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沈む鉛 - 堕落のすすめ (CD)
¥1,500
*こちらCD版です! *お買い上げのお客様には沈む鉛 特製エンピツ(写真2枚目)をプレゼント!! あなたの暮らしを重くする 2ピース・ギターレス・ドゥーム・デュオ「沈む鉛」の1stアルバムが完成。重くて遅い音楽を根底に古き良き土着的根の暗い陰湿な歌を唄う。時代錯誤?周回遅れ?いいやこれこそがドゥームだといいながら今日も誰かに嫌われる。違和感も抱かず、ただ従順に生きていくことが果たして本当に正しいのか。これは、性懲りも無く相も変わらず圧倒的な正義がはびこる閉鎖的管理社会の下に、ただ与えられた価値観でしか判断しない・できない思考停止のムラに住む多くの住人に対しての警鐘であり嘲笑であり、そしてまた毎日に搾取され身動きの取れないただ摩滅してく日常に対する諦念である。たとえ堕ちきることができないとわかっていても、やはり人間は堕落の道を堕ちていくしかないのである。全8曲収録。 (CD発売時インフォより) Drum'n'Bass ドゥームロックバンド・沈む鉛による19年発表の1stアルバム!重くグルーヴィーなサウンドにネットリと詩が絡みつく堕落増進日本語ロック! 沈む鉛、おそらく東京のライヴハウスシーンの中で一 二を争う『変なバンド』なのではないかと思います(褒) 復活した中学生棺桶にも正規メンバーとして名を連ねる、外山鉛氏が東京で結成した日本語ドゥームロックバンド。サウンドのみを聴いていると90年代以降Sabbath影響下の海外ドゥーム/スラッジバンド、個人的にはBongzillaや編成的にもOMなんかを思い出したのですが、ここに日本語詩が絡むと何か全く違う得体の知れない何かに変わってしまうから不思議!ロックの方法論は先人たちの手によってやり尽くされてしまったというような評論はよく耳にしますが、それならば と『混ぜるな危険』な足し算をしたコトで、海の物とも山の物とも知れない奇妙な"何か"になり得た好例がこの沈む鉛になるかと思います。 今作のジャケ絵を担当する コタ魔魔子氏擁するマグダラ呪念、そして外山氏の参加する中学生棺桶とも共鳴する部分がありながらも、一括りにするには多少の違和感を感じる。また純文学や寺山修司などの70年代アングラムーブメントからの影響からみて、筋肉少女帯や人間椅子なんかとの親和性もあるように見えるんだけどそれも違う。そして国内スラッジシーンへの貢献はあれど、沈む鉛が参加する企画ライヴのフライヤーを見ても異物混入感は否めない。何処か浮いているのです(褒) 突出した個性/才能は時に疎外感を孕む。しかしそれを言い換えれば生まれついての『孤高性』とも呼び変えることが出来るわけで、私は唯一無二のこのサウンドをもって沈む鉛が手の届かないところまで行くのを見てみたいと心の底から思うのです。 ギターレスという点を全く感じさせない音の厚み、気怠いボーカルに反比例するかのようなグルーヴ感、そしてほのかに感じられる90年代ビジュアル系からの影響も良いアクセントとなっていて、もはや日本を飛び出して世界に羽ばたくのではと思える完成度!今回の中国はGoatowarexからのアナログ盤発売と、今後のバンドの発展を見据えた円満なメンバーチェンジを踏まえてガツンと勝負して欲しいですな! アナログ盤発売というタイミングがあったものの、今更な入荷になってしまいましたが『ロック』という大きな括りから見ても非常に優れた作品だと思います。気怠い木曜日のPM 11:00に聴くサウンドトラックとしてどうぞ!
