-
Suppression - Oblivion Rats (CD)
¥1,500
アメリカはヴァージニア州のNoise Grind/Power Violenceレジェンド・Suppression!アルバムを除いた2015年から18年までに製作された彼らの音源をまとめた編集盤入荷!!なんと179曲入り!!これを聴けば近年のSuppressionが丸分かり、90年代から活躍している彼らですが不動のリーダー・Jason HodgeとRelapseからのリリース経験もあるIron Reganで活躍するドラマー・Ryan Parrishの黄金コンビを堪能できる初心者にももってこいの作品です。Grindfather Productions / Disturbed Mind Recordsの共同リリースによるEU流通版! ではまず最初に収録内容から... Tracks 1-25 from the Rats In The Control Room cassette (2015) Tracks 24-51 from the Oblivion Riders cassette (2016) Tracks 52-57 from split 7" with Sedem Minut Strachu on R.S.R. (2017) Tracks 58-65 from split tape with Landfill (2017) Tracks 66-72 from split tape with Sulfuric Cautery on C.N.P./Blast Addict (2017) Tracks 73-86 from split tape with Reeking Cross on Septik Brain Tapes (2017) Track 87 from Lazy Bastards Compilation Tracks 88-96 from split tape with Flvx Capacitor (2018) Track 97 from the Pieces compilation on Reanimated Miscarriage (2017) Tracks 98-99 from split tape with Energumeno on R.O.N.F. Records/C.N.P. (2016) 現在のスタイルを定着させた15年の単独カセットep ”Rats In The Control Room”と、同じく単独作であった”Oblivion Riders”の2作に、数多のsplit提供曲 / コンピレーション参加曲をこれでもかと詰め込んだ体裁となっております。 先日、私事ではありますがずっと探していたNo Comply / Suppressionのスプリット10インチを手に入れたので、Jasonにインスタ経由でDM報告したところ『今のスタイルに移るまでの過渡期に製作した作品だね』といった返信を受け、ベテランなりに今のスタイルに移行するまで試行錯誤を重ねていたのだなと感慨深くなりました。しかしその10インチ以降に製作された楽曲をギュッとまとめたこの編集盤を聴けば、いま彼らが最も脂が乗っかり最盛期を迎えていることが分かると思います! 甲高いJasonのVoとうるせーベースにRyanの超高速ビートが重なり、ノイズにも精通するJasonが被せるディストーションノイズが一体となって鼓膜にアタック!このCDには収録されていないのですが、当レーベルでも先日まで扱っていた彼らの目下最新アルバムにして最高傑作 ”Placebo Reality”(再入荷頑張ります!)へと続く道のりを確認できるありがたーいリリースです。 ノイズグラインドマニアからパワーヴァイオレンスヘッズまで、全方位にオススメしたいこのバンド・Suppression!限定300枚です!!
-
Captain 3 Leg / Suppression - split (CD)
¥800
SOLD OUT
超多作且つ多才な奇人バンド・C3Lと、US ヴァージニアのPower Violence/Noisecoreバンド・SuppressionによるスプリットCD入荷!こちらも限定300枚! C3L、今作ではHCを基調にしたグラインドを披露しております笑 ミッドテンポで曲を展開しつつサビはブラストでドドドーっと、個人的には同じくUSのRage for Allを思い出しました。もはやC3L印とも言ってよい曲の頭にはどこで拾ったんだかわからないSEをタンマリつけて、飽きさせることなく12曲を収録!今回は核メンバーであるGt/Ba/Dr 三人編成でのレコーディングだったようです、スプリットを年間五枚以上出してるけどそろそろフルアルバム出さないかなー。 さてこちらも古くから活動を続ける古参バンド、アメリカはヴァージニア州のSuppressionが22曲を正に連射しております!92年に結成、中心人物のJason HodgeにとってはSuppuression=人生といっても過言ではない約28年間のバンドライフにおいて、自身のレーベルChaotic Noise Produtionsを中心に、Slap A Hum / RSR / Clean Plate / BovineなどPV好きを自認する人なら誰もがうらやむレーベルからのリリースを立て続けに行ったということを見ても、SuppressionはPV界における最重要バンドのひとつといえるだろう。正直なところ 00年代初頭はバンドとしてのあり方を迷走していた時期も垣間見えたが、ドラムにRyan Parrish (Iron Reaganにも参加!)が加入して以来、よりノイズグラインド色を強めたNoise Not Musicなスタイルにスライドし手からはリリースも増え、昨年のEUツアーも大成功を収めたと聴きます。最近の作品は7インチに112曲ぶち込んだりと前述のようにノイズコアスタイルに傾向したものが多かったのですが、今作品収録作はどちらかというとPower Violence + Noiseな曲調になっているかと思います。Jason氏自身もノイズユニット・Brown PissやBermuda Trianglesでも活動を続けており、過去には在日英国人 Kerry氏のユニットFaciialmessとSuppressionのコラボ作品もリリースしていました。今回はそのコラボ作品にも近い?ノイズに汚染されたPV22曲の応酬がなんとも気持ちいい!超下品でサイコーっす!
-
肉奴隷 - 無題 (CD-R)
¥500
先日の肉奴隷出演のライヴにて久々に配布された無料音源を今回も入手!23年12月16日に大塚 地底でのライヴ音源を収録! ぼったくり計画 肉奴隷30連続リリースで超多忙だった岡田氏、連続リリース中にTELにて配布音源まで手が回らないと嘆いていましたが笑 先日行われたライヴにて久々の音源配布が行われました! 多くの銭ゲバを喜ばせているというこの肉奴隷 配布音源シリーズ、今回の内容は23年12月16日に大塚は地底にて行われたNRYY企画出演時のライヴ録音です。仰々しいマーチのSEから幕を開けるこの音源、肉奴隷のトレードマークともいえるメタルゾーンをかましたマイクから発せられるハウリングノイズが渋い!徐々にその雑音は増幅され最後には…!! ノイズ企画であったことからその成分高めな今作ですが、もちろんグラインドヘッズも大喜びな展開が待っている約30分ほどの作品です。今回は枚数いつもより多めですが、再入荷はありませんので是非この機会に!
