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Genocidio - Humana Pestilencia (digi CD)
¥2,200
南米産パワー/スラッシュメタル・Genocidio!しかしこちらはあのブラジル産バンドではなくfrom Argentinaなスラッシュ/パワーメタルバンド!デモ曲、オムニバス参加曲、ライヴ録音をコンパイルした南米魂が滴るむさ苦しいクサレ編集盤!プラケース版も存在するみたいですが、今回入荷したのデジパック仕様です! 南米・メタルでGenocidioと言えば、先日Nuclear War Now!からめでたく再発されたブラジル産ボロボロ崩壊スラッシュメタルの方を思い出す方も多いと思いますが、今回ご紹介するのは南米は南米でもアルゼンチン産!詳しい活動経緯はわからないのですが(CD内のインフォが全部スペイン語…)、1983年に結成したこのバンドの85-91年までの音源を収録した内容となっております。ジャケットのメンバー写真を見ても期待大だったのですが、コレまた素晴らしい原始性に満ち溢れた鋼鉄盤でした! 収録内容は以下の通り↓ Track 1 : Thrash compilation (1991) Tracks 2-5 : Cronicas del Armagedon DEMO (1990) Tracks 6-9 : Kali-Juga DEMO (1987) Tracks 10-16 : Live (1985) 年代を遡るようにCDには収録されているのですが、90年/91年の曲がクサレ度満点なスラッシュ/パワーメタルで悶絶!スペイン語歌詞を巻き舌で気持ちよく歌い上げるVoがヤバい!オペラ入っちゃってるけど決して上手くはない!笑 ハエが飛び回っているようなギザミリフもサイコーですが、多分やりたいコトとテクニックが伴っていなくてしっちゃかめっちゃかになってる感も…笑 カビ臭さを感じるアングラメタルに私みたいな人間はついつい拳があがっちゃいますね〜 そして6曲目から始まる87年デモ"Kali-Juga"音源、どうも同じくアルゼンチンのDr. Jekyllというバンドとのスプリットデモカセットとして発表されたもののようです。90年代の音源よりグッと録音レベルが下がり笑、そしてへヴィメタル/ハードロック度の高い楽曲を収録!しかしながらクサレ/シケ度は当たり前のように急上昇、90年代の歌い上げオペラ歌唱は出てきませんがオブスキュア辺境メタル音源としては中々のデキではないでしょうか??曲調が速くなりドラムがつんのめりそうになるとこはご愛嬌笑 そして最後に収録されたライヴ音源は、アルゼンチンの英雄・V8とのジョイントライヴの模様!カセットテープで録音されたであろうPOORな音質がまた熱い!!グシャっとなった楽器隊の上をVoが巻き舌で気持ちよく歌い上げる摩訶不思議録音がたまらん!他の人は知らんけど私は大好き! 80's アルゼンチンのメタルシーンという未知の領域を覗き見れる中々グレートな音源です!今回はInfernal Curseのメンバーから色々取り寄せてみたのですが、今後もアルゼンチンオブスキュアメタルを当レーベルでは追いかけていくのでご期待あれ!