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沈む鉛 - 堕落のすすめ (LP)
¥4,400
*こちらLP版 from GOATOWAREX!! *お買い上げのお客様には沈む鉛 特製エンピツ(写真2枚目)をプレゼント!! あなたの暮らしを重くする 2ピース・ギターレス・ドゥーム・デュオ「沈む鉛」の1stアルバムが完成。重くて遅い音楽を根底に古き良き土着的根の暗い陰湿な歌を唄う。時代錯誤?周回遅れ?いいやこれこそがドゥームだといいながら今日も誰かに嫌われる。違和感も抱かず、ただ従順に生きていくことが果たして本当に正しいのか。これは、性懲りも無く相も変わらず圧倒的な正義がはびこる閉鎖的管理社会の下に、ただ与えられた価値観でしか判断しない・できない思考停止のムラに住む多くの住人に対しての警鐘であり嘲笑であり、そしてまた毎日に搾取され身動きの取れないただ摩滅してく日常に対する諦念である。たとえ堕ちきることができないとわかっていても、やはり人間は堕落の道を堕ちていくしかないのである。全8曲収録。 (CD発売時インフォより) Drum'n'Bass ドゥームロックバンド・沈む鉛による19年発表の1stアルバム!重くグルーヴィーなサウンドにネットリと詩が絡みつく堕落増進日本語ロック! 沈む鉛、おそらく東京のライヴハウスシーンの中で一 二を争う『変なバンド』なのではないかと思います(褒) 復活した中学生棺桶にも正規メンバーとして名を連ねる、外山鉛氏が東京で結成した日本語ドゥームロックバンド。サウンドのみを聴いていると90年代以降Sabbath影響下の海外ドゥーム/スラッジバンド、個人的にはBongzillaや編成的にもOMなんかを思い出したのですが、ここに日本語詩が絡むと何か全く違う得体の知れない何かに変わってしまうから不思議!ロックの方法論は先人たちの手によってやり尽くされてしまったというような評論はよく耳にしますが、それならば と『混ぜるな危険』な足し算をしたコトで、海の物とも山の物とも知れない奇妙な"何か"になり得た好例がこの沈む鉛になるかと思います。 今作のジャケ絵を担当するコタ魔魔子氏擁するマグダラ呪念、そして外山氏の参加する中学生棺桶とも共鳴する部分がありながらも、一括りにするには多少の違和感を感じる。また純文学や寺山修司などの70年代アングラムーブメントからの影響からみて、筋肉少女帯や人間椅子なんかとの親和性もあるように見えるんだけどそれも違う。そして国内スラッジシーンへの貢献はあれど、沈む鉛が参加する企画ライヴのフライヤーを見ても異物混入感は否めない。何処か浮いているのです(褒) 突出した個性/才能は時に疎外感を孕む。しかしそれを言い換えれば生まれついての『孤高性』とも呼び変えることが出来るわけで、私は唯一無二のこのサウンドをもって沈む鉛が手の届かないところまで行くのを見てみたいと心の底から思うのです。 ギターレスという点を全く感じさせない音の厚み、気怠いボーカルに反比例するかのようなグルーヴ感、そしてほのかに感じられる90年代ビジュアル系からの影響も良いアクセントとなっていて、もはや日本を飛び出して世界に羽ばたくのではと思える完成度!今回の中国はGoatowarexからのアナログ盤発売と、今後のバンドの発展を見据えた円満なメンバーチェンジを踏まえてガツンと勝負して欲しいですな! アナログ盤発売というタイミングがあったものの、今更な入荷になってしまいましたが『ロック』という大きな括りから見ても非常に優れた作品だと思います。気怠い木曜日のPM 11:00に聴くサウンドトラックとしてどうぞ!
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V.A. - NOIZE COMP-plaint Vol.1 (procopy CD-R)
¥2,300
US スラッジコア・FistulaのギタリストであるBahb Branca氏が立ち上げたBlackmold Records!そのレーベル初のオムニバスはスラッジコアからバカノイズまで収録した激重音楽の祭典!マスト!! USスラッジコア/HNWカルト・Slothが昨年Fistulaとの2作目となるスプリットをリリース、ど渋いリリースやで!と飛びついたレーベルはFistulaのメンバーによる運営でした。残念ながらSlothとのスプリットは既に品切れだったのですが、他リリースは主宰のBahb Branca氏が関係する激遅/激重バンドばかりでサイコーなラインナップ!中でも目についたのがこちら、レーベルとしては初のオムニバス作品となる"NOIZE COMP-plaint Vol.1"です。 まずは収録バンドから↓ Fistula Black Mayonnaise Abraded Digressed Mind Noise Evangelism Inc. MDFL Black Nurse The Cold Seeps Francesco Terrini Abreaction Squelch Chamber Et Mors Insect Corpse PBAPES x Hellghillies x INFJ Pile Of Eggs どうだい?誰もわかんないだろ? 私も全然チェックしてないバンドばかりだったのですが、オハイオのレーベルということでここ最近活動を始めた地元のバンドを多く取り集めたオムニバスのようです。でもオハイオ!Penis GeyserもHemdaleもPizza Hi-Fiveもみんなオハイオだぞ!! オハイオが良質なバンドの産地というのもこのオムニバスが気になったひとつの理由ですが、参加バンドをよく見てください!Black MayonnaiseとPile of Eggsの名が…!!!!前者はMike Dunkan氏、そして後者はSteveggs氏によるプロジェクトですが、両バンドとも90年代前半のノイズグラインドシーンを賑わせたEgg Scab Radio / Stupidity Records関連のバンド!てかMinch周辺!てかSteve Eggs氏がMinch!