-
ゆれつずける / Sewer System / AVA / Unconscious Disharmonic Malfunction - 4way split (CD)
¥1,800
US発 良質ハーシュノイズレーベル・OXENが放つノイズグラインドコンピ!日本勢3組+Sissy SpacekのCharlie Mummaソロユニットによる4way split CD! お声がけ頂いてから2年ほど、そして届いてからウェブに上げるまで4ヶ月ほどかかってしまいましたが汗 OXENがお送りするノイズグラインド4組による狂乱CDがこちらでございます!私の記憶が確かならば元々は8cm CD-Rでのリリースと聞いていたはずなのですが、蓋を開けてみるとアライグマがかわいい豪華デジパック仕様での登場、うーん熱いぜ! OXENといえば主催のMatt PurseによるUnsustainable Social Conditionや、当レーベルのディストロでも好評なIncapacitantsやParasite Nurseなど良質なハーシュノイズ作品を多くリリースしているレーベルとして知られていると思いますが、Unsustainable Social Condition名義でもノイズグラインド的な作品があったり あとはSissy SpacekのCharlieによるノイズグラインドプロジェクト Sewer Systemを発表していたりと、実は結構ノイズグラインディングしてるレーベルだったりするのです。Unsustainable Social ConditionのSewer Systemとのスプリット作品においては"Ritual Okada"というタイトルの曲(もちろん肉奴隷の岡田氏を指す)もあったりするので、OXENから今作のリリース構想を聞かされた時には興奮したものです。 さてそんな今作の収録バンドはというと… 東京が、いや日本が誇るヤングノイズグラインダー・ゆれつずける! Sissy SpacekのCharlie Mummaによる人力ゴアノイズ・Sewer System! 超豪華メンツによるトリプルボーカルエクスペリメンタルノイズグラインド・Unconscious Disharmonic Malfunction! まだ2人編成時のゴミグラインド・AVA! つー感じの熱い組み合わせ! 収録順に追っていきますと、まずは ゆれつずけるによるライヴトラックからスタート。彼らは今まで自主でデモを乱発していたイメージがあるかと思いますが、今作がSedem Minut Strachuとのスプリットカセットに次ぐ外部レーベルからのリリースになります。エフェクトをかましたボーカルとドラムといった編成からも分かるように肉奴隷からの影響は大、しかしただのフォロワーとして処理するわけにはいかない個性を持ち合わせたバンドになんであります!平均年齢上がりっぱなしのグラインドシーンにおいて期待の星!ーノイズで全てを埋め尽くすのではなく、上手く曲間の静寂を際立たせることで醸し出される哀愁がGOOD!そしてドラムの粒がキレイ、アガりますな!今回はライヴ録音ということですが、新しいスタジオ音源も聴いてみたい!早よしてくれ! 続いてはCharlie MummaによるSewer System、当レーベルでもNapalm Death Is Deadとのスプリットカセットをリリースしていたあのバンドです。世界中のアンダーグラウンドレーベルから極少数ロットの作品を矢継ぎ早に発表してきたこのバンド、今作ではノイジシャンとして培ったテクニックを惜しみなく披露したコラージュノイズとノイズグラインドの合わせ技がお見事!個人的には90年代カナダのゴミノイズグラインド勢を思わせるCharlie自身によるガチャガチャした演奏を素材として、上手くコラージュノイズに仕上げた今作は語弊を恐れずに言うとオシャレな感じ!激速ドラマーであることに異論はありませんが、ノイジシャンとして彼の力量が発揮された曲であると個人的には思います。 さて次はAVA、オレがいるバンド。今作の収録曲は西之カオティックのOrita Chaoticと、わたくしFrozenPantyによるデュオ編成時の音源を、レペゼン荒川区ノイジシャン・scumにRemixしてもらったモノです。上手いこと料理してもらってなんかカッコいいバンドみたい、カウベルフィーチャーされててブレイクコアかよ!ふたりのメチャクチャな演奏を、更にメチャクチャにカットアップしてもらってます。そんなscumも最近AVAに加入して4人組バンドになりました、色々やるんでチェックしてくださいな! そして狂乱分割音源のトリを飾るのはUnconscious Disharmonic Malfunction!まずはそのメンバー編成をご覧ください↓ Vo - Hirata (Malformed Gentleman, Corbata, ex.Realized etc) Vo - Koreeda (TRIKORONA, Mortify, ex.Coffins etc) Vo - Masumitsu (Su19b, ex.More Noise for Life etc) Electronics - Naoki Nomoto (ex. TRIKORONA) Electronics - scum (Malformed Gentleman) Drum - Kikuchi (Final Exit, Su19b, Mortify, Gravavgrav, ops-psf etc) しゅごい!しゅごすぎる!!リーダーであるドラムの菊池氏にこのu.d.m.の構想を聴いた時に胸ときめき、初ライヴを見てはのけ反った!Japanese Underground HC All Starsとも形容しましょうか、よくまあこんだけのメンツが揃いましたな!是枝氏をボーカルに置くってのも意外過ぎる… もちろん個々のネームバリューだけが売りではないこのバンド、Electronicsを担当する2名の世話しない演奏に冷徹にも感じるタイトなドラム、そして獣性溢れるトリプルボーカル!!ちゃんと聴くと歌割りもしっかりしてるし、ドラムを軸に作曲された楽曲であることも分かります。流石の貫禄、そして狂いに狂ってる感性にはもう脱帽! ノイズグラインドという名の下に、四者四様なバンドが集まった(手前味噌な部分もありますが汗)非常に面白いコンビCDだと思います。ノイズグラインドネバーダイっすよ!確かに再発音源も熱いっすけど、現行バンドもチェックしてくださいね!
-
AVA - AAAVAVAVAAA(短冊8cmCD)
¥1,650
添加物まみれの俗物 from Outer Space! 2014年にOrita Chaoti(西之カオティック)とFrozenPanty(cunts)により結成されたノイズグラインドバンドAVA、西之カオティックのアルバムやオムニバスCDへの参加を経て正規流通作品を遂にドロップ! 昨年よりWatnabe EARTHQUAKE (kaniQkai)が第三の男としてクレジット、メンバーも増え統制感の無さは更にパワーアップ!(ダウン!) アメリカの太った子供が食べている毒々しい色のお菓子にコーティングされたミニ四駆 100台が築地市場を縦列疾走するようなサウンドに乗せて、キミの体内にマイクロチップを埋め込む為に宇宙からやってきた無能音楽集団… それがオレたちAVAだ! 『AVAは知性を全く感じさせないところが良い。』 Papa Big Papa (kito-mizukumi rouber) (レーベルインフォより) 螳?ョ吶?縺九↑縺溘°繧牙ア翫¥繧上★縺九↑遨コ髢薙?繧?′縺ソ縲碁㍾蜉帶ウ「縲阪r謐峨∴繧玖ヲウ貂ャ譁ス險ュ縲桑AGRA?医°縺舌i?峨?搾シ亥イ宣?逵碁」幃ィィ蟶ゑシ峨′25譌・譛ェ譏弱??蟷エ縺カ繧翫↓蝗ス髫帛?蜷瑚ヲウ貂ャ繧貞?髢九@縺溘?よ擲莠ャ螟ァ蟄ヲ螳?ョ咏キ夂?皮ゥカ謇?縺梧?繧峨°縺ォ縺励◆縲ゅヶ繝ゥ繝?け繝帙?繝ォ縺ェ縺ゥ縺ョ逅?ァ」繧堤岼謖?☆蝨ー荳九?蟾ィ螟ァ縺ェ譛幃□髀。縺?縺後?∵─蠎ヲ縺瑚カウ繧翫★驥榊鴨豕「繧偵∪縺?謐峨∴繧峨l縺ヲ縺?↑縺??蜑榊屓縺ョ隕ウ貂ャ繧貞渕縺ォ縲∽コ域Φ莉・荳翫↓螟ァ縺阪°縺」縺溯ヲウ貂ャ繝弱う繧コ縺ョ蜴溷屏繧呈エ励>蜃コ縺励?∵隼蝟?ュ悶r隰帙§縺ヲ縺阪◆縲ら?皮ゥカ繝√?繝?繧堤紫縺?k蜷檎?皮ゥカ謇?縺ョ譴カ逕ー髫?ォ?謨呎肢縺ッ縲梧擂蟷エ譏・縺ォ縺ッ縲?㍾蜉帶ウ「縺ョ蜈??吶r謐峨∴繧区─蠎ヲ繧帝#謌舌@縺溘>縲阪→諢乗ー苓セシ繧?縲 驥榊鴨豕「縺ッ縲梧凾遨コ縺ョ縺輔*豕「縲阪↑縺ゥ縺ィ陦ィ迴セ縺輔l繧九?ら黄菴薙?蜻ィ繧翫?遨コ髢薙?縲√◎縺ョ驥榊鴨縺ァ繧?′繧√i繧後※縺?k縲ら黄菴薙′蜍輔¥縺ィ縺昴?繧?′縺ソ縺後&縺匁ウ「縺ョ繧医≧縺ォ縲∝?騾溘〒蜻ィ霎コ縺ォ蠎?′縺」縺ヲ縺?¥縺ョ縺碁㍾蜉帶ウ「縺?縲ゅい繧、繝ウ繧キ繝・繧ソ繧、繝ウ縺ョ荳?