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V.A. - Thrash 13 Bandas, lo mejor del Heavy Argentino (CD)
¥2,500
SOLD OUT
今やレア盤となっている、1991年にRadio Tripoliよりリリースされたアルゼンチン産スラッシュメタルバンドを集めたコンピレーションがデジパック再発!スピードメタルから派生した南米原始スラッシュメタルが大爆発! *プレスCDなのですが元々データの書き込みが甘かったらしく、プレイヤーによっては音の飛びがあったり再生できなかったりがあるようです。当レーベルでデータを読み込んでCD-Rに焼き直したモノを別途お付けいたします、南米産のCDはそーいうもんだとご認識の程汗 よろしくお願いします。 91年にRadio TripoliからリリースされたオリジナルLP、97年にDiscos Milagrososから再発されたCD盤も$100前後で取引されているHard to Findなオムニバス作品が再発されました!90年代初期のアルゼンチンバンドを13組収録というだけでも辺境メタルマニアの皆さんにとっては垂涎モノだとは思いますが、どのバンドも一言では言い表せない素晴らしい個性(または没個性?)をも待ち合わせていて捨て曲なし!ただしオリジナルは91年ということで、その時代性/土地柄から音楽性はガッツリスラッシュメタルというよりかはヘヴィ/スピードメタル要素の強いスラッシュメタルといった感じです。 収録バンドは以下の通り↓ Hammer Rapier Nepal Genocidio Krupp Depredador Escabios Thanathor Militia Satanica Kief Resistencia Nativa Funeral Funny どのバンドもアルバムを1枚出して消滅したバンドばかり、RapierやFuneral Funnyはまとまった音源はなくオムニバス作品でしか楽曲を聴けない状態です。 どのバンドも南米メタルの星・Sepulturaに続けとばかりにガッツ溢れる泥臭い演奏を披露してくれてもーたまらん!中でも個人的にはNepal (今作リリース元のWebiteからアルバム2枚再発)、コーラスワークも飛び出し一際ヘヴィメタル色の強いKrupp(おそらくこのオムニバスでしか聴けず!)、ザクザクスラッシュメタルマナーに則った曲をお送りするThanathorとMilitiaも素晴らしい!メロディアスに歌いあげるKiefも他の楽曲聴いてみたいと思ったら、唯一作は超絶レア盤の模様… でも一際個性を感じたのは当レーベルでも編集盤を以前に入荷のあったGenocidioですかね、巻き舌で無理やり歌詞を詰め込むボーカルがマジでキョーレツ!このオムニバスに提供している曲は編集盤にも収録されているモノですが、Genocidio楽曲の中でもベストな曲なので気になる方がいたら再入荷したいと思います! 南米メタルの音源、特にブラジルなんかは大手レーベルによってドンドン掘り起こされていますが、アルゼンチンは現地レーベルが頑張っている割にはどうも流通が追い付いていない印象。ブラジル、ペルー、コロンビアの再発音源はもちろん面白いのですが、アルゼンチンやチリ辺りも日の目に当たって欲しいと思う次第!ウチも変なの入れられるよう頑張ります!
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Bloke - Demolición (CD)
¥2,300
アルゼンチンのカルトヘヴィ/パワーメタルバンド・Blokeの唯一作 再発盤入荷!こちらはMetalica FanzineとHurling Metal Recordsによる2013年リリースver.です!ジャケと怪しい装丁がサイコー! Infernal CurseのNocturnal Antichrist Warrior氏が主宰するZzooouhh Recordsを介して、何作かCD作品をこの度入荷いたしました。毎度毎度素晴らしい90's 東南アジア/南米メタルの再発リリースを行うこのレーベルですが、でイズトリビュート品のラインナップも興味深いモノばかりでいくらお金があっても足りないぜ!!