曲名以外はレコーディング日程など詳細なデータがない少し残念なオムニバスではありますが、恐らく新曲か未発表曲であろうと楽曲が入った作品を当レーベルとしては見逃すわけにはいきません。ガッツリ入荷致しました! では収録バンド順に一言ずつ ・Fistula USスラッジコアは今やFistulaのためにある屋号、今作でもズルズルと引きずるような燻し銀スラッジコアを披露! ・Black Mayonnaise GODFLESHを下敷きにしたであろう鈍足インダストリアルロックとゴア声を90年代に披露していたバンドの恐らく最新楽曲!以前から宇宙や月をテーマにしたジャケットの作品も多かったこのバンド、今回は宇宙に漂うかのような浮遊感漂うアブストラクなトインダストリアル楽曲!ヤバ!PCのみで製作されたと思われる現在のBlack Mayonnaiseはちゃんとアップデートされてますぞ!新作期待!! ・Abraded オハイオのデスメタルバンド、Hemdaleのメンバーも参加しているキャッチーさも持ち合わせたOSDM!血を這うような声とノリノリな曲展開が良いですな! ・Digressed Mind イリノイ州のノイズ/インプロユニット、Bandcamp上ではたくさんの作品を発表していますがフィジカル作品としては今作が初の模様。しかししかしコレは無視できん!叩きまくるインプロドラムの後ろに流れるダーティーなノイズに、押しつぶされたようなロボ声が載る愉快な楽曲。纏めて聴いてみたいすなー ・Noise Evangelism, Inc エヴァンゲリズムですよ、奥さん!00年代初頭から様々なユニット名で活動するMichael Pilmerなる人物のコラージュユニット、ピコピコさせながらドアが閉まる時のミシミシ音をそこに載せるなどするバカ楽曲! ・MDFL オハイオはクリーブランドのグラインドコアデュオ、先に挙げたAbradedのメンバーによるユニットで今までもPower Violenceバンド・Water Tortureや筋肉ゴアグラインド・Lunkなんかともスプリットを出していました。ただこの曲はグラインドか?笑 単調で短めのHCソングを一曲収録、ふざけてますな!(褒) ・Black Nurse スローに展開するギターレスブラックドゥームな楽曲を覆うモジュラー電子音、チープな音質であることもこのバンドのカルト感をより引き立たせます。めちゃくちゃ良いというわけではないけどなんか気になるこのバンド、インターネットに情報無し!ただ良い名前! ・The Cold Seeps Robot DicksやBAT SACRIFICEなる名前で活動していたGriffなる人物によるユニット、見つけたアー写がバカだったのでTurd Rock的な何かと思っていたらコレがまたブリッブリなストーナーロックでビックリ!Melvins好きなら絶対気にいるのではないかと?てかVoな感じがめちゃMelvins笑 結構作品出してるみたいで凄く気になるなー ・Francesco Terrini アメリカ勢が続きましたがこのユニットはフィリピンから!ただよく言えばHNW、悪く言えば単著なノイズといった感じであまりピンとこなかった… あと言わせてもらいますけどね!コンピに1組だけ10分越えの楽曲をいれないこと!みんなの場所だよ?わかった⁇ ・Abreaction 続きましてはオハイオはのワンマンデスグラインドバンド、こちらもAbraded/MDFLのメンバーでございます笑 ドラムマシーンなのを隠す気がないその潔さはスピード感溢れてるってこと!リフもカッコいいし、千葉は市川のPatisserieがお好きな人はグッとくるのでは??20年に出た1st デモ聴いてみたいな〜 あ!今Discogs見て気づいたけど私ってばUSツアーの時にこの人の家泊まったことある!お父さんが筋トレマニアの人だ!! ・Squelch Chamber ペンシルバニアのドゥーミィなノイズロックバンドといえばいいのでしょうか?today is the dayが激遅曲を演奏して、ノイズなフィルターを通した感じでコレはなかなかイカす!ちょっと見てみたらSlothと20枚限定の7epなんぞ出してますな、さすが!! ・Et Mors 葬式要素も含まれるワシントンのドゥームデスデュオ、このコンピのメンツの中でいうと少し上品な感じでしょうか?ボーカル氏は野太いデス声で進行していきますが、クリーンボイスで歌い上げる場面も。良い意味でこのコンピのアクセントになっているかと思います! ・Insect Corpse Fisturaの元メンバーであるScott Stearns氏によるドゥームデスユニット。ギターに埋もれたボーカルと単調なドラム、確信犯的なスカムバンドですね!Turd Rockバンドがドゥームメタルを演奏したら…?というような感じで私はアリです! ・PBAPES x Hellghillies x INFJ ドゥーム系3バンドが続きましたが、電脳打ち込み系バカハーコーの登場!どうも三者によるコラボのようですがPBAPESはAbraded/MDFL/Abreactionの彼のようです笑 HellghilliesもBullshit Marketとスプリット出してるからオハイオかな?アゲーな打ち込みに喘ぎ声SEを挟んだりなIQ0ミュージックが心地よい、無心でバカに浸れる好トラックです! ・Pile of Eggs さて、このコンピの大トリを飾るはMinchの首謀者・Steveggs率いるPile of Eggs!ここ10年くらいはZitsquatchでの活動くらいしか確認できてなかったSteveggsですが、Pile of Eggsとしての楽曲発表は何年振りとなるのでしょうか?数人でのお喋りをリバーブ深めに録音した非音楽ですが、そのエフェクトの効果なのか少し物悲しさすら溢れる楽曲!ほぼ演奏してない!!笑 サイコー!!Pile of Eggsとしてなんかまとまった音源出して欲しいぜー!! ということで矢継ぎ早に紹介させてもらいましたこのコンピ、単純にもうホントサイコー!レーベルカラーを活かしたスラッジ/ドゥームバンドに加えて他ジャンルバンドが良い味付けになっている素晴らしいコンピだと思います!コレはなるべくいつでも買えるように補充したい作品だなー、第二弾も期待!大推薦!!!!
