴアノイズへと接近したバンドなどシーンを盛り上げてくれました。一時期のノイズグラインドムーブメントの様に皆多作なのも特徴で、カセットリリース主体に各国の地下レーベルからリリースが乱発されていた(いる)のも事実でしょう。 その中でもとりわけリリースが目につくバンドといえばアメリカのHaggus、First Days of Humanity、イタリアの焼きそば、そしてGolem of Goreあたりでしょうか。限定数もお世辞にも多いとは言えず、世界中から同時多発的にリリースが月刊誌の如く発表されるので、マニアの皆様におかれましてはコンプするのも大変だと思いますが、そんな方々に朗報!Golem of Goreの2枚組編集盤がリリースされましたよ! ってか当レーベルにおきましては以前イタリアの¡ZAS! AutoproduzioniからプロコピーCD-R2枚組、デジパック仕様のシングル編集盤を入荷したコトがあり、100部限定ということからアップ後すぐに売り切れてしまう即完ぶり。しかーし!今回は限定500部!そして以前のZAS版が73曲収録だったのに対して、今回のプレスCD版は113曲も入っていてパワーアップ! 以下収録内容です↓ CD 1: Tracks 01-15 from "Horrendous Summoning Of Gore-Demo" Tracks 16-27 from "Split w/Yakisoba" Tracks 28-40 from "Split w/Sebum Excess Production" Tracks 41-49 from "4way Split w/Human Pancake / Yakisoba / Serotonin Leakage" Tracks 50-57 from "Split w/Putrid Stu" Tracks 58-62 from "Split w/Decomposed Birth" CD 2: Tracks 01-03 from "Obsessive Murderous Manias" Tracks 04-09 from "Split w/First Days Of Humanity" Tracks 10-18 from "Split w/Haggus" Tracks 19-24 from "Split w/Pharmacist" Tracks 25-31 from "Split w/Gangrene Discharge" Tracks 32-40 from "Split w/Labia Majora" Tracks 41-46 from "4way Split w/Redundant Protoplasm / Gore / Pulmonary Fibrosis" Tracks 47-51 from "4way Split w/Mulk / Nyctophagia / DJ Balli" 22年リリースの編集盤となりますが、ほぼほぼシングルリリースを網羅した形となります。前回のCD-R盤を買っていただいた方が浮かばれない仕様… と嘆くことはない!CD-R版に入っていて今回のCD版には収録されていないLymphatic Sexual Orgy Recordsからの19年作 "Biomedical Stench Putrefaction 9 Ways"がある!見せびらかしましょう! 逆を言えば今作と当レーベルでも扱いのあったBio〜 CDを持っていればGolem of Goreの22年初頭までのリリースはほぼ聴けるということになります。 さてさて、そんなフルボリュームな今作ですがまずはジャケットがイタリアジャッロ映画を彷彿させるというのが一番の特徴じゃないでしょうか。グロジャケオリンピックとなってしまった昨今のゴアグラインドシーンにおいて、逆に目を引く秀逸なデザイン!そしてイントロSEも様々なホラー/ジャッロからの引用だということも大変興味深く、海外でも大人気な村上龍 原作 三池崇史 監督『オーディション』のソースも使われていますね。MorticianのSEイントロドンの如き楽しめる113曲となっています。 しかしこのイタリアのゴアグラインドデュオ、おっと最近になっていつの間にかトリオになったみたいですが、ゴアグラインドという枠組みの中で様々なアプローチをしているのが特徴。多くは直線的なブラストビートを主としたスピードフリーク熱狂な激速ソングなのですが、作品によってはハーシュノイズをミックスしたモノ、LDOH的な楽曲、そしてジャーマンゴアをすっ飛ばしたドゥーミィなゴボゴボソングなんかもあり2枚組という長さを感じさせないバラエティー豊かな内容となっています。正直 個人的にはゴアグラインド職人といった感じでもう少し個性も欲しいところですが、その卓越したテクニックと楽曲センスでそういう部分もカバー出来ているのかなと感じます。偉そうなこと言いましたが相当カッコいいすよ! 単純にカッコいいスピード感溢れるゴボゴボソングが113曲入ってるだけでも買いの作品じゃ!!GREAT!!