某コロンビアのカルトブラックLPやら、アルゼンチンのあのヘッポコヘヴィメタルのジャケ違いLPなんかも入荷したかったのですが… とりあえず今回はアルゼンチンカルトヘヴィメタル・Blokeの唯一作 "Demolición"をば!! こちらの作品、02年に"Demolición 2002"としてボートラ2曲、そして当時の現地現行6バンド(Gargola / Montreal / Corsario / Tren Loco / Renacer / Aspeed)がカバーしたトリビュートトラックを収録してリリースされたものがあるのですが、当レーベルが入荷したのは漢気溢れるボートラなしな2013年再発 ver.!ぶっちゃけボートラ、トリビュート曲も気になるのですが汗 なんてったってこちらの13年再発盤はめちゃかっけーオリジナルジャケを使用してるところが強み!裏ジャケなんかも怪しさムンムンでサイコーです! (余談ですが02年ver.を某メタル専門店が最近入荷されていて被ったぁ〜!!と焦ったのですが、そちらが売り切れたのを確認してコッソリとこちらでも販売させてもらいます…汗) で、Blokeってだーれ?という話になると思うのですが、検索をするとスペイン語記述のWikipediaがあったのでGoogle先生に翻訳して頂きちょい修正してこちらに載せておきます。しかし普段Google翻訳使わないのですが、だいぶ翻訳の精度があがっとりますなぁ〜↓ 彼らのオリジナルラインナップ(唯一のフルアルバムを録音した際のメンバー)は次のとおりでした Vocals – Billy García Guitar – Luis "Aladino" Escobar / Marcelo Simoni Bass – Daniel Parodi Drums – Oscar Oropeza このグループのキャリアはアルゼンチンで当時結成されたほとんどのバンドと同様に短命で、1980年に活動を開始し1986 年頃に解散しました。 正確なジャンルを判断することは困難ですが、Blokeは、10 年代初頭の伝統的なヘヴィメタル (NWOBHMサウンドを指向したもの) と、初期のパワー メタルの間に定義されるスタイルの中にありました。 「Demolition」、「Ready to kill」、「Antes del fin」、「Alma de Chacal」などの曲が、上記のような彼らの音楽性を特に表しているように思います。 Blokeは、1984 年にインディペンデント レーベルのUmbral Discos y Cintasから"Demolición"というアルバムをリリース。 18年後、レコード会社Hurling Metal Recordsがその権利を購入し、グループの未発表曲2曲「Sueño metallic」と「Buitres del mal」を含むボーナストラックと、彼らのトリビュートソング6曲を加えて再発。 2014 年、このアルバムは新しいラインナップ (= Demolición de Bloke) とともに再びライブで披露されました。バンドの唯一のオリジナルメンバーであるMarcelo Simoni(Gt)に、Jorge Chiossoni, Miguel Oropeza, Omar Saavedra, Charly Coria,そしてPablo Méndezが同行した。彼らはその後、2015年5月10日にイギリスのバンド・Satanのサポートとしてアズベリーでコンサートを行うことになる。 とのこと。 リリースがこちらのアルバムのみにも関わらず、前述の通り再発CDに6バンドのカバー曲を収録、また15年には再結成というよりはトリビュートバンドの公演があったということで現地では"伝説的なバンド"という位置付けにあるのでしょう。 さて肝心な音はというと、コレがものすげーカッコいい!!NWOBHMな楽曲でじっくり聴かせる曲が多いとは思いますが、ザクザク刻みつつ程よい速度で展開する楽曲を挟みつつ、気持ちよくソロを奏でるギター、決して上手いとは言えないけれども笑 味わい深い粘着質なボーカル!どれを取ってもThis Is 南米な激ヤバ音源ですな。wikiにもある通り初期パワーメタルの萌芽を感じさせるド渋いアルバム!ボーカル氏のカナギリ声/ハイトーンボイスの歌い上げが随所で聴け、Goat Semenなんかにやられちゃったベスチャルヘッズもルーツ探訪としてチェックしては如何でしょうか?つーかボーカル氏のメンバー写真、掲載されてるモノ全てがお調子者丸出しで素晴らしい!!いい写真満載なので是非フィジカルで所持しちゃってください!
