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P.O.A. - Guru of Hell (CD)
¥1,000
東京ライヴシーンにおいて勢力的に活動するSeeping ProtoplasmやOROCHIなどのメンバー擁するポア・ゴアグラインド P.O.A.の自主制作プレスCD!Bloodのカバー含む全8曲入り! 今回もバンド側からご指名頂きまして当レーベルでも取り扱わせて頂くことになりました、ありがとうございます!前回入荷したCD-RではP.O.A. = Pervert of Abilityとの表記があったのですが、今回のCDジャケにはPutrefied Organic Apocalypseと書かれている… 改名?変名?いやいや、とにかくポアですよポア! つーことで今回も遅れてきた90年代 鬼畜/悪趣味系ゴアグラインド P.O.A.、前回入荷したCD-Rではいわゆるモッシュゴア/ファニーゴアな要素が強い作品でしたが、グルーヴィーな要素を残しながらもよりOldschool Gore Grindな感じを前面に押し出した内容となっております。やはりこのバンドの特徴と言えば宗教ネタSE、2024年になって尊師マーチ使うっての若い子に通じんのか??(ってP.O.A.面々も充分にヤング)と心配してしまいますが笑、そこはポアゴアグラインド!胃がもたれない程度にそれらのSEを挟んでくださっています笑 宗教ネタ曲と言えば個人的にはQP-CRAZYの"いまさらハルマゲドン"だと思っているのですが、それに負けず劣らずのおちょくり具合はコンプラ重視のこのご時世を逆行するパンクスピリッツということでしょう。 今作でもトリプルボーカルによる賑やかしい演奏は冴え渡り、GronibirdやGutalaxなど所謂チェコ周辺のパーティゴアバンドファンにオススメ!しかししかしモロブラックメタルなリフが飛び出してきたりと一筋縄ではいかないのがこのバンド、当レーベル的には最終トラックに収録されたショートカットグラインドには痺れました!俗悪なSEを垂れ流しつつ何発もノイズグラインド曲をキメてくるのは、あの名作・Seven Minutes of Nausea / Ptaoによる名作split 8cm CDと同じ手法じゃーありませんか!GREAT! 東京ヤンググラインダーズの初のプレス作品、今後の為にも買って応援/聴いて応援ですぞ〜
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Golem Of Gore - Tre Anni Di Terrore (digipack 2CD)
¥2,600
バンド名通りの『ゴアグラインドの怪物』、18年結成イタリアンゴアグラインドバンド・Golem of Goreの2枚組CD編集盤!全113曲収録 限定500部! 2010年代、ゴアグラインドバンドは世界中に雨後の筍のように生み出され、Regurgitate以降のOld Schoolな伝統芸バンドから、Agathoclesから影響を受けた温故知新なMince Goreバンド、3rd以降のLast Days of Humanityからの影響を受けたバカテク故にゴアノイズへと接近したバンドなどシーンを盛り上げてくれました。一時期のノイズグラインドムーブメントの様に皆多作なのも特徴で、カセットリリース主体に各国の地下レーベルからリリースが乱発されていた(いる)のも事実でしょう。 その中でもとりわけリリースが目につくバンドといえばアメリカのHaggus、First Days of Humanity、イタリアの焼きそば、そしてGolem of Goreあたりでしょうか。限定数もお世辞にも多いとは言えず、世界中から同時多発的にリリースが月刊誌の如く発表されるので、マニアの皆様におかれましてはコンプするのも大変だと思いますが、そんな方々に朗報!Golem of Goreの2枚組編集盤がリリースされましたよ! ってか当レーベルにおきましては以前イタリアの¡ZAS! AutoproduzioniからプロコピーCD-R2枚組、デジパック仕様のシングル編集盤を入荷したコトがあり、100部限定ということからアップ後すぐに売り切れてしまう即完ぶり。しかーし!今回は限定500部!そして以前のZAS版が73曲収録だったのに対して、今回のプレスCD版は113曲も入っていてパワーアップ! 以下収録内容です↓ CD 1: Tracks 01-15 from "Horrendous Summoning Of Gore-Demo" Tracks 16-27 from "Split w/Yakisoba" Tracks 28-40 from "Split w/Sebum Excess Production" Tracks 41-49 from "4way Split w/Human Pancake / Yakisoba / Serotonin Leakage" Tracks 50-57 from "Split w/Putrid Stu" Tracks 58-62 from "Split w/Decomposed Birth" CD 2: Tracks 01-03 from "Obsessive Murderous Manias" Tracks 04-09 from "Split w/First Days Of Humanity" Tracks 10-18 from "Split w/Haggus" Tracks 19-24 from "Split w/Pharmacist" Tracks 25-31 from "Split w/Gangrene Discharge" Tracks 32-40 from "Split w/Labia Majora" Tracks 41-46 from "4way Split w/Redundant Protoplasm / Gore / Pulmonary Fibrosis" Tracks 47-51 from "4way Split w/Mulk / Nyctophagia / DJ Balli" 22年リリースの編集盤となりますが、ほぼほぼシングルリリースを網羅した形となります。前回のCD-R盤を買っていただいた方が浮かばれない仕様… と嘆くことはない!CD-R版に入っていて今回のCD版には収録されていないLymphatic Sexual Orgy Recordsからの19年作 "Biomedical Stench Putrefaction 9 Ways"がある!見せびらかしましょう! 逆を言えば今作と当レーベルでも扱いのあったBio〜 CDを持っていればGolem of Goreの22年初頭までのリリースはほぼ聴けるということになります。 さてさて、そんなフルボリュームな今作ですがまずはジャケットがイタリアジャッロ映画を彷彿させるというのが一番の特徴じゃないでしょうか。グロジャケオリンピックとなってしまった昨今のゴアグラインドシーンにおいて、逆に目を引く秀逸なデザイン!そしてイントロSEも様々なホラー/ジャッロからの引用だということも大変興味深く、海外でも大人気な村上龍 原作 三池崇史 監督『オーディション』のソースも使われていますね。MorticianのSEイントロドンの如き楽しめる113曲となっています。 しかしこのイタリアのゴアグラインドデュオ、おっと最近になっていつの間にかトリオになったみたいですが、ゴアグラインドという枠組みの中で様々なアプローチをしているのが特徴。多くは直線的なブラストビートを主としたスピードフリーク熱狂な激速ソングなのですが、作品によってはハーシュノイズをミックスしたモノ、LDOH的な楽曲、そしてジャーマンゴアをすっ飛ばしたドゥーミィなゴボゴボソングなんかもあり2枚組という長さを感じさせないバラエティー豊かな内容となっています。正直 個人的にはゴアグラインド職人といった感じでもう少し個性も欲しいところですが、その卓越したテクニックと楽曲センスでそういう部分もカバー出来ているのかなと感じます。偉そうなこと言いましたが相当カッコいいすよ! 単純にカッコいいスピード感溢れるゴボゴボソングが113曲入ってるだけでも買いの作品じゃ!!GREAT!!
