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kito-mizukumi rouber - DOOORS HEAVEEN (片面flexi)
¥1,200
アシッドガレージロッッキン演歌ダンス界の極北・kito-mizukumi rouberの22年録音最新作が片面ソノシートとして登場!現体制で初録音となる今作はバイカーズロックがテーマとのこと!日本で最も狂っているレーベル(褒)、Hello From The Gutterからのリリース! Papekyowance Pyorotomy、Tecondo Ookuninushino Makoto、Papa Big Papaの三氏により08年前後に結成された孤高にして極北のバンド・kito-mizukumi rouberの最新音源!スタジオ音源のリリースはセルビアのレーベルから16年にリリースされた特殊パッケージカセット "Savaita Calvi Ni KMR"以来 約六年ぶりの音源となり、昨年キーボード奏者として加入したKingg Vaniila氏が参加する初のレコーディング作となります!カラッカラに乾いたギターにキーボードが絡み、浮遊するドラムがTecondo Ookuninushino Makoto氏のブルースを小突きながら昇天していく。全ての音は放たれた直後に意味という呪縛から開放され、残り香として浮遊する楽曲。kito-mizukumi rouberが演奏する曲は感情の付け入る隙のない極めて純度の高い音楽なのだなと、この作品を聴いて改めて痛感いたしました。因みに公私共にお世話になっているkitoのドラマー・Papa Big Papa氏に寄ると今作はバイカーロックがテーマとのこと... この音源からバイクを感じるかどうかは君次第だ!!!!汗 しかししかし、七月末に僭越ながら私がDJとして参加させてもらった今作のリリースパーティーにおいて この"DOOORS HEAVEEN"も演奏されたのですが、こーれがもう最高のライヴトラック!!様々な名曲 / 迷曲を持つkito-mizukumi rouberですが、今後彼らのライヴで長く演奏される曲になるだろう至極の一曲でございます!Kingg Vaniila氏加入後は異常なペースで新曲が生み出されているようですが、是非ともこのソノシートで予習してからライヴに足を運んで頂くよう強くお願いいたっしますっ!!!!!!!
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Gore Beyond Necropsy - Raw, filthy & harsh!!! BOXSET (4 xLPs + 7" + 2 xCDs w/ slipmat)
¥24,000
SOLD OUT
一組のみ!送料込み! 日本が世界に誇るRaw Grindcore Madness・GBNのBOXセットがイタリア F.O.A.D.よりリリース400作目を記念して発売!2枚のアルバムを除く全リリースをコンパイル、Die-Hard版 スリップマット付き!はっきり言ってコレ持ってなきゃグラインド好きなんて言えないすよ!!!
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Leather Dog - Chain Bondage (CD)
¥3,800
SOLD OUT
Freak Animalの別ライン、倒錯性欲系変態雑音レーベル・Institute Of Paraphilia Studiesリリースを大量入荷!ひたすら高音ノイズを吐き散らすLeather Dogの1stアルバム、フルカラー20ページブックレット付き。限定100枚! フィンランドの暗黒雑音帝国・Freak Animalのハードポルノ/SMプレイを彷彿させる変態性欲系 別ライン・Institute Of Paraphilia Studies(以下IOPS)のCDリリースを今回ほぼ全て入荷いたしました。IOPSはFreak Animalの首領であるMikko Aspa氏がライフワークとするハーシュノイズアクト・Gruntとは別のユニット、そして氏の倒錯的な性欲を象徴した かなり倫理的には危険なノイズプロジェクトを多数リリースしているシリーズです。氏の手による女性器破壊願望を音像として表現したClinic of Torture、氏のラバースーツ愛好癖を象徴したSilence of Vacuumの諸作品を中心にリリース。他にもフィンランドの雄・UncleanやイタリアのCaligula031といったMikko氏以外のユニットもリリースしており、変態性欲の楽園に華を添えています。そしてやはりこのラインで特筆すべきは、ハードSM/ハードポルノの素材で彩られた過激なアートワークになるでしょう。見たこともないような過激なポルノ写真がジャケットをドーン!と飾り、それがまた大半はポルノショップも経営するMikko氏のDIYだと言うのだからイヤハヤなんとも… と言いながらも内容する全てが過激な作品に魅了されてしまうのは、本能に何か訴えかけるものがあるからなのでしょうか。このIOPSは初期は通常プラケース/デジパックCD作品が主でしたが、カセットのBOXセット、果てはアートワーク(という名の変態写真)を多数掲載されたZINEも小ロットでリリースしており、世界中のPerverted Noise Freakの心を鷲掴みしています。今回入荷した作品は全て100枚限定。入荷にあたりMikko氏に問い合わせたところ『少ロットであまり卸してないし高額になっちゃうよ?』と言われたものの、先生!全部ください!と女房を質に入れて大半の作品を仕入れてみました。レーベル在庫も無くなってしまったものもありますので気になる方は是非お早めにチェックしてみてください! Steel Corsetに続くIOPSご紹介第二弾は、こちらもジャケ画がなかなか酷いLeather Dogです!前回ご紹介したSteel〜と同じく、このリリース自体には文字要素が少なく録音データなども載っていないのですが、恐らくこちらもMikko Aspa氏のサブユニットと考えて間違いないかと思います。 ではまずレーベルインフォを↓ "The most painful harsh noise recordings. No bass, no crunch, no echoes, no reverbs, no loops.. What remains is 40 minutes of high pitched piercing harsh noise." 『今作は最も痛みを伴うハーシュノイズ作品だ。ノーベース、ノークランチ、ノーエコー、ノーループ… ただただ40分に及ぶ突き刺すような高周波ハーシュノイズがこの作品に詰まっている。』 (超意訳) しゅ、しゅごい!Gruntという名で数々のノイズテクニックを誇るMikko氏が、『良いノイズ』の定義を知りながらも高音ノイズに全フリしたノイズプロジェクトがこのLeather Dogということだそうな!確かに一聴すればすぐに"嗚呼、鼓膜を破壊しにきてやがるな"という鋭いノイズが文字通り鼓膜を攻撃的に突き刺してくる…!!素人意見で申し訳ないのですが、ノイズという音楽ジャンルは高音 / 中音 / 低音域の素材をセンスよく配置することで作品と成すモノだと考えていますが、このLeather Dogはインフォ通り高音域のみ!マジでベースなし!笑 日本が誇るPAINJERKの高音ハーシュのみを抽出したかのようか潔さでGREATです。極悪系 / 拷問系ノイズと形容される他作品もあると思いますが、耳をつんざく音素材のみで構成された今作は正に拷問系ど真ん中と言えるかもしれません。 先に書いた通り様々な音域を配置することで音楽として成し得るモノがノイズである、という考えの方にはバランスが悪すぎて物足りないかもしれません。私も聴いていて本来ならココに重めのメタルジャンクなりベースノイズが入ったりするんだろうなと思いつつ聴き進めていますが、なんせ弦楽器を廃したバンドに所属していたものですから笑 この『なんか足りない感』が逆に私の満足値を満たしてくれました! 恐らく1アイデア 1ユニット 1アルバムな作品になるかとは思いますが、海を越え私の願いが届くので有れば、次作は左右ステレオからモノラルで別テイクを同時に流した作品にして欲しいなぁ、と!!こりゃクセになりますね、オススメです! あ、もちろん付属のブックレットの掲載写真もめちゃ酷いです!ご心配なく!
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V.A. - Suomi Finland Noisecore (CD)
¥2,600
SOLD OUT
全人類必聴!!90~00'sのフィンランドノイズグラインドシーンが一望できるマスターピース、Yes Means Yesをはじめ、Beip/Noise Waste/Aunt Maryなど全11組を収録した2011年作!Lorita Slavinder Recordsからのリリース! 私、このサイトにおいて商品解説という名の下に毎度毎度グダグダと駄文を連ねているわけですが、その無数の駄文の中でも『フィンランドのノイズグラインドシーン』について多く触れているかと思います。フィンランドにおける所謂アンダーグラウンド音楽シーンについて語るときには、まずGrunt / Freak AnimalのMikko Aspa氏、そしてBizarre Uproar / Filth & ViolenceのPasi Markkula氏の名前は避けては通れないということはこのサイトを開いている方には常識だとは思いますが、現在のフィンランド ノイズ/ブラックメタルシーンをけん引している両名の影響は、もちろんノイズグラインドというジャンルにおいても絶大なものとなっています。前者Mikko氏は93年からNoise Wasteとしての活動を開始し7monやFinal Exit 菊池氏のプロジェクトバンド・ops-psfとのスプリットをリリース、その後もNihilist Commando名義で90's 南米ノイズグラインドへのトリビュートバンドとして、数多くのノイズユニットの傍ら活動を継続しています。そして後者Pasi氏はMan Is The Bastardとのスプリット作が有名なAunt Maryを89年から、AM解散後もFuneral MongoloidsやNyrkki、ブラックメタルなのかノイズグラインドなのかわからないグループに多数在籍。当レーベルでも好評だったFlooded Church Of Asmodeusはこの両者が参加しているBlack Noiseバンドですね。彼らの活動なし(特にAunt Maryの悪名)ではこの独特なノイズグラインドシーンは形成されなかったでしょう。そしてこのノイズグラインドシーン、非常に閉鎖的なのです。一昔前の日本のシーンも閉鎖的だったとは言われますが、それはインターネット前夜であったことと 悲しいかな日本人の語学力の無さに起因するものであり、フィンランドのそれは意図的に行っているのか国外に情報があまり出ていきません。Bandcampやウェブサイトを持っているバンドもほぼ皆無、いつの間にか50本限定のデモテープが発売され知らぬ間に売り切っていることなどしょっちゅう。これに関しては私の親友、スロヴァキアのSedem Minut StrachuのVo・Radoも同意見だったので間違いありません。ただそんな閉鎖的なシーンだからこそ、私のようなマニアは思いを馳せてしまうのです...!!! つーことでいつものように前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは2011年作のオムニバス "Suomi Finland Noisecore"!こちらの作品に関しても、私も当時全く知ることなくひっそりと発売されていて慌てて購入した記憶があります笑 購入後は何十回と聴いたノイズグラインドオムニバスの大傑作です。 この作品はMikko氏主宰のFreak Animal別ライン・Lorita Slavinder Recordsからリリースされたもので、00年代をグラインドコアに捧げたナイスミドル達はぶっかけポルノグラインダー・Cream Faceを出していたレーベルと言えば思い出すのではないでしょうか。もともとはMikko氏のCream Face名義作品のみをリリースするサブレーベルだったのですが、突如Yes Means Yes / 7monのスプリットを投下。その後はArseやA.N.Hといったフィンランドの90'sバンドの再発作品をリリースし世界中のノイズグラインドマニアを狂喜させました(実際に当時、世界中の友達からArseのディスコグラフィー買ったか!?とメールが私にも届きました笑) 18年にKakatoklesなる恐らくフィンランドのバンドのカセットをリリースし(私、これだけ持ってない!!)、現在に至るまで開店休業状態です。 まーた話がそれましたが汗 とりあえず今作の収録バンドはこちら↓ Nihilist Commando Nuclear Voice A.N.H. Tuho BEiP Noise Waste Anal Keg Aunt Mary Funeral Mongoloids S.E.X. Yes Means Yes A.N.H / Noise Waste / Aunt Mary / Yes Means Yesは主に90年代に活動していたバンドですが、なんとA.N.H / Aunt Maryは新録(当時)セッションをこのオムニバスに提供!これだけでも鼻血モノですな! その他は所謂当時の現行バンドですが、ほとんどがデモレベルの作品しか残していなく、ちゃんと音源として世界的に流通しているのは今作くらいなのではないでしょうか(とはいえ激弱流通ですが...) 特筆すべきはPussycoreで(一部のマニアには)おなじみの女性ワンマンノイズグラインド・BEiP!! "I Like Penis"という直球ど真ん中アホアホタイトルでデビューした彼女ですが、その後セカンドCD-Rをリリースするも沈黙。そんな彼女の貴重な音源はノイズグラインドmeets非常階段 Junko氏といった趣で超クールです! そしてS.E.X.!!こちらはFatman / Little Boyという不謹慎極まりない二人組ノイズグラインド・Unpeaceとの限定100枚 7epの値段が高騰していますが、今作にはリハ音源を提供。これがまたキョーレツな狂人セッションでかっこよし!ヨーロッパのマニアに聞いたのですが、この正体は来日経験もあるXXXXXXX XXXXXXXXXのメンバーというのだから恐ろしい... 最近知ったのだけれどあのノイズユニットも彼のプロジェクトということだし... 必聴! そしてやっぱりYes Means Yesですよ!未発表のライヴ録音を今作には提供、これがまた荒々しくもフィンランドバンドとしては稀なファニーさを兼ね備えたサイキョー音源!彼らのライヴ音源は数作ありますが、その中でもTOPなベスト音源だと思います! フィンランドシーンはマジで奥深いのですよ!大好きなので文章も多くなってしまいましたが、今後掘り下げたいという方にはこちらもオススメ↓ V.A. - Spews Rot and Destroys Civility : A Finnish Noisecore Compendium (LP) https://www.discogs.com/release/28195186-Various-Spews-Rot-And-Destroys-Civility-A-Finnish-Noisecore-Compendium?srsltid=AfmBOorX8zQnFE6VDJOB3ZU52dHpMnNOUZupMOmaXYHeCxD1KraBchl8 https://noisegrind.official.ec/items/76888307 (ウチでも売ってます!) V.A. - Saastaa Suomesta (7ep) https://www.discogs.com/release/4727822-Various-Saastaa-Suomesta V.A. - Saastaa Suomesta II (LP) https://www.discogs.com/release/6497553-Various-Saastaa-Suomesta-II V.A. - Lisää Saastaa Suomesta (cass) https://www.discogs.com/release/4727909-Various-Lis%C3%A4%C3%A4-Saastaa-Suomesta V.A. - Untergeschoss Compilation Vol.1 (cass) https://www.discogs.com/release/4042582-Various-Untergeschoss-Compilation-Vol1 ここらはホント死ぬ気で探せばまだ手に入るかも?Youtubeに落ちてるかもしれませんが。とにかく中毒性の高いフィンランドシーン、まずはこのオムニバス聴いてぶっ飛んでください!!!!!!!!!マジで全ノイズグラインドファン必聴作品です!!!!!!!!!