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Angeles Del Infierno - Pacto Con El Diablo (CD)
¥2,500
スペインを代表するへヴィメタル・Angeles Del Infiernoの84年デビューアルバムの再発盤!巻き舌メタル愛好家は必聴なガッツ溢れる鋼鉄盤!22年リリースのメヒコ盤です! 昨年あたりからへヴィメタル大好きっ子となってしまったわけですが、クサクサでシケシケでハイトーンボーカルが聴こえると思わず拳を上げてしまう程度には成長を遂げてしまいました。音楽ディグの基本、『南米モノを漁る』を経て、ヨーロッパへはスペインへと舞い戻り出会ってしまったのがこのAngeles Del Infierno!巻き舌ハイトーンVoと力強い演奏隊に一発でノックアウトしてしまった私ですが、まずはネットで見つけたバイオグラフィーからどうぞ↓ 1980年、当時の後継ハードロックバンドに多大なる影響を与えたAngeles Del Infiernoはスペインの都市 San Sebastiánで結成された。ボーカリストであるJuan Gallardo、ギターにRobert AlvarezとManu Garcia、ベーシストのSanti Rubio、そしてドラマーとしてIñaki Munitaの計5名が結成当初のメンバーである。彼らの行ったライヴはすぐさま話題を集め、82年にはAC/DC、MOTÖRHEAD、SAXONのツアーサポートを担うまでに成長。84年にメジャーレーベル Warner Brosと契約、Brad DavisとMark Dodsonをエンジニアに迎えた"Pacto Con El Diablo"を発表。そして翌85年には早くもセカンドアルバム "Diabolica"をリリース、このアルバムは再度Brad Davisを起用し2月から3月にかけてMediterraneo Studiosでレコーディングが行われたものであった。 その後リリースされたシングル作品 "Instinto Animal"と、Dennis Hermanをエンジニアに迎えて録音された86年作アルバム "Joven Para Morir"は大ヒットを記録し、イベリア地方でのメジャーバンドとしての地位を築くに至る。87年にはコンピレーションアルバム "Lo Mejor De Angeles Del Infierno"を、そして翌88年にMark Dearnleyをプロデューサーに迎えてマドリードにてレコーディングが行われたアルバム"666"がリリース、SLADEのカバー曲 "Mama Weer All Crazee Now"が収録され話題となった。このアルバムが契機となり、バンドとして初のメキシコ/アメリカツアーを行うこととなる。 以上、デビューからUSツアーに至るまでの記述をなんとか翻訳したものですが、彼らはスペインのワーナーミュージックからリリースされていたモノホンのスーパースターバンド。南米での人気が異様に高いということですが(今回入荷したのもメキシコ盤)、泥臭くは無いけれども南米バンドに負けず劣らずな暑苦しさ!ビミョーに反響しているスネアがポイント、そして安定した弦楽器隊と泣きのギターソロが熱い!スピード感はあまり無いけれども、随所で聴かせる演奏と卓越したボーカリゼーションにテンションが上がる!うーん、80年代メタル!熱すぎるぜ!!!!そしてジャケット、おっぱいが見えそで見えないネーチャンとデンと構えるメンバー達、シビれるぅ〜!!中ジャケの悪魔の絵もめちゃんこカッコいいんでTシャツも買わなきゃと個人的に思うとります! 前に挙げたUSツアー後は93年のリリースを最後にバンドは休止状態にはいりますが、00年代に復活。今年に入ってからもライヴ活動は行なっているようなので、どーにか死ぬまでには一度ライヴを観戦してみたいモノですな… 兎にも角にも素晴らしすぎるファーストアルバム!!死体カセットの巻き舌メタル ヨーロッパ編の扉が開いてしまったぜ!!
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Dhak - Demos & Rarezas (CD)
¥2,400
アルゼンチンのRaw Power Metalバンド・Dhakの85年デモ、そしてライヴを収録した編集盤入荷!NOT 崩壊系、TRUE 鋼鉄魂な弾きまくり泣きまくりの激アツメタル盤! 今回ご紹介するのはアルゼンチンのPower Metalバンド・Dhakのデモ音源集です。まずはネットで見つけた彼らのバイオグラフィーの和訳をご確認ください↓ Dhakはアルゼンチンが誇る後継のバンドに影響を与えた最古参のパワーメタルバンドである。 Dhakの1992年に出された名盤 1stアルバム "Furia Demencial"はカセットフォーマットでのみリリースされた。それにもかかわらずアルゼンチンメタル界において彼らはトップへと登り詰めたのだ。 ギタリストのAlejandro Roldanを中心に1981年に結成されたDhakは、当時開催されていたフェス、そして人気のあったバンド達とほぼ全て参加/共演をしている。