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Gokikaburi / Kylä - split (cass)
¥500
新潟のワンマンゴアグラインドデス・Gokikaburiと謎のフィンランドノイズグラインドデュオ・Kyläによるスプリットカセット!両者グラインドという名の下にそれぞれ違ったベクトルの音を披露、限定66本! またも謎のカセットテープが登場… 新潟のノイジシャン Spore Spawnからの紹介で日本 vs フィンランドなスプリット作品を入荷致しました!激アンダーグラウンドな家内制手工業テープが逆に熱い!コレコレ、昔はこんなテープが巷に溢れていたのよね〜 まずは新潟のGokikaburiから、Bandcampの自己紹介欄によると23年始動のGarage Gore Grindバンドとのこと。ボーカルからドラムプログラミングまでTake氏お一人でされているワンマンバンドです、既に廃盤の1stデモCD-Rがある模様。Garage〜と頭についていたので少し軽い音をまず想像していたのですが、プレイヤーにかけてビックリ!ド重いぜ!ズンズン刻むモッシュパートも持ち合わせたブルデス経由なゴアグラインドデスな感触、高速ドラムにヘヴィなギターサウンドはMorticianを彷彿させます。ただ前述のようにブルデス由来のビートダウンパートがあることで、良い意味で現代的な、ただ先人のフォロワーに陥らない個性が非常にGOODです!全3曲入り、個人的には30曲くらい連続で聴いてズタズタにされたいぜ〜 あ、エロSEあります!笑 そしてお次は謎のフィンランド産ノイズグラインドデュオ・Kylä!恐らく今作が彼らのデビュー戦、私もVoのIzabella(女性?)とDrのFabioというふたりからなるデュオ編成ということしか知らされていません。謎やで… しかしフィンランドシーンは奥深いですな、肉奴隷スタイルなバンドが出てくるとは思わなんだ。マイクからエフェクトノイズを撒き散らしながら絶叫するIzabella嬢とスティックカウントにブラストを繰り返すドラムがとにかくCOOL!ノイズグラインドとは瞬発力なのです、非常にかっこいい!正直フィンランドノイズグラインドシーンはそのレベルの高さは周知の通りですが、いつの間にか解散していることも多く… このバンド、男女デュオという希少性もありますが是非とも作品を定期的に出して頂きたい! 久々の激アンダーグラウンドな組み合わせのスプリットテープ、興奮してしまいますた。皆さん、家内制手工業なテープリリースもっとやりましょう!!
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Cannibalistic Dissection - s/t (CD)
¥2,000
北海道は札幌のグラインドノイズ/ゴアグラインドカルト・Cannibalistic Dissectionの音源集がまさかの登場!Sore Throatのカバーを含む222曲に未発表デモを収録した決定番!!イタリアの¡ZAS! Autoproduzioniからのリリース! Atrofia Cerebral / Nonsense / Vivisectionなど、痒い所に手が届くグレートな再発を行うイタリアの¡ZAS! Autoproduzioniがまたもやってくれました!札幌のCannibalistic Dissection音源集!!!! 個性的なバンドがひしめきあった90年代前半の北海道。Scabを筆頭としたYokota Kei先生WORKSを始め、Inhuman RecordsやTaboo Musicといったカセットレーベルが北海道から発信されていたという事実は、日本のノイズ/グラインドシーンにおいてもっと考察されて然るべきだと私は考えます。この時代、殺害塩化ビニールからリリースしていたアナル番長やスピードアナルも札幌のバンドでしたね。 そんな北の大地が産んだカルトノイズ/ゴアグラインダー・Cannibalistic Dissection、本作はComplete Discography盤ということで下記2作のデモテープ音源を収録しています。 “Breding Maggots” Demo Tape 1993 “Post-mortem Dissection” Demo Tape1994 恐らく活動停止時に"222 Songs Demo '93-'94"と題したカセット作品をバンド自身がリリースしており上記2作品が収録されていましたが、今回はこのデモ作品に加え未発表リハーサルトラックまで収録したオールドグラインダー歓喜な内容となっております。(因みにこのバンド再発が初めてではなく、16年に前述の"222 Songs Demo '93-'94"がスペインのCadavarizer Recordsが再リリースしていました。思い切り無許可っぽかったすけど汗) 内容はというとこの2本のデモ、それぞれ別バンドなのではないかと思うほど作風が違います! まずは93年の“Breding Maggots” デモ、Sore ThroatのDisgrace To The Corpse Of Sidカバー曲を最後に収録するイキな演出をかましていますが、そのSore Throatから多大な影響を受けたドラムプログラミングノイズグラインドヘル!しかしただの焼き増しには陥らず、ノイズ度マシマシ阿鼻叫喚なショーットカット連射が痛快な全209曲を収録!当時乱発していたゲロゲリクローン、たとえばKuzuramushiなんかとも共通点はありますが、こちらは垂れ流しハーシュノイズの洪水の中でドラム音と戯れるかのような物凄い様相です笑 しかし当時ここまでハーシュノイズとグラインドコアを接近させたバンドはいなかったのではないでしょうか?北海道という地方都市でコレほどまでにオリジナリティを貫き、そして消えてしまったバンドが埋もれてしまうのは余りにも惜しい…!それ故に今回のCD再発は意義深いと思います! 続く94年の“Post-mortem Dissection”、こちらはノイジーなパソロジカルゴアグラインドを13曲収録。マシーンドラムを使用していることからも一聴してMorticianを彷彿させますが、92年結成のCatasexual Urge MotivationやそのC.U.M.にも影響を与えたジャパニーズグラインドコア伝説・Gore Beyond Necropsyの初期作品からヒントを得たのでしょう。前作デモのジャケットもゴア度は高かったのですが、このデモ作品では看板に偽り無しな重低音効きまくりな残酷ゴアを披露!ノイズグラインド期とはまた違う感触ながらも、根っこは同じなことを感じさせる引き出しの多さには感服です!因みにこちらの音源はMad Recitalが主宰し、Atrocity MarterやRegurgitateのノイズグラインドプロジェクト Brain DamageなどもリリースしていたNothing Note Tapes発表のオムニバス "King Of Extreme Music Vol,1"に全曲、そして名古屋のPluto Distributionのコンプカセットにも一部収録されていました。 そしてそして未発表リハーサルトラック!こちらはなんと生ドラムセッション!!!自宅にあったCatasexual Urge MotivationのTom氏が刊行していた伝説的ファンジン "Corporal Art Zine"のインタビューを確認してみますと、上記2本のデモを発表後セッションメンバーとしてドラマーを迎えたとの記述がありましたが、恐らくその時のメンバーでの録音となるのでしょう。これがまた2本のデモ作品と違う笑 即興ノイズグラインドサウンドで大興奮!グラインドコア要素がたぶんに含まれており、緩急のついた演奏がとても素晴らしい!もしこのメンバーで新たにデモを録っていたらと歴史のifを考えてしまう悪いクセを引き起こしてしまうグレートな録音です。 その後、Cannibalistic Dissectionは解散しメンバーのひとりがTeratism In The Formalintankというノイズグラインドバンドを結成するのですが、次の再発はそれかしら… ワクワク… とにかく買いな作品じゃい!!