闊ャ逶ク蟇セ諤ァ逅?ォ悶r蝓コ縺ォ縲?916蟷エ縺ォ蟄伜惠縺御コ郁ィ?縺輔l縺溘? 繝悶Λ繝?け繝帙?繝ォ縺ョ繧医≧縺ェ驥阪>螟ゥ菴薙?蜷井ス薙〒逕溘§繧矩㍾蜉帶ウ「繧呈拷縺医k隧ヲ縺ソ縺檎カ壹″縲?015蟷エ縲∫アウ蝗ス縺ョ2縺、縺ョ隕ウ貂ャ譁ス險ュ縺九i縺ェ繧九?鍬IGO?医Λ繧、繧エ?峨?阪′蛻晄、懷?縲?IGO繝√?繝?縺ョ3莠コ縺ッ2017蟷エ縲√ヮ繝シ繝吶Ν迚ゥ逅?ュヲ雉槭↓霈昴>縺溘?縺昴?蠕後bLIGO縺ィ縲∵ャァ蟾槭?縲祁irgo?医ヰ繝シ繧エ縲√ン繝ォ繧エ?峨?阪′騾」謳コ縺励?√ヶ繝ゥ繝?け繝帙?繝ォ蜷悟」ォ縺ョ蜷井ス薙d縲∽ク?驛ィ縺ョ譏溘?邨よ忰縺ョ蟋ソ縺ァ縺ゅk縲御クュ諤ァ蟄先弌縲榊酔螢ォ縺ョ蜷井ス薙?√ヶ繝ゥ繝?け繝帙?繝ォ縺ィ荳ュ諤ァ蟄先弌縺ョ蜷井ス薙〒逕溘§縺滄㍾蜉帶ウ「繧定ィ?0萓九?∵拷縺医※縺阪◆縲驥榊鴨豕「縺梧擂繧区婿蜷代r迚ケ螳壹☆繧九↓縺ッ縲∬、?焚縺ョ驥榊鴨豕「譛幃□髀。繧剃スソ縺」縺滉ク芽ァ呈クャ驥上′蠢?ヲ√?らイセ蠎ヲ繧帝ォ倥a繧九↓縺ッLIGO繧Хirgo縺ォ蜉?縺医?√↑繧九∋縺城屬繧後◆蝨ー蝓溘↓繧ゅ≧1蜿ー縺悟ソ?ヲ√→縺輔l縺溘?ゅ◎縺薙〒譚ア莠ャ螟ァ蟄ヲ縺御クュ蠢?→縺ェ繧翫??」幃ィィ蟶ら・槫イ。逕コ縺ョ螻ア荳ュ縲∝慍荳狗エ?00繝。繝シ繝医Ν縺ォ繝医Φ繝阪Ν繧呈侍繧翫?゜AGRA繧貞サコ險ュ縺励◆縲1霎コ3繧ュ繝ュ縺ョL蟄怜梛縺ョ逵溘s荳ュ縺九i2譁ケ蜷代↓逋コ蟆?@縺溘Ξ繝シ繧カ繝シ蜈峨′縲√◎繧後◇繧碁升縺ォ蜿榊ー?@縺ヲ謌サ繧九∪縺ァ縺ョ譎る俣蟾ョ繧貞渕縺ォ縲?㍾蜉帶ウ「繧呈拷縺医k莉慕オ?∩縲らエ?64蜆??縺ョ蟒コ險ュ雋サ繧偵°縺代??019蟷エ譏・縺ォ螳梧?縺励◆縲よ?譫懊↑縺ゥ縺ョ隲匁枚蝓キ遲?↓縺ッ8繧ォ蝗ス繝サ蝨ー蝓溘?遐皮ゥカ閠?エ?50莠コ縺悟盾逕サ縺励※縺?k縲KAGRA縺ョKA縺ッ逾槫イ。縺ョKA縲;RA縺ッ驥榊鴨繧呈э蜻ウ縺吶kGravity?医げ繝ゥ繝薙ユ繧」繝シ?峨↑縺ゥ縺ォ逕ア譚・縺励?∫・樊ァ倥↓螂臥エ阪☆繧玖ク翫j縺ァ縺ゅk逾樊・ス繧よэ隴倥@縺溘→縺?≧縲 譴カ逕ー謨呎肢縺ッ縲碁㍾蜉帶ウ「縺ョ蛻ー譚・譁ケ蜷代r隱ソ縺ケ繧九◆繧√?゜AGRA縺梧擲繧「繧ク繧「縺ォ縺ゅk縺薙→縺梧・オ繧√※螟ァ蛻?□縲ょ嵜髫幄ヲウ貂ャ縺ョ蠢?ヲ∵?ァ縺碁聞縺剰ェ崎ュ倥&繧後※縺阪◆縲阪→隱ャ譏弱☆繧九?よ「カ逕ー謨呎肢縺ッ邏?邊貞ュ舌ル繝・繝シ繝医Μ繝弱?遐皮ゥカ縺ァ2015蟷エ縲√ヮ繝シ繝吶Ν迚ゥ逅?ュヲ雉槭r蜿苓ウ槭@縺ヲ縺?k縲
-
WELLNESS IN MOUTH OF DITCH - like asking for the moon.ep (CD)
¥550
23年1月に死体カセットよりリリースを控えるWIMODの前メンバー編成に寄る過去作epを限定入荷!レコ発企画の予習にチェックよろしくお願いします!! 新年明けましておめでとうございます。 当レーベルは今年もディストロにリリースに色々と頑張っていきますのでよろしくお願いします!さて当レーベルの新年 第一弾リリースは東京のカオティックHCバンド・WELLNESS IN MOUTH OF DITCHのアルバム"WELLNESS OF LIFE"!1月14日 土曜日 新宿 Antiknockにて行われるレコ発企画にて先行発売させて頂く予定です。Grindcore / Harsh Noise / Black Metalを中心に商品を取り扱う当レーベル、お客様にはカオテッィクHCをリリースするというイメージが全く無いと思われますが、一筋縄にはいかない真の意味での混沌 = Chaoticを見せ付ける素晴らしいバンド・WELLNESS IN MOUTH OF DITCHをリリースさせていただけること とても光栄に思っております!! 今回、メンバーの御好意で過去作のデッドストックを入荷させて頂きました。現在はGt/Ba/Dr/Voの編成で活動する彼らですが、今回入荷した作品ではヘルプを含む二本のGtとリーダーであるBaのyo-ro-氏がVoも兼務している四人編成での録音作。ピンVoであるSakiyama氏を迎えた最新作ではそのボーカルの自由度の高さがバンドの売りとなっていますが、この作品におけるyo-ro-氏のボーカルもヤバイ!!またプログレッシヴロックをカオティックHCに落とし込みジャズやメロコアさえも飲み込んでしまった衝撃的な演奏は、激しさはそのままに部分部分でファニーさすら感じ取ることができるキャッチーな展開を披露。コラージュミュージックを聴いているようなせわしない展開なのに、何故か不思議ととっつきやすいカオテッィクHCというわけの分からん境地に至っております。ホントこんなバンドいない! メンバーチェンジも行い増す増す変態度の上がったWELLNESS IN MOUTH OF DITCHの新作発売前に是非この過去作もチェックしてみてください!! レコ発企画 詳細はこちらです!!↓ 2023/1/14(Sat)@ Shinjuku Antiknock 死体カセット& WELLNESS IN MOUTH OF DITCH企画 "WELLNESS OF LIFE" Release Show ・cunts ・GOVERNMENT ALPHA ・kokeshi ・VMO ・mizuirono_inu ・WELLNESS IN MOUTH OF DITCH Open 17:40 / Start 18:00 ADV ¥2,500-、DOOR ¥3,000- +1D
-
肉奴隷 - Chain Of Evil Dead 非限定版 (CD)
¥1,129
*送料無料商品! 00年代より精力的な活動を続ける国内NOISE GRINDの古参、"肉奴隷"。AxCxや7MINUTES OF NAUSEA等のNOISE GRINDの系譜を踏襲しつつHANATARASH.THE GEROGERIGEGEGE等を意識したかのような数々のセンセーショナルなライヴパフォーマンスや、突発的かつ超限定的な自主製作音源群と国内外強力バンドとのスプリット作リリースで存在を知らしめて来た彼の実に8年ぶりとなる単独2ndCD。 近年のライヴや音源で一貫した感情の吐露として示して来た社会と権力に対する嫌悪と憎悪をNOISE GRINDという形式を用いて暴発させるが如く、過剰な衝動性をストレートに打ち出した爆裂狂乱轟音作!(レーベルインフォより) ノンクレジットですが、メンバー編成はVo.岡田、Ba/Dr.Napalm Death Is Dead、Noise.shikakuの四人編成での音源。ステッカーつき dotsmarkからのリリース
-
Napalm Death Is Dead - Hou-Kai-Kei (CD)
¥1,800
New, and very 1st solo CD from veteran Japanese Noisegrinders Napalm Death Is Dead. Loud distorted bass, improvisational drumming, howling, screeching and shouted vocals all combine to create a cacophonous wall of GRIND. As said by the band about their music and outlook: “No Talent, No Worth, No Future. Noise-grind mayhem since 2004”. (だとよ。:レーベルインフォより) USノイズレーベル・Dada Drummingが04年結成 日本の最底辺ノイズグラインドチームのファーストアルバムを無謀にも発売!東京に何年いても拭いきれないシズオカンスピリッツ溢れる崩壊系音源!数百曲収録! というわけでリリースされました、NxDxIxDのファーストアルバム!テメーで解説するのもなんなんですが、我々は04年から静岡県出身の田舎者2名で活動している東京のノイズグラインドチームでございます。無意味/無価値/無感動をモットーに走り続けて18年、アメリカの人が出してくれるというから録音してみました!我等がリーダー・ヒロタカント先生が『四十路まっしぐらなオレ達でも、元気になんかやってるように見える感じの技法を思いついた』というアラフォー演奏法を発明。言われるがままにそんな感じでレコーディングに臨んだところ 元気になんかやってるような感じに聴こえるもんですから、あら不思議!それっぽい!国分寺 Morganaにてムダによい機材で録音(3時間で)したこのアルバム、これが崩壊系サウンドの最先端だ! ライヴ当日まで楽器を全く触らないベーシストと、ツービートも怪しい敏腕ドラマーの見事なアンサンブルがこの作品にギュッと詰まっております!でもオレ達、海外でライヴしたことあるんだぜ?バンドって夢あるよな!!