ブラジルツアーも敢行したが、そのツアー後にVoのCarlos Cabralが脱退。1985年のことだった。 新しいシンガーを迎えての新曲レコーディングを行うも、最終的には資金不足の為にそれまで録音していた楽曲全てが水の泡となってしまう。それが原因でバンドは一時膠着状態に… 89年には初代ボーカルCarlosを再度迎え入れ、幾つかのライヴをこなすが最終的にはCarlosはTren Loco (アルゼンチンの都市Grand Bourg郊外のへヴィメタルバンド、現在も活動中)に加入する為にまたも脱退。 幾度かのボーカル脱退劇を経て、遂にバンドはDiego Valdezをシンガーとして迎えいれ、歴史的名盤と評される"Furia Demencial"を92年に発表。攻撃的な歌詞を載せたトラディショナルなRAW Power Metalアルバムだが、実に革新的な作品であった。その後"Nahuel I" という名のオムニバスに2曲提供し、Alejandroの都合により98年のライヴを最後に活動を停止してしまう。その間 彼は自宅にスタジオを設立、地元のアンダーグラウンドバンドのプロデュースに勤しみ、またSATIというバンドでの活動を行なっていた(このバンドは一本の素晴らしいデモを残している) とのこと。 恐らくこちらの文章は(Graf Speeのオフィシャル再発を初めて行った偉すぎるにも程がある)ブラジルのレーベル・Dies IraeよりDhakの1stアルバム "Furia Demencia"がLP再発された際に寄せられた文章だと思われます。 上の文にもある通り、彼らは1stアルバムを発表後アルゼンチンメタルシーンで多大な評価を得たということですが、ぶっちゃけた話 私はこの1stアルバムが苦手で… ボーカリストの脱退が相次ぎ、Dhakがやっと見つけたシンガー・Diego Valdez氏を迎えて放たれた渾身の一撃が件のアルバムになるのですが、確かに実力のあるボーカリストであるコトは承知の上で苦言を呈すと… ちょっと声質が汚いんすよね汗 品がない。ノイズグラインドバンドの輩にこんな評価をされるのはDiego Valdez氏にとって屈辱かとは思いますが、それに加えて1stアルバムは初期デモ作品に比べてスラッシュ度が高く、当時Roadrunnerでブイブイ言わせてたSepulturaに続けたばかりに取り入れた要素が個人的には邪魔だったり… 上のバイオグラフィーに続く情報と致しましては、バンドは06年に2ndアルバム"Se Decide Justicia"を発表。ボーカルはDiego Valdez氏のまま、しかしスラッシュ度は抑えられ初期のパワーメタル期に近い楽曲を披露。リリース当時、メタルヘッドバンガー達からは絶賛されたらしいのですが、個人的にはヘヴィネスが過ぎると… なーんかクレイマーの如き文句ばっかタレておりますが汗 なーんか違うのよね… と。 そんな私に救いの手を差し伸べたのが今回ご紹介するDhakの編集盤 "Demos & Rarezas"でございます。今まで再発の機会のなかったDiego Valdez氏以前に在籍した2名のボーカリストによるデモ音源、そしてライヴを収録! 1-5曲目はDaniel Abruzezze氏がボーカルを取る録音時期不明の楽曲、6/7曲目は初代ボーカリスト・Carlos Cabral氏による録音(こちらも録音時期不明)、そして残りとなる8-11曲目はCarlos Cabral氏が再加入した際の89年のライヴテイクを収録。 ということは… 上にあげたバイオグラフィーにある"新ボーカルを迎えて録音に挑んだが、資金難から頓挫したデモテイク"ってのがDaniel Abruzezze氏参加の録音ってことなのか?? そんなDaniel Abruzezze氏、ミッドテンポな曲に高音Voで歌い上げるガッツ溢れる素晴らしい楽曲を残しておりますが、このボーカルがすごい!声が高過ぎていわゆる怪鳥音!!笑 耳がキンキンしそうなハイトーンボイスで我々を魅了します!楽曲に関しては技術的には全く申し分のない泣きまくり引きまくりなパワーメタルサウンド、80年代ということで録音状態は良くはないものの許容範囲。とにかくこの声を聴いて頂きたい、マジすげーぞ! そしてバンドが脱退後も再度ラブコールをしたCarlos Cabral氏のテイクですが… こりゃこの人に頼みたくなるわという素晴らしい歌唱力!ハイトーンボイスもバッチリ決め、男らしいそのボーカリゼーションに熱くなるぜ!最初に収録されているデモ音源(リマスタリングしてる癖に何故か左チャンネルに偏った謎ミックス)はスピード感溢れる楽曲で完全にノックアウト、素晴らしすぎる!そして音量が楽器隊よりボーカルが目立つライヴテイクも熱すぎ鳥肌立ちまくりングなハイテンション音源!Carlos Cabral氏が脱退せずにこの路線で突っ走ったDhak音源を聴いてみたかった! Carlos Cabral Rules!!!!!! っつっても楽器隊の演奏も涙腺刺激なクサクサ泣きメタルなので、全辺境メタルマニアは要チェックです!!!