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Necrocarnation - Fragments Of Dark Eternity (CD)
¥1,500
アルゼンチンのInfernal Curse率いるNocturnal Profaner氏と、ドイツのDevoured Christ / Madre Coca / AlcantarillaのBlacklord Nadasdy Warmongerによる暗黒スーパーバンド!20年作、ベスチャル味の高いドゥームデスに悶絶! これまた凄い組み合わせのバンドが登場だ!当レーベルをご利用の方にはお馴染み、アルゼンチンの痒い所に手が届き過ぎる東南アジア/南米モノの再発を中心にリリースを行うZzooouhh Recordsを主宰し、日本のObliteration Recordsから2枚のCDを出している極悪Black/Death Metalバンド・Iefernal Curseの首謀者であるNocturnal Profaner氏!そして当レーベルのディストロでも入荷していましたが、Dunkelheit Produktionenから合本が再発された南米崩壊メタルバンドへのインタビューが多数掲載されている凶悪ZINE・Temple of Adoration Zineの著者にして、Sodomistic Rituals Productionsを主宰するBlacklord Nadasdy Warmonger氏!因みにノイズグラインド的にいうと、氏はSedem Minut StrachuやSete Star Septともスプリットを出していた激渋ノイズグラインドバンド・Madre Cocaや、スペイン/ドイツの国を跨いだメンバー擁する90's 南米崇拝ノイズグラインド・Alcantarillaのメンバーでもあり、現在は活動を休止しているようですが かつてブラックメタルバンド・Devoured Christではブラジルのドがつくほどのオブスキュアデスコアメタル Necro Disseminatorとのスプリットを出していたという猛者。そんなアンダーグラウンドスーパースターのおふたりが07年より始動したバンドがこのNecrocarnationなのです!!両者の南米メタルへの常人には理解できない程の情熱、そして崩壊メタル/ノイズグラインドといったデタラメ音楽への深い愛情(Nocturnal Profaner氏は過去にCuntfagoというバンドで活動していたらしく、その当時の音源は残っていないのですが恐らく"そういう系"でしょう)がアルゼンチンとドイツの距離を全く問題とせずバンド結成に至ったと考えるとブチあがりますな。 そんな聴く前から期待大なNecrocarnationですが、この作品の前にSarcofagoのカバーを含む2曲入りカセット作品 "Perverted Desire"を発表していたとのこと。16年の時を経て発表された今作 "Fragments Of Dark Eternity"は彼らの2作目のリリースとなります。 そして肝心な内容ですがこれまたキョーレツ!!日本の伝説的鈍足グラインドコア・Grudgeをも彷彿させるドンマイブラストも顔を出す、疾走パートを含む極悪Bestial Doom Death!ドラム/コーラスをBlacklord Nadasdy Warmonger氏(ドイツ)が、ギター/ベースとメインボーカルをNocturnal Profaner氏(アルゼンチン)が務めているのですが、色気がなく(褒)反復反復な(褒)くっそ渋い内容です。Doom Deathと書きましたが、その実スラッジコアな感触も多分に内包するソングライティングは圧巻!ジャケ絵にある巨大な石像に踏み潰されるかの如く、苦しみ抜いた死の直前にエフェクトがかったNocturnal Profaner氏の呪詛を耳にしつつ果てる… No Mercyな激遅メタル5曲入り!ぶっちゃけドゥームデスファンよりも、Noothgrush / Grief大好きっ子にオススメしたい作品です!