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Captain Three Legs / Pantalones Abajo Marinero - split (procopy CD-R)
¥1,200
アイオワの怪人・Captain Three Legsとスペイン産(?)Gt+Dr 2人組(?) P.A.M.の名作スプリットが再発!今回C3Lはゴアグラインドスタイルです!Mortville Noiseからのリリース! 05年にリリースされた超超超名作スプリットが感動の再発!ペラ1ジャケットだったオリジナルと違い、今回は通常プラケースに仕様を変更しての再発となります。記憶が確かなら、オリジナルは今は亡き西新宿のALLMANに少数入荷したのみで、当時も日本では手に入りにくかったかと思います(間違ってたらすみません!) 兎にも角にもグラインドフリーク必携のスーパースプリット作です! まず初っ端を飾るは当ディストロではお馴染み、変幻自在のスタイルでスプリット作を連発するCaptain Three Legs!今回はなんとゴアグラインド/ビートダウン仕様!首謀者であるAndyはゴアグラインドにはあまり興味がなく、ブルデスとかも好きではないイメージがあるのですが、なぜこのテーマを選んだのか…笑 が、そこはC3L!見事に彼らの色に調理しております!とはいってもゴリッゴリのブルデス/ゴアなサウンドではもちろんなく、基本はキャッチーなオールドスクールゴアグラインド。ジャーマンなスローパートも覗かせながらも欲しい時にはちゃんとブラストビートを挿入、リフはこれまたドイツのDEADを彷彿させるノリノリ仕様でサイコー!そして時折挟まれるビートダウンパートは90's東南アジアデスメタルな少しダサめな感じで笑 コレはコレで素敵笑 Andyのグラインドコア職人としての手腕が発揮された流石の音源です! そして後者、スペインのPantalones Abajo Marinero!ギターのMiguelとドラムのNegroの二人組で、90年代中盤よりex.アメリカ ミネソタ州 / 現在は千葉県市川市に居を構えるDiscos Al PacinoからExhumedやWadgeなどとスプリット作を出していた、知る人ぞ知る90'sグラインドコアを代表する名バンドでございます。実は当レーベル 死体カセットとも縁が深く、過去2回の来日公演をセッティング、2014年には99曲入りプロコピーCD-Rもリリースさせてもらっています。つまりはオレの大好きなバンドだってこと! 打ち込みドラム… おっと Negroの超人的ドラミングが直線的なブラストビートを、そしてMiguelのギターテクニックを惜しみなく披露した複雑なリフの洪水の中、Carcassの高音Voを彷彿させるギャーギャー声がこだまする!意味わからなくてサイコー!!!グラインドコアの持つブルータリティに付随するその面白さを今一度思い出させる本当に素晴らしいバンドです。今作では2回のセッションの模様を収録した25曲を収録、マシンガンブラストで鼓膜をハチの巣にされたいMっ気満載なあなた!絶対買わなきゃ後悔しまっせ!!
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Decomposing Serenity / Warsore - split (Lathe 3ep)
¥1,800
最新作!お人形偏愛猟奇ゴアノイズグラインダー・DxCxと、オゥズィーグラインドコア伝説・Warsoreのスプリット "3"インチレコード!!つまりは8cm CDと同サイズ!!超限定Lathe Cut仕様です! 私が偏愛するお人形偏愛猟奇ゴアノイズグラインダー・Decomposing SerenityのWitter先生に直でお願いして入荷しました、オゥズィーグラインドコア伝説・Warsoreとのスプリット3インチレコード!!!!!各1曲収録の今作なのですが… 我が家のオートリフトアップレコードプレイヤーでは聴けない!!!!!!!汗 すみませんが、プレイヤー購入後レビューを追加しますので物珍しさのみで購入するお客様優先です!!すません!
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Malignant Tumour / Squash Bowels - split (CD)
¥2,000
ゴアグラインド大名盤!チェコのMalignant TumorとポーランドのSquash Bowelsが97年にリリースしたスプリットアルバムの04年再発版!ボートラ収録! Obscene Productionsから買い付けを行った際、リストの中に懐かしいリリースがありましたので今回入荷してみました。ヨーロッパ オールドスクールゴアグラインド頂上戦! Carcassが拓いた土壌をスウェーデンのRegurgitateやポーランドのDead Infectionが耕し、今やグラインドコアのサブジャンルという括りを取っ払ってしまったと言ってもいいゴアグラインド。オランダのLDOHが高速ブラストビートとやり過ぎとも言えるピッチシフターの掛け方で大ブレイク、そして同時期にメキシコのDisgorgeがブルデスにゴアグラインドを大胆にMIXすることで頭角を表し、また両者がインパクト大な死体画像をアルバムジャケットに使用したコトでゴアグラインド = 陰惨な死体ジャケットというイメージを定着させました。それからは一気にゴアグラインドはどんだけ酷い写真をジャケにあてられるか、曲中でのToo Muchな演出、またはグラインドのプログレ化とも言える複雑な曲展開を行うことでキョーレツさを追求し、その破壊力を競うオリンピック的な様相を呈する状況になったと個人的には思います。またドイツのGutが『遅いグラインド』をゴア畑の中で発明、後にモッシュゴアという新たなジャンルを確立させたコトも非常に興味深く、オールドスクールゴアグラインド黎明期(たぶん5年くらい)とそれ以降に登場したゴアグラインドと呼ばれるバンドは別の括りになってしまったというのが私の持論です。まぁ、どっちも好きなんですけど笑 上記のコトを考えると本作に収録されているチェコのMalignant TumorとポーランドのSquash Bowelsの楽曲は"オールドスクールグラインドコアのサブジャンルとしてのゴアグラインド"に当たる原始ゴアグラインドと言って良いのではないでしょうか。 