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Guerra Total / Metalucifer - split (CD)
¥2,000
コロンビアのBlack Thrash Metal・Guerra Totalと日本が誇るHeavy Metal Samurai・Metaluciferによる16年リリーススプリット作!フランスのForgotten Wisdom Productionsからのリリース! 昨年よりへヴィメタルに、いやMetaluciferに毒されまくっているノイズグラインダー a.k.a 私ですが、まだ手元になかった作品が某レーベルのカタログに載っていたので取り寄せてみました。この作品の存在自体は知っていたのですが、戯画化されたニール田中御大のそのヘタウマ加減が"絶妙にビミョー"だった為笑 今までスルーしてきたのですが、コレが大正解!へヴィメタル魂燃え上がる素晴らしい作品でした! まずは97年コロンビアはボゴタにて結成、30年近く活動を続けるベテランBlack Thrasher・Guerra Totalからスタート。"アナーキー・イン・ザ・UK"を思わせるイントロが流れてきて笑ってしまいましたが、そこからは怒涛のスラッシュメタルチューンの雪崩!流石はベテランバンド、安定した演奏で突っ走るパンキッシュな暴走ブラックスラッシュを奏でておりGOOD!コロンビアに崩壊を求める方には向かないサウンドですが、聴いていて脳裏によぎるのはAbigailですな。ヘヴィなAbigailと形容して良いのでしょうか、時折りこだまするハイトーンボイスのシャウトも気持ちよくペルーのGoatsemenなんかとの親和性も感じました。今回の収録曲は彼らの代表曲を再録したものとのこと、気合い入ってる!!アツいぜ!ということで本作はGuerra Total入門編としての機能も備わっております! そして日本が誇るHeavy Metal Samurai・Metalucifer!!!シケ / クサレ演奏の猛攻で世界中のメタルヘッズを虜にしている我等がGODですが、リリース元がフランス、split相手がコロンビア発なんてことはお構いなしな全曲日本語詞 ver.の楽曲を収録!!既存テイクを集めたものとありますがこれがまたアツい選曲で超興奮モノ! 気になる収録曲はこちら ↓ Bloody Countess (japanese version) Wolf Man (japanese version) Headbanging (japanese version) Heavy Metal Samurai (japanese version) Warriors Ride On The Chariots (japanese version) 初期作品から選曲された強すぎる楽曲ばかり!! "Heavy Metal Hunter"に収録されていた前半3曲と、所持しておらず未確認なのですが みんな大好きDiscogsの情報によると"Heavy Metal Hunting"に収録された後半2曲という構成。"Heavy Metal Hunter"は最近コロンビアのレーベルから再発されたこともあり入手はまぁまぁ簡単かとは思いますが、"Heavy Metal Hunting"に関しては2016年以降再発されておらず中々お目にかかることがありません (故に持っていない!) しかし中でも私の中で名曲として名高い Warriors Ride On The Chariots に日本語 ver.があったとは... ポーザー確定ですな... 英詞 ver.とボーカルアレンジがビミョーに違っていたりと『あー、あの曲ね』とスルーすること不可避な爆裂音源!入荷してよかった!バンザイ!!つーことでオススメでございます!!