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Aunt Mary – Sessions Of Extreme Nihilism 1989-1992 - Lost Tapes Of AM (CD)
¥2,500
フィンランドノイズグラインド伝説・Aunt Maryの過去音源集 再入荷!不穏な空気を纏う、コレぞフィンランドノイズコアな素晴らしいバンドです! 閉鎖的かつ危険な香りを伴うフィンランドノイズコアシーン、ノイズグラインド愛好家にとってはフィンランドは憧れの桃源郷とも言うべき重要な国です。この国の中でハーシュノイズ/ブラックメタルと共に成長を遂げてきたノイズグラインドシーンは両者からの影響をビシバシ受けており、攻撃的なアートワークと歌詞、そして笑い要素がほぼ皆無という、アメリカ/カナダで大成したノイズグラインドシーンとかけ離れた独自の文化を育んできたと言えるでしょう。戦争とニヒリズムが渦巻く独特な感覚… 私がセルビアのフェスに出演した際、"Unpeace"というノイズコアデュオと話す機会があったのですが、非・平和というバンド名もさることながら坊主頭で上半身裸に迷彩ジャケット、そして大門サングラスというキョーレツな出立ちでちょっと高圧的な話し方をしてくるあの感じ。彼らに全くイヤなイメージは感じませんでしたが、うわー!これぞ!!という私が持っていたフィンランドのイメージを投げつけられました。ちょっと芝居かかっていたのも…笑 30年近く前にそのフィンランドノイズコアシーンの土壌を作ったバンドのひとつがこのAunt Maryです。 90'sにNoise WasteやYESMEANSYESと共にフィンランドノイズコアシーンの基礎を作り、世界中にそのシーンの"強さ"を知らしめたAunt Mary。そのリリースの中でも92年にDeep Sixから発売されたMan Is The Bastardとのスプリット作、ノイズグラインドと言えば何百曲ものショートカットチューンが音のカオスを巻き起こすようなその獰猛さにあると思うのですが、Aunt Maryは夥しい数の楽曲がさらにカットアップされ矢継ぎ早に聴く者の鼓膜を襲い掛かる独自のスタイルが当時のシーンを驚かせました。そのスタイルはハーシュノイズを通過した(ごく一部の)ノイズグラインドバンドにも継承され、Penis GeyserのMikealも最も影響を受けたバンドとして挙げています。 そしてこの音源集、タイトルにあるとおり過去の発掘リハ音源を中心に構成されています。 収録内容は以下のとおり Track 1 - Material for compilation tape that never got released properly. Recorded late 1991 Tracks 2 - "Nicht in den gehörgang einführen" - session early 1992 Track 3 - Consists of "Gnu" session early 1992 and different AM sessions 1989-1991 未発表VA収録予定曲、アメリカのNihilistic Productionsからリリースされたデモテープ、そして前述のMan Is The Bastardとのスプリットの際のセッションを収録。いやーこれサイコーでしょ!ただでさえリリースが少なく、後進ユニットであるBizarre Uproarとのスプリットにはep作をコンパイルされていたものの限定200枚だったため、今現在MITBとのスプリット作 再発盤くらいしか中々手に入れるのは難しいのではないでしょうか?気になる方はチェックお願いします!
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V.A. - Spews Rot and Destroys Civility : A Finnish Noisecore Compendium (LP)
¥2,600
いま一番おもしろいノイズグラインドファンジン・Garbage Fountain監修のオムニバスLPがSPHCより発売!現行のフィンランド ノイズグラインドバンドを8組収録!!!サイコー!!!!! ノイズ大国 フィンランドはノイズグラインド大国 フィンランドでもある。当レーベルお気に入り国のトップをブラジルとともにひた走るフィンランド、この国のノイズグラインドシーンの閉鎖的かつ陰鬱な感じ、マジでたまりませんぞー!!古くはBizarre Uproar・Pasi氏が所属していたaunt mary、GruntとWill Over Matterが在籍していたNoise Waste、そしてGruntのMikko Aspa氏がFreak Animal内に持つノイズグラインドレーベル Lolita Slavinderより編集盤がリリースされたArse/Arse Slaughter/A.N.H.などなど、90年代前半にはレベルの高いバンドがひしめき合う独自なノイズグラインドシーンを展開。Man Is The Bastardとスプリットを出していたaunt maryなんかはPower Violenceシーンでもよく知られていることでしょう。だがしかし!フィンランドでは90年代後半から現在に至るまでも多くのノイズグラインドバンドを輩出していることはあまり知られていないのではないでしょうか。S.E.X.、Anal Barbara、Funeral Mongoloids、Unpeace、Beip... 現地でデモテープ、オムニバスに参加するのみで国外に作品が流れていないバンドが数多く存在しています。私も多くチェックしているほうだとは思うのですが、Anal Barbara作品なんてオムニバスくらいしか持ってないし... アンダーグラウンドレベルではあれ秘かな盛り上がりを見せるフィンランドのノイズグラインドシーンですが、国外にホント流れてこないんすよねぇ... (余談ですが①そんな中、Beer Terrorというバンドだけが他バンドと違いインターナショナルな動きを見せているように個人的には思うんですが、識者の皆様どうでしょうか) (余談ですが②比較的 手に入りやすい00年代のフィンランドノイズグラインドシーンが"多少"わかるオムニバスがこちら→https://www.discogs.com/release/3130436-Various-Suomi-Finland-Noisecore 気になる方は探してみてください。) さぁそんな謎多いフィンランド現行ノイズグラインドシーンを紹介する23年リリースほやほやの素晴らしいオムニバスLPが発売されました!Sete Star Sept/Final Exitのシングルやブラジル Noiseの編集盤で知られるアメリカのSPHCからの発売で、監修はフィンランドのノイズグラインド専門ファンジン・Garbage Fountainによるものっつーんだから驚き!!このGarbage Fountain、記念すべき第一号リリース時にわが盟友・Penis Geyserのインタビューが載ったことからPGメンバーが私に送ってくれたので存在を知ったのですが、ここ10年間のうちで一番マニアックなノイズグラインドzineではないでしょうか。コレまでにNihilist CommandoやPtao、Atrofia Cerebralへのインタビューを掲載しデモ作品のレビューなど実に興味深い内容で、私のバンドも何作か取り上げてもらっていたことは嬉しかったです。『恐らくiphoneで録音している』とか『Gtは入れたほうが良い』というドキッとするようなレビューを頂いてましたけど笑 最近号では『俺が間違ってた、DrとVoだけでもサイコーだわ!』的なこと書いてくれててホッとしましたが... 各国のノイズグラインドレジェンドへのインタビューに加え、フィンランドの現行バンドの記事なども充実したノイズグラインドファンなら確実に揃えておきたい本当に素晴らしいファンジンです。 さぁそんなGarbage Fountain監修の今作、フィンランド縛りで下記8バンドを収録しています。そして重要なのはこの8バンドが現役で活動しているバンドだということ!! Death Basket Rectal Machete Romutus Anal Moore Kolumbia Suomen Lopunajan Puolue MurhaMurhaItsemurha Taantumus やべー半分くらい知らなかった... Romutusuはノイズアーティスト Umpioとクラストコアバンド Noituusの混合ユニット、Rectal Macheteは当レーベルでも取り扱いのあるMaskheadの変名ユニットというようにノイズシーンの連中も参戦。Taantumusは7msのRadoのレーベルからリリースされたデモ作品以来の登場か?MurhaMurhaItsemurhaに至っては95年から活動をしているというのに存在も知りませんでした汗 おそらくAnal Mooreは指ドラムですな笑 現行バンドのみ収録ということに興奮を覚えるのですが、個人的に好きだったのはRectal Machete!00年代にはアメリカのレーベルからカセットを出したりとちょいちょいリリースを行っていましたが、Scatmotherのレーベル Obsessive Fundamental Realismから編集盤が出たことで活動を終えたとばかり思っていたので今作への参加はとてもうれしかったです。決して演奏がうまいということはないのですが、ノイズアーティストらしいエクスペリメンタルな箇所もある個性的な参加曲でした。その他バンドもすんばらしい出来の楽曲を収録していて大満足、ブックレットには収録バンドのディスコグラフィーなども掲載されていてデータ厨な方々にもバッチリ対応。しあしフィンランドノイズグラインドは相変わらず層が厚いぜ!!サイコーだわ!!! Garbage Fountainに関してはファンジンの方はもちろんですが、フィンランド国内バンドのリリース多めなカセットレーベルも運営しているのでそちらの作品もいれてみたいなー! とにかくノイズグラインド大好きっ子諸君!このV.A.は買いですぞ!!!!