世迷言を最初にダラダラと書き連ねましたが汗、では早速チェコのMalignant Tumorから。このバンドに関してはObscene Extreme Japanのヘッドライナーとして来日を果たしており、91年に結成して以来数多くのリリースを重ねているバンドですので既にここ日本でも周知されているバンドになるでしょう。だがしかし!メンバーの飽きっぽさからなのか、結成当初のゴアグラインドからAgathoclesからの影響を多大に感じさせるMincecoreへと転身、そして今はMotorheadなロケンロールバンドへと大きな方向転換を遂げていますのでひとつのリリースを聴いただけでは全貌を掴むことはできません。Malignant Tumor = 悪性のガンという名前を引っ提げなんでもかんでもチャレンジしてしまうそのバンドの姿勢、嫌いじゃないぜ!私ごとにはなりますが、Napalm Death Is Deadとして彼らの活動拠点であるチェコはプラハでライヴを行った際、終わり際にテンガロンハットを被ったメンバーが登場した時はちょっと笑ってしまいました。さてさて、このバンドは前述の通りコロコロ音楽スタイルを変えているのですがゴアグラインド期の評価は高く、廃盤となっていますがポーランドのSELFMADEGODよりその時期のディスコグラフィーが2枚組CDとしてリリースされています。ベースがブリブリ言ってるヘヴィな演奏の上をエフェクトボイスが大暴れ、グラインドコアマナーに則った曲調も素晴らしくオールドゴアグラインダーは自然とガッツポーズ!この頃から後にAgathoclesクローンとも言っていいスタイルに移行するその片鱗は端々に現れており、なかにはまんまAgathoclesな曲も笑 しかしそこはゴアグラインド、ちゃんと下品なゲロ声で締めてくれています。最近のMalignant Tumorを見ると『昔のおでん芸の頃の鶴太郎に戻って欲しい』という感覚と似た感情が込み上げてくるので、最近の彼らにこの時期の音源を聴いてノスタルジーに浸りましょう。 そして続きましてポーランドのSquash Bowels!94年結成のこのバンド、90年代にBloodbath RecordsとObliteration Records 日本二大グラインドコアレーベルからカセット作品がリリースされており、現在もゴアグラインド道を追求している偉大なバンドで最近は同じく老舗グラインドコアであるメキシコのAnarchusとのスプリットもリリースされていました。Malignat Tumorと同じくディスコグラフィー盤も多数リリースされており、比較的入手もしやすいかと思います。Squash Bowelsは日本ゴアグラインド総本山・はるまげ堂のご尽力により本作と同じくObscene Productionsからリリースされた99年の1st "Tnyribal"でより日本での知名度を上げたと思いますが、遡ること2年前の作品であるこのCDの収録曲も相当ヤバい!どヘヴィーな弦楽器の演奏に、リズム隊によるゲロ声ツインVoが圧巻!エフェクトゴア声以外にも多彩な表情を持つ両者のボーカルが素晴らしく、無慈悲に進行する暴虐無慈悲な曲展開を阿鼻叫喚に彩ります。グラインド大国 ポーランドの屋台骨はやっぱ違いますわ!!サイコー!! つーことでオールドスクールゴアのマスターピースである本作、お持ちの方も多いと思いますが買って損は無い激烈キョーレツ盤です!是非ともチェックよろしくお願いします!
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Bloody Diarrhoea - Tenesmus (CD)
¥1,250
チェコの打込みLo-fi ゴアグラインドバンド・Bloody Diarrhoeaの10年作デビューアルバム入荷!打込みドラムなのにメンバー4人、大所帯電脳ショボゴアグラインド!『ラジオスターの悲劇』ゴアver.も収録! 01年の秋に結成、元々は打込みドラムにBa/Voの二人組バンドとしてスタートした自らを"Lo-fi"と謳うゴアグラインドバンド・Bloody Diarrhoea。03年にリリースしたデモCD-Rを皮切りに、伝説のゴアグラインドウェブジン・BraindeadのPierre氏がアートワークを手がけたサイバーゴア 4way split "4-Way Cybergrind Pornogoremageddon"、Reek of Shitsなどチェコのグラインドバンドを集めた6way CDの参加を経て2010年に名門 Bizarre Leprous Productionより満を持してリリースされたのが本作です。BLPからはその後17年にVaginal DiarrhoeaとのDiarrhoea = 下痢 対決スプリットをリリースしているものの内容は03年の自主制作デモをまんま収録したもの。どうも11年にボーカル氏が脱退したことを契機に解散している模様です。 さてこのBloody Diarrhoeaのファーストアルバム、前述の通りもともとはBa / Voの2人組だった彼らもGtを2名増員して4人組バンドに拡大!但しそこはLo-fiを謳うだけあり、ペチペチ鳴ってる打ち込みドラムに脱力感満載な全20曲を収録!弦楽器隊が3人もいるのでサウンドの分厚さは充分あるものの、わざわざドラムをショボショボにプログラミングしているところに見えるポンコツ精神にニヤリ。ベースサウンドを全面に押し出しグルーヴィさを醸しつつも、他バンドと違ったことをやりたいという気概を感じさせます。所謂サイバーゴアのガイキチ要素は希薄、飛び道具的な電子音も比較的少なく頭のおかしい高速ゴアグラインドを期待するとちょっと違うかもしれません。当時ライヴも行っていたようなので、メンバーを増員してさてネクストフェーズに行くぞ!というタイミングでのボーカル脱退劇だったのかも… このアルバムでは『グロジャケットじゃないよ、唐辛子の画像だよ』でお馴染みのCapsaicin Stitch Ruptureをのちに結成するメンバーもゲストとしてゲップを披露、うーんどーしようもない!ラジオスターの悲劇をゴア声カバーするあたりからも醸し出される最底辺ゴアグラインドバンドの自滅作、気になる方は是非どーぞ!!