-
Meatshits – Bowel Rot (CD)
¥1,600
極悪ポルノイズグラインドバンド・Meatshitsの90年発表の3rdデモがCD再発!全134曲、フランスのMEAT 5000 Recordsの21年リリース作! Meatshits大好き!個人的に、7インチ一枚に対して¥5000以上かけたバンドはAnal Cunt、the Gerogerigegege、そしてこのMeatshitsなのですが、どれも内容が似たかよったかなのにどーしても欲しくなる中毒性は彼らが後続を多く生み出したオリジナルであるということが大きいのかもしれません。 今回ご紹介するこの作品 "Bowel Rot"は90年に自主リリースされたカセット作品の再発CDです。カセット作品というよりは日本のChampagne Recordsから94年にリリースされた2枚組7インチ作品と言った方がピンとくるかもしれません。このChampagne Recordsは、Meatshitsの首謀者・Robert Deathrageをして"My Wife"と言わしめたRumi Iwamotoという日本人女性が運営していたレーベル。このChampagne Recordsからは今回ご紹介している"Bowel Rot"のリリースのみ(しかし発売には至らなかったオーストラリアのUndinismによる7inch作品のテストプレス盤が存在しているらしい)、しかしその後2002年に名義を変えたMotel Hell RecordsからMeatshits / Catatonic Existence split CDを、そして同じく02年にまたもやShipman Recordsと名義を変えてAnal Cuntの"Very Rare Rehearsal From February 1989" CDをリリースしています。もちろん全てIwamoto氏のお仕事、80〜90's ノイズグラインド最重要バンドであるMeatshitsとAnal Cuntの作品を日本のレーベルから発表するとは超超リスペクト!!!どちらかというと ここ日本での知名度より、伝説のノイズグラインドZINE "Gore Lunatic Zine"のエディター・Rumi Iwamotoとして海外に名を轟かせているのではないでしょうか。因みに私、約20年前にAnal CuntのリハCDをIwamoto氏がリリースした際にメールで問い合わせたら(その時はShipman Records名義のHPがあった)、『日本人からAxCxの問い合わせを頂いたのは初めて!』とのお言葉を頂きました。エッヘン。 さて、そんな今作は上記のように2枚組7epに続く2度目の再発、フランスの(一部で悪名高い)Meat 2000 Recordsから21年に発売された作品です。しかし何年か前にRobert Deathrageが10数年振りにカムバックしてからは昔の作品の再発が進んで良い時代になりましたなぁ〜、デモ作品のLP再発も続くようですがウチでも入荷したい… (円安ぅ…泣) おっと話がズレてしまいましたが、この"Bowel Rot"は初期Meatshitsの集大成とも言えるノイズグラインド金字塔的作品!Turd Cutterなる女性メンバーも在籍していた頃の作品で、20秒程度の曲にホラー映画やポルノからサンプリングされたSEが頭につくMeatshitsの発明が堪能できる素晴らしい作品です。一聴すればRobert Deathrageであると分かるあの深みのある声、そして楽器隊もデスメタル味の無いパンクな演奏でドタバタドラムがかっちょいい!!それが134曲続くんだからスキモノの皆さんは大興奮必至!あとはやはり冒頭に置かれたイタズラ電話ドキュメンタリーが肝でしょう笑 札幌のアナル番長も行った、アルバム長の作品にイタズラ電話を収録するという悪ふざけ… 違うデモ作品にはもっと長尺のヴァージョンが存在するので、マニアの皆さんは血眼で探しましょう!オレはそのカセットに一万円使ったぜ!!! この作品、オススメというよりはノイズグラインドメイニアにとって必携盤、一家に一枚持ってないとおかしい大名盤です!SEも長くなく通してダレることなく聴ける初期Meatshitsの大名作!!
-
Demonic Compulsion - Abomination Glory (CD)
¥2,600
Libido AirbagのDidiez El Vaginal Conquestadore氏によるBlackened Grind Noiseプロジェクトによる1st アルバム!なんとChaos Cascadeがゲスト参加、ってことはLibido Airbagじゃん!!ドイツのDesolation Galaxiesからのリリース、限定100枚! 21年にインドのCyclopean Eye Productionsからリリースされたミニアルバム "Spiral of Abhorrence"もキョーレツでしたが(当レーベルでも販売中!)、あれから3年、Demonic Compulsionが超強力なアルバムを引っ提げ再登場!前作も2年の歳月を費やし完成させた、細部までこだわったドス黒サイバーグラインド作品でしたが、今作も時間をかけ素晴らしい作品が上がってきました。なんてたってレーベルのニュース欄にDemonic Compulsionのアルバムが出るってインフォが流れたの、去年の春ですからね!完成間近な時にインフォが出されたと思いますが、正にファンにとっては待望の新作となります! 前作である"Spiral of Abhorrence"入荷時にも書かせてもらいましたが( https://noisegrind.official.ec/search?q=demonic )、Demonic Compulsion主宰であるDidiez El Vaginal Conquestadore氏はLibido Airbagのメンバー。そう、Gutのボーカリストであるドイツが誇る大変態・Spermsoaked Consumer Of Pussy BarbecueことOliver Roder氏のLibido Airbagが活動停止するまでの約20年間 女房役を勤めた偉人であります!現在 音楽活動はこのDemonic Compulsionのみのようで、他はこの名義でアートワークを提供している模様。 さて、今回入荷したDemonic CompulsionのアルバムはドイツのDesolation Galaxiesからのリリース。設立当初から当レーベルもお付き合いさせて貰っているレーベルで、Cervical Smear / Scatmother / North Central / Sodomy From Beyondなど、各国のPerverted極悪ノイズな面々をリリースする間違いないレーベルですな。ドイツのレーベルであることもあり、Demonic Compulsionがリリースされるのがしっくりくる!インフォ流れた時はわたくし狂気致しました。 そんな12曲入りの今作ですが、前作以上に邪悪な雰囲気に支配された高速サイバーグラインドでノックアウト!!ガバの要素は残しながらもダンサブルな雰囲気は前作より鳴りをひそめ、直線的なブラストビートに乗る高音ゲロ声がCOOL!War Black / Bestial Metalの影響はあるもののDemonic Compulsionはやっぱグラインドコアですな。スピードフリークはマスト! と、いつもならこんな感じで〆るのですが、このアルバム大事件が起こっていまして… なんとChaos Cascadeが3曲ゲストボーカルとして参加!!!!Chaos Cascadeとはこのレーベルでも何作か入荷していて その際にメンションしてますが、中の人はOliver Roder氏!Gutの!Nunwhore Commando 666の!ってかDemonic Compulson + Chaos CascadeってコトはLibido Airbagの組み合わせじゃんかー!!!!!前作を紹介した際にもDidiez El Vaginal Conquestadore名義でChaos Cascadeにアートワークを提供しているコトは書かせてもらいましたが、音源での繋がりはLibido Airbag活動停止後 初となる模様です。インナーにはお二人の御尊影まで掲載… 眩しいぜ!!何か今後もこの組み合わせでやって欲しいですな! 100枚限定ということもあり、今回の入荷が最後になるかと思います!ってか100枚て!もっと刷ってくれ!! とにかく暗黒サイバーグラインド大傑作!!!!!!!!!