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viciouscircle - s/t (CD)
¥1,650
再入荷!GRIND OSAKA・ex.World / RedのKawabata氏擁する新バンド、viciouscircleのデビュー音源!Vo+Noise / Drum / Sumplerメンバー三人によるToo Harsh Noise Grind Inferno 18曲を収録した激ヤバ音源!!!!! 先日Kawabata氏からご連絡を頂きまして、当レーベルでもお取り扱いさせて頂くことになりました!ありがとうございます!! というのも、何やらKawabataさんが新たにバンドを始動したという噂は私の耳にも届いていたのですが、RedのようなOldschool Grindcoreではなく氏の在籍していたWorldのようなアヴァンギャルドなスタイルのグラインドコアらしいというウワサレベルのもののみ... 当レーベルといたしましてはWorld再結成時のディスコグラフィーCDの再発(廃盤・dotsmarkとの共同リリース)、またその際行われたUSノイズグラインドの生ける伝説・Sissy Spacekとのジョイントライヴ 東京編を企画させていただいた経験があり、レーベルの中の人もGRIND OSAKA世代ど真ん中!今作のリリース予告を見つけた際には俄然気になっていましたので、今回お声がけ頂いて本当にありがたかったです。 今作はジャケットなし / 盤面フルプリントのプロコピーCDをスリムケースに収納した作りになっていまして、このフィジカル自体にはインフォらしいインフォが掲載されていないのですが、大阪の名店・Revenge Records先輩のページから少し情報を拝借させて頂きますとVo+Noise / Drum / Sumpler担当の3人構成であるとのこと。Kawabata氏がノイズをかましながら歌うスタイルということは、その情報だけでもオムニバス "2000 Osaka War"にWorld名義でKawabata氏がおひとりで参加した所謂ひとりWorldを髣髴させてヤバい!!尚且つサンプラー奏者も参加しているということでさぞかしヤカマシイ音源なのであろうと想像はしていましたが... 聴いてみると全18曲を15分弱で駆け抜ける鼓膜粉砕雑音作品で、一聴して脳味噌までシビれてしまいました!! 力強い高速ブラストビートを軸に、ノイズ/サンプラー音が同程度の音量でMIXされた楽曲は正に三位一体となり鼓膜を急襲!ノイズをバックにテンション高く咆哮するVoを聴くと否が応でもWorldを脳裏に思い起こしますが、過去バンドをなぞるのではなく音楽的に同ベクトル内でも確実にアップデートされた内容になっています。Redのセルフカバーも収録されていていますが、インプロかと思われる他楽曲でも終わりが全パート ピタッと止むのが最高に気持ちいい!ヘッドホンで聴くと細かい音まで拾えるので更にviciouscircleを堪能したい方にはマジでオススメです。 GRIND OSAKAは死なず、いまだ健在と思わせる素晴らしい内容の作品でした。いやマジで先輩方が凄すぎて、私ってば逆に負けてられないぜー!なんて思っちゃいましたよ!!ホントものすげー!オススメです!!
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souk - Pulsion. (CD)
¥1,500
再再入荷! 東京は巣鴨/大塚発、Post Punk / New Wave2人組・soukがお送りする新境地!メンバー体制変更後初の音源を自主リリース、7曲入り! 私の飲み友達の新作CDがリリースされました笑 HCパンクバンド・NO NO NO終了時にVo/Gtのヒサネが、YokujitsuやHer Vomit Is Modern...などでドラムを担当するエダクニを誘って2021年に始動したsouk 待望の新作! 今までsoukは当レーベルでもビックリするくらいのセールスを記録したデモCD作品、経血のツトム氏が主催するパンクレーベル・悲観レーベルからリリースされた7インチ作品を発表してきました。そして2年ぶりの作品となる今作ですが、実はどのリリースも編成が違うのです。Gt+Key / Dr / Baという3人編成でスタートしたもののベースのメンバーが安定せず2度の交代劇を挟み(故に過去作は両作ベーシストが違います)、ベース奏者不在時には現 中学生棺桶 / Ill Boneのタコちゃん(飲み仲間)がヘルプで参加するライヴもあったと記憶しています。今後ベース奏者が見つかるまではsoukお休みなのかしら?と思っていた矢先、ふたりで曲作りを始めたと表明(酒の場で) そんな新体制を楽しみにしていたのですが、まさかひさねちゃんがギターを放り出しシンセに専念することになるとは!!しかも使用する台数は3台、ミニマムな体制で大量な荷物 (ドラムのエダもライヴ時はシンバル等々 相当な荷物量) バンドが持っているものを削ぎ落として削ぎ落として荷物が増える感じが、頭おかしくてサイコーなバンドですな。 ということでKey+Vo / Drの2人組バンドに転生し、ある意味バンドが持つ核の部分が剥き出しになった感のあるsoukでありますが、その『核』となる部分はいったい何だったのか? 3台のシンセサイザーが織りなす多種多様な音色、特別に難しいコトをするわけでもないが正確にリズムを刻むパーカッシブなドラム、そこに乗っかるひさねちゃんのボーカル。剥き出しになった核の部分は極上なポップセンスでした! (二次会のカラオケでも絶賛される)歌心のあるひさねちゃんのボーカルが優しく曲に合わさり、普段 鼻歌で口ずさんでしまうような『歌』に昇華。今作における彼女の声はパンク業界におけるバンド内においての楽器パートとしての役割ではなく、歌として機能しているように思いました。あくまで私個人的な印象ではありますが、soukが歌+演奏というフェーズに移った感があるのが過去作との違いに思います。以前デモ音源を取り扱った際に"曲によってはfOULやミン&クリナメンを彷彿"という文を書かせて頂きましたが、そういう意味ではfOUL的な要素(*音楽性ではない)の方が増したように感じました。 …アタシが思っているコト、伝わるかちら?汗 もちろんニューウェーブ/ポストパンク然とした演奏は健在、なんてたってシンセ3台っすからね!ベース、はたまた弦楽器の不在を感じさせない跳ねる演奏が非常に楽しい、雑に総評するなら『めっちゃ良い曲と歌』が7曲みっちり詰まっています。 そして死体カセット的に特筆すべきは、自宅でホコリを被っていたKORGのモノローグをひさねちゃんに預けた(酒の席で)我が妻に捧げたサンクスリストが載っているという点でしょう。夢にまで見たシナぷしゅデビューも目前だ!オススメです!!
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V.A. - Tormenting the Forgotten Tombs volume 1
¥2,800
SOLD OUT
ブラジル・カルトブラックメタル沼の究極コンピレーション!88〜03年までにデモテープを一本発表した後に儚く消えていった10バンドの音源を完全収録した2枚組CD!白塗り系からブラックスラッシュまで!リリースはもちろんVoz Da Morteより! また私、Zombi Dan Magazine #3の話をしちゃいますが、あの初期ブラジルブラックメタルシーンをほぼ網羅した研究本は今後出てこないと思うほどに完璧な暗黒聖書でした。SextrashやGoatpenisといった、アンダーグラウンド界においてのスーパースターバンドへのアプローチはもちろんのこと、まったく名前も知られていないドがつくほどにオブスキュアなバンドにも積極的にインタビューを行いその全貌を解明してみたり、全ページオールカラーで写真が載っているのも素晴らしかったですね。そこにオマケのコンピレーションCDが2枚も!リリース当時は あのめちゃくちゃ五寸釘のバンドの音ってこんな感じなのか!Belphegoredonってすげー名前! と本を片手にキャッキャしながら聴いたモンです。あのコンピCDには各バンド1曲ずつながら未知のバンドを探す喜びが詰まっていましたし、他力本願でどこぞのレーベルがこのバンドのデモ完全版を再リリースしてくれないかなぁと期待してみたりラジバンダリ… やはり南米、ことブラジルに関しては80年台後期〜90年台中期にかけて個性豊かなバンドが揃っていたと思いますし、その特異さ故にシーンのメインステージとなっていた欧米のマニアがテープトレードなどでブラジルのバンドのデモを手に入れた際の驚きは想像がつきます。コレは私の想像ではあるのですが、インターネットがなかった時代はブラックメタルというものを始めてみようと思った際にVenomやMayhemといったビッグネームのLPを基本とした上で、足りない部分は想像に任せてどんどんと付け足していった結果キメラ的な音楽が爆誕 → 世界的にも強力なシーンを形成していったのではないかということ。Napalm Deathもブラックメタルと同じようなもんだろうとYou Suffer要素を取り入れたブラックメタルバンドがいたり、インターネット全盛のいまなら『いや、それ混ぜちゃダメでしょ!』っていうモノをブレンドしていくコトでオリジナリティが生まれ、上手く煮込んでいった結果ブラジルブラックメタルというブランドが生まれたのだと想像してしまいます。偉大なる勘違いをもとに『ぼくがかんがえたさいきょうのブラックメタル』が具現化していったのが当時の辺境地の音楽シーンだったのでしょう。 そんな誰もが最強のブラックメタルスタイルを模索していた時代、1本のデモテープを発表した後に歴史に名も刻めず解散していったバンドはいくらもいました。この度Voz Da Morteがそんなシーンの栄枯盛衰の裏側で埋もれていったバンドを墓場から掘り起こし、デモテープをまるっと世に出そうという素晴らしすぎるコンピレーションシリーズをスタートさせました!その名も"Tormenting the Forgotten Tombs"!前述のZINEオマケCDの増強補完版のようなものであり、ガレージロック界隈におけるPebblesやBack from the Graveといったオムニバスと同じ趣向のリリースだと考えられます。 今回のvol.1に収録されたのは以下の10バンド↓ CD 1: Tracks 1- 2 Necroterium - Demo (1988) Tracks 3- 5 Above Christ - Demo/Rehearsal 1990 (1990) Tracks 6- 11 The Side War - Darkness Invaders (1990) Tracks 12- 15 Sacrament - Demo tape 1992 Track 16 Molesty - Rehearsal in 1992 CD 2: Tracks 1- 2 Sephiroth - Rehearsal · 93 (1993) Tracks 3- 6 The True Alocer - Rehearsal Demo tape from 1994 Tracks 7- 8 Sombriale Divindae - Rehearsal 1997 Tracks 9- 11 Matrix - Night Eternal (1999) Tracks 12- 16 Ashema Deva - Demo tape 2003 しゅ、しゅごい!バンド名だけ見ても全くわからない!!!! プリミティブブラックからスラッシュメタルを基調にしたものまで、そして整合感あるものから音楽として成り立っているのか不安になるものまで幅広く収録されていますが、良作再発盤を多くリリースしてきたVoz〜オーナーのアンテナに狂いはなく、通して聴いても全く飽きの来ない素晴らしいコンピレーションになっています。 かいつまんでコメントしてみると… ●Above Christ ブラジル産 Behemothの前身となるバンドでとにかくロゴとアー写が素晴らしいバンド、後進バンドと同じくドゥームブラックを奏でているものの今回収録されているデモは音のバランスが声よりも弦楽器よりもドラムのタムにフィーチャーされていることに注目!一曲目なんて全てこのドラムの音に持ってかれてて声とかあまり聴こえません、ホント素晴らしい!! ●Molesty このバンドのインフォ見て一番興奮した!なんとNew York Against The Belzebuとのスプリット作がキョーレツだった全員女性デスメタルバンド・Purulenceのメンバー在籍!!!あのデタラメっぷりには当時そうとう喰らいましたが、まさか令和のこの年にPurulenceの名前を見るとは…!Voz〜から再発されているSacristiaというドゥームブラックバンドのメンバーも参加したプロジェクトバンドとのこと、こちらでも雑音極まりない遅い系ブラックを奏でております。GREAT!! ●Sephiroth こちらBestymator / Azoth / Difamatoのメンバーによるツインギター擁する五人組サイドプロジェクト、リハーサルトラックを収録。Sephirothとしてのデモは残してなかったものの、後にベルギーのZombi Danzがそのリハーサルテープを発掘しタイのブラックメタル画家 Sickness 666がクソヤバいジャケットをわざわざ提供して7ep化!そのレコードも今では高額で取引されていますが、それと同音源を収録してくれたのはとても嬉しい!!ファストなプリミティブブラックサウンドにヒステリックなボーカルが乗ってめちゃくちゃカッケーです! ●Ashema Deva 2000年台に入ってからのバンド、故に他バンドよりはるかにレベルの高いサウンドプロダクションです笑 ハッキリ言って私が期待するようなムチャクチャさはないのですが、普通にカッコいい硬質なドゥームデス/ブラックを披露!Crucificatorの元メンバー、Hangman氏によるプロジェクトのようです。 Disc 1はスラッシュメタルの影響を感じさせ、Disc 2はプリミティブブラック色が強い感じでしょうか。とにかくこんなバンドいたんだ!?という驚きと衝撃に満ちた最強コンピレーションなのは間違いございません!vol.2も早く出て欲しい!ブラジル行きたい!マジでサイコー!!!