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Captain Three Legs / Pantalones Abajo Marinero - split (procopy CD-R)
¥1,200
アイオワの怪人・Captain Three Legsとスペイン産(?)Gt+Dr 2人組(?) P.A.M.の名作スプリットが再発!今回C3Lはゴアグラインドスタイルです!Mortville Noiseからのリリース! 05年にリリースされた超超超名作スプリットが感動の再発!ペラ1ジャケットだったオリジナルと違い、今回は通常プラケースに仕様を変更しての再発となります。記憶が確かなら、オリジナルは今は亡き西新宿のALLMANに少数入荷したのみで、当時も日本では手に入りにくかったかと思います(間違ってたらすみません!) 兎にも角にもグラインドフリーク必携のスーパースプリット作です! まず初っ端を飾るは当ディストロではお馴染み、変幻自在のスタイルでスプリット作を連発するCaptain Three Legs!今回はなんとゴアグラインド/ビートダウン仕様!首謀者であるAndyはゴアグラインドにはあまり興味がなく、ブルデスとかも好きではないイメージがあるのですが、なぜこのテーマを選んだのか…笑 が、そこはC3L!見事に彼らの色に調理しております!とはいってもゴリッゴリのブルデス/ゴアなサウンドではもちろんなく、基本はキャッチーなオールドスクールゴアグラインド。ジャーマンなスローパートも覗かせながらも欲しい時にはちゃんとブラストビートを挿入、リフはこれまたドイツのDEADを彷彿させるノリノリ仕様でサイコー!そして時折挟まれるビートダウンパートは90's東南アジアデスメタルな少しダサめな感じで笑 コレはコレで素敵笑 Andyのグラインドコア職人としての手腕が発揮された流石の音源です! そして後者、スペインのPantalones Abajo Marinero!ギターのMiguelとドラムのNegroの二人組で、90年代中盤よりex.アメリカ ミネソタ州 / 現在は千葉県市川市に居を構えるDiscos Al PacinoからExhumedやWadgeなどとスプリット作を出していた、知る人ぞ知る90'sグラインドコアを代表する名バンドでございます。実は当レーベル 死体カセットとも縁が深く、過去2回の来日公演をセッティング、2014年には99曲入りプロコピーCD-Rもリリースさせてもらっています。つまりはオレの大好きなバンドだってこと! 打ち込みドラム… おっと Negroの超人的ドラミングが直線的なブラストビートを、そしてMiguelのギターテクニックを惜しみなく披露した複雑なリフの洪水の中、Carcassの高音Voを彷彿させるギャーギャー声がこだまする!意味わからなくてサイコー!!!グラインドコアの持つブルータリティに付随するその面白さを今一度思い出させる本当に素晴らしいバンドです。今作では2回のセッションの模様を収録した25曲を収録、マシンガンブラストで鼓膜をハチの巣にされたいMっ気満載なあなた!絶対買わなきゃ後悔しまっせ!!
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Decomposing Serenity / Warsore - split (Lathe 3ep)
¥1,800
最新作!お人形偏愛猟奇ゴアノイズグラインダー・DxCxと、オゥズィーグラインドコア伝説・Warsoreのスプリット "3"インチレコード!!つまりは8cm CDと同サイズ!!超限定Lathe Cut仕様です! 私が偏愛するお人形偏愛猟奇ゴアノイズグラインダー・Decomposing SerenityのWitter先生に直でお願いして入荷しました、オゥズィーグラインドコア伝説・Warsoreとのスプリット3インチレコード!!!!!各1曲収録の今作なのですが… 我が家のオートリフトアップレコードプレイヤーでは聴けない!!!!!!!汗 すみませんが、プレイヤー購入後レビューを追加しますので物珍しさのみで購入するお客様優先です!!すません!