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Motor Perpetuo - De Coleccion 1988-2021 (2CD)
¥2,700
どオブスキュアな84年結成 アルゼンチン産へヴィメタル/ハードロックバンド・Motor Perpetuoデモ編集盤2枚組CD!87年/90年のデモにボーナスを含めた全18曲!巻き舌スペイン語クサレメタルでサイコー!! 毎度お世話になっているアルゼンチンのZzooouhh Recordsより、ディストロ品でこんなのあるよ?と紹介されたのがこのMotor Perpetuo、YouTubeで漁ってみたらハードロックを基調としたクサレへヴィメタルで小生にどストライク!当レーベルのお客様にどこまで響くか分かりませんが汗 まとまった数を入荷してみました。 しかしこの広大なインターネットの海をどう泳いでもMotor Perpetuoなるバンドの全貌が掴めず… 国内クサレメタル総本山の某ショップの解説を恐れ多くも引用させてもらうと『南米メタルマニアの中でも知る人ぞ知る』バンドだったとのこと。またMetal Archivesを見てみたところ分かったデータは、デビューライヴが1984年7月22日 / ラストライヴが1991年3月22日とのことでした。87年に"Al acecho..."(8曲入り)、90年に"Grita en nombre del Rock"(8曲入り)の2本のカセット作品をリリース、そして未確認ですが90年には4曲入りのデモテープもリリースしていたとのことです。またメンバーの中にはLos Cuervos、Los Ramirez、Rocketなるバンドにも所属していたという情報もありましたがどんなバンドかもわからん!!汗 ブックレットにもバイオグラフィーらしいものの記載はなく、その他に分かっていることといえばアルゼンチンの大都市 サンタフェ(not 宮沢りえ)のラファエラ出身ということのみ。決して秘匿的な活動を行なっていたというわけではないのだと思いますが、80年代のアルゼンチンでの活動ということで情報が残っていないようです。むむぅ、謎だ… さて本作についてですが、2枚組CDの体裁を取っておりDisc 1には87年作 "Al acecho..."を、Disc 2には90年作 "Grita en nombre del Rock"を収録、そしてそれぞれボーナストラックとしてライヴ音源を各1曲ずつ収録した全18曲いり。こーれがまた素晴らし過ぎる巻き舌メタルサウンドで度肝を抜かれます! 曲調はスピードメタルではなくへヴィメタル、しかもハードロックを基調としたバンドですので普段グラインドコア/デスメタルを聴いているとそのスピードには満足いかないかもしれません。言うならば普通にメジャー志向なバンドだったのだと思われます。しかしですよ、しかし!南米オブスキュアメタルの楽しみ方のひとつである母国語巻き舌ハイトーンはもちろんのこと、メンバー4人が一体となったギターを二本含む分厚いサウンド、そしてその二本のギターのハーモニクス!たまらん!!メンバーのテクニック、そしてサウンドクオリティーも申し分のない内容でクサレ/80's 南米/巻き舌、この3要素で鋼鉄戦士の皆様には是非ご購入を検討頂きたい!マジ熱音源です!