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Deiphago - The Devil's Work (CD)
¥1,750
2025年に2度目の来日を果たしたコスタリカのベスチャルブラック/デスメタルバンド・Deiphago!彼らが18年に発表した100本限定デモテープが新規アートワークを纏いCD化再発!Obliteration Recordsからのリリース! Deiphagoの2度目の来日ツアー行きましたか?私は行けませんでした… 初来日時はドラマー不在でドラム打ち込み音源でのライヴ、今回はパスポートが盗難に遭いメンバーの到着が遅れる等、日本ツアーが絡むと途端に運が悪くなるDeiphagoですが、その2度のツアーにおいても最大限のサポートを行なっていたObliteration Recordsにはフルリスペクト!前回の来日の際にはシングル集をリリース、そして今回もまさか何か出るのか…?と期待していたら18年のデモ再発ときました!というのも2019年にHells Headbangersから発表した5thアルバム "I, the Devil"以降、リリースの音沙汰が無かった為 一時期『解散しちゃったのかしら…』とも思ってしまった在宅ファンの私。バンドのインスタをフォローして以来、世界各国において地獄の業火を燃やし続けていると知りホッとしたのはしたのですが、再発とはいえ久しぶりにリリースがあるのはとても嬉しかったです。 それも今回再発したのが18年にバンドが自主リリースした限定100本の激レア作品 "Demo 2018 - The Devil Is My Name"!!!前述の5thアルバムのプリプロということでの発表でしたが、オリジナルカセットのインナーにも"混沌とした録音内容はリリース予定のアルバムにはない、このデモのみの仕様である。ボーカルスタイルもアルバム本編と異なる"と書かれている様に、その後リリースされた"I, the Devil"よりもアグレッシブかつカオティックな音源でした。私、リリース当時にこのカセットをなんとか手に入れることができたので、正直言うと今回の再発はちょっと悔しかったのですが笑 オリジナルには収録されていなかった未発表曲を2曲追加した全5曲入りということでバンバンザイ! しかもこの再発にあたり、今までそのペンをもってイエス・キリストを何千回も血祭りにあげてきたデス/ブラックメタル界の画聖・Chris Moyen氏の書き下ろし画がジャケット!オリジナルカセットのジャケットはベースプレイヤーであるVoltaire 666氏による"I, the Devil"ジャケのラフ画で相当ヤバかったのですが(今CDのインナーにそのオリジナルジャケットも載ってます)、怪しさはそのままにChris Moyen氏によって刷新された今作のアートワークは本当に素晴らしい。イタリアの Blasphemous Art Productions がリリースしたLP盤はまた別のアートワークとなりますが、その3バージョンの中で個人的にはChris Moyen氏のこのジャケットが一番アルバムの内容を物語っているように思います。やっぱ視覚的効果も大切ですよねー さてさて そんなDemo 2018の内容はというと、コレがまたとんでもねーブラスト地獄!!666!!!ハイテンションかつハイスピードな演奏がLOWな質感で録音され、彼らの持つ原始性/野蛮性が十二分に引き出された激ヤバ作品です。今回追加収録された2曲も"I, the Devil"収録の別ver.で、その混沌具合はアルバム本編と次元が違う!うーん、凄い!今回改めてこの作品を聴いてみて思ったのは、BlasphemyなんかよりもブラジルのKrisiunなんかに強く影響を受けているのかなということ。Krisiunのデモ音源集 "Arise From Blackness"も上手いんだけど、もう何が何だかわからない混沌ノイズと化した傑作でしたので、ベクトル的にはDeiphagoと近いのではないかと思った次第であります。 やっぱDeiphagoは改めて素晴らしいバンドですね、なのでココはいち早く6thアルバムの発表をお願いしたい!!または91年/93年のデモテープの再発を…!!私、地獄の底まで追いかけさせて頂きます!
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V.A. - Cultural Transgression (2CD)
¥2,700
フランスの極悪ノイズレーベル・Antipatik Recordsより激ヤバコンピの登場!レーベル曰く "妥協なき" International Power Electronicsコンピレーション、15アーティスト 2枚組CD!限定200組です! ここから出ているなら間違い無いでしょ!と、安心して買えるレーベルっていいですね。特に私はノイズなんてあまりよくわかってないので汗 レーベル買いで色々掘っていって、知見を広げられればとても嬉しい。そういう点から私が信用を置いているノイズレーベルをあげるなら、まずアメリカのOXEN、ScatmotherのObsessive Fundamental Realism、同じくドイツ発の新興レーベル・Desolation Galaxies Recordsも素晴らしいリリースラインナップだと思います。イタリアはNorth Centralのメンバーが主宰しているDaddy's Entertainmentもヤバい、レーベル名からしてヤバい。そしてリリース頻度も多過ぎず少な過ぎないレーベルの方が追えますな、っていう点を気にするとUS老舗ノイズレーベル・Phage Tapesは除外されてしまうのですが笑 (リリース数が多過ぎて全部はチェックできない!汗 超強力リリース群が過ぎるのに!) そんな感じでノイズ作品の個人的なチェック、そしてレーベルとして入荷しているのですが、数多とあるアンダーグラウンドノイズレーベルの中でも私が多大な信頼を寄せているレーベルがフランスのAntipatik Recordsです。基本Pervertedなノイズ/パワエレ群をリリースしているのですが、Scatmother / Cervical Smear / Bizarre Uproarを7epでリリースするセンスには唸りましたし、the RITAの映像作品なんて飛び道具ながらも素晴らしいアイデアはなかなか浮かびませんぞ!また再発アイテムもMania / Bizarre Uproarによるスプリットの増強盤、S.T.A.B. Electronics / Chloroform Rapist / Unclean / Concrete Mascaraの4wayなど痒い所に手が届くキョーレツなリリースでした(2作品とも前身レーベルのリリースではありますが) そんなAntipatikリリースの中での私の1番のお気に入りはドイツのRotatとイスラエルのKadaverのコラボ作品ですね! と、まぁ毎度のごとく御託を並べておりますが、今回の本題はAntipatik企画によるパワエレコンピCD2枚組!熱い!熱すぎる!!レーベル曰く "罪深き音楽スタイルと呼ばれるPower Electronics現行15組が一堂に会した、妥協なきインターナショナルコンピレーション" (多少意訳) とのこと!!気になるそのラインナップとは…↓ DISC 1 1. DESGRANGES "The Fifth Night Of Seven" 2. VIGILANTISM "Monochrome Madness" 3. SALO SALON "Regime Of Truth" 4. UNCODIFIED "Collasso Annunc" 5. STRESS ORPHAN "The Lotus Eater" 6. HATE SERMON "Sacred Seed Stains The Pew" 7. OPULENT ADVERSARY "Ultradeath" 8. SARIN SNOW "Final Rain" DISC 2 1. S.T.A.B. ELECTRONICS "Soil Blot" 2. CONTORTUS "Object For Abuse" 3. DEPRAVAR "Postmortem Sadism" 4. M.I.A. "Reason For Insanity" 5. RECTAL NYLON "And Even After Death" 6. SODOMY FROM BEYOND "Crushing Of Your Will" 7. DEATH SHAPE "The Pain Holding In The Corpse Gaze" Antipatikからのリリースがあるユニットも多く参加してますが、南はメキシコ 北はロシアまで悪そうな名前がズラリ。そしてマスタリングはフィンランドの雄・UmpioのPentti Dassum氏によるものだというのだから間違いありません! 一言でパワエレを定義するならば『ノイズをバックにアジテーション』ということになるかと思いますが、パワエレの名の下に行う表現は十人十色。みんな違ってみんないい。そんなみすずismを持ってAntipatikがこのコンピを企画したかはわかりませんが、今作品が現在のパワエレシーン注目株をバッチリ押さえていることは間違いありません。個人的に名前がカッコ良すぎる!とシビれまくったアメリカのSARIN SNOW、7インチを一枚持っていますがそれとはまた趣が違うダークなインダストリアルトラックがヤバい!UKのベテラン・S.T.A.B. ELECTRONICSは言わずもがな、迫力あるアジテーションにガッツポーズ!前述のDesolation Galaxies Recordsからリリースされていたカセット作品がキョーレツだったメキシコのSodomy From Beyondにもそーとーヤラれますな!!フィンランドのContortus、他作品を聴いてちょっと苦手な印象を持っていたのですが今回の提供曲はすごく良かったなぁ〜 オムニバス作品は一時期に比べると下火な印象はありますが、センスある人がセンスよく並べたコンピはホントに面白い!しかもこういったニッチなジャンル縛りの中、各々が個性を出そうとスペシャルな楽曲を提供しているという点もオムニバスの利点ではないでしょうか。パワエレに興味ある方、WHITEHOUSEも良いけれど現行も聴こう!!サイコー!!
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Larry Lifeless - LIVE (cass)
¥1,800
KilslugやSeth PutnamとのAngry Hateでの活動で知られ、21年に急逝したUSスラッジパンクの帝王・Larry Lifelessの遺作カセット!カバーデザインはSSPのAntichrist Kramerによるものです! 21年9月18日、長年の健康問題がたたり63歳で死去したUSスラッジパンクの帝王・Larry Lifeless。79年にパンクバンド Sicknessを結成。ボストンからのFlipperへの回答とも評されたこのバンドの活動は短く、その後"Unsafe at Any Speed" / "This is Boston Not LA"といった名コンピレーションにも参加したThe Groinoids、そして彼のライフワークとなるKilslugとしての活動をスタート。The Groinoidsも彼の性格からか短命に終わるものの、Kilslugは幾度かのメンバーチェンジを挟みつつ86年に名門パンクレーベル Taang! Recordsから1st LP "Answer the Call"をリリース。アンダーグラウンドシーンにおいて、あまりにもドラッギーな印象を持つこのアルバムは高く評価され、カルト的な人気を集める。Larry氏が急逝するまでこのバンドの活動は継続するが、その他にもメタル/ハードロックに振り切ったUpsidedown Cross (MelvinsのBuzz Osborneが選ぶアルバムBEST 5内において、91年発表の1st アルバム "Upsidedown Cross"が『不快で完璧』との評価を得る)、Seth Putnamとのスラッジプロジェクト・Angry Hate (オハイオの電波系スラッジコア・Slothとのスプリットを2枚残す(死体カセットの中の人は最近そのスプリットLPを¥15000で落札 汗))、Sethも一時参加し同じくAnal CuntのメンバーでもあったJosh Martin擁するヘヴィースラッジパンク・Adolf Satanなどなど… ボストンの最下層で活発なバンド活動を行っていた。 なんと言ってもLarry Lifelessの最大の特徴はそのボーカルスタイル!酔っ払ってんのか薬で飛んじゃってるのか、ヘロヘロながらも締める時は力強く締める、独特な高音ボイスでしょう。呂律が回らないおばあちゃんの声にも聴こえる、しかしどこか不気味でアメリカ全体の暗部を表してるかのようなその存在感はスカムロックの帝王・G.G.Allinにも負けずとも劣らないキョーレツな印象を残します。個人的には闇に堕ちたDaniel Johnstonとも感じ、そのアウトサイダー感は作り物ではない!!しかし彼の関わるバンドは残した作品数が少なく、ここ日本にはほとんど入ってきてないのでは?アメリカのこれまたSeth Putnam関係のレコードを多く出しているLimited AppealからKilslug / Adolf Satan / The Groinoidsの編集盤が出されていましたが、入荷する国内のレーベルはありませんでした。 ってことは結局この人だれ?って話になるかと思うんですけど笑 とにかく私のパンクヒーローなんで居ても立っても居られず、今回Larry Lifelessの遺作である"Live"を入荷いたしました!リリース元はANTiSEENメンバーであるMalcom Tent氏主宰のTPOSから。そしてなんとカバーアートワークはIntolitarianや主宰レーベルであるSatanic Skinhead Propagandaでの悪名が高いAntichrist Kramer氏の手によるもの…!!サンクスリストにはGonkulatorやPsychoのCharlie Infection氏に向けて『この日は楽しかった!』的なことまで書かれてるんだから… こ、濃すぎる!! こちらのカセット、遺作とは書いたものの録音は2014年4月29日、レーベル主宰のMalcom Tent氏のモバイルレコーダーによるものです。Anal Cunt / Adolf SatanのJoshをドラムに、ベースはPaullieなる人物、そしてギターボーカルをLarry Lifeless氏が務めます。他バンドに比べ肩の力が抜けている演奏が収録されており、マサチューセッツのBARで録音されたとあることから身内のパーティーかなんかなのでしょうか。収録されている6曲もこのユニットの為の書き下ろしかと思われます。肩の力が抜けてるとは書きましたが、ここでもスカムスラッジロックが大暴発!ヘロヘロなギターの後ろをベースの反復リフがキープし、Josh氏の力強いドラミングが支えます。そして曲が進むに連れ盛り上がっていくLarry Lifelessの絶叫!!!たまらん!これがロックというものだ!…まあそれ故にLarry Lifeless氏がもう亡くなってしまったという喪失感も強いですね。ふざけてエレベーターから転落死したJosh氏もそうですが… とにかくKilslugファン必携!MelvinsやHarvey Milkとか聴く方も(人によっては)イケるかも?