-
Demonic Compulsion - Spiral of Abhorrence (CD)
¥2,200
元祖エレクトロポルノゴア・Libido AirbagではOli(ex.Gut)の右腕として活躍していたDidiez El Vaginal ConquestadoreによるBlacken Electro Grindユニット!Fast!Evil!Danceable!インドのCyclopean Eye Productionsからモーレツなリリース! 一時期の勢いはないといえどもアメリカのFecal Matter Discorporatedを中心に世界的に大ブームとなったサイバー/エレクトロゴ。このブームの急先鋒はオランダのSMESであることは間違いないのですが、他にもカナダのSpermswamp、メキシコのRed Hot Piggys Pussys 、そして知る人ぞ知るチリのProject Your Sister On Four など素晴らしいサイバーゴアグラインドバンドが世界各国に生まれ、特に00年代初頭は随分な盛り上がりを見せていたと思います。確かにこのブームの立役者としてはSMESの功績はデカい!デカいのですが、そのSMESに多大なる影響を与えたバンドがドイツのLibido Airbagであることは皆さんもご存知でしょう。 ジャーマンモッシュゴアの始祖・Gutを解散後、その中心人物であったBukkake BoyことOliが95年に始動した(早ッ!!)エレクトロゴアグラインド・Libido Airbag。当時もAgoraphobic NosebleedやWadgeなど、打ち込みドラムであることを逆手に取り超高速グラインドを奏でるバンドは多くありましたが、このLibido Airbagのテクノ/ガバなどの方法論を取り入れた"踊れる"グラインドコアが世に出た衝撃は凄まじかった!Oli氏の普通じゃ満足のできない変態性に誰もがひれ伏さざるを得ないグラインドコアシーンにとっての大事件だったのです。 そのLibido Airbag名義では4枚のアルバムと2枚のコンピレーションをリリースしていますが、その大天才変態 Oli氏の相棒として結成当初から在籍していたのがDidiez El Vaginal Conquestadore氏。彼のソロプロジェクト・Demonic Compulsionの初の単独作がなんとインドから登場!このリリース元 Cyclopean Eye Productionsはスリランカのノイズグラインディンブラッケンテロリスト・Konflictやインドのブラッケンデス・Genocido Shrinesなども配給する極上なアンダーグラウンドレーベルで、いま現在Oli氏のメインプロジェクトとして知られるChaos Cascadeとの繋がりはあるものの、Demonic CompulsionのCDが出るコトには正直驚きました。(余談ですが、Didiez El Vaginal Conquestadore氏はChaos Cascadeにアートワークを提供したりと今だに繋がりはある模様) さてそんなDemonic Compulsion、アメリカの怪人・Ray Riveraが主宰するSexmord RecordsからリリースされたInfernal Pukeとのスプリット7インチに次ぐ待望の単独作品が今作。19-20年の間に録音された限定100枚のミニアルバム扱いの作品となります。コレがまた良い…!ジャケットからも分かる通りブラックメタルの要素も多分に含まれた高速サイバーグラインドですが、その凶暴性/暗黒度はピカイチな極悪音源!Libido Airbag後期、またはChaos Cascadeへの過渡期といいましょうか、あの頃に見られたキャッチーながらも禍々しさが感じられるテクノサウンドとグラインドの融合を更にソリッドにしたような内容です。次作はドイツのDesolation Galaxies Recordsからリリースされるということで、益々ノイジィーに、そしてドス黒く仕上がることは間違いなし!ガンガンリリースして欲しいバンドですね〜
-
MANIA - Little Pieces Of Violence (CD)
¥2,000
故Keith Brewer氏のユニット・MANIAが17年にUS老舗ノイズレーベルから発表したアルバム作品!テキサスの暴君という呼び名に相応しいメタルジャンクと咆哮に支配されたバイオレントノイズ!限定300枚! 2019年に49歳の若さでこの世を去ったアメリカノイズシーンにおける重要人物・Keith Brewer氏。彼が長年に渡りTAINTと共にメインプロジェクトとして活動を行っていたMANIAのアルバム単位としては3枚目にあたるソロCD作品です。真心ブラザーズの曲 "拝啓、ジョン・レノン"(名曲)の歌詞の中で、『僕があなたを知ったときは ブルース・リーと同じように あなたはこの世にいませんでしたね』という歌詞があるのですが、私もMANIA/TAINTという名前は知りながらも存命中に作品を聴く機会が無く、今となってはもう少し早く手を出していればと後悔に近い気持ちが強いです。先日、運良くthe Rita / Sewer Electionの協力コンビに加えてKeith Brewer氏も一時在籍していたEdwige (往年のホラー映画や07年に公開された『ホステル2』にも出演していたEdwige Fenechというイタリアのスクリームクイーンに捧げられたユニット)を安価で買うことが出来たのですが、the Rita / Sewer Electionによるきめ細かいノイズワークが素晴らしいと思う一方、Keith Brewer氏の粗野で乱暴な感もあるメタルジャンクノイズやアジテーションが素晴らしく、作品を聴いた後にはやっぱMANIAかっけーな!という感想に至りました。今更ながら、もしまだKeith Brewer氏が存命なら…というifを夢想してしまう私がいます。 さて今回ご紹介するのは前述の通り3枚目にあたる19年発表のCDアルバム作品 "Little Pieces Of Violence"です。この後にドイツのTOTAL BLACKからLathe-Cut盤を、そして氏の死後にFreak Animalから発表された"Raw Nerves & Unseen Eyes"(レーベルインフォには生前にマスターを預かっていた作品とあり)をもってMANIAとしては活動を終えるコトになりますので、氏の最後期の作品ということになります。 5分前後の曲が8曲、全てノータイトルで収録されている今作はリリースをしたPhage Tapesをして"過去作に比べても間違いない作品"と言わしめるMANIA史上最高傑作と位置付けてもおかしくない作品!個人的にMANIAの魅力は音の持つカビ臭さ、曲展開の緊張感、そして暴力性にあると思うのですが、その集大成というか、決してBGMになり得ない没入感を誘う素晴らしい作品です。隙間を埋めてやかましさを際立たせる手法もノイズ作品の制作に当たって間違いではないと思いますが、過剰に音を重ねないコトで空間を楽しめるというか… アメリカの音楽家に対して適切かどうかはわかりませんが、『侘び寂び』のある音楽性だと私は思います笑 それ故に保たれる緊張感と残虐性、MANIAが極悪ノイズと評される最重要ポイントはここにあるのではないかと…!Keith Brewer氏自身によるアートワークにももちろん注目!! 最後の最後にホント素晴らしい作品を残しましたな〜、マジでサイコー!サイドプロジェクトも合わせればKeith Brewer氏関連の音源は山とありますのでコツコツ集めましょうかね… オススメ!
-
Dhak - Demos & Rarezas (CD)
¥2,400
アルゼンチンのRaw Power Metalバンド・Dhakの85年デモ、そしてライヴを収録した編集盤入荷!NOT 崩壊系、TRUE 鋼鉄魂な弾きまくり泣きまくりの激アツメタル盤! 今回ご紹介するのはアルゼンチンのPower Metalバンド・Dhakのデモ音源集です。まずはネットで見つけた彼らのバイオグラフィーの和訳をご確認ください↓ Dhakはアルゼンチンが誇る後継のバンドに影響を与えた最古参のパワーメタルバンドである。 Dhakの1992年に出された名盤 1stアルバム "Furia Demencial"はカセットフォーマットでのみリリースされた。それにもかかわらずアルゼンチンメタル界において彼らはトップへと登り詰めたのだ。 ギタリストのAlejandro Roldanを中心に1981年に結成されたDhakは、当時開催されていたフェス、そして人気のあったバンド達とほぼ全て参加/共演をしている。ブラジルツアーも敢行したが、そのツアー後にVoのCarlos Cabralが脱退。1985年のことだった。 新しいシンガーを迎えての新曲レコーディングを行うも、最終的には資金不足の為にそれまで録音していた楽曲全てが水の泡となってしまう。それが原因でバンドは一時膠着状態に… 89年には初代ボーカルCarlosを再度迎え入れ、幾つかのライヴをこなすが最終的にはCarlosはTren Loco (アルゼンチンの都市Grand Bourg郊外のへヴィメタルバンド、現在も活動中)に加入する為にまたも脱退。 幾度かのボーカル脱退劇を経て、遂にバンドはDiego Valdezをシンガーとして迎えいれ、歴史的名盤と評される"Furia Demencial"を92年に発表。攻撃的な歌詞を載せたトラディショナルなRAW Power Metalアルバムだが、実に革新的な作品であった。その後"Nahuel I" という名のオムニバスに2曲提供し、Alejandroの都合により98年のライヴを最後に活動を停止してしまう。その間 彼は自宅にスタジオを設立、地元のアンダーグラウンドバンドのプロデュースに勤しみ、またSATIというバンドでの活動を行なっていた(このバンドは一本の素晴らしいデモを残している) とのこと。 恐らくこちらの文章は(Graf Speeのオフィシャル再発を初めて行った偉すぎるにも程がある)ブラジルのレーベル・Dies IraeよりDhakの1stアルバム "Furia Demencia"がLP再発された際に寄せられた文章だと思われます。 上の文にもある通り、彼らは1stアルバムを発表後アルゼンチンメタルシーンで多大な評価を得たということですが、ぶっちゃけた話 私はこの1stアルバムが苦手で… ボーカリストの脱退が相次ぎ、Dhakがやっと見つけたシンガー・Diego Valdez氏を迎えて放たれた渾身の一撃が件のアルバムになるのですが、確かに実力のあるボーカリストであるコトは承知の上で苦言を呈すと… ちょっと声質が汚いんすよね汗 品がない。