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Malad / Sloth - split (cass)
¥1,350
ウクライナから現在はオランダに居を移したBa+Drデュオ・Maladと、US発トータル電波スラッジコア・Slothとのスプリット!前者は22年ウクライナはキーフでの録音を、後者は01年録音の鈍足音源を収録!Malad主催のレーベル Rotova Porojnina Recordsからのリリース!! ウクライナ発のノイズグラインドバンドとして、その希少性と楽曲センスから世界的に注目を浴びたMalad。各国のアンダーグラウンドレーベルと共同で死体カセットでも彼らとAgathoclesのスプリットカセットをリリースいたしましたが、その頃にはウクライナとロシアの戦争が勃発。個人的にはBandcampを通して彼らが放出していたコレクションを購入するなどしてサポートを続け、先日オランダへ亡命したと連絡があり今回のトレードへと至りました。ひとまずは安心。ただ祖国を出て移住することで色々と失うものもあったろうと想像すると胸が痛みますが、心機一転 新たな地での活躍を応援したいと思います。 さてそんな彼らの最新作は前述のとおり22年7月にウクライナのキーフで録音されたテイク、なんとスラッジコアに挑戦しております!ベースとドラムというシンプルな構成の彼ら、しかし音圧もバッチリなドゥームじゃないよスラッジコアだよ な楽曲はグレートです!ただそこは一筋縄じゃ行かないのがMaladだぜ。ちゃんとノイズグラインドスピリッツを披露しているパートがあるのですがそこは聴いた人だけのお楽しみ。同じくギターレススラッジコアバンドであるEYEHATELUCYのカセットがガツーンと来た方にはぜひ聴いてほしいです。 お相手は10年ほど前にオハイオからフロリダに引っ越した元祖カルト電波系スラッジコア・Sloth!首謀者であるDomとは長年やり取りをしていたのですが、このコロナを境にトレードも停滞してしまっていて、久々に手にする彼の新作をヨーロッパ経由で手に入ったというのが個人的にはうれしいです(なんか主観ばかりですみません...) フロリダ移住の少し前からブラックメタルとハーシュノイズウォールに傾向していたSloth、近年Moribund Studioで録音したデスメタル作品なんていう変化球なリリースもありましたが、基本リリースはハーシュノイズウォールものが多く正直なところスラッジコアファンはSloth作品から遠のいていたかもしれません。しかし今回は01年録音のバンドテイク、そうスラッジコアなんだぜ!!Domを抜かすとSlothのメンバーはだいぶ流動的で、セッションメンバーがい入れ替わると音の感じも結構変わる印象がありましたが、このテイクを形容するならばMelvinsやDomの敬愛するAcid Bathに近いオルタナティブ+スラッジといった感じでしょうか。地声で歌うボーカルに賛否は分かれるかもしれませんが、オレは好きだね!しっかりとSchnauzerとのスプリットで見せた究極の悪ふざけテイストもしっかりと感じられ、オルタナティブ+スラッジに加えバカ+シリアスな要素もある唯一無二なSloth節を展開!なんかこの感じ懐かしいぜ!最近出たCDでもスラッジ音源を提供しており、またバンド編成にもどすのでしょうか?それはそれで楽しみ!いつだってSlothからは目が離せないぜ!!!!!
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Putrescent Fog - Lurking Unseen Evils (pro-copy CD-R)
¥1,200
US産インダストリアルゴアスラッジ/ドゥームコア・Putrescent Fog!15年に録音を完了していたにも関わらず、今まで未発表のままお蔵入りとなっていた作品がCD-R化!カードスリーブ仕様! Putrescent Fog、まぁ中の人はVomitomaなんですが笑 とにかくVomitomaはサイドプロジェクトが多く、全部を追いかけようなんて無理な相談!30以上はあると思われるバンド/個人ユニットを同時期に何個も動かし、音源を作る以外はどのような生活を送っている/送れているのか心配になっちゃいますが、我々凡人には理解できない表現欲求に突き動かされて日々邁進しているのでしょう。それ故に以前あった自宅の火事騒動が不憫で… 今は今作のリリース元であるCat Basket Recordingsで自身の発表した過去作のアーカイブをリリースしていることから元気に暮らしているのはわかるのですが。 さて、そんな首謀者 Jen a.k.a SteveはこのバンドではThe Insect Hermit、またはSadoghostという名前で活動しており、前者は先日アップさせてもらったインダストリアルスラッジユニット・Reclusaでも同じ名前を名乗っていることから分かるように、このPutrescent Fogも無感情に人をすり潰す極悪ロボットのような残忍極まりないインダストリアルスラッジ/ドゥームを奏でております。 先にも書いたように今作は15年3月に録音を完成させていた未発表音源を CD-R化したもの。勉強不足でこのPutrescent Fogについて私はあまり知らなかったのですが、12年にJen自身が運営していたDespondent Depreciation RecordingsからデモCD-Rを処女作として発表、その後15年にBlack Putrefaction / Fantsmi Di Sodomaなど数多くのBlack Noiseユニットを手掛けるRay Rivera氏のレーベル・Radioactive Deathcore Recordsからなんと活動開始直後のChaos Cascadeとのスプリットカセットをリリース。今や飛ぶ鳥落とす勢いのChaos Cascadeですが、Gutの活動終了後Libido Airbag / Nunwhore Commando 666を経て行き着いたこのバンドの初期リリースがPutrescent Fogとのスプリットとは驚きました。ワールドワイドなアンダーグラインドシーンの絆の硬さに改めてグッとくる… (余談ですがレーベル元のRay Rivera氏はLibido Airbagのロゴのデザイナーでもあります) そんなPutrescent Fogですが、他ユニットReclusaとの違いはどこなのか?カテゴリとしてはインダストリアルスラッジという点で共通しており、ゴアボイスをまき散らすスタイルも同じなのですが、アンビエント/ノイズソースを多用していたReclusaと比べてもPutrescent Fogはそういった要素は極力排除。よりシンプルな曲構成になってはいるものの、その分 過剰な装飾が無くストレートに心揺さぶるインダストリアルスラッジを放射!そしてよりBlack Mayonnaise感もアップ!笑 GonkulatorやFlooded Church of Asmodeusの曲をCatasexual Urge Motivationがカバーしたら… というふうに形容すればわかりやすいでしょうか?2分台から7分台まで曲の長さもバリエーションありますが、基本姿勢は同じ。アルバムを一曲として楽しんで頂けたらと思います!!