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Hemorrhagic Pyrexia Virus / Gonococcus - split (7ep)
¥1,400
Harsh gorenoise minimalsim.. HPV is the side project of Roland Parra aka Pseudomonas Aeruginosa.. This project is a mix of harsh noise with buried blasting drums and stomach torture puke vocals.. Truly some of my favorite harsh noise of the past year.. Gonococcus is Goredick from EPW and Cystgurgle.. Minimalistic harsh textures not unlike the best of Werewolf Jerusalem mixed with sewer vocals buried in reverb.. HPVはPseudomonas AeruginosaことRoland Parra氏のサイドプロジェクト。ハーシュノイズにブラストビートを埋もれさせ、激しい腹痛を思わせるゲロ声で彩った作品。近年のハーシュノイズ発表作の中でも一際きらめく作品だ。 GonococcusはEPW / CystgurgleのGoredickによるサイドプロジェクト。Werewolf Jerusalemの最高期を思わせるミニマルなハーシュノイズに下水道Voをミックスさせた楽曲を収録。 (レーベルインフォより・超意訳) US / タイ "ハーシュゴアノイズウォール" 大戦!同ジャンルを標榜しながらもそれぞれ異なったアプローチを披露、素晴らし過ぎるジャケットは一部自主規制しております!汗 まずはアメリカのHemorrhagic Pyrexia Virus!こちらのユニットはインフォにもある通りRoland Parra氏によるワンマンユニット、以前は元祖ゴアノイズ・Anal Birth作品もリリースしたSuck My Guts Recordsというゴアノイズレーベルを主催し09年〜15年までにPseudomonas Aeruginosaというゴアノイズユニットを組んでいた人物です。Pseudomonas Aeruginosa活動停止後はしばらく沈黙していたものの、今年2022年からこのHemorrhagic Pyrexia Virusとして活動再開。やっぱ子育てとかそういうのなんすかね… しかしこのHPVは面白い!ベースで奏でる爆裂ノイズを全面に押し出しゲボ声のスキャット、そしてブラストビートがそのノイズの下に隠し味が如く埋もれていてスピード感を演出します。ハイな音要素は皆無、全部ロウ笑 南米の原始ノイズグラインドやデスコアグラインドをも彷彿させる野蛮な音塊に悶絶!! そしてそしてGonococcusはSmallpox Aroma / Cystgurgleで活動するGoredick氏のサイドプロジェクト、EPWとは違ったヤバさを魅せてくれます!焚き火をくべたようなミニマルなブチブチノイズの上に、リバーブかましたVoが呻いている… HNWの中でも上級者向けな展開の無さですが汗 インダストリアルな感触もありコレが結構気持ちいい!個人的には60分欲しいな… 残念ながらあの高速コンコンブラストはこの作品では披露されていませんが、Goredick氏の多才な一面を垣間見れる貴重な音源です!(文章的につまんなそうに聞こえるかもしれませんが汗、私は大好き!Goredickに久々メールしてみようかな!)
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Inopexia - unREST IN GOREnoise (cass)
¥1,350
ロシア産ゴアグラインド・Inopexiaの19年リリース時の全音源をまとめたディスコグラフィー!他レーベルからCD/LPでもリリースされていましたが、こちらはウクライナのRotova Porojnina Recordsから出たカセット版です! グラインドコア好きー?私はだーいすき! ならディスコグラフィーも好きー?私はだいだいだーいすき!! ということで、グラインドコア好きはディスコグラフィーが大好きというジンクスは皆さんご承知の通りだと思いますが、今回ご紹介するのはロシアのゴアグラインドバンド・Inopexiaの編集盤カセット。ゴアグラインド以上 ゴアノイズ未満な暴虐サウンドを09年結成当初より放出する今やベテランバンド、トリオ編成でのスタートでしたが現在はGt/Drのデュオ編成で活動している模様。カンカンスネアの高速ドラミングが後期LDOHを彷彿、初期はリフ / 歌唱法共にブルデスの影響が多少見られますが最近はもっとストレートなゴアグラインドでかっ飛ばしてます!とにかくドラムが叩きまくり!最初は私もマシンドラムかと思っていましたが、Youtubedeでライヴ見て衝撃受けましたね... さて気になる内容、収録作品は以下の通り ↓ 1-4 - from "Gastric Explosions Tore A Gullet" EP 5-8 - from "A Little Bit Of Gore" EP 9-12 - from "Untitled" EP 13-16 - from "Split with Decibel Chaos Injection" EP 17-20 - from "Myocardical Biopsy Had A Lethal Outcome" LP 21-24 - from "Split with Embryopathia" 25-28 - from "Split with Maläd" 29-32 - from "Split with Полесье" 33-36 - from "Мазок" EP 37-40 - from "Untitled" EP 41-44 - from "Split with Deteriotation" 45-48 - from "Split with Bloodshed Party Gore" 49-52 - from "2015 Demo" 53-56 - from "Split with Haggus and Pulmonary Fibrosis" 57-60 - from "Split with Dysmenhorrea" 61-64 - from "Split with Intestinal Disgorge" 65-72 - from "Амбиции приматов" なーんと全72曲!!ちょっとBandcampを覗いてみたところ、この72曲の内 1分を越えている楽曲は2曲のみ... しかも全曲ほぼスネアがなっていないパートがないという恐ろしい内容となっております...! でもディスコグラフィーで面白いのはレコーディング環境によってギターの鳴りが変わって聴こえたり、この作品からボーカルはエフェクター通してるんだーみたいな短時間の間にそのバンドと歴史をたどっていく感じですかね!ここではSE使ってみたけど後半使ってないってことはシックリこなかったんだー、とか笑 ゴアグラインドという暴力が詰まったこの濃厚なディスコグラフィーカセット、ゴア野郎はマストです! まぁこういう御時勢なので最後に... InopexiaのFacebookを覗いてみたところ『ロシアに住んでるけど、オレはキーフ生まれでアイデンティティはウクライナだと思っている。戦争はクソだ!』と投稿をしていてなんだかジーンとしてしまいました。ロシアのバンドだから聴かないって万が一思う人がいたら、それは戦争にアナタも加担しちゃってますよと伝えたいですね。マジでNoise Not War!早く戦争終われ!