ノイズグラインドバンドの輩にこんな評価をされるのはDiego Valdez氏にとって屈辱かとは思いますが、それに加えて1stアルバムは初期デモ作品に比べてスラッシュ度が高く、当時Roadrunnerでブイブイ言わせてたSepulturaに続けたばかりに取り入れた要素が個人的には邪魔だったり… 上のバイオグラフィーに続く情報と致しましては、バンドは06年に2ndアルバム"Se Decide Justicia"を発表。ボーカルはDiego Valdez氏のまま、しかしスラッシュ度は抑えられ初期のパワーメタル期に近い楽曲を披露。リリース当時、メタルヘッドバンガー達からは絶賛されたらしいのですが、個人的にはヘヴィネスが過ぎると… なーんかクレイマーの如き文句ばっかタレておりますが汗 なーんか違うのよね… と。 そんな私に救いの手を差し伸べたのが今回ご紹介するDhakの編集盤 "Demos & Rarezas"でございます。今まで再発の機会のなかったDiego Valdez氏以前に在籍した2名のボーカリストによるデモ音源、そしてライヴを収録! 1-5曲目はDaniel Abruzezze氏がボーカルを取る録音時期不明の楽曲、6/7曲目は初代ボーカリスト・Carlos Cabral氏による録音(こちらも録音時期不明)、そして残りとなる8-11曲目はCarlos Cabral氏が再加入した際の89年のライヴテイクを収録。 ということは… 上にあげたバイオグラフィーにある"新ボーカルを迎えて録音に挑んだが、資金難から頓挫したデモテイク"ってのがDaniel Abruzezze氏参加の録音ってことなのか?? そんなDaniel Abruzezze氏、ミッドテンポな曲に高音Voで歌い上げるガッツ溢れる素晴らしい楽曲を残しておりますが、このボーカルがすごい!声が高過ぎていわゆる怪鳥音!!笑 耳がキンキンしそうなハイトーンボイスで我々を魅了します!楽曲に関しては技術的には全く申し分のない泣きまくり引きまくりなパワーメタルサウンド、80年代ということで録音状態は良くはないものの許容範囲。とにかくこの声を聴いて頂きたい、マジすげーぞ! そしてバンドが脱退後も再度ラブコールをしたCarlos Cabral氏のテイクですが… こりゃこの人に頼みたくなるわという素晴らしい歌唱力!ハイトーンボイスもバッチリ決め、男らしいそのボーカリゼーションに熱くなるぜ!最初に収録されているデモ音源(リマスタリングしてる癖に何故か左チャンネルに偏った謎ミックス)はスピード感溢れる楽曲で完全にノックアウト、素晴らしすぎる!そして音量が楽器隊よりボーカルが目立つライヴテイクも熱すぎ鳥肌立ちまくりングなハイテンション音源!Carlos Cabral氏が脱退せずにこの路線で突っ走ったDhak音源を聴いてみたかった! Carlos Cabral Rules!!!!!! っつっても楽器隊の演奏も涙腺刺激なクサクサ泣きメタルなので、全辺境メタルマニアは要チェックです!!!
-
Golden Serenades - Fitte (CD)
¥1,800
Jazkamer等の活動で知られるJohn Hegre氏とJørgen Træen氏によるノルウェー発のハーシュノイズプロジェクト・the Golden Serenades!06年発表のカセット作品がリマスタリングを施しCD化!US老舗ノイズレーベル・Phage Tapes、スウェーデンのOminous Recordingsの共同リリース! 1999年より始動したJazkamerの片割れJohn Hegre氏擁するノルウェーのハーシュノイズデュオ・the Golden Serenades!Pervertedな名門USノイズレーベル・Trash Ritualからリリースされていたカセット作品を、名匠 Grant RichardsonがリマスタリングしてのCD再発作品となります。私、この作品はPhage Tapesから(かなり前に汗)入荷しているのですが、今も元気にNorth CentralやAnonymous MasturbaudioumなんかをリリースしているOminous Recordingsのカラーが強い作品ですな。ジャケットからして変態性を全面に出しててサイコー!オリジナルのカセットジャケもデジパックトレイ下で拝むことが出来ますので、それは買ってからのお楽しみ。 さて、そんなthe Golden Serenades!…私、ジャケ買いの感覚で買い付けてしまったので彼らの予備知識皆無なのですが汗 インターネットの広大な海を泳いで入手した情報によると『07年のパフォーマンスで$5000のギターを叩き割ったコトで有名』とのこと。すげーぜ!それだけでも嬉しくなって買っていまいそうになる素晴らしい情報ですが、音を聴いてまたビックリ、『インキャパ好き?』と尋ねたらハイっ!!と元気よく返事がかえってきそうなキョーレツハーシュノイズ!!両氏によるエレクトロニクスが縦横無尽に、そしてそれぞれの個性を武器に暴れ回る様が痛快!とにかくうるさい、そしてテンションの高い演奏には予備知識なしで持っていかれました。このユニットはライヴで見てみたいな〜。それぞれの演奏を方チャンネルずつに振っているので、イヤホンで聴くとこれまた躍動感があってGOOD!The Golden Serenadesとしては2012年にA Dear Girl Called Wendyから発表されたLP以降、作品リリースは無いようですが他の作品も聴いてみたい!オススメです!!
-
Sacra - Siempre Vivo (CD)
¥2,200
SOLD OUT
ペルーのハードロック/へヴィメタルバンド・Sacraのライヴ盤!キョーレツなシケ/クサレメロディの嵐!87年から2010年の再結成公演までのライヴ録音を網羅して収録! この作品、コロンビアのディストロに転がっていたので南米クサレへヴィメタルを堪能できるヤツじゃないの?と思い注文、その嗅覚は大正解!知られざるペルーのハードロック/へヴィメタルバンド・Sacraのオールタイムなライヴアルバムを入荷いたしました! 『知られざる』なんて書きましたが、見つけた記事によると本国ペルーでは結構名の知れたバンドらしく、90年の解散後 97年、2012年に再集結ライヴを行っているとのこと。デモ2本しか出してないのにしゅぎょい!!そんなさかなクンもビックリなSacraのBiographyを、広大なネットの海を漂い見つけてきてきましたので和訳して転載いたします↓ SacraはTortura、そしてHeadworkの2つのバンドの解散後、そのメンバー達が合流して結成されたバンドだ。ペルーのMagdalena県で前述2バンドが共演し少し経ってからの1986年のことだった。Jano Torres (Headwork)がボーカルを、Ronald MacKee (Tortura)がギター、Miguel Tuesta (ペルーの伝説的へヴィメタルバンド・Masacreのメンバー!!)がベース、そしてJohnny Gonzales (Headwork)がドラムを担当し当初はバンド名が無いままスタジオに出入りしていた。しばらくしてギターのRonaldが脱退、Martin Tuesta (Miguel Tuestaの兄弟で同じくMasacreのメンバー)、Reuven Amiel "Paquirri"両名がギターとして加入しSacraとして本格的にバンド活動をスタート。早速''La Danza de las Cruces” / “Sed de Poder”の2曲を録音、しかしTuesca兄弟は2ヶ月に及ぶヨーロッパ武者修行に出向き、その帰国後にはMasacreに専念するために脱退。その後バンドはFernando Torresをベースプレイヤーとして新たに迎え、更に"Lejos del Momento" / "Siempre Estas"の2曲をAmigos studioにてレコーディングを行った。1987年のことである。 SacraのデビューライヴはPalacio MarsanoでMasacre / Orgusと共に行われた''Metal 1988'' 、続き同会場で行われた''Circo Metal Azul''にも出演、またFlamingo in Mironesで行われた公演ではRichard Pescioがライヴサポートとして参加した形で行われた。この3回のライヴの後、ギターのReuven Amiel "Paquirri"が脱退、88年11月にRafael MacKeeが加入しCampo de Marte / Miraflores acoustic shellでの公演に出演、ライヴ活動を継続させた。 89年、ペルーの都市・HuarazにあるSwiss Pub / Charlotte Nightclub / Rockola Susy / Tupac Amaru Cinemaでの公演にそれぞれ出演。この編成ではAvalos Studioにて''Mi Ultimo Sueño'' / ''No es un Adios''の2曲のレコーディングを行っている。Pucallpa市で行われたライヴではJohnnyの代わりにGustavo Coronelがライヴサポートとしてドラムを担当、LimaのLa Casona de Barrancoでの公演でも彼がステージに立っている。そして1990年、バンドは解散に至る。 (超意訳) 人気の土台はやはりペルーのへヴィメタル聖戦士・Masacreのメンバーが関わっていたからか?いやいや、そんなデータ的なことだけではなく収録された楽曲はだいぶレベルの高い演奏で、世界的には正に『埋もれてしまった』と表現するコトが最も正しいと思われます! 80年代、ペルー、メタルと三拍子が揃えば必然的に『崩壊』という形容詞が頭に浮かぶと思われますが(私もその一人、ガビガビ録音を最初は期待していました)、前編においてクリアな音質で収録されたクサレフレーズの嵐に悶絶!商業ロックに片足突っ込んだようなキャッチーな曲調、しかし拭いきれないイモっぽさも含めて完璧な内容!もちろんドラムソロパートもあり!!思わず見ている観客も歌詞を合唱してしまう場面も収録されており、地元ペルーで愛されているバンドなんだと再認識されました。 全10曲中、87〜89年 現役期、再集結ライヴ①と考えられる96/97年のライヴ、そしてその②と思われる2010年のライヴがバランスよく収録されており、トリのトラックを飾るは87年の地元ライヴ局で流された演奏を収録という粋な構成。前述の通りデモテープ2本を残したに過ぎないこのバンドが、幾度かの再集結ライヴを行い観客を熱狂させているコトに感動すら覚える好内容!22年リリースの作品となりますが、その当時から全曲集の噂はあるものの未だリリースされていない模様…(80's ペルーバンドのオムニバス 7epという形で"Danza De Las Cruces"のみ復刻されている) コレはスタジオ音源聴きたいでしょ〜!リリースマジで期待!