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六根 / FPCD - split (CD)
¥1,650
東京・横浜を中心に活動するハードコアバンドFPCDと六根のスプリットCD。 約1年前から構想を始め、打ち合わせを重ね仲を深めながら制作を進めた。 それぞれvoフィーチャリング曲含む3曲ずつを収録。曲も歌詞も、異なれどどこか呼応しあう内容となっている。 レコーディング、ミックス、マスタリングは吉崎順さん(MEANING Gt.)に依頼。 ジャケット仕様、デザインはTJ(FPCD Ba.)により制作。フィジカルの形態であるからこそのアートワークを是非手に取って確かめて頂きたい。 ◼︎六根 ROCCON 2019年末より活動開始。 パワーバイオレンスやジャパニーズハードコアをベースにしたサウンドと、歌詞からイメージを膨らませた変則的な楽曲構成が特徴。また、Gt/VoとDrの2ピース編成ならではの緊張感と泥臭さのあるライブを追求している。 近年は海外ツアーを積極的に行い、活動の幅を広げている。 Tr.1 真贋 Tr.2 恐れ feat. KOHSUKE (FPCD) Tr.3 生まれ変わる ◼︎FPCD 2023年結成、"BEATDOWN PUNK"を掲げる4ピースバンド。 意表を突きつつ一層深くグルーヴに引き摺り込むような楽曲構成や、冷徹さと遊び心の絶妙なバランスが、他の誰とも異なる殺気を放つ。 その個性は研ぎ澄ました"今"であると同時に、メンバーがそれぞれのキャリアを通して唯一無二の音と空気感を確立してきたからこそ本質的に生まれるものだと感じられる。 これまで5作のデモ音源をサブスクリプションで発表。フィジカルでの音源リリースは今作が初となる。 (レーベルインフォより) 都内を中心に精力的な活動を続けるハードコアデュオ・六根と"BEATDOWN PUNK"を標榜する横浜発の4ピースバンド・FPCDの強力SPLIT作が重心レコードより登場!FPCDメンバーデザインの特殊パッケージ仕様! 重心レコードより今回もお声がけを頂き、六根の新作CDを今回もディストロさせていただきます(アップが遅くなり申し訳ございません...) 今まで三作の単独作をリリースしてきた六根ですが、今回は初のSPLIT作品!やはり六根のSPLIT相手を担うとなると凡百のバンドでは務まりません、今作のお相手は"BEATDOWN PUNK"なるオリジナルジャンルを背負う横浜の4ピースバンド・FPCD!関東のHCシーンを揺るがす若手二大バンドの超激アツSPLIT作品です! まずは六根!新ドラマー 逢坂氏加入後にUSツアーを敢行し、ツアー後に発表した"結んでひらく"においてもキョーレツな印象を聴く者に全力でぶつけてきた彼ら。その後もライヴを重ねることによりバンマス・荒井氏とのコンビネーションにも磨きをかけた六根が前作の出来を超えないはずがない!前作よりも明らかな進化を遂げたハイスピードかつ重厚なサウンドは言わずもがな、今作では荒井氏のボーカルがクリアに鼓膜に到達するという点が最も重要なポイントであると言えるでしょう。過去作を思い返してみても荒井氏がサウンドだけではなく歌詞にも重点を置いていることは伝わっていましたが、今作のエンジニアを担当したというMEANINGの吉崎順氏との相性はバツグンですな!どうしてもこういうジャンルだと歌詞を聴くのか音を聴くのかどちらかに集中しなくてはいけないケースが多いかと思いますが、今作は歌詞と音が渾然一体となって脳を揺さぶるナイスな仕様。凄くポジティブな意味で、犬神サーカス團の犬神凶子氏のあの力強いボーカリゼーションをハードコアのフィルターを通して聴いているような印象を持ちました。六根、マジでサイコーです! そしてお相手であるFPCDもとにかく凄い!私ってば勉強不足なもので、このCDを通じてこのFPCDと邂逅したわけですが、今作を聴く前に目に飛び込んできたBEATDOWN PUNKなる文字列にBEATDOWN HCじゃなくて??なんて思ったものの聴いてみて納得。こりゃBEATDOWN PUNKですわ!その名の通りビートダウンパートが特徴ではあるのですが、巷でよく聞く所謂BEATDOWN HCバンドのようなメタルメタルしたものではなくOld Schoolサウンドを基調としながらも全く新しい音を紡ぐ姿勢は唯一無二!バッチリTHUGな雰囲気はまといながらも、オラオラし過ぎない姿勢が非常にCOOLです。ライヴ観てみたいな~ そして今作のSPLIT盤の特徴としてあげることがあるとすれば、相手バンドのボーカルをフィーチャーした曲を各バンドが収録している点。それぞれがオリジナルな歌唱法を持っているものの、自身の個性を殺さずにバッチリ曲に調和されていることからお二人の実力がうかがえしれます。このfeat曲もライヴで観てみてーすなー!カンペキ!オススメ!!
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肉奴隷 - 無題 -通称 万博盤- (CD-R)
¥1,500
利権に塗れた某博覧会を徹底的に揶揄したジャケットが印象的な肉奴隷CD-R作品!24年12月のライヴ音源を収録、混沌暗黒ノイズグラインド! K-BONB氏が自身のレーベル Black SmokerよりCD-R作品を多数リリースし、音源フォーマットとしてのCD-Rの再評価に繋がったという話を聴いたことがあるのですが、現在 肉奴隷もその同じベクトル上で大変興味深い活動が出来ているのではないでしょうか。家内制手工業で生産されるCD-R作品の利点といえば、まずデジタルであること。コレにより非アナログ派への門戸が開かれますし、何よりもカセットよりも音が良い。そして少量ロットでの生産が可能なので、モノ自体の価値を高めるコトが可能というのもそのメリットだと言えるかと思います。もちろん制作費が安価であることが制作側にとって、また販売価格を抑えられるという点では購入者にとっても魅力的な部分になるでしょう。 最近の肉奴隷物販、岡田氏が日々作成しているCD-R作品が所狭しと並べられていてマジ圧巻!私は肉奴隷の闇バイト(ドラム)として、またアップが遅い販売担当として(いつもすみません!)ほぼ作品は聴かせてもらっているのですが、アレだけの作品が並べられていると一ファンとして購入欲求が高まりますなぁ。デジタル配信自体のいま、カセットブームも落ちつきCD媒体の音の良さが再評価されているように思いますが、今後また CD-Rでの作品発表というムーブメントがやってくるかもわかりません。その時は肉奴隷がブームの最前線で戦っていることでしょう笑 さて前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは24年12月21日に行われたライヴ音源を収録した作品です。ここ最近の肉奴隷ライヴ、ドラムがいる = 私FrozenPantyが参加しているという風に思っていただいてほぼ間違いないのですが、今作を聴いてみても録音日時を伺っても全く覚えがない。それもそのはず、24/12/21に西荻窪 PitBarで行われたMestieri/VxNx共同企画には私は不参加!引っ越しで!今作でドラムを担当されているのは、ノンクレジットですがDxIxEのSEK weight evilevator氏とのこと。確かに聴いてて私ってこんだけ強くスネア叩けてたかしらって思ってたのよね…汗 とにかく今作では、90年代の黄金期を経験した真正グラインダーお二人による混沌ノイズグラインドがヤバいコトになっております!!! 聴いてまず思ったのは、岡田氏の敬愛する7 minutes of nauseaのオマージュ作品ではないかということ。25分強に及ぶライヴトラックなのですが、即興演奏でありながらとにかく構成が絶妙。肉奴隷のトレードマークであるマイクから発せられるハウリングノイズと岡田氏の咆哮、それらが全編を覆う極悪ノイズ地獄なのは他作品とも同様ですが、ショートカットドラムが鳴り止んだ多少の間が物凄く良い!ショートカットグラインド作品の小休止としても機能するその間があることで、ウワモノであるノイズも存在感を増していてホントグレート!思わず岡田氏に『コレ、後で音足したり編集とかしてます?』と聴いてしまったぐらいには全体の流れの絶妙具合に私驚いちゃいました。いやー、凄い!ホンモノが鳴らす音楽って感じ!こりゃノイズグラインドフリークを自負するなら聴かなきゃウソですぞ〜
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Yakisoba / Horornisdiphonevalley - The Shape Of Our Death (CD)
¥1,540
スペイン / 日本 独りグラインドコア大激突!しかしワンマンバンドなれど、中の人でバンドの個性が出るのはもちろんのこと。両者全く違うアプローチでキョーレツです!名盤! 24年6月のリリースを今更ご紹介する訳ですが…汗 このCD、個人的には去年のリリースの中でも珠玉の輝きを持つ素晴らしいグラインドコア作品だと思います! Permanent HeadacheやDuodenal Ulcer Fermentationなど、数多くのワンマンバンドでその才能を遺憾無く発揮するスペインのグラインドコア職人・Michele Labratti氏のYakisoba!そして自身のレーベル・Esagoya RecordsでそのMichele氏の作品を数多く取り扱うJAPAN氏によるカオティックマスグラインドコア・Horornisdiphonevalley!長年の付き合いがあるというこの両者の友情スプリットがついに実現!日本盤はもちろんEsagoya Recordsから、アメリカ流通は燻し銀グラインドコアレーベル Acid Redux Productions、そしてヨーロッパ盤をこれまたド渋いグラインドコアレーベル・Hecatombe Recordsが担当するトリプルネームのリリースです。 まずはYakisoba!他の国はどうなのかわかりませんが、我々日本人は『ゴアグラインドバンドのYakisoba』と言われると頭が混乱しますわね笑 正直、最初にデモが出た時にはネタモノバンドでそんな長く続かないでしょーなんて思っていたけど、まさかそれから7年近く活動しているとは… 舐めちゃってすみません!バンド名のその奇妙な響きは頭に残りますが、ゴアグラインドマニアの皆さんがもうチェックしている通り、コレがまたサイコーなOldschool Gore Grind!!Regurgitateはもちろん、死体カセットからリリースもあったJapaneseワンマンゴアグラインダー・Oniku (このYakisobaという名前、私はMichele氏がOnikuリスペクトでこの名前にしたのではと推理してます)、そしてそのOnikuも参加した名コンピ "A Symphony Of Death Rattles"収録バンドが好きな方には間違いない!LDOH辺りからゴアグラインド界隈はスピードとノイズ感に走ってしまった感がありますが、元はと言えば先にあげたバンドが持つキャッチーな曲展開もゴアグラインドの魅力だったかと思っています。そんな初期ゴアグラインドの魅力を十分に表現したYakisobaの楽曲は今後のリリースもすごく期待できますな! そして続いては日本のHorornisdiphonevalley!Yakisobaとは全く毛色の違うグラインドコアを奏でており、あえて形容するならカオティック、そしてマスコア的な複雑さを持つバンドなのかなーと思います。今作ではいやーな感じのSEから始まり笑、カオティックグラインドが大爆発!!絶叫Vo/グロウルを使い分け、さながらDIYツインボーカル体制な展開がまた熱い!ところどころからBREAKCOREレーベルであるMurder Channelがリリースした大傑作、東京のマシングラインダー deathcountの"Worldy Desires"を思い出しました。ライヴがまだ未見なので是非見てみたい!こういった楽曲をひとりでどうやって捌くのか… 興味深いぜ! とにかくこのスプリットめちゃくちゃ良い!グラインドが好きって自負があるなら持っといて損はない作品、オススメです!