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Murdock - Guerra De Guerras (Digipack CD)
¥1,800
80's アルゼンチン産パワーメタルトリオ・Murdockのディスコグラフィー編集盤!ザクザク刻むスラッシュメタル寸前の激シブサウンド、デモやリハーサルトラック17曲収録! 熱い!熱すぎる!!80年結成のパワーメタルバンド・Murdockの編集盤でございます。ジャケの感じからしてもHolocaustoなんかのあの当時の南米スラッシュメタルを彷彿させますが、音はスラッシュ要素はありながらもへヴィメタルを基本としたパワーメタルバンドになるかと思います(勉強不足で間違っていたらすみません!) 気になる収録内容は以下の通り↓ 01-05: "Guerra De Guerras" Tape 1991 06-09: Demo 1988 10-11: Demo 1986 12-15: Rehearsals 1998-2000 16: Rehearsal 1985 17: Rehearsal 1980 正式リリースは本作のタイトルともなっている91年の"Guerra De Guerras" カセットのみ、充分なテクニックを持ち字余りに歌声を乗せ気持ち良さそうにハイトーンボイスを披露してくれるボーカルも非常にカッコいい!しかし、この正式リリースタイトルには問題点が… 続く88年のデモに比べてもバツグンに音が悪いんです笑 なんで?なんで??恐らくマスター音源が残っておらず、流通されたカセット起こしをして本作に収録したからだとは思いますが… しかしこの音の悪さも笑って過ごすのが南米メタル道。正統派パワーメタルバンドのLow Noise MIXだと思って聴くと燃えます!! その他のデモテイクも高速ギターソロパートなども含めて素晴らしい演奏、個性が突出したバンドとは言えませんが80's南米カルトメタルとしての面白さは十分に発揮された良コンピレーションだと思います。98-20のデモ音源はなんかエクスペリメンタルな色も出そうとしているのですが、アルゼンチンのReencarnacionを目指そうとしたのでしょうか?笑 一番古い80年のデモはハードロック色の強いへヴィメタルを奏でておりこれまた渋い!崩壊サウンドを期待して入荷した部分はあったのですが、崩壊していたのは表題作の録音レベルだけでした笑 いやいやそれでも拳を握る激アツメタル作品!Voがひしゃげるパートがウチの飼い猫の鳴き声に似ているところも高得点です!しかしメンバー写真(商品画像2枚目)めちゃカッコいいよなぁ〜!!!
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V8 - Live In Concert 82' (digipack CD)
¥1,700
*経年劣化によるジャケットダメージ(シュリンクなし)、デジパックトレーの剥がれなどが見られます。 想定していた価格より値段を下げての出品としました、その点ご考慮頂きお買い求めください。 アルゼンチンのへヴィメタル伝説・V8のライヴCD入荷!This is 南米メタル、プライベート音源なれど彼らの魅力を十二分に詰め込んだ実況録音盤!2公演収録! 1979年にアルゼンチンで結成された正統派へヴィメタルバンド・V8!アルゼンチンのへヴィメタルシーンを塗り替えたバンドとも言われ、86年リリースの3rdアルバムをリリース後に解散した短命なバンドではありますが、彼らの音源は00年代以降も再発されトリビュート盤も企画されるなどオールドスクールへヴィメタル界隈での人気は未だ根強いようです。96年に不完全なメンバーでの再集結ライヴを行なっており それが正規ライヴ版としてリリースされていましたが、解散後の公演はその一度切りだったようです。 Deep PurpleやJudas Priest、そしてBlack Sabbathからの影響を受けバンドを結成、Toneladaの商品解説にも書きましたがアルゼンチンで商業的な成功を収めた初のへヴィメタルバンドとなり、周囲はパーマネントな活動を期待していたと思うのですが、どうもバンド内では薬物問題やプロ意識の欠如などを理由に短い活動期間の間にメンバー交代劇も多かったとのこと。偶然見つけた記事に書いてあったのを見て驚いたのですが、3rdアルバム録音後、そのバンド内での行いを改めるコトを目的としたのかメンバー3人がキリスト教に改修し、ステージ上で説法も行っていたとのことです笑 さて肝心な収録内容なのですが、この音源には下記の2会場でのライヴ音源が収録されています。 Live In Chacarita 06/06/1982 (9songs) Live B.A. Rock 08/10/1982 (6songs) 82年といえば翌年に1stアルバムをリリースする頃なので、最も野心に満ち溢れバンド活動に対しても最も情熱的な時期だったかと思われます。オーディエンス録音で決してクリアな音質とは言えませんが、逆にそれがテクニックを擁しながらもガムシャラに演奏する彼らの魅力を存分に伝えているかと!Alberto氏の泥臭いボーカルと泣きまくるOsvaldo氏のクサレギターが熱い!!!!客の喋り声やライヴ中に鳴らされた爆竹の音なども完全収録。途中収録曲の未記載もあったり、ボロデジパック仕様といちいち南米産をアピールしてくる今作ですが汗、臨場感たっぷりの素晴らしいライヴ盤です!