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Malignant Tumour / Squash Bowels - split (CD)
¥2,000
ゴアグラインド大名盤!チェコのMalignant TumorとポーランドのSquash Bowelsが97年にリリースしたスプリットアルバムの04年再発版!ボートラ収録! Obscene Productionsから買い付けを行った際、リストの中に懐かしいリリースがありましたので今回入荷してみました。ヨーロッパ オールドスクールゴアグラインド頂上戦! Carcassが拓いた土壌をスウェーデンのRegurgitateやポーランドのDead Infectionが耕し、今やグラインドコアのサブジャンルという括りを取っ払ってしまったと言ってもいいゴアグラインド。オランダのLDOHが高速ブラストビートとやり過ぎとも言えるピッチシフターの掛け方で大ブレイク、そして同時期にメキシコのDisgorgeがブルデスにゴアグラインドを大胆にMIXすることで頭角を表し、また両者がインパクト大な死体画像をアルバムジャケットに使用したコトでゴアグラインド = 陰惨な死体ジャケットというイメージを定着させました。それからは一気にゴアグラインドはどんだけ酷い写真をジャケにあてられるか、曲中でのToo Muchな演出、またはグラインドのプログレ化とも言える複雑な曲展開を行うことでキョーレツさを追求し、その破壊力を競うオリンピック的な様相を呈する状況になったと個人的には思います。またドイツのGutが『遅いグラインド』をゴア畑の中で発明、後にモッシュゴアという新たなジャンルを確立させたコトも非常に興味深く、オールドスクールゴアグラインド黎明期(たぶん5年くらい)とそれ以降に登場したゴアグラインドと呼ばれるバンドは別の括りになってしまったというのが私の持論です。まぁ、どっちも好きなんですけど笑 上記のコトを考えると本作に収録されているチェコのMalignant TumorとポーランドのSquash Bowelsの楽曲は"オールドスクールグラインドコアのサブジャンルとしてのゴアグラインド"に当たる原始ゴアグラインドと言って良いのではないでしょうか。 世迷言を最初にダラダラと書き連ねましたが汗、では早速チェコのMalignant Tumorから。このバンドに関してはObscene Extreme Japanのヘッドライナーとして来日を果たしており、91年に結成して以来数多くのリリースを重ねているバンドですので既にここ日本でも周知されているバンドになるでしょう。だがしかし!メンバーの飽きっぽさからなのか、結成当初のゴアグラインドからAgathoclesからの影響を多大に感じさせるMincecoreへと転身、そして今はMotorheadなロケンロールバンドへと大きな方向転換を遂げていますのでひとつのリリースを聴いただけでは全貌を掴むことはできません。Malignant Tumor = 悪性のガンという名前を引っ提げなんでもかんでもチャレンジしてしまうそのバンドの姿勢、嫌いじゃないぜ!私ごとにはなりますが、Napalm Death Is Deadとして彼らの活動拠点であるチェコはプラハでライヴを行った際、終わり際にテンガロンハットを被ったメンバーが登場した時はちょっと笑ってしまいました。さてさて、このバンドは前述の通りコロコロ音楽スタイルを変えているのですがゴアグラインド期の評価は高く、廃盤となっていますがポーランドのSELFMADEGODよりその時期のディスコグラフィーが2枚組CDとしてリリースされています。ベースがブリブリ言ってるヘヴィな演奏の上をエフェクトボイスが大暴れ、グラインドコアマナーに則った曲調も素晴らしくオールドゴアグラインダーは自然とガッツポーズ!この頃から後にAgathoclesクローンとも言っていいスタイルに移行するその片鱗は端々に現れており、なかにはまんまAgathoclesな曲も笑 しかしそこはゴアグラインド、ちゃんと下品なゲロ声で締めてくれています。最近のMalignant Tumorを見ると『昔のおでん芸の頃の鶴太郎に戻って欲しい』という感覚と似た感情が込み上げてくるので、最近の彼らにこの時期の音源を聴いてノスタルジーに浸りましょう。 そして続きましてポーランドのSquash Bowels!94年結成のこのバンド、90年代にBloodbath RecordsとObliteration Records 日本二大グラインドコアレーベルからカセット作品がリリースされており、現在もゴアグラインド道を追求している偉大なバンドで最近は同じく老舗グラインドコアであるメキシコのAnarchusとのスプリットもリリースされていました。Malignat Tumorと同じくディスコグラフィー盤も多数リリースされており、比較的入手もしやすいかと思います。Squash Bowelsは日本ゴアグラインド総本山・はるまげ堂のご尽力により本作と同じくObscene Productionsからリリースされた99年の1st "Tnyribal"でより日本での知名度を上げたと思いますが、遡ること2年前の作品であるこのCDの収録曲も相当ヤバい!どヘヴィーな弦楽器の演奏に、リズム隊によるゲロ声ツインVoが圧巻!エフェクトゴア声以外にも多彩な表情を持つ両者のボーカルが素晴らしく、無慈悲に進行する暴虐無慈悲な曲展開を阿鼻叫喚に彩ります。グラインド大国 ポーランドの屋台骨はやっぱ違いますわ!!サイコー!! つーことでオールドスクールゴアのマスターピースである本作、お持ちの方も多いと思いますが買って損は無い激烈キョーレツ盤です!是非ともチェックよろしくお願いします!
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Bloody Diarrhoea - Tenesmus (CD)
¥1,250
チェコの打込みLo-fi ゴアグラインドバンド・Bloody Diarrhoeaの10年作デビューアルバム入荷!打込みドラムなのにメンバー4人、大所帯電脳ショボゴアグラインド!『ラジオスターの悲劇』ゴアver.も収録! 01年の秋に結成、元々は打込みドラムにBa/Voの二人組バンドとしてスタートした自らを"Lo-fi"と謳うゴアグラインドバンド・Bloody Diarrhoea。03年にリリースしたデモCD-Rを皮切りに、伝説のゴアグラインドウェブジン・BraindeadのPierre氏がアートワークを手がけたサイバーゴア 4way split "4-Way Cybergrind Pornogoremageddon"、Reek of Shitsなどチェコのグラインドバンドを集めた6way CDの参加を経て2010年に名門 Bizarre Leprous Productionより満を持してリリースされたのが本作です。BLPからはその後17年にVaginal DiarrhoeaとのDiarrhoea = 下痢 対決スプリットをリリースしているものの内容は03年の自主制作デモをまんま収録したもの。どうも11年にボーカル氏が脱退したことを契機に解散している模様です。 さてこのBloody Diarrhoeaのファーストアルバム、前述の通りもともとはBa / Voの2人組だった彼らもGtを2名増員して4人組バンドに拡大!但しそこはLo-fiを謳うだけあり、ペチペチ鳴ってる打ち込みドラムに脱力感満載な全20曲を収録!弦楽器隊が3人もいるのでサウンドの分厚さは充分あるものの、わざわざドラムをショボショボにプログラミングしているところに見えるポンコツ精神にニヤリ。ベースサウンドを全面に押し出しグルーヴィさを醸しつつも、他バンドと違ったことをやりたいという気概を感じさせます。所謂サイバーゴアのガイキチ要素は希薄、飛び道具的な電子音も比較的少なく頭のおかしい高速ゴアグラインドを期待するとちょっと違うかもしれません。当時ライヴも行っていたようなので、メンバーを増員してさてネクストフェーズに行くぞ!というタイミングでのボーカル脱退劇だったのかも… このアルバムでは『グロジャケットじゃないよ、唐辛子の画像だよ』でお馴染みのCapsaicin Stitch Ruptureをのちに結成するメンバーもゲストとしてゲップを披露、うーんどーしようもない!ラジオスターの悲劇をゴア声カバーするあたりからも醸し出される最底辺ゴアグラインドバンドの自滅作、気になる方は是非どーぞ!!