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scum - Like Tears In Rain (CD)
¥1,800
自身では5枚目となるフルレングスアルバム"Like Tears In Rain"が米国ロスアンゼルスに拠点を置く、OXEN Recordsよりリリース! 自分のレビューを書くのは苦手なのですが、頑張ってみます…苦笑 まずタイトルの"Like Tears In Rain"でピンときた方はもう親友になれます。 このタイトル、SF映画の金字塔"ブレードランナー"のルトガー・ハウアーが映画の最後に言う名セリフなんです。 (ちなみに僕とOXENの首謀者で盟友のMatt Purseは二人ともこの映画が大好き!) そのタイトルの通り、ブレードランナー的な近未来を意識した作品になります。 ・・・と言うと、非常に小っ恥ずかしいですが、フィリップ・K・ディックやハーラン・エリスン、リチャード・マシスンにはたまたピンチョンまで自分が好きな作家から多大に影響を受けた自身の人生のアウトプットとしては総決算と言っても良い内容となっております。 タイトルトラックである1曲目、大雨のフィールドレコーディング・テープやシンセサイザーの多重録音から幕を開け、続く内容はカットアップ、シンセサイザーのみによるノイズやドローン、アンビエントまで飲み込んだ内容です。 全5曲と少ないトラック数ですが、自信を持ってお届け出来ると思います。 眠れない夜中、小説を手に取るように聴いて欲しいアルバムです。 アートワークを手掛けたのは、今度公開されるアイルランド版トレインスポッティングとも言われる映画『KNEECAP/ニーキャップ』でもアートを手掛けたアイルランドの前衛芸術家、"St Diabhal"によるもの。 また、マスタリングはGnawedのノイズ名義で広く知られ、数多くの米国ノイズのマスタリングを手掛けてきた敏腕エンジニア"Grant Richardson"、彼のマスタリングスキルのおかげで生々しさが一層加わっています! また、英語ではありますが、"Government Alpha"吉田氏と"LIKE WEEDS/FACIALMESS"のKenny氏によるライナーノーツも収録されています。 ぜひ、この機会によろしくお願いいたします!!! (scum セルフレビュー:SLUG tapes HPより) scum 渾身の5th アルバムがアメリカはLAの良質レーベル・OXENよりリリース!動的な作品の多いscumですが、今作はズバリ『静』で尚且つやかましいという傑作! 今や90年代ジャパノイズ レジェンド達とも肩を並べるほどの実力、及び世界的な知名度を身につけたscum!近年ではオーストラリアの名門ノイズレーベル・Cyiher ProductionsからのLP作品、そして今年25年に入ってからはこれまたドイツの危なっかしい老舗ノイズレーベル・L-Whiteからもアルバムをリリースするなど日本のノイズシーンの中でも積極的にリリースを重ねる彼。私個人としても付き合いが長く、私の所属するバンド AVAでもその類稀なる才能を無駄遣いさせてもらっているのですが、そんなノリにノッているscumの最新作タイトルを知って驚いた!Like Tears In Rain!?なんか正直言うと"らしくない"タイトルだなぁと思っていたら、Brade Runnerの劇中台詞からの引用でした。それを考えると映画マニアの彼らしいし、雨の中を歩く異形の生物がフィーチャーされたアートワークも納得。そして今作はそのタイトル、またアートワークを引き合いにした非常にコンセプチュアルな作品になっているかと思います。 冒頭にscumによるセルフレビューを載せているので私がとやかく書くのも蛇足かとは思いますが、scumの過去作を振り返ると破壊衝動に身を任せるかのアグレッシブな作品が多かったかと思います。ただ今作は『シンセサイザーのみによるノイズやドローン、アンビエントまで飲み込んだ内容』と作家自身が言うように、他作品に比べ静的な要素、もっと言ってしまえば感傷的な作品に仕上がっているように感じました。しかしそれがまた良い!作品全編を通してのカラーは統一されているものの、似たり寄ったりな楽曲の寄せ集めというわけではなく、25年現在のscumが持つ技術およびセンスが遺憾なく発揮された傑作だと断言できる作品だと言って良いでしょう。個人的に友人であるとかバンドメンバーであるとかは置いといて、最近のノイズ作品で面白いの何かあるー?と訊かれたらこの作品を推したいと思います!オススメ!!
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Serial Experiments - Freshly Baked Ritual (7ep)
¥1,650
23年結成 ツインVo・ダブルベースにギター、ドラム、果てはデザイナーまでメンバーに名を連ねる東京発ニューカマーの困ったデビュー作品!グラインドコア?パワーヴァイオレンス?とにかく激速HCを奏でるヤケクソ集団の全貌が詰め込まれた全10曲入り! ゲバ棒、polynesiankid、ALP$BOYSなどのメンバーが寄り集まり結成したという大所帯バンドのデビュー作!某棒のメンバーとは今年に入ってから花見をしたりBBQをしたりと遊びまくってるんですが、その際にも色々と今作に関しては聴いておりまして相当気合の入った作品だと言っていたのが印象的でした。そして発売に際して当レーベルでも取り扱いを打診いただき快諾したのですが... おおぉ、なんじゃコレ!?とにかく速い!とにかくうるさい!とにかく短い!と、『僕が考えた最強のHC』と中学生がジャンプ放送局に投稿したようなとんでもない音源でビックリいたしました...!! 個人的には、"そのバンドが所属するジャンル名を背負うこと" = つまりはジャンルの垣根の中でルールに則りヤバい音を出しているバンドにグッと来たり、または"今まで全くなかった音楽"を奏でるバンドがカッコいいという基準のもと音楽を聴いているつもりですが、このSerial Experimentsに関しては前述したとおり『とにかくオレがカッコいいと思う要素を全部詰め込んだサイキョーのバンド』という、案外それに挑戦する輩が今までいなかったので初めてレコードに針を落とした時は正直面くらいました笑 ツインボーカル = カッコいい、ダブルベース = カッコいい、とにかくやかましい = 正解、とにかく速い = 正解、とにかく短い = 正解、と私も思うので構成要素としては全く間違っていないのですが、このマシマシ感...!!例えるなら野菜モリモリの二郎系ラーメンにトンカツ(美味いから)を乗せて、NIKEの別注モデルのドンブリ(カッコいいから)に盛り付けました!みたいな感じでしょうか?何言ってるかわかりませんが汗 しかし、音としてちゃんとまとまっているから重ねてビックリしてしまいます。 Fastcoreにしちゃー重すぎる、Power Violenceにしてはストレートすぎる、Grindcoreかと言われればそうではなく、メタル要素は皆無。ただヤケクソで無茶苦茶速くてうるさいハードコアが詰め込まれた7インチレコードであることは間違いない!! HC好きなメンバーが7人集まって練りあげられた極上のSHORT/FAST/LOUDミュージックがぎっしり10曲収録されています。無理矢理に〇〇っぽいと書いておくならば、『速さとうるささを1.5倍速にしたYouth Enrage』と言っておきましょうか。ライヴ活動はまだ始めたばかりとのことですが、大所帯でこの音を生で見れたら盛り上がらないはずはないでしょう!! とにかくマンガみたいなSHORT/FAST/LOUDミュージックが詰め込まれた怪盤!速くてうるさい音楽が好きな人は買って損なし、スピーカーから出てくる音にブン殴られてください!!
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The Malcolm Tent Power Duo - Sonic Sauna (CD-R)
¥1,500
80年代からBB GunやBunny BrainといったバンドでUSアンダーグラウンドシーンで暗躍し、現在はANTiSEENのメンバーでもあるMalcom Tent氏と、同じくANTiSEENのギタリスト・Mad Brother Ward氏による『フィードバックノイズオンリーアルバム』!No Rock'n'Roll!!Malcom Tent氏主宰のTPOSからのリリース! この度、Malcom Tent氏主宰のTPOSからドドドーっと大量入荷!日本への流通が安定していないコトから、TPOSと聴いてもピンと来る方は多くはないかと思いますが、有名なものではUS Cult Black Metal・Profanaticaのライヴ盤や、King of USど変態パンクロック・GG Allinの諸作品、そして主宰であるMalcom Tent氏がリーダーを務めるBunny BrainやBB Gunといった数々の名盤から珍盤まで、80年代より夥しい数のリリースを排出する変態ど地下音楽レーベルです。まずProfanaticaとGGがカタログ上 肩を並べているという時点で嬉ション、及び脱糞級の衝撃ですが、それに加えてTent氏が長年親しくしてきたANTiSEENにベースプレイヤーとして加入し、今後ANTiSEEN関連の作品も多くリリースされる予定とのこと。いやー、とんでもねーレーベルですなぁ〜 そんなTPOSから、今回ご紹介するのはThe Malcolm Tent Power Duoの2作目の作品 "Sonic Sauna"でございます。その名の通りTent氏の個人プロジェクトでありながら、氏がパワーを感じるミュージシャンをゲストに2人編成での作品をリリースするといった内容で、今までに3作の作品を発表しています。そしてその相方が毎回すごい!!第一弾は87年にあのDevo(!?)に加入したDavid Kendrick氏と!第二弾(今作)はANTi SEENのギタリストMad Brother Ward氏!第三弾は5インチLathe Cut盤でProfanatica / HavohejのPaul Ledney氏と!!毎度相方がイカつい!!そして多くのバンドを率いるTent氏の引き出しの多さから、第一弾はNew Wave / Punkな内容、第三弾は極悪Sludge / Black Metalな音が収録されており、豪華なゲストと次はどんな内容で来るかが全くわからない非常に興味深いセッションバンドです。 さて今回ご紹介する第二弾、ANTiSEENでも一緒にプレイするMad Brother Ward氏とのセッション内容はというと… ギター / ベースフィードバック音オンリーな60分!!!!!サイコー!!!!レーベルのインフォにおいても"CAUTION: there is no rock and roll on this cassette"と記載されており、狂惡スカムロッケンローの権威・ANTiSEENメンバーがお送りする否ロック作品であります!正直言って音を聴かなくてもその設定だけでご飯を3杯はイケるサイコー具合なのですが、今作をステレオに投入したところ、ご飯三杯どころか10杯 釜ごとイケる超絶悶絶作品でございました!言ってみればストーナーロック、デザートロックの諸作品における出だしのフィードバック音を才能ある2人が60分の内容に純粋培養した作品ということになるのですが、正直フィードバック音だけで1時間聴ける作品に仕上げられるのはやはりそのセンスの賜物だと思います。凡百のハーシュノイズ作家がエフェクターを何個か踏んで1時間垂れ流しているだけの作品とは違い、慎重にスタジオ内で作業するふたりの姿が目に浮かび、時折りギターノイズとベースノイズのレイヤーがピッタリと重なる部分なんかは思わず拳を突き上げてしまいます。私、音楽に対してそういうモノは一切求めていないのですが、柄にもなく『美しい』とさえ思ってしまいました。 この作品をホント簡単に言ってしまうとギターとベースのフィードバックノイズが60分、以上!ということになってしまいますが、やはりそれを作品として出せる両者のスキルには脱帽!MelvinsやBorisの実験的アルバムや、ドローンノイズ愛好家にも是非チェックしていただきたい作品です!オススメ!!!!!