-
Libation / Itnos - The Complete Discography 1991-1995 (CD)
¥2,400
from シンガポールアンダーグラウンド!92年結成のLibationとと、その後継バンドにあたるItnosの音源を全て網羅したスプリットディスコグラフィー!アルゼンチンはZzooouhh Recordsからの20年リリース! 超最高マニアック南米/東アジアアンダーグラウンドメタルを再発し続けるInfernal CurseのErikが運営するZzooouhh Records!再発したものが何故かF.O.A.D.から後出しリリースされるという、流石に何かしらの取り決めはあるのでしょうがなんか巨大レーベルの陰に隠れてしまっている感もあるこのレーベルですが、それがアンダーグラウンドメタルレーベルの醍醐味とも言えるのでしょうか?言えるでしょう!とにかく年に10タイトルくらいのペースで素晴らしい再発を続けているZzooouhh Recordsですが、今回ご紹介する作品はこのレーベルの根幹にある価値観を凝縮したような作品だと思います。なんてったってZzooouhh Recordsの前身であるBaphometal Records(もちろんGoatvulvaのデモタイトルから引用!)からも2010年にLP版が、そして20年には現レーベル名義でLP/CDの2フォーマットでの再発をおこなっているのですから! ご紹介するのはZzooouhh Recordsが得意とする90'sシンガポール産アンダーグラウンドデスメタルバンド・Libation / Itnosのディスコグラフィー盤です。ItnosはLibationを母体として結成された後継バンドで、いわばItnosの歴史を振り返りましょう的な構成になっております。 簡単に彼等の歴史をご説明しますと、90年にMetallica / S.O.D / Sarcofagoに影響を受け(って凄い並びだな!)まずはMumbkaというバンドを結成。その後、学業との両立が難しいと言う理由でドラムが脱退。Mumbkaは"Brutal Noise Metal"と評されていたようですが(デモがあるらしい、聴いてみて〜)、ドラム脱退を機にメンバーリクルートを経て91年6月にBlack Death Metalバンド・Libationとして転生。既にシンガポールのレジェンドであったAbhorer、そして説明不要なBlasphemyの影響を受けたバンドとしてリスタート。しかしこのバンドも4曲入りデモテープを発表するも、リクルートしたメンバーが抜けることで消滅。それを機に再度改名を行いItnosとして活動を始めたとのこと。 このMumbka〜Libation〜Itnosの流れにおいてリーダー的役割だった(また今作のBiographyを執筆している)Xxxul氏が、今なお現役のシンガポールアンダーグラウンドメタル代表であるImpietyのメンバーだったということに驚き!初期デモ "Ceremonial Necrochrist Redesecration"にも参加、そして彼等の初のヨーロッパツアーにも参加しているという猛者でありました。Libationではドラマーとして、Itnosではギタリストとしてクレジットされています。 Xxxul氏のBioによると、Itnos結成後はオランダのSuperior Creationsより二曲入り7ep "Christ Mary Bitch"を早速リリースするなどして絶好調。それから新たに2人のメンバーをリクルートし、Death ThrashなサウンドからDeath Metalに徐々に音楽スタイルを移行。初のデモテープを収録したLion Sudioはシンガポール国内だけではなく、アジア各国のジャズミュージシャンと共に仕事をしたことのあるスタジオということで、音質は更に向上。しかしその例にあげられたアジアミュージシャンの中にSho Jo Tai (Japan)という名前があるのですが、もしかして少女隊…?ワニブックスから少女隊共和国って児ポ法引っかかりそうなカセットブック出してた少女隊なのかちら… 持ってるけど… とにかく!その後もItnosはIron Maiden "Running Free" / Rainbow "Down to Earth"などを録音したエンジニア Gary Edwards氏にレコーディングを行ってもらうというなんかめちゃくちゃすげーコトも経験したよう。これもLion Studioが結んだ縁のようで… 恐るべし、Lion Studio!!!! さてさて、そんな今作に収録されている内容は以下の通り↓ 1-5 Libation - "Sanctimonious Offerings" Demo 1991 6-7 Itnos - "Hymenix Promomancy" Demo 1995 8-9 Itnos "Christ Mary Bitch" 7''EP 1994 10-12 Libation - Rehearsal Demo 1992 13 Itnos - "Infinite Visions of Hell" Compilation 1994 Itnosの収録音源は音質もよく、演奏も本当に素晴らしい。13曲目が先に書いたGary Edwards氏が関わった楽曲の様ですが、やはり匠の手のかかっただけあり圧倒的ブルータリティと彼等の卓越したセンスに脱帽するデスメタルサウンドを堪能できます。 しかし、我がレーベル的には、やはり、Libationなんだなー!! Impietyがシンガポール/マレーシアに知らしめたSarcofagoは当時シーンの隅々にまで届いていた様で、当時の現地メタルバンドの暴虐性といったらブラジルに負けず劣らずの過激さだったと思うのですが、LibationにはそのSarcofagoを輸入したImpietyのメンバーがいるのだから更に倍!ドン!てな話です。 92年のリハーサルデモにおいてもファストなデスラッシュを披露していてアッパレなのですが、特筆すべきは91年の"Sanctimonious Offerings"!!!コレがまたカビ生えた楽器で沼に浸かりながら弾いてます?ってな具合の腐りっぷりでもうサイコー!激Lowな弦楽器隊、そして走り過ぎないドカドカドラムに地の底から響いてくる様な低音デスボイス!!お世辞にも高音質とは言えない録音環境も相まって、地獄のようなデススラッシュサウンドを堪能できます!かと言って決して崩壊系ではないところもミソ、しかしながらこのRottenっぷりをここまで体現できているコトは本当に素晴らしいです。コレだからlate 80's - early 90'sのシンガポール/マレーシアシーンは外せないぜ〜。 東南アジアマニアクス、そして南米メタル狂にも自信を持ってお勧めできるアンダーグラウンドメタル作品です!!