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Hemorrhagic Pyrexia Virus / Gonococcus - split (7ep)
¥1,400
Harsh gorenoise minimalsim.. HPV is the side project of Roland Parra aka Pseudomonas Aeruginosa.. This project is a mix of harsh noise with buried blasting drums and stomach torture puke vocals.. Truly some of my favorite harsh noise of the past year.. Gonococcus is Goredick from EPW and Cystgurgle.. Minimalistic harsh textures not unlike the best of Werewolf Jerusalem mixed with sewer vocals buried in reverb.. HPVはPseudomonas AeruginosaことRoland Parra氏のサイドプロジェクト。ハーシュノイズにブラストビートを埋もれさせ、激しい腹痛を思わせるゲロ声で彩った作品。近年のハーシュノイズ発表作の中でも一際きらめく作品だ。 GonococcusはEPW / CystgurgleのGoredickによるサイドプロジェクト。Werewolf Jerusalemの最高期を思わせるミニマルなハーシュノイズに下水道Voをミックスさせた楽曲を収録。 (レーベルインフォより・超意訳) US / タイ "ハーシュゴアノイズウォール" 大戦!同ジャンルを標榜しながらもそれぞれ異なったアプローチを披露、素晴らし過ぎるジャケットは一部自主規制しております!汗 まずはアメリカのHemorrhagic Pyrexia Virus!こちらのユニットはインフォにもある通りRoland Parra氏によるワンマンユニット、以前は元祖ゴアノイズ・Anal Birth作品もリリースしたSuck My Guts Recordsというゴアノイズレーベルを主催し09年〜15年までにPseudomonas Aeruginosaというゴアノイズユニットを組んでいた人物です。Pseudomonas Aeruginosa活動停止後はしばらく沈黙していたものの、今年2022年からこのHemorrhagic Pyrexia Virusとして活動再開。やっぱ子育てとかそういうのなんすかね… しかしこのHPVは面白い!ベースで奏でる爆裂ノイズを全面に押し出しゲボ声のスキャット、そしてブラストビートがそのノイズの下に隠し味が如く埋もれていてスピード感を演出します。ハイな音要素は皆無、全部ロウ笑 南米の原始ノイズグラインドやデスコアグラインドをも彷彿させる野蛮な音塊に悶絶!! そしてそしてGonococcusはSmallpox Aroma / Cystgurgleで活動するGoredick氏のサイドプロジェクト、EPWとは違ったヤバさを魅せてくれます!焚き火をくべたようなミニマルなブチブチノイズの上に、リバーブかましたVoが呻いている… HNWの中でも上級者向けな展開の無さですが汗 インダストリアルな感触もありコレが結構気持ちいい!個人的には60分欲しいな… 残念ながらあの高速コンコンブラストはこの作品では披露されていませんが、Goredick氏の多才な一面を垣間見れる貴重な音源です!(文章的につまんなそうに聞こえるかもしれませんが汗、私は大好き!Goredickに久々メールしてみようかな!)
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Inopexia - unREST IN GOREnoise (cass)
¥1,350
ロシア産ゴアグラインド・Inopexiaの19年リリース時の全音源をまとめたディスコグラフィー!他レーベルからCD/LPでもリリースされていましたが、こちらはウクライナのRotova Porojnina Recordsから出たカセット版です! グラインドコア好きー?私はだーいすき! ならディスコグラフィーも好きー?私はだいだいだーいすき!! ということで、グラインドコア好きはディスコグラフィーが大好きというジンクスは皆さんご承知の通りだと思いますが、今回ご紹介するのはロシアのゴアグラインドバンド・Inopexiaの編集盤カセット。ゴアグラインド以上 ゴアノイズ未満な暴虐サウンドを09年結成当初より放出する今やベテランバンド、トリオ編成でのスタートでしたが現在はGt/Drのデュオ編成で活動している模様。カンカンスネアの高速ドラミングが後期LDOHを彷彿、初期はリフ / 歌唱法共にブルデスの影響が多少見られますが最近はもっとストレートなゴアグラインドでかっ飛ばしてます!とにかくドラムが叩きまくり!最初は私もマシンドラムかと思っていましたが、Youtubedeでライヴ見て衝撃受けましたね... さて気になる内容、収録作品は以下の通り ↓ 1-4 - from "Gastric Explosions Tore A Gullet" EP 5-8 - from "A Little Bit Of Gore" EP 9-12 - from "Untitled" EP 13-16 - from "Split with Decibel Chaos Injection" EP 17-20 - from "Myocardical Biopsy Had A Lethal Outcome" LP 21-24 - from "Split with Embryopathia" 25-28 - from "Split with Maläd" 29-32 - from "Split with Полесье" 33-36 - from "Мазок" EP 37-40 - from "Untitled" EP 41-44 - from "Split with Deteriotation" 45-48 - from "Split with Bloodshed Party Gore" 49-52 - from "2015 Demo" 53-56 - from "Split with Haggus and Pulmonary Fibrosis" 57-60 - from "Split with Dysmenhorrea" 61-64 - from "Split with Intestinal Disgorge" 65-72 - from "Амбиции приматов" なーんと全72曲!!ちょっとBandcampを覗いてみたところ、この72曲の内 1分を越えている楽曲は2曲のみ... しかも全曲ほぼスネアがなっていないパートがないという恐ろしい内容となっております...! でもディスコグラフィーで面白いのはレコーディング環境によってギターの鳴りが変わって聴こえたり、この作品からボーカルはエフェクター通してるんだーみたいな短時間の間にそのバンドと歴史をたどっていく感じですかね!ここではSE使ってみたけど後半使ってないってことはシックリこなかったんだー、とか笑 ゴアグラインドという暴力が詰まったこの濃厚なディスコグラフィーカセット、ゴア野郎はマストです! まぁこういう御時勢なので最後に... InopexiaのFacebookを覗いてみたところ『ロシアに住んでるけど、オレはキーフ生まれでアイデンティティはウクライナだと思っている。戦争はクソだ!』と投稿をしていてなんだかジーンとしてしまいました。ロシアのバンドだから聴かないって万が一思う人がいたら、それは戦争にアナタも加担しちゃってますよと伝えたいですね。マジでNoise Not War!早く戦争終われ!