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Death Squad - Hallucinatory (cass)
¥1,800
コレは凄い!1990年リリース、シンガポール最暗部デスメタル Death Squadの唯一デモがプロコピー仕様で再発!情報が少ないのですがメンバー写真を見る限り15〜6歳??モッコモッコでバッキバキな雑音メタル!Funeralight Recordsからのリリース! またもやってくれました、Funeralight Records!ex.Demisor / 現DamokisのBobさんがシンガポール、マレーシアの90's Obscure Black/Death Metalのデモテープを発掘し続けるその手のマニアにとっては神様みたいなレーベルですが、この度再発の運びとなったバンドはシンガポールのDeath Squad!! が、とにかく情報がない!90〜91年に活動し どうも92年に Pandemoniumとバンド名を改名して活動していたとのことですが、この後継バンドは何も作品を残さずに消滅してしまった模様。Jai (Ba) / Mimi (Dr) / Syldi (Gu) / Din (Vo)の4人組、この再発カセットにもメンバー写真が載っているんですが… 子供??どう見ても15歳くらいにしか見えない!詳しくはわからないのですが、明らかに10代のシンガポリアンティーンによって結成されたバンドであるようです。また先述の通り単独作はこの90年のデモテープのみ、他には日本のTransgressorも参加したオムニバステープ "Dungeon (Vol. 1) / Process Of Internal Torment - 1991"に参加しています。こちらの音源にはライヴテイクを一曲提供しているのですが、そこに(The First Singapore Death/Grind/HC Festival - 02.06.91, Marina Village, Singapore)とあるように、シンガポールで初めて行われたいわゆるExtreme Musicのフェスに出演した際のテイクであるとのこと。90年当時ですので今時分のフェスのように大規模なモノではないことはわかるのですが、シンガポールデスメタル第一世代として他バンドと共に短いながらも積極的に活動していたバンドのようです。 で、肝心な内容ですが… 音が悪い!悪過ぎる!!悪過ぎて私のようなノイズメタル大好きっ子は大興奮!!!恐らく当時出回ったオリジナルテープをマスターにして今回の再発に漕ぎ着けているはずですが、経年劣化か元々そうだったのか低音が前に出まくっていてなかなかカオスなミックスになっております。悲しげなリフが鳴り響くイントロや牧歌的なインストパートを含み、激しさだけではなくメロウな部分も押し出そうとバンドなりに色々と挑戦しているのが伺えるし、何より録音状況が悪いだけで演奏は崩壊しておらず!グルーヴメタルの先取りなのか、キャッチーなベースサウンドで進行する曲があったりととても面白いです。個人的にはボーカルの歌の乗せ方が凄くセンスいいなーと。リバーブのエフェクトを使いつつ、良いところに入り込んでくるデスボイスが最高にCOOL!が、しかしとにかく音が悪い!ドラムがとにかく聴こえない!笑 やたらデカいベースがど真ん中に居座り、上物的にギターノイズがチラッと聞こえるカオスな鳴りが私の腐った鼓膜を心地よく刺激してくれます!音が悪いというフィルターを通せばノイズグラインド/デスコアメタル枠で語ってもいい気がする激ヤバ音源、オススメです!
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肉奴隷 / FENIAN - split (cass)
¥1,200
弊レーベルSLUG TAPESより新作がリリース! 記念すべきレーベルの10作目は、日本が誇るノイズグラインドコアバンド"肉奴隷"と、アメリカはロスアンゼルスよりOXEN Recordsを運営するMatt PurseによるUnsustainable Social Conditionとは別名義となるハーシュノイズソロユニット"FENIAN"のスプリットになります! まずA面を飾る肉奴隷はタイトルが"HEVEN"と"HELL"を掛け合わせた造語になり、ひたすらフィードバックするマイクとディレイが掛かった岡田氏のノイズボーカルが混在した地獄(聴く人によっては涅槃に到達するかも)のような15分が繰り広げられます! とにかく岡田氏のボーカルがカッコ良い!! これは肉奴隷信者を裏切らないマストバイなトラックであります! B面を飾るのは"FENIAN"、果たしてUnsustainable Social Conditionとは何が違うのだろうと思ったけどトラックを聴いて納得。。。 ウォールオブハーシュの中に細かいパンが振られてあったり、細かいエフェクト操作が組み込まれていてUnsustainable Social Conditionの突っ切ったノイズよりも非常に内省的な、しかし時に爆発的なハーシュノイズであったりとMatt Purseというノイズフリーク(OXEN Recordsのカタログを見れば納得の一言)の人柄が見え隠れする素晴らしいトラックが2曲収録されています。 今回は宅録ではなくプロコピーで100本限定の販売となります! 最後に素晴らしいアートワークを手掛けてくれたウッチー aka FrozenPanty氏に感謝の言葉を述べてこの文章を締め括りたいと思います。 海外からのオーダーも予想以上に来ているので、ゲット出来る方は今のうちに! ※今回はアーティストの意向によりBandcampでのダウンロード販売は致しません。何卒ご了承下さい。 (レーベルインフォより) scum主宰 SLUG TAPESからのリリース!ご存じ肉奴隷、このテイクでは岡田氏単体によるデスパワエレ音源を収録。お相手は米ハーシュノイズ・Unsustainable Social Conditionの別ユニット、FENIANのこちらも凶悪ノイズ!アートワークはFrozenPantyです *とっくに入荷していたのですがなんやかんやとここまで引っ張ってしまいました… 関係各位申し訳ないです… さて、先のレーベルインフォにある通り、scum主宰のSLUG TAPESがお送りする記念すべきリリース10作目はノイズグラインド日本代表・肉奴隷とアメリカの良質ハーシュノイズレーベルの首領、そしてダイハードな肉奴隷ファンとしても知られるMatt Purse氏のハーシュノイズユニット FENIANによるスプリットカセットです!今や世界各国からリリースオファーで引っ張りだこのscum(何故か極悪なレーベルからのオファーが多い笑)にとっても、シーンの中で最も親交が深い両者をレーベル10作目にぶつけるというナイスリリースでございます。アートワークはレーベルオーナーよりご指名を受けまして不肖わたくし、FrozenPantyが担当させてもらいました。こういう時に声をかけてもらえるのは嬉しいっすね〜、ありがとうございました! 先ずは肉奴隷、マイクから発せられる高音ヒスノイズに鼓膜を痛めつけられながら聴き進めていくと、そこからは岡田氏のターン!エフェクトで極悪に歪んだデスボイスによるキョーレツなアジテーションの嵐!嵐!嵐!近年では大作志向な作品が多い肉奴隷ですが、この15分の作品は極めてシンプルながらも、岡田氏の数多い手数の中から最も得意とするテクニックを使って制作した非常にわかりやすい『肉奴隷』音源と言えるでしょう。またドラムレスなノイズ作品とはなりますが、根底から響いてくるのは岡田氏のグラインド魂!氏の敬愛する7 minutes of nauseaの音楽スタイルを発展させたモノのようにも感じられます。GREAT!! さてお次はFENIAN!レーベルインフォと被りますが、Matt氏の本ユニットであるUnsustainable Social Conditionとどの様に差別化を図るかというところが私も気になっていました。しかし聴いてみて納得、なるほどこう来ますか!のっけから重厚感のあるハーシュに圧倒されますが、ベースは分厚いハーシュの壁なれど曲が進行するに連れ細かな表情の変化が見られ決して飽きさせません。またこのユニットの特徴としてはスピード感、先述の通り細かにエフェクトをかけることで曲自体に速度が備わり、終始 粗野で野蛮で下劣(褒)なハーシュノイズがテンション下がることなく鳴り響きます。Matt、さすがっすー!USC楽曲の中に"Ritual Okada"というタイトルのモノもあり、彼の自宅には肉奴隷 "Chain of Evil Dead"のデカデカとしたポスターを飾っているMattにとっても記念碑的な作品になったのではないでしょうか。OXENから肉奴隷作品出してくんないかなぁ〜?笑 つーかコレ、内容いいんでVinylで再発してくれませんかscumさん?笑 オススメです!!
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Cystgurgle / Hit-Run Drivers / Metrorrhagia / Pyosis - Driving Through Pyosisified Pools Of Diarrhea, Cysts, And Sebum (CD)
¥2,200
タイ/アメリカ/カナダから集結した汚物ビシャビシャ系ゴアゴアグラインドの4way split CD!タイトルがとにかく長ぇ! つーことでタイ産 人力ゴアノイズ・Cystgurgleの大名作セカンドアルバムをリリースしたSick Records、そしてイタリアンゴアグラインドマフィア・Golem of Goreの2枚組 編集盤をリリースしたAbominable Recordsがタッグを組みこれまたとんでもない汚物塗れのCDを発表しました!残忍非道な汚物ゴアグラインド 4way split!!オリジナルはこれまたHarsh NoiseからGore Grind / Gore Noiseまでなんでもござれなアメリカの雑音レーベル・Breathing Problem Productionsからカセットでリリースされていた物。収録バンドは以下の通りです↓ Cystgurgle タイ産人力ゴアノイズ最高峰 Hit-Run Drivers アメリカはメイン州のワンマンゴアグラインド Metrorrhagia アメリカはテキサス州オースティンのワンマンゴアグラインド Pyosis カナダのワンマンゴアグラインド 北米地域から3バンド、そしてタイからはCystgurgleが参加しての計4組!人選がド渋くてサイコーですなぁ〜 それでは内容をば。 まずはタイのCystgurgle!はい!優勝ぉ〜!!!解散ぅ〜!!!この音源に収録されているCystgurgleはホントに凄まじいです!!スネアの音を極端に上げているのか、はたまた空き缶でも叩いているのか、兎にも角にもブラストのガチャガチャ感がたまんねーす!それでいて他の演奏は通常運転なのですから明らかに確信犯、スカムミュージック的なノリをぶち込んできたのでしょう。オムニバス作品でお遊びをかましてくるのはサービス満天!いや、10000000000点差し上げます!! 次いでHit-Run Drivers、いわゆるMince GoreなスタイルでGerman Goreなモッシュ感はないもののAgathoclesを祖としたモッサリゴアグラインドを披露してくます。19年から活動を開始、Ulcerated Offalという露/米の遠距離2piece Gore Grind(しかもGt/Voは女性!)を率いるChadなる人物によるこのユニットですが、霧がかかったよつなボイスエフェクトをかけてホラー感を演出したりとなかなか面白い。ドラムも人力かな?放課後グラインドタイムともカセットを出していたりと、他音源もチェックすべし! そしてMetrorrhagia、ここで一気に音量が下がります笑 レーベルはちゃんと編集してくれよー!!笑 このテキサスのワンマンゴアグラインダーは以前にブラジルのOld Grindered Daysからリリースされたディスコグラフィーを当レーベルでも扱っていました。このバンドが一番直線的な音を出すというか、高速プログラミングドラム+鳴りっぱなしギターが特徴のダーティーなゴアグラインドを披露!偉そうなこといいますが、及第点には届くものの他のバンドの個性が溢れてるこのコンピにおいては普通かな、と。がんばれ!Metrorrhagia!! ラストを飾るはカナダのPyosis、14年結成とそこそこの活動歴はあるものの、こういったワンマンゴアグラインドバンドにしてはリリースがあまりないです。17年に出した作品から、今作がリリースされる22年まで特に作品を発表しておらずその後も音沙汰がないので既に解散済みのバンドなのかもしれません。こちらスタイルはというと"Grindcore Forever - Misogyny Never"という曲名からも分かる通りMince Goreの体裁をとりながら、デスグラインド とりわけMorticianからの影響が非常に大きいように感じられます。つーことはサイコーってこと!そして何をとち狂ったかMK Ultraのカバーまで披露!!まとまってリリース聴いてみたいなー、モッサリデスグラインドがステキなバンドです! そんな感じな4way split!深みを感じたいゴア野郎は必聴です!