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Gruesome Toilet - Save Water Drink Piss (cardsleeve pro CD-R)
¥1,200
Anal Birthの弟子、05年から活動を続けるSteeve Embryo氏によるゴアノイズユニット・Gruesome Toiletによる21年作 30曲入りCD-R作品入荷!K点越えスピードの打ち込みドラムにガイキチVoが乗る素人は手出し無用な激ヤバ作品! Gore Noiseといえば?そりゃ即答でAnal Birth!PCが一般的に普及していなかった90年代後期、既にGore Noiseというジャンルを謳っていたAnal Birthの首謀者・Adam Rotella氏。先月アメリカで行われたSyrup Head Records主宰のアンダーグラウンドノイズコアフェスでヘッドライナーを務めたAnal Birthのライヴは感動的なステージでした。そんなAnal Birthを神と崇めているゴアノイズバンドは星の数ほど存在すれど、Adam Rotella氏が認めた数少ないバンドのひとつがGruesome Toiletです。 その首謀者とは、VomitomaやBlack Putrefactionのメンバーらと共にアメリカの裏アンダーグラウンドノイズグラインドシーンを盛り立て、Sewercunt / Gynophagia / Joy Of Torture (Adam Rottela氏とのユニット)など数多くのノイズ/ノイズグラインドユニットを立ち上げては潰しを繰り返す怪人・Steeve Embryo氏。あのDysmenorrheic HemorrhageのメンバーであるKyle Prescott氏とRapist With No Penisというバンドを組んでいたことでも(一部好事家に知られている)人物です。そんな彼の数少ないパーマネントなユニットがGruesome Toiletです。05年の結成から40-50程度の作品をGruesome Toiletとして発表、そのほとんどがEmbruo氏の自主カセットレーベルからのリリースということで、残念ながらここ日本にはほぼ流通されていません。私も何作品かを運よくGETできたのですが、どの作品もこれまたキョーレツ!ナンセンスさと狂気のブレンド具合が絶妙で、このシーンにおいて作品レベルのハズレが少ない稀有な存在だと思っています。(先日ようやくEmbryo氏にコンタクトが出来たので過去作品も含めて入荷できればといいなと...!) さて、今作。『水を使うな、ションベン飲め』という狂ったSDGs標語が冠されたこのCD、定義上ゴアノイズと書かせて頂きましたが、ゴア度はちょい低め。しかし狂ったスピード感覚と完全にトんでしまったヤバめなVoがとにかくイッっちゃってる恐怖のショートカットノイズグラインド作品!途中でLibido Airbagのような楽曲も挟みますが、とにかくブラスト!ノイズ!ブラスト!ノイズ!やったー!!!!!! 手放しで賞賛せざるを得ない、30曲を約8分半で駆け抜けるスーパーガイキチサウンド!全国のダメ音源愛好家諸君、この作品を見過ごす手はないぞ!!!!