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Gruesome Toilet - Save Water Drink Piss (cardsleeve pro CD-R)
¥1,200
Anal Birthの弟子、05年から活動を続けるSteeve Embryo氏によるゴアノイズユニット・Gruesome Toiletによる21年作 30曲入りCD-R作品入荷!K点越えスピードの打ち込みドラムにガイキチVoが乗る素人は手出し無用な激ヤバ作品! Gore Noiseといえば?そりゃ即答でAnal Birth!PCが一般的に普及していなかった90年代後期、既にGore Noiseというジャンルを謳っていたAnal Birthの首謀者・Adam Rotella氏。先月アメリカで行われたSyrup Head Records主宰のアンダーグラウンドノイズコアフェスでヘッドライナーを務めたAnal Birthのライヴは感動的なステージでした。そんなAnal Birthを神と崇めているゴアノイズバンドは星の数ほど存在すれど、Adam Rotella氏が認めた数少ないバンドのひとつがGruesome Toiletです。 その首謀者とは、VomitomaやBlack Putrefactionのメンバーらと共にアメリカの裏アンダーグラウンドノイズグラインドシーンを盛り立て、Sewercunt / Gynophagia / Joy Of Torture (Adam Rottela氏とのユニット)など数多くのノイズ/ノイズグラインドユニットを立ち上げては潰しを繰り返す怪人・Steeve Embryo氏。あのDysmenorrheic HemorrhageのメンバーであるKyle Prescott氏とRapist With No Penisというバンドを組んでいたことでも(一部好事家に知られている)人物です。そんな彼の数少ないパーマネントなユニットがGruesome Toiletです。05年の結成から40-50程度の作品をGruesome Toiletとして発表、そのほとんどがEmbruo氏の自主カセットレーベルからのリリースということで、残念ながらここ日本にはほぼ流通されていません。私も何作品かを運よくGETできたのですが、どの作品もこれまたキョーレツ!ナンセンスさと狂気のブレンド具合が絶妙で、このシーンにおいて作品レベルのハズレが少ない稀有な存在だと思っています。(先日ようやくEmbryo氏にコンタクトが出来たので過去作品も含めて入荷できればといいなと...!) さて、今作。『水を使うな、ションベン飲め』という狂ったSDGs標語が冠されたこのCD、定義上ゴアノイズと書かせて頂きましたが、ゴア度はちょい低め。しかし狂ったスピード感覚と完全にトんでしまったヤバめなVoがとにかくイッっちゃってる恐怖のショートカットノイズグラインド作品!途中でLibido Airbagのような楽曲も挟みますが、とにかくブラスト!ノイズ!ブラスト!ノイズ!やったー!!!!!! 手放しで賞賛せざるを得ない、30曲を約8分半で駆け抜けるスーパーガイキチサウンド!全国のダメ音源愛好家諸君、この作品を見過ごす手はないぞ!!!!
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V.A. - Gore And Bizarre Grind Warriors From Japan (CD)
¥1,320
日本を代表するゴアグラインド、サイバーグラインド、ゴアノイズ、ノイズグラインド、ポルノゴアの精鋭全11組が一堂に会した奇怪グラインドコンピレーション。 HDP-0001 参加バンド Anal Zumou COSMIC GOATPUSSY Environmental Investigation FesterDecay Labia Majora Meat Chunk Melting Dysplasia Pervert Of Ability Zombie Rhythm Machine ものすごい光 堕武者+ultraviolence+ 時は2021年、舞台は日本アンダーグラウンドシーンのさらに最下層。ゴアグラインド、サイバーグラインド、ゴアノイズ、ノイズグラインド、ポルノゴアと多数の流派にて活躍する武人たちが今もなお自らの刀を振り続けていた。各々違った道を進んではいるもののゴアグラインド、グラインドコアの再興を願う気持ちは皆同じ。そんな彼らがこの度2019年設立Happy Despatch Productionsの記念すべき1stアルバムを作り上げるため、遂に一堂に会した。全11組の血に飢えた奇怪グラインド武人たちによる必殺奥義が炸裂する1stアルバムにして集大成の作品!四方八方から襲いかかる容赦ない斬撃に貴方は耐えられるか…? (レーベルインフォより) 19年創立、Japanese Gore Grindの未来を背負って立つ新興レーベル・Happy Despatch Productionsの初のプレスCD作品は日本の現行ゴアグラインド 11組を集めたコンピレーション作品!月岡芳年も真っ青の残虐非道血塗れ極悪オムニバスの決定版! Environmental Investigation/Mistieri/ボットン便所のTomoyuki氏が主催するHappy Despatch Productions。自身のバンドを中心にCD-R作品を短期間の間にコンスタントにリリースの後、遂にプレスCDでの作品発表に決行!Obscene Extreme Festivalに単身で乗り込むほどの日本一のゴア野郎・Tomoyuki氏が勝負をかけた今作は、現行のJapanese Gore Grindバンド11組を集めたコンピレーションCDです。気合いの1000枚プレス!ブラボー!! まずこの意義あるコンピレーションのトップバッターを担うのはもちろんレーベル主催 Tomoyuki氏のEnvironmental Investigation!作品毎にスタイルを徐々に変えているExVx、今作ではC.U.M.