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Blindness - Everything Has A Life Has An End (CD)
¥1,430
ZEIT(R.I.P)やHOBOSなどで活動するヴェネチアンハードコアの重鎮がグラインドコアの旗の下に集結したニューバンドBLINDNESSの1stアルバム。 キーパーソンでるCescoがコロナ禍&ZEITの活休を経てスタートしたいくつかのプロジェクトの一つで、本人曰くレコーディングがかなりうまくいき、さらに「良い曲を書くより困難」とされるメンバー集めもすんなり進み、現在は彼らのパーマネントな活動の一つになったとのこと。デモをすっ飛ばしていきなりこのクオリティのフルレングスをアウトプットできるあたり、彼らの音楽レベルの高さがうかがえるところです。 そのサウンドはSlaughter Of The Soul以降のメロデスリフと洗練されたブラストを擁し、彼らのこれまでのキャリアとは別の地平をゆくエクストリームミュージックに昇華された楽曲を収録。この度リリースの提案を貰った時は、ウチのリリースの基準から考えるとちょっとメロデスに寄りすぎかなとも思いましたが、その考えを真っ向から粉砕したのはこのキラーリフの嵐で、何しろ11曲25分の中にこれでもかと詰め込まれたリフがとにかくキャッチ―でカッコいい。 グラインド寄りの視点で大まかにカテゴライズすると「EU型デスグラインド」。なれど現行のメロデスを掘りまくってる人や、何か間違ったらオーバーグラウンドの"メタラー"にもガッチリブッ刺さるような、聴く人を選ばないキャッチ―さと楽曲の"華"を体感すべし。 (レーベルインフォより) メロデス meets グラインドコア!?イタリアはベニスのメタル/HC猛者が集結し、コロナ禍に結成されたBlindnessのファーストアルバム!CD版は日本のESAGOYA Recordsからのリリース! 今回ご紹介するのは痒いところに手が届くリリースでお馴染み、ESAGOYA Recordsの23年リリース!私が主宰する死体カセットはなんか色々出してますけど一応『グラインドコアレーベル』と個人的には定義しているのですが、グラインドコアを取り扱うという点ではウチと一緒のはずなのに毎度毎度ESAGOYA Recordsのリリース / ディストロのチョイスにはそんなバンドいたの!?と驚かされるモノがあります。今回ESAGOYAのご好意で色々とトレードして頂いたのですが、その中でもこりゃーすごい!と個人的に思ったのがイタリアはベニスのBlindness! レーベルのインフォにもあるようにZEITのCesco氏を中心にコロナ禍に結成されたグラインドコアバンドで、所属メンバーが関わるバンドを挙げてみますとHobos / Outsider / Charlie Brown / Dødehender / SeinなどなどHCからBlack Metal、そしてThrash Metalまで様々なシーンで活動している猛者が集結したバンドのようです。そしてインフォにもある通り、このBlindnessなるバンドの奏でる爆音はメロデスリフとグラインドコアの融合というのだからガゼン興味も沸くというもんです!!! 聴いてみてナルホド、確かにキャッチーなリフの嵐ですわ!聴く前はMortalizedみたいなスタイルを想像していたのですが、いい意味で裏切られましたね!全力でぶん殴るようなグラインドコアのジャンルにおいて、メロディアス且つキャッチーなリフはご法度というか ウナギと梅干並みに食い合わせの悪いもののように感じていましたがコレはガツンとくる奴だ!!Nasum以降のNewschoolなグラインドコアをベースに弾きまくり奏でまくりなギターリフが終始まとわりつくのですが、それが全く嫌味ではなくちゃんとグラインコアの持ち味であるヤケクソ感を保っている点が超COOL!そしてギターの感触はメロデスをあまり通っていない私(汗)にとっては、オリエンタルな匂いを振りまくThrashin’ Power Metal GOD・Artirellyの激名作 "B.A.C.K."を思い出させました。確かにデモをすっ飛ばしてこんなオモシロ作品を出してきちゃうのはこのバンド マジで凄すぎる...!Nasum以降の欧州Grindcore大好きッコの他には、札幌の超ド級変態メロディックHC(褒)・wolfgang japantourをFavoriteに挙げる方に是非聴いていただきたい!こりゃーいい作品ですぞ、オススメです!!!
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経血 - 令和聖母 (8cm CD)
¥1,100
祝・結成10周年!昭和HCパンクサウンドを令和にアップデートし続ける茨城の経血 初の8cmシングル!短冊CDといえばこちら、hello from the gutterからのリリース! 経血10年駆け抜けましたなぁ!素晴らしい!経血と言えば私が前にやっていたバンドでツーマンを2度、そしてVoのまりちゃんとは公私共に遊びまくってるんですが10年かぁ… 早いモノですな。まりちゃんと初めて話したのが2018年の11月、国分寺のMorganaでエンカウントしはじめましての挨拶もそこそこに『ウッチーさん、離婚されたんですか?』だったなぁ… ジャケのネタにギャル雑誌のeggの古本を送ってもらったりしたなぁ… そんなアタシが私生活でゴタゴタしている間にも、ジャンルの垣根を越えシーンの最先端で大活躍していた経血!今後の大活躍を期待しております!! スプリットや企画リリースを抜かすと、経血の単独作品はドラムのツトムくんが運営する最強日本パンクレーベルである悲観レーベルからのリリースで統一されていましたが、結成10周年を祝した今回の8cm CDは最狂パンクレーベルであるhello from the gutterからのリリース!レーベルの松田氏が経血大好きッコなのも知っていましたし、バンドとの繋がりが薄いとも思っていませんでしたが個人的にはこの組み合わせは驚きました!しかし浜崎あゆみの"A BEST"や椎名林檎の"勝訴ストリップ"を今までにオマージュしてきた経血が、パンクシーンに8cm CDという文化を持ち込んだ(そしてまんまとウチもその文化に乗っかろうとしているのですが汗)hello from the gutterという組み合わせはナイスなマッチングだなぁとジャケを眺めたり繰り返す聴くたびに込み上げてきますな。 さて今作で経血が披露するのは"uny"と"表現の自由"の2曲!のっけからuny イントロの感情を揺さぶるギターリフに持っていかれますが、カラッカラに乾いてささくれだったジャパニーズハードコアパンクサウンドがホント最高です!まりちゃんのボーカルスタイルも淡々と歌うスタイル、がなり声、少し語り調な部分とボーカリストとしての力量を存分に発揮しており、またライヴで見せるあの堂々とした存在感が録音作品にも十二分に溢れてるコトに彼女の才能を感じました。 また"uny"の中にある『サントピアの跡地』というワード、なんだろ?と思って検索してみると水戸駅の北口にあったファッションビルだとのこと。浜崎あゆみの歌を正面から受け止めギャル服店員だったという経歴を持つまりっぺが、短冊8cm CDでサントピアというワードをブチ込むというセンスにホント脱帽!アルバムサイズのCDやレコード、ソノシートなんかで『サントピア』というフレーズを盛り込んでもこのエモさは表現出来ないのではないでしょうか。アイツはマジですげー女だよ… 当レーベルでの取り扱いは公私共にバタついてまして少し遅れてしまいましたが汗、このシングル売れに売れてるそうで在庫も少ないとのこと!ウチも少数の取り扱いになりますので、やべーまだ買ってない!という方は是非こちらからどうぞ! 【追記】 水戸 サントピアについて、元カリスマ店員・まりちゃんから補足がありましたので商品画像2番目にそのメモ画像を置いておきました。昔から狂ってんなー!!笑
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Axeslaughter / Sedem Minút Strachu - split (procopy CD-R)
¥1,350
フィンランドの狂惡ブラックメタルパンク・Axe Slaughterと我らがノイズコアヒーロー・7M$の異色スプリット作!アメリカのRatgirl Recordsからのリリース! 一時期のリリース乱発感は薄れましたが、7M$の勢いは止まりませんなぁ〜。今回入荷したのは7M$のベーシスト・Richardのレーベルから66枚限定のLathe-Cut盤でリリースされた物を、アメリカのRatgirl RecordsがプロコピーCD-Rで出したUS盤!Axeslaughterとのスプリットというコトで張り切って入れてみました! そんな感じでまずはAxeslaughterからスタート!07年頃から始動、B級いやC級ヘタウマジャケットがキョーレツなフィンランドのカルトブラックメタルで、国内流通があまりないものの私もお店で見つけたら手に取るようにしていたのですが… な、なんじゃこりゃ〜!!?今回収録されている2曲が完全にドランケンタフガイパンクロックで超驚愕!つーかANTiSEENまんまじゃないすか!!私も前情報なしで入荷しプレイヤーにかけるまでこんな感じになってると思っていなかったので本当に驚きました。雑な解説で申し訳ないのですが、マジでANTiSEENまんま笑 録音はカラッとしたLowな感じなのですが、そのリハーサル感も粗野なパンクロック楽曲に合っていて素晴らしい!前述の通り、私もしっかりとAxeslaughterを追いかけていた訳ではなく、いつの間にこのスタイルになったのかちょっとわからないのですが汗、こんな感じでガンガン行くなら逆に積極的にチェックしていきたいなー!GREAT!! そしてオレ達のSedem Minút Strachuですよ!とにかくこのバンドは全リリース確保したい、現行ノイズグラインドバンドの中でもオリジナリティの高いテイクを毎度聴かせてくれるので何も心配なく聴かせてくれますな。彼らの大体のテイクが一曲一曲が途切れずに一塊り=78曲入りみたいな感じで、よく言えばノイズグラインド組曲なスタイルなのですが、今回はミッドテンポなドラムに合わせてちょいとEVILなテイスト。split相手に合わせたのかな?Janの叩く正確なドラミングに合わせ、下品なノイズと原始人の咆哮がこだまする…!!うーん、サイコー!!前にも何処かで書いたと思うのですが、7M$は『サンプリングは愛だ』とのステートメントを活動初期からあげていて、過去バンドの手法をパクリつつ見事 自分らのスタイルに昇華してノイズグラインドとして非常にユニークなアプローチをしてくるのでマジで目が離せません。Twitter上でObscene Extremeの彼らのライヴがちょいバズしてましたが、アレにやられた方も是非チェックして欲しいリリースですぞ!マジで安定した良いバンドだよなぁ〜!!あ、あとENDONのたいちゃんみたいに歌うトコが一瞬あってそれも良かったです笑