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North By Northwest - Desert illusion II (CD)
¥2,200
東京地下組織で話題となっている若手スラッジ・サイケデリック・ロック・トリオ、North By Northwestの1stアルバム。HAWKWIND、PINK FLOYD等の1970年代に出現をした英国産ロック・バンドを彷彿させる浮遊感にスラッジ・コア・サウンドの破壊力と重低音サウンドを加え、NEUROSISを彷彿させる呪術的かつスペーシーなサウンドで東京を中心としたライヴ・シーンで活躍中。 (レーベルインフォより) 関東を中心にライヴ活動をする、スラッジ/ヘヴィサイケロックトリオ・North By Northwestのファーストアルバムが発売!AaigailのJero氏が主宰するCaptured Recordsからのリリース! 『新丸子発宇宙行き、ハイパーサイケデリックトリオ』 レーベルのTwitter投稿から引用した言葉なのだが、この作品を聴いて私が新たに得る事が出来た知があるとすれば、確かに新丸子と宇宙は繋がっていた!ということである。東横線と目黒線の列車2系統が乗り入れする川崎の地方都市、新丸子とまさか宇宙が…… 目から鱗だった。 実は彼らのライヴは未見であり、そんなヤツが解説をするというのもなんとも畏れ多いことなのだが、まず第一印象として自らをヘヴィロック/スラッジコアであることを謳いながらもインストゥルメンタルでそれを奏でる潔さが大変素晴らしいと思った。この作品を聴いていると"敢えてインストにした"といった感想よりも、各楽器が一体となって作り出す宇宙空間に人間の声の介入が不可能だったのではないかと思わせる表現力がある。また広大なインターネットの海を泳ぎたどり着いたバンドインフォによると『老人の仕事の影響を受け、20代半ばのメンバーによって結成された若手サイケデリックスラッジバンド』という事らしい。老人の仕事といえばその人を食ったような風体が霞む程、メンバーのテクニックとセンスに裏付けられた極上のヘヴィロックを放射する無敵のトリオとして知られているが、確かにNorth by Northwestとの親和性は高い。しかし彼らが老人の仕事と同じ様な音を出しているのかと言われればそうではなく、レーベルインフォにあるようにHAWKWINDやPINK FLOYDといった70's サイケ/プログレバンドからの影響がより強いビンテージな香りを放っている様に思える。マジで20代かよ!!?すんげーな!!!ヒッチコック作の『北北西に進路を取れ』からバンド名を取っていることからも20代とは俄に信じられない笑 この作品が往年のMan's Ruinリリース作品に代表されるストーナーロック等を愛聴される方にも届き、現在日本の川崎付近に拡がりつつあるこの広大な宇宙空間を是非感じとって欲しい。
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abiuro - the Origin of Hyper Doom (CD)
¥1,650
東京出身、コロナ禍の中でもライヴ活動を活発に行い続け、EYEHATEGOD、CORRUPTED、BONGZILLA等を彷彿させる重量級スラッジ・サウンドにて東京地下シーンで話題を呼んでいた若手スラッジ・コア・トリオ、abiuroのファースト・アルバム。先述した偉大なる先人達が生み出した重量級サウンドからの影響を元に、ジャンルに拘る事なくデス・メタルやビート・ダウン・ハードコア等の音楽性を取り込み彼等独自の感性にて昇華したハイパー・スラッジ・コア・サウンド。 バイオグラフィー abiuro (アビウロ) (メンバー) Vo. & Gt. Masaki Ikuta Ba. Yuji Tanaka Dr. Yap(Support) 2019年8月結成、東京近郊で活動する3ピースSludgecoreバンド。 元々Void of Knowledgeというハードコアバンドで活動していたMasaki Ikutaが新バンドを結成する際に、Yuji Tanakaを誘い、そのバンドは最終的に自由が丘というドラムレスの2ピースバンドで活動していたが、そこにYapがドラムで加わる形で結成。 EYEHATEGODやBongzilla、CorruptedといったDoom/Sludgeのバンドからの影響を軸としているが、Death metalやBeatdown Hardcore等の音楽のエッセンスを取り入れ、低音を重視した極悪な音圧と気怠いダウンテンポで独自のサウンドを常に追求している。 Conviniumという自主企画を定期的に開催し、ジャンルや場所を問わず様々なバンドとも共演しており、最近は関東以外でもライブを積極的に行なっている。 また世界的なコロナ禍の中で、活動が制限されてしまった自分達と同じ境遇のバンドと共に「DOOM FUJIYAMA」という無料デジタルコンピレーションを主催し2020年7月に第1弾をリリース。 その後も継続してリリースを行い、上記コンピレーションの参加バンドと共にイベントも行っている。 (レーベルインフォより) 東京激重激遅暗黒超新星・abiuro 初のCD作品!聴く者をゆっくりとすり潰していくかのように無慈悲残虐なスラッジコア!