的な打ち込みドラムの怪しさを持続しながらも力強く肉感的な激速デスグラインドHCを披露!と思ったらC.U.M.のカバーも収録されています!笑 続いて登場はTwitter情報によると21/03/03結成のBrutal Gore Grindバンド・Melting Dysplasia!こちらも打ち込みドラムに腐臭を放つ弦楽器隊が怪しく絡みつくサウンド、00年代初頭のヨーロッパ勢を彷彿させる感じがGOOD!Dysmenorrheic Hemorrhageなんかを思い出しました! 三番手はZombie Rhythm Machine!その名の通りリズムマシーンを使用した打ち込みドラムによるDeath/Gore Grindですが、前2組よりもElectro/Noise要素が強い作風。ノイズゴアなブラスト地獄パートがいいすね〜 お次は大分のCarcass・Fester Decayが登場、一曲のみの参加となりますが音のミックス加減にニヤリ。高低ツインVoが楽器隊に多少埋もれ気味に収録されているのが、逆にバンドが放つ音のキョーレツさをアピール。いいすね〜、玄人ゴアグラインディングサウンド! そして新潟県産ポルノゴアバンド、ものすごい光!既に活動10年超えてるんですね!いわゆるパーティーゴアグラインドサウンド、曲全体を重厚感で埋めるのではなく隙間を残して軽快感を演出。ゴアグラインド界の2TONE的立ち位置?!特徴的な高音口笛ゴアVoにも注目です。 続きまして〜、自らを埼玉のOld School Style Gore Grindと標榜するMeat Chunk!勉強不足なもので検索掛けながら文章を書いたりしてるのですが汗、Meat Chunkのウェブショップに可愛いトートバッグがあったので思わずポチッてしまいました。このコンピの中でもMince色が強いバンドではないでしょうか?カナダのArchagathusや少し毛並みは違いますが、Mesrineなんかが好きな人にはど真ん中!収録2曲目、まさかのインストで驚きました笑 さて7バンド目!Cosmic Goatpussy!すげーバンド名だなと思ったらそれもそのはず、Zombie Rhythm MachineとaBiSyEikAh⊆のコラボレーションとのこと。非グラインド的なサンプリングに目がいきますが、デジタルを纏ったIntestinal Disgorgeのようでガイキチ路線一直線なユニットです! はい!次!!出た!!Anal Zumou!!しょーもな!(褒め言葉) Punkuboiのライヴを初めて見たBoredoms・ヤマツカEYE氏が『しょーもない、とんでもない、ろくでもない、なんでもない等々のモナイ系のなかで、モースト・モナイだろう』と絶賛したと古の書(remix/95年4月号)に書かれていたとのことですが、Anal Zumoもそのモナイ系の文脈の上に存在するバンドかと。ゴアノイズというジャンルはノイズでもなくゴアグラインドでもなく実はノイズグラインドでもないと私は思っているのですが、では何かと問われるとインターネット上の現象(≠ ブーム/ムーブメント)なのではないかと考えています。私の言っているその定義に関して、ゴアノイズの発生から後期LDOHを経由したゴアノイズを称するバンドの乱立など一概に言葉で説明はしづらいのですが、ただそこに有る/存在をしているのみで全く意義を持たない、というのが私が思うゴアノイズの美しさだと思っています。実は初めてAnal Zumouを聴いたのですが汗、凡百のゴアノイズバンドよりも全く意味不明な上にグッとくるカッコ良さがあって素敵だなーと思ってしまいました。よく聴かなくてもブラストパートないし笑 しょーもな!(褒め言葉) これ以上書くと暗黒舞踏の『命懸けで突っ立った死体』とか引き合いに出してしまいそうなのでコレくらいに… 結論:Anal Zumouはしょーもなくてカッコいい! はい!お次は!当レーベルでも最新デモが絶賛発売中の東京ボアゴアグラインダー・Pervert of Ability!先日入荷したデモはレコーディングスタジオでの録音でしたが、こちらはRawなリハーサルトラックでしょうか?綺麗にバッチリ取れているテイクも素晴らしかったのですが、こちらの生々しく高音Voが埋もれているようなトラックもなかなかGOODですな!どちらかというとグルーヴィーな感もあったデモ作品に比べ、デス度(=ポア度?)高めに仕上がっておりRaw/Low Grinderのみなさんにもオススメです! ラス2!堕武者+ultraviolence+!東方グラインド... アレだ、あの、同人ってヤツだ!CDRとかが行ってる... え、M3とか、だ!というくらい疎いのですが汗、東方グラインドの創始者/活動10年越えのベテランバンドです。J-Rockを経過したBrakecore/デジタルHC meets ブラストビートという趣でかなり他バンドとの志向が違うバンドに見受けられました。ただそのとっつきやすい音楽性とキャッチーな日本語詞がこのオムニバスのアクセントにもなっていて、よい意味で異質な存在感を示しています! さて、この大ボリュームなオムニバスを締めくくるのは、イタリアでぶいぶい言わせているGolem of Goreとも最近スプリットを出した新潟のLabia Majora!今作にも参加しているものすごい光のメンバーも在籍するハイスピードゴアグラインドバンドです。後期LDOHを髣髴させるゴアノイズ寸前の激速サウンドで、当レーベルでも販売していたSulfuric CauteryやHuman Effluenceにも匹敵するヤバスギル4曲を収録!こりゃ爽快ですわ!日本にもこういうタイプのバンドがいたことに感動&自分の勉強不足っぷりに反省... しかし最後の曲前に入ってくるSE、世にも奇妙な物語の懲役30日じゃね? つーことで駆け足でオムニバスの内容に触れさせてもらいましたが、人生いろいろ、ゴアグラインドもいろいろ。一言でゴアグラインドと言っても11組の強烈な個性がひしめき合う現代日本の闇が詰まったホントに素晴らしいオムニバスです!つーかオムニバスCDおもしれーな!