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V.A. - Gore And Bizarre Grind Warriors From Japan (CD)
¥1,320
日本を代表するゴアグラインド、サイバーグラインド、ゴアノイズ、ノイズグラインド、ポルノゴアの精鋭全11組が一堂に会した奇怪グラインドコンピレーション。 HDP-0001 参加バンド Anal Zumou COSMIC GOATPUSSY Environmental Investigation FesterDecay Labia Majora Meat Chunk Melting Dysplasia Pervert Of Ability Zombie Rhythm Machine ものすごい光 堕武者+ultraviolence+ 時は2021年、舞台は日本アンダーグラウンドシーンのさらに最下層。ゴアグラインド、サイバーグラインド、ゴアノイズ、ノイズグラインド、ポルノゴアと多数の流派にて活躍する武人たちが今もなお自らの刀を振り続けていた。各々違った道を進んではいるもののゴアグラインド、グラインドコアの再興を願う気持ちは皆同じ。そんな彼らがこの度2019年設立Happy Despatch Productionsの記念すべき1stアルバムを作り上げるため、遂に一堂に会した。全11組の血に飢えた奇怪グラインド武人たちによる必殺奥義が炸裂する1stアルバムにして集大成の作品!四方八方から襲いかかる容赦ない斬撃に貴方は耐えられるか…? (レーベルインフォより) 19年創立、Japanese Gore Grindの未来を背負って立つ新興レーベル・Happy Despatch Productionsの初のプレスCD作品は日本の現行ゴアグラインド 11組を集めたコンピレーション作品!月岡芳年も真っ青の残虐非道血塗れ極悪オムニバスの決定版! Environmental Investigation/Mistieri/ボットン便所のTomoyuki氏が主催するHappy Despatch Productions。自身のバンドを中心にCD-R作品を短期間の間にコンスタントにリリースの後、遂にプレスCDでの作品発表に決行!Obscene Extreme Festivalに単身で乗り込むほどの日本一のゴア野郎・Tomoyuki氏が勝負をかけた今作は、現行のJapanese Gore Grindバンド11組を集めたコンピレーションCDです。気合いの1000枚プレス!ブラボー!! まずこの意義あるコンピレーションのトップバッターを担うのはもちろんレーベル主催 Tomoyuki氏のEnvironmental Investigation!作品毎にスタイルを徐々に変えているExVx、今作ではC.U.M.的な打ち込みドラムの怪しさを持続しながらも力強く肉感的な激速デスグラインドHCを披露!と思ったらC.U.M.のカバーも収録されています!笑 続いて登場はTwitter情報によると21/03/03結成のBrutal Gore Grindバンド・Melting Dysplasia!こちらも打ち込みドラムに腐臭を放つ弦楽器隊が怪しく絡みつくサウンド、00年代初頭のヨーロッパ勢を彷彿させる感じがGOOD!Dysmenorrheic Hemorrhageなんかを思い出しました! 三番手はZombie Rhythm Machine!その名の通りリズムマシーンを使用した打ち込みドラムによるDeath/Gore Grindですが、前2組よりもElectro/Noise要素が強い作風。ノイズゴアなブラスト地獄パートがいいすね〜 お次は大分のCarcass・Fester Decayが登場、一曲のみの参加となりますが音のミックス加減にニヤリ。高低ツインVoが楽器隊に多少埋もれ気味に収録されているのが、逆にバンドが放つ音のキョーレツさをアピール。いいすね〜、玄人ゴアグラインディングサウンド! そして新潟県産ポルノゴアバンド、ものすごい光!既に活動10年超えてるんですね!いわゆるパーティーゴアグラインドサウンド、曲全体を重厚感で埋めるのではなく隙間を残して軽快感を演出。ゴアグラインド界の2TONE的立ち位置?!特徴的な高音口笛ゴアVoにも注目です。 続きまして〜、自らを埼玉のOld School Style Gore Grindと標榜するMeat Chunk!勉強不足なもので検索掛けながら文章を書いたりしてるのですが汗、Meat Chunkのウェブショップに可愛いトートバッグがあったので思わずポチッてしまいました。このコンピの中でもMince色が強いバンドではないでしょうか?カナダのArchagathusや少し毛並みは違いますが、Mesrineなんかが好きな人にはど真ん中!収録2曲目、まさかのインストで驚きました笑 さて7バンド目!Cosmic Goatpussy!すげーバンド名だなと思ったらそれもそのはず、Zombie Rhythm MachineとaBiSyEikAh⊆のコラボレーションとのこと。非グラインド的なサンプリングに目がいきますが、デジタルを纏ったIntestinal Disgorgeのようでガイキチ路線一直線なユニットです! はい!次!!出た!!Anal Zumou!!しょーもな!(褒め言葉) Punkuboiのライヴを初めて見たBoredoms・ヤマツカEYE氏が『しょーもない、とんでもない、ろくでもない、なんでもない等々のモナイ系のなかで、モースト・モナイだろう』と絶賛したと古の書(remix/95年4月号)に書かれていたとのことですが、Anal Zumoもそのモナイ系の文脈の上に存在するバンドかと。ゴアノイズというジャンルはノイズでもなくゴアグラインドでもなく実はノイズグラインドでもないと私は思っているのですが、では何かと問われるとインターネット上の現象(≠ ブーム/ムーブメント)なのではないかと考えています。私の言っているその定義に関して、ゴアノイズの発生から後期LDOHを経由したゴアノイズを称するバンドの乱立など一概に言葉で説明はしづらいのですが、ただそこに有る/存在をしているのみで全く意義を持たない、というのが私が思うゴアノイズの美しさだと思っています。実は初めてAnal Zumouを聴いたのですが汗、凡百のゴアノイズバンドよりも全く意味不明な上にグッとくるカッコ良さがあって素敵だなーと思ってしまいました。よく聴かなくてもブラストパートないし笑 しょーもな!(褒め言葉) これ以上書くと暗黒舞踏の『命懸けで突っ立った死体』とか引き合いに出してしまいそうなのでコレくらいに… 結論:Anal Zumouはしょーもなくてカッコいい! はい!お次は!当レーベルでも最新デモが絶賛発売中の東京ボアゴアグラインダー・Pervert of Ability!