リリース元はAbigailのギタリストJero氏が主宰するCaptured Recordsから! 当レーベルのディストロでも2nd DEMOが大好評だったabiuroの待望のCDリリース!今作はVoid)))Labでのレコーディングということもあり、過去のデモ音源に比べても音質は格段にアップ。しかしabiuroの魅力ともいえる粗野で野蛮なその出音がクリーンな録音で損なわれるということはもちろんなく、非常に素晴らしいMIXが施され、5曲入り約20分というコンパクトな内容ながら彼らの魅力が充分に詰まった強力なスラッジコア作品となっております。Captured Recordsからのインフォのとおり、楽曲に様々なジャンルの音楽性を取り入れながらもスラッジコアに着地するという点は流石としか言いようがなく、今回のリリースで東京近郊だけではなく全国区にその名前を轟かして欲しいと老婆心ながら思いました。 しかし今回の作品を聴いて、ホントこのバンドは制御の効かない危険な香りがするなと... 言葉では中々説明しづらいのですが、Doom/Sludgeシーンの中で浮きかねない極めて異質な感触を改めてabiuroから覚えました。しかしシーンの中で浮くということはバンドが持つオリジナリティであると私は考えているのですが、abiuroにしか出し得ない王道でないそのアヴァンギャルドな性質を彼らは豪腕で振り回し、全てをなぎ倒していくような姿勢のその先にスラッジコアの未来があるのではないかと思います。往年のカッコいいバンドのコピーをすれば、その出音はカッコよく聴こえるでしょう。ただそのようなバンドが溢れていけば、そのシーンの行く道は塞がれてしまうのが関の山です。そんなところに目もくれず、自身のオリジナリティを武器に道を切り開いていくabiuroに私は頼もしさを感じました(偉そうに)。 いやぁ、しかしこのバンドホンット凄いわ!!!!!!!!!!!!!!!!
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Ride for Revenge / Sons and Daughters of Satan - R.F.R.S.A.D.O.S. (CD)
¥2,000
Finally a cd edition of the split album formerly available on tape and lp, both analog formats were very limited and long sold out of course! Ride For Revenge tracks are raw demo recordings from Enter The Gauntlet era, not for wimps! S.A.D.O.S. is just fucking horrible and not suitable for anyone with any sort of "taste". 長らく廃盤となっていた超限定カセット / LP作品がCD再発!Ride for Revengeは"Enter The Gauntlet"時代のRawなデモレコーディング曲を収録。そしてS.A.D.O.S.は流行と正反対に位置するであろう身の毛もよだつ"恐怖"を描き出した1曲を献上。 (レーベルインフォより・超意訳) フィンランド発 超重要ブラックメタルレーベル・Bestial Burstの首領を擁するExperimental Black Metalバンド・Ride for Revengeと、正体不明のBlack Noiseユニット・S.A.D.O.S.の廃盤となっていたスプリット作がCD再発!黒ミサを目撃したかのような錯覚を覚える呪術的スプリット作品、マスト! 当レーベルでもBestial Burstの作品は多く取り扱ってきているので解説も重複してしまいますが、中心人物のSami Kettunen氏はそのBestal Burstの首謀者でありOccult Noiseを標榜したノイズユニット・Will Over Matterの活動の傍ら、 Flooded Church of Asmodeus / Ritual Violence / Reptile Wombといったブラックノイズユニットのメンバーとしても活動、そして伝説のノイズグラインドバンド Noise Waste / A.N.Hの元メンバーであるという物凄い人物。そんな彼がWill Over Matterと同様、活動に重きを置いているExperimental Black MetalバンドがこのRide for Revengeです。このバンド、作品によってはハーシュノイズだったりアプローチを変えてくるのですが(所謂Sissy Spacek的な)一貫して言えるのは一部のブラックメタルバンドの持つ神々しさは皆無、禍々しさを押し出しながら ひたすらにFilthyなアプローチで攻めてくるところに信用が置けるナイスなバンドです。レーベルインフォにあるように今作の収録曲は14年にリリースされた"Enter The Gauntlet"時代のデモ録音ということですが、ブラックメタルというよりはBlacken’ Sludgecoreともいえるハードコア臭高めな鈍足曲を展開!これがまた渋い!2曲目なんて、スタスタ2ビートでブラックメタルらしいイントロをかました後に地獄の釜が開きズルズルスラッジ拷問がスタート!