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FesterDecay / Crash Syndrom - Encyclopedia Of Putrefactive Anomalies (CD)
¥1,320
福岡を拠点に活動するゴアグラインドバンド、FESTERDECAYと東京をベースに活動するゴアグラインド、CRASH SYNDROMによるゴアグラインド頂上決戦スプリット!! FESTERDECAYは初期CARCASSから影響を受けたパソロジカルで死臭漂うステンチ・ゴアグラインド、5曲を収録。CRASH SYNDROMは中期CARCASSのメロディを取り入れた、後にゴアメタルとカテゴライズされるスタイルを踏襲した楽曲で自ら「CARCASSよりもCARCASS」と言わしめた3曲を収録。 CARCASSファンはもちろんGENERAL SURGERY、HAEMORRHAGE、PATHOLOGISTなどのCARCASS直系ゴアファンからグラインドコア、デスメタルファンにもオススメの1枚! (レーベルインフォより)
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V.A. - Tremendous American Carnage (CD)
¥1,300
ex.Hellnation/ex.Exit 14/Brody's Militia/Erectile Dementiaなどなど、おびただしい数のバンドを渡り歩いてきた(ex. Präparation-Hだったとは!知らなかった)ケンタッキーの巨漢ヒゲもじゃ・Dougが主催するBackwood Butcher Records監修の近代アメリカングラインドコアコンピレーション!今を生きる現役USグラインダーズを知るには絶好の好コンピレーション! 収録バンドは以下の通り↓ DEAD FRIENDS SEWAGE GRINDER PLF RANCHO RELAXO GOWL SUPPRESSION VOMIT BREATH RIDICULOUS TERROR BRUISED EGO COUPLE SKATE REEKING CROSS DETERIORATION SULFURIC CAUTERY LUNK ERECTILE DEMENTIA COKSKAR HACKSAW SHORT ORDER GOD'S AMERICA 全20バンド 驚異の119曲収録ですが(!?)、各バンドでトラック分けがされている聴きたいバンドの選択が瞬時にできる親切設計。 Dougのバンド・Erectile Dementiaをはじめ、当レーベル的には贔屓しがちなSuppression、ex.Enemy Soil/ex.Blower/Jesus of NazarethのMason率いるノイズグラインド ・Reeking Cross(気づいたらDougこのバンドにも加入してるのか!?)、そして来日公演も行ったNEKRO DRUNKZやP.L.F.(Pretty Little Flowerって表記やめたのかちら?)など、"グラインドコアコンピ"と一括りで言っても全者全容なそれぞれの個性が光る素晴らしい内容となっております! 個人的にオススメしたいのが台湾のMyxomaともスプリットを出していたオハイオのボディビルディングゴアグラインド・LUNK、飛ぶ鳥落とす勢いで世界中の話題をかっさらっているこれまたオハイオのゴア/ノイズグラインド・Sulfuric Cautery、解散してたと思ってたんで生存確認が嬉しいまたまたオハイオのミンスゴア・Couple Skate、んでもって全ての楽器をテメーでこなすコイツもオハイオな最強ワンマングラインドコア・D.E.A.D. F.R.I.E.N.D.S!!オハイオ無双!!!!オハイオのLimaにあるLeather Shopというハコを中心に物凄く良質なグラインドコアシーンが形成されているので真正グラインダーは要チェックですぞ!今回初めて聴いたバンド・Rancho Relaxoも良いなーなんて思ったらオハイオのバンドだってんだから恐ろしい州だな… そしてもうひとバンドおすすめしておきたいのかコネチカットのGOWL!このバンドも単独作を一時期コンスタントにリリースしていましたが久々に生存確認(過去作かもですが…)!見た目はWeezerみたいな音楽やってそうな風貌なんですが、激ロウなグラインドコア曲を提供していてグレート!超キョーレツです! と、まあ簡単に収録バンドをご紹介しましたがハッキリ言っていま諸外国のグラインドコアバンドは熱い!元気!過去に素晴らしいグラインドコアバンドを多数輩出していた我が国 日本ですがこのままだと置いてかれますぞ〜。バンドやろうぜ!!
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Putrid Innards - Taste Of Putrefaction From Multiple Wounds (CD)
¥1,400
こちらもインドネシアからの刺客!17年作のプロモCDに続きProguttural Productionからのリリースとなる、インドネシアのゴアグラインドトリオ・Putrid innardsのファーストアルバム!シーンの盟友が多数ゲストボーカルとして参加した汚ねぇゲロゴアグラインドアルバム! さて、今回入荷いたしましたのはインドネシアはベカシの汚泥ゴアグラインドトリオのPutrid Innards!悪趣味かつ死体陵辱ジャケットが印象的ですが、やはり根底にあるのはLast Days of Humanity!大好き過ぎて全21曲中2曲もLDOHのカバーを入れております、もちろん他のバンドのカバー曲は無しだぜ!サンクスリストに載っているバンドもLDOHを筆頭にFoetopsy(US) / Inopexia(ロシア) / Human Atrocity(アルゼンチン)と並び、彼らと親交の深いバンドまたは影響を受けたバンドを知ることでどのような音を出しているかも想像がつくのではないでしょうか? その音はというと、一聴して頭に浮かんだのはブラジルのアンダーグラインドゴア軍団なあの音!派手さは無いものの、ブラストビート全快で淡々と渋くこなすあの感じ!Voは喉を鳴らすガテラルに近いコロコロ声で(エフェクターなし??)表情が捉えにくいのが玉に傷。でもいいんだよ!コレが彼らの様式美なの!そう思うと時折挟んでくるCarcassチックなギターワークにも気付ける余裕が出て、アルバム1枚再生し終わった後『渋かったぁ…(ニッコリ)』とグラインドマナーで終われるわけなのですよ。 そしてこのアルバムに参加した5人のゴア/ブルデス戦士たちの勇姿が商品写真2枚目! Januaryo Hardy (Excruciation / Perverted Dexterity) Paundra (Goregom) Cepit (Cardiomyopathy / Hysterorrhexis) Zabeth (Tools of Brutality) Julian Fadhil (Gancrum Oris / Apoptosrs Gutrectomy) 同時入荷したExcruciationのメンバーも参加、みんな大好きDiscogsで検索かけたところどのメンバーもインドネシアのゴアグラインド/デスメタルバンドに在籍している方々だそうです。素晴らしいかなシーンの友情!こういう風に友達のバンドに参加してクレジットされるの燃えるなぁ〜 まー、とにかくきたねーゴアグラインド好きはマスト!繰り返しになりますが、派手さは無いもののいぶし銀な渋い音を出していて良いアルバムです!あとロゴカッコいいのよね~ってことでロゴステッカーもお付けします!!
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Cystoblastosis / Meatus / Oesophage - 3way split (cass)
¥700
女性Voとは思えないキョーレツさで話題をさらったロシアのゴアグラインド・Cystoblastosis! ArchagathusのJoeによるワンマンゴアグラインドバンド・Meatus! 最近鳴りを潜めちゃってちょっと心配、こちらもカナダのクラストmeetsゴアグラインドなOesophage! 汚臭極まりないゴアゴア 3wayスプリットカセット! カナダ3レーベルによる共同リリース
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Oesophage / Agathocles - split (cass)
¥700
カナダのヤングゴアグラインダー vs ベルギー Mincecore 神!! 先発・カナダのOesophage、洞窟の中で録音をしたようなRawかつLowな暴虐ゴアグラインド!Mincecoreをベースにしながらも、やけにインダストリアルなビートをはじき出し、リフというよりはノイズと化したGtサウンドがこれまた不穏な雰囲気を出していてGOOD。そこにゴア声が被さりなーんか変なバンドでいいぞ!新作だしてくんねーかなぁ~ 対するAgathoclesは2014年12月のスタジオ録音作品。長すぎるSEの後、速さに頼らないこれぞMincecoreな14曲を収録!ファンにはおなじみ、Janがフッハッハハーと笑いまくってるんで良い作品です! カナダのMongolith Recordsからのリリース