先日入荷したデモはレコーディングスタジオでの録音でしたが、こちらはRawなリハーサルトラックでしょうか?綺麗にバッチリ取れているテイクも素晴らしかったのですが、こちらの生々しく高音Voが埋もれているようなトラックもなかなかGOODですな!どちらかというとグルーヴィーな感もあったデモ作品に比べ、デス度(=ポア度?)高めに仕上がっておりRaw/Low Grinderのみなさんにもオススメです! ラス2!堕武者+ultraviolence+!東方グラインド... アレだ、あの、同人ってヤツだ!CDRとかが行ってる... え、M3とか、だ!というくらい疎いのですが汗、東方グラインドの創始者/活動10年越えのベテランバンドです。J-Rockを経過したBrakecore/デジタルHC meets ブラストビートという趣でかなり他バンドとの志向が違うバンドに見受けられました。ただそのとっつきやすい音楽性とキャッチーな日本語詞がこのオムニバスのアクセントにもなっていて、よい意味で異質な存在感を示しています! さて、この大ボリュームなオムニバスを締めくくるのは、イタリアでぶいぶい言わせているGolem of Goreとも最近スプリットを出した新潟のLabia Majora!今作にも参加しているものすごい光のメンバーも在籍するハイスピードゴアグラインドバンドです。後期LDOHを髣髴させるゴアノイズ寸前の激速サウンドで、当レーベルでも販売していたSulfuric CauteryやHuman Effluenceにも匹敵するヤバスギル4曲を収録!こりゃ爽快ですわ!日本にもこういうタイプのバンドがいたことに感動&自分の勉強不足っぷりに反省... しかし最後の曲前に入ってくるSE、世にも奇妙な物語の懲役30日じゃね? つーことで駆け足でオムニバスの内容に触れさせてもらいましたが、人生いろいろ、ゴアグラインドもいろいろ。一言でゴアグラインドと言っても11組の強烈な個性がひしめき合う現代日本の闇が詰まったホントに素晴らしいオムニバスです!つーかオムニバスCDおもしれーな!
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FesterDecay / Crash Syndrom - Encyclopedia Of Putrefactive Anomalies (CD)
¥1,320
福岡を拠点に活動するゴアグラインドバンド、FESTERDECAYと東京をベースに活動するゴアグラインド、CRASH SYNDROMによるゴアグラインド頂上決戦スプリット!! FESTERDECAYは初期CARCASSから影響を受けたパソロジカルで死臭漂うステンチ・ゴアグラインド、5曲を収録。CRASH SYNDROMは中期CARCASSのメロディを取り入れた、後にゴアメタルとカテゴライズされるスタイルを踏襲した楽曲で自ら「CARCASSよりもCARCASS」と言わしめた3曲を収録。 CARCASSファンはもちろんGENERAL SURGERY、HAEMORRHAGE、PATHOLOGISTなどのCARCASS直系ゴアファンからグラインドコア、デスメタルファンにもオススメの1枚! (レーベルインフォより)
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V.A. - Tremendous American Carnage (CD)
¥1,300
SOLD OUT
ex.Hellnation/ex.Exit 14/Brody's Militia/Erectile Dementiaなどなど、おびただしい数のバンドを渡り歩いてきた(ex. Präparation-Hだったとは!知らなかった)ケンタッキーの巨漢ヒゲもじゃ・Dougが主催するBackwood Butcher Records監修の近代アメリカングラインドコアコンピレーション!今を生きる現役USグラインダーズを知るには絶好の好コンピレーション! 収録バンドは以下の通り↓ DEAD FRIENDS SEWAGE GRINDER PLF RANCHO RELAXO GOWL SUPPRESSION VOMIT BREATH RIDICULOUS TERROR BRUISED EGO COUPLE SKATE REEKING CROSS DETERIORATION SULFURIC CAUTERY LUNK ERECTILE DEMENTIA COKSKAR HACKSAW SHORT ORDER GOD'S AMERICA 全20バンド 驚異の119曲収録ですが(!?)、各バンドでトラック分けがされている聴きたいバンドの選択が瞬時にできる親切設計。 Dougのバンド・Erectile Dementiaをはじめ、当レーベル的には贔屓しがちなSuppression、ex.Enemy Soil/ex.Blower/Jesus of NazarethのMason率いるノイズグラインド ・Reeking Cross(気づいたらDougこのバンドにも加入してるのか!?)、そして来日公演も行ったNEKRO DRUNKZやP.L.F.(Pretty Little Flowerって表記やめたのかちら?)など、"グラインドコアコンピ"と一括りで言っても全者全容なそれぞれの個性が光る素晴らしい内容となっております! 個人的にオススメしたいのが台湾のMyxomaともスプリットを出していたオハイオのボディビルディングゴアグラインド・LUNK、飛ぶ鳥落とす勢いで世界中の話題をかっさらっているこれまたオハイオのゴア/ノイズグラインド・Sulfuric Cautery、解散してたと思ってたんで生存確認が嬉しいまたまたオハイオのミンスゴア・Couple Skate、んでもって全ての楽器をテメーでこなすコイツもオハイオな最強ワンマングラインドコア・D.E.A.D. F.R.I.E.N.D.S!!オハイオ無双!!!!オハイオのLimaにあるLeather Shopというハコを中心に物凄く良質なグラインドコアシーンが形成されているので真正グラインダーは要チェックですぞ!今回初めて聴いたバンド・Rancho Relaxoも良いなーなんて思ったらオハイオのバンドだってんだから恐ろしい州だな… そしてもうひとバンドおすすめしておきたいのかコネチカットのGOWL!このバンドも単独作を一時期コンスタントにリリースしていましたが久々に生存確認(過去作かもですが…)!見た目はWeezerみたいな音楽やってそうな風貌なんですが、激ロウなグラインドコア曲を提供していてグレート!超キョーレツです! と、まあ簡単に収録バンドをご紹介しましたがハッキリ言っていま諸外国のグラインドコアバンドは熱い!元気!過去に素晴らしいグラインドコアバンドを多数輩出していた我が国 日本ですがこのままだと置いてかれますぞ〜。バンドやろうぜ!!