薄暗い洞窟で髪の毛を掴まれ引きずられるかの如き、No Mercyなその楽曲に聞いているこちら側もマゾっ気全開になること間違いなしです! そして2組目... Sons and Daughters of Satan!これがまた凄まじい...!!!ほぼノイズと化したベース音、エフェクトで凶悪に変調されたボーカルの悲鳴、そして後ろの方では陰鬱なタムドラムが不吉になり続ける。。。 展開なし、暗く遅く不条理に鳴り響く儀式的音楽。。。 なんともフィンランドらしい、なんともBestial Burstらしい その手のスキモノ(私を含む)にとってはガッツポーズな素晴らしいバンドなのですが、今作にはメンバー構成やコンタクト先などは一切載っておらず、その他のリリースはフィンランドのRivologiなるブラックメタルバンド(これがまた超狂ってるんだ!!!!) との33本限定カセットのみということで、うーむ謎すぎる。。。 ですが、このスプリットのカセット版がFilth&Violence、LP版がFinal Agonyからリリースされていることを考えるとRiual Violence(= Flooded Church of Asmodeus+Reptile Womb)のメンバーかなと私は思ってます。まぁFilth&Violenceから出してるしPasi Markkula (Bizarre Uproar)のユニットだろぉ~ Chain of Death Commandの匂いもするし~ なんて最初は思ってたのですが、キーボードが突如なる辺りでReptile Womb / ex.BelowのDweller Of Endlesse Gravesさんかも...なんて思ってしまったり。まぁ正体は誰でもいいとして汗、とにかくWOLDなんかも含む変態性の高いブラックノイズ、Flooded Church of AsmodeusやReptile Wombなんかが好きな人は絶対に気に入ると思うのでチェックしてみてください!マジでヤバいんで!!!!!!!!!!!!
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Drunk In Hell - PRE-CUM (cass)
¥1,000
イギリスのKilslug大好きスラッジパンクバンド・Drunk In Hellのデモ/リハ音源集入荷! 収録内容は下記の通り ・Demo 30/05/2008 ・Rehearsal 19/06/2008 ・Studio 10/01/2010 ・Rehearsal 16/10/2011 ・Live 04/06/2012 ・Live 12/03/2011 デモ/リハ音源ということもあり中々劣悪な音質の楽曲てんこ盛りですが、それがまた彼らの粗野な一面を引き立てていて不良度もアップ!薄暗いライヴバーで壊れかけのアンプを使い、爆音でテーブルのグラスの水面を揺らしている様が目に浮かぶようです。インナーには”Thanx for Nothing"とも!よっ!不良っ!!鈍足にノイジーにパンクロックを演奏する彼らですが、Hydra Headとかのエクスペリメンタル系レーベルのファンにも聴いて欲しいすばらしいバンドだと思います!
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Billy Crystal Meth - Meth Metal (CD)
¥1,200
Mortville Noise/Captain 3 LegのAndyを中心に05-09年の短期間活動を行なっていたBilly Crystal Meth!Doom MetalにThrash Metalの要素を多分に折り込んだその名も"Meth Metal"を喰らえ! 『恋人たちの予感』『ハムレット』に出演、ディズニー映画『モンスターズインク』ではマイク(緑色のちっちぇーの)の吹き替えを行なっているアメリカの俳優/コメディアン ビリー・クリスタルの名を冠したこのバンド、Billy Crystal Meth!ここ日本ではフィルモグラフィーは調べられても、ビリー・クリスタルが業界内でどのような評判なのかはわかりませんが(ただ大のヤンキーズファンらしい)、Crystal Meth = 覚醒剤と親父ギャグなバンド名に勝手につけられて彼もはたはた迷惑なことでしょう笑 しかしこのバンド、そんなふざけた名前とは裏腹に覚醒剤級の中毒性を孕む(ダメ、ぜったい!)な極上インストドゥームメタルなのです! 簡単に言ってしまうとサバス以降のMan's Ruineなどに見られるDoom Metal影響下にあるバンドなのですが、そこはAndy Koettel、一筋縄ではいかない捻くれたメタルサウンドを魅せてくれます!編成はGt/Ba/Drのトリオ編成、前述のようにVoはなくインストゥルメンタルの楽曲群なのですが、極端に渇いた音作りをしており殺伐としたドゥーム砂漠が目の前に広がるようです。ザクザクと刻みながら、時折スラッシーなリフを取り入れるものも基本鈍足。砂に足を捕らえられながら進む灼熱のキャラバン地獄を思わせる無慈悲なサウンド!Andyお得意のイントロSEも効果絶大で音の感じは違うものも、EYEHATEGODなんかを思いださせました。個人的には老人の仕事なんかが好きな人にも聞いて頂きたい、Meth Metalを食らってたっぷりトリップしちゃってくれー!(ダメ、ぜったい!)