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Putrid Innards - Taste Of Putrefaction From Multiple Wounds (CD)
¥1,400
こちらもインドネシアからの刺客!17年作のプロモCDに続きProguttural Productionからのリリースとなる、インドネシアのゴアグラインドトリオ・Putrid innardsのファーストアルバム!シーンの盟友が多数ゲストボーカルとして参加した汚ねぇゲロゴアグラインドアルバム! さて、今回入荷いたしましたのはインドネシアはベカシの汚泥ゴアグラインドトリオのPutrid Innards!悪趣味かつ死体陵辱ジャケットが印象的ですが、やはり根底にあるのはLast Days of Humanity!大好き過ぎて全21曲中2曲もLDOHのカバーを入れております、もちろん他のバンドのカバー曲は無しだぜ!サンクスリストに載っているバンドもLDOHを筆頭にFoetopsy(US) / Inopexia(ロシア) / Human Atrocity(アルゼンチン)と並び、彼らと親交の深いバンドまたは影響を受けたバンドを知ることでどのような音を出しているかも想像がつくのではないでしょうか? その音はというと、一聴して頭に浮かんだのはブラジルのアンダーグラインドゴア軍団なあの音!派手さは無いものの、ブラストビート全快で淡々と渋くこなすあの感じ!Voは喉を鳴らすガテラルに近いコロコロ声で(エフェクターなし??)表情が捉えにくいのが玉に傷。でもいいんだよ!コレが彼らの様式美なの!そう思うと時折挟んでくるCarcassチックなギターワークにも気付ける余裕が出て、アルバム1枚再生し終わった後『渋かったぁ…(ニッコリ)』とグラインドマナーで終われるわけなのですよ。 そしてこのアルバムに参加した5人のゴア/ブルデス戦士たちの勇姿が商品写真2枚目! Januaryo Hardy (Excruciation / Perverted Dexterity) Paundra (Goregom) Cepit (Cardiomyopathy / Hysterorrhexis) Zabeth (Tools of Brutality) Julian Fadhil (Gancrum Oris / Apoptosrs Gutrectomy) 同時入荷したExcruciationのメンバーも参加、みんな大好きDiscogsで検索かけたところどのメンバーもインドネシアのゴアグラインド/デスメタルバンドに在籍している方々だそうです。素晴らしいかなシーンの友情!こういう風に友達のバンドに参加してクレジットされるの燃えるなぁ〜 まー、とにかくきたねーゴアグラインド好きはマスト!繰り返しになりますが、派手さは無いもののいぶし銀な渋い音を出していて良いアルバムです!あとロゴカッコいいのよね~ってことでロゴステッカーもお付けします!!
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Cystoblastosis / Meatus / Oesophage - 3way split (cass)
¥700
女性Voとは思えないキョーレツさで話題をさらったロシアのゴアグラインド・Cystoblastosis! ArchagathusのJoeによるワンマンゴアグラインドバンド・Meatus! 最近鳴りを潜めちゃってちょっと心配、こちらもカナダのクラストmeetsゴアグラインドなOesophage! 汚臭極まりないゴアゴア 3wayスプリットカセット! カナダ3レーベルによる共同リリース
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Oesophage / Agathocles - split (cass)
¥700
カナダのヤングゴアグラインダー vs ベルギー Mincecore 神!! 先発・カナダのOesophage、洞窟の中で録音をしたようなRawかつLowな暴虐ゴアグラインド!Mincecoreをベースにしながらも、やけにインダストリアルなビートをはじき出し、リフというよりはノイズと化したGtサウンドがこれまた不穏な雰囲気を出していてGOOD。そこにゴア声が被さりなーんか変なバンドでいいぞ!新作だしてくんねーかなぁ~ 対するAgathoclesは2014年12月のスタジオ録音作品。長すぎるSEの後、速さに頼らないこれぞMincecoreな14曲を収録!ファンにはおなじみ、Janがフッハッハハーと笑いまくってるんで良い作品です! カナダのMongolith Recordsからのリリース
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【中古】Cock And Ball Torture / Libido Airbag - split (CD)
¥1,800
SOLD OUT
キズなし、スリーブ経年劣化 小 中古商品ですので状態等気にされる方のご購入はご遠慮ください。