-
P.O.A. - Guru of Hell (CD)
¥1,000
東京ライヴシーンにおいて勢力的に活動するSeeping ProtoplasmやOROCHIなどのメンバー擁するポア・ゴアグラインド P.O.A.の自主制作プレスCD!Bloodのカバー含む全8曲入り! 今回もバンド側からご指名頂きまして当レーベルでも取り扱わせて頂くことになりました、ありがとうございます!前回入荷したCD-RではP.O.A. = Pervert of Abilityとの表記があったのですが、今回のCDジャケにはPutrefied Organic Apocalypseと書かれている… 改名?変名?いやいや、とにかくポアですよポア! つーことで今回も遅れてきた90年代 鬼畜/悪趣味系ゴアグラインド P.O.A.、前回入荷したCD-Rではいわゆるモッシュゴア/ファニーゴアな要素が強い作品でしたが、グルーヴィーな要素を残しながらもよりOldschool Gore Grindな感じを前面に押し出した内容となっております。やはりこのバンドの特徴と言えば宗教ネタSE、2024年になって尊師マーチ使うっての若い子に通じんのか??(ってP.O.A.面々も充分にヤング)と心配してしまいますが笑、そこはポアゴアグラインド!胃がもたれない程度にそれらのSEを挟んでくださっています笑 宗教ネタ曲と言えば個人的にはQP-CRAZYの"いまさらハルマゲドン"だと思っているのですが、それに負けず劣らずのおちょくり具合はコンプラ重視のこのご時世を逆行するパンクスピリッツということでしょう。 今作でもトリプルボーカルによる賑やかしい演奏は冴え渡り、GronibirdやGutalaxなど所謂チェコ周辺のパーティゴアバンドファンにオススメ!しかししかしモロブラックメタルなリフが飛び出してきたりと一筋縄ではいかないのがこのバンド、当レーベル的には最終トラックに収録されたショートカットグラインドには痺れました!俗悪なSEを垂れ流しつつ何発もノイズグラインド曲をキメてくるのは、あの名作・Seven Minutes of Nausea / Ptaoによる名作split 8cm CDと同じ手法じゃーありませんか!GREAT! 東京ヤンググラインダーズの初のプレス作品、今後の為にも買って応援/聴いて応援ですぞ〜
-
Zombie Ritual - Zombie Koiwa Party - Too Rotten To Live 『死霊のゾンビパーティー』 (CD)
¥2,200
東京の地下道より出没した4人組(4匹組)ゾンビ・スラッシュ・メタル・バンド、ZOMBIE RITUALによるライヴ・アルバム。2023年4月30日、小岩Bushbashにて開催した「Distro.day Vol14」にて発生した白昼の殺戮スラッシュ・ショーを盤面に収める事に成功。ゾンビ達が地上に出現し20年が経過し、長い年月に渡り数々の人間を食らい続けた集大成に相応しい、阿鼻叫喚のパフォーマンスを血の一滴も溢さずに収録。BLOODBATH RECORDSとCAPTURED RECORDSの共同リリース。 アルバムを手にした貴方の後ろにもゾンビーが迫る! 食い殺されたくなければこのCDを持ってレジへ急げ!! JERO (キャプチャードレコード) 〜BIOGRAPHY〜 2003年、「Tokyo Zombie Metal」をコンセプトに結成。酒とゾンビについて歌うデス/スラッシュメタルバンド。フルアルバムに「Night of the Zombie Party」(2004年)、「Dawn of the Zombie Slaughter」(2012年)がある。その他、EPやスプリット、ライブ盤など多数。2024年夏、3rdフルをリリース予定。 (レーベルインフォより) 23年4月30日、小岩 Bushbashがゾンビに占拠された!?楽器を持ったゾンビ4匹が奏でるスラッシュメタルによって、人間共が殲滅された模様を収めた実況録音盤!Captured Records / Bloodbath Recordsによる共同リリース! 03年に東京にて結成、それ以来20年強 コンスタントに活動を続けたゾンビ達による約8年ぶりのリリース音源の登場! ドイツの超強力グラインドコアレーベル・Power It Upや、日本の超こだわり限定へヴィメタルレーベル・Heavy Metal Superstarからのリリースもあるように、世界的にパンク/メタル両界隈からも厚い信頼のあるゾンビメタルバンドです。先に挙げたこの2レーベルからのリリースがあること自体、Zombie Ritualがもの凄いバンドであることはおわかりになると思いますが、私はゴアメタル旋風が巻き起こる中 Razorback Recordsからアルバムを出した日本人バンドであるというコトが最重要ポイントだと思います!Relapse RecordsからリリースされたExhumedの1stアルバム"Gore Metal"がアンダーグラウンドで大ヒットを飛ばし、それに伴いHaemorrhageの再評価、またGhoulやLord Goreといった後続ゴアメタルバンドのアルバムがRazorback Recordsから多数リリースされる中、そのラインナップにZombie Ritualが並んでいたという衝撃!世代ど真ん中で個人的に当時のゴアメタルブームに思い入れがあるという点、また厳密にはZombie Ritualがジャンルとしてはゴアメタルバンドではなくスラッシュメタルの再解釈であるという点も分かってはいるのですが汗、キャッチーなリフが特徴的なゴアメタル勢が多く占めるカタログの中にゾンビメイクをしてコール&レスポンスをする日本のバンドがいたというのはやはり物凄いことだったと思うんですよね。 そんなZombie Ritualも結成21年目、夏には3rd フルアルバムの発表を控えている中でのライヴアルバムが発売開始!昨年はDeadly Spawnの超強力なライヴ盤を共同リリースしたCaptured RecordsとBloodbath Recordsが再度タッグを組み、またDeadly Spawnのライヴ盤と同じく小岩 Bushbashでの録音!小岩-市川-船橋のトライアングルが生み出した超強力暗黒パワーの結晶の如き素晴らしい作品となっております!!! さてそんな気になるライヴCDの内容はというと1st / 2ndからの楽曲をバランスよく配置し、そしてその間に発表されたミニアルバムからの曲も含めた全13曲入り!もちろん曲名には全て"ZOMBIE"という単語が含まれております!笑 『ギターウルフとZombie Ritualはサビで合唱が出来る』とはよく言われたものですが、聴いているとライヴの臨場感がダイレクトに伝わってくる素晴らしい録音で、正に現場の熱気をも真空パックしたかのような激アツ作品! スラッシュメタルを基調としたキャッチーなリフの応酬、疾走感がありながら力強いツーバスドラム、そして強力なゾンビーボーカル&MC!!This is HEAVY METALなフレーズも飛び出し拳が上がる場面も多々ありますが、この盤を初めて聴いた時にはハードコアな印象すら感じました…! 改めてZombie Ritualはライヴバンドだというコトをこの作品で再確認、こんなカッケー曲をゾンビメイクでやってるだなんて絶対楽しいライヴに決まってますわな!!ベスト選曲とも言えるこのアルバムを聴いてから、みなさんZombie Ritualのライヴに向かいましょう!!
-
DRUNK DRIVING - s/t (paper sleeve CD)
¥1,650
伝説的ジャンク・ノイズバンドであるMissing FoundationのフロントマンPeter Missing、Missing FoundationのオリジナルドラマーであるChris Egan、Sonic Youth,Pussy GaloreのBob Bertが結成し、Missing Foundation以前に活動、Missing Foundationの基盤となったバンド”DRUNK DRIVING” 、その”DRUNK DRIVING”が1983年に1本だけ残した幻のカセットテープを世界初再発、CD化 略歴 ピーター・ミッシングとクリス・イーガン、ボブ・バート等によりニュージャージー州ホーボーケンにて1980年結成。1981年よりニューヨークに活動拠点を移し、毎週ニューヨークでSWANSやSONIC YOUTH、HEART ATTACK等と共にライブを行いニューヨークアンダーグランドの一翼を担う。やがてボブ・バートはソニック・ユース・プッシーガロアでの活動に専念するため脱退したがピーターとクリスはメンバーを入れ替えDRUNK DRIVINGを継続、1983年にファースト・アルバムであり唯一の音源となる今作をニューヨークのダブウェイ・スタジオでレコーディングし自主でカセットリリースした。 その後間も無くピーター・ミッシングとクリス・イーガンはDRUNK DRIVINGを解散し、1984年にMissing Foundationを結成する事となる。 DRUNK DRIVINGの情報は極端に少なくアーティスト公式の写真はただ一枚しか現存せず、唯一の録音作品であるこのカセットも幻の商品としてコレクターの間で100$前後で取引されて来た。 コメント 1980年代初頭のNYのアンダーグラウンドシーンは狂っていた。 当時のNYシーンはごく小さなアンダーグラウンドがあり、スカム、パンク、ハードコアがごった煮になっていた。俺は当時CHOP SHOPというバンドに在籍していて、SCRATCH ACIDやBUTTHOLE SURFERS、SONIC YOUTH等とタイバンしていたんだ。 そこでDRUNK DRIVINGに出会ったんだ。 彼らはステージ上で非常に激しく、また非常に雑な演奏だったが本当に強烈だった。 Peter Missingは素晴らしいフロントマンだったよ。 ライブパフォーマンスを例えるなら、ハードコア、パンク、ブルースの融合でPUSSY GALOREにとても似ていた。音はとても騒々しいが演奏は集中していた。パンクシーンの一部でありながら外見はGlenn Brancaが居たRAT AT RAT RやHI SHERIFFS OF BLUEに近かった。 時にはほとんどNO WAVEに近い演奏もあった。観客との交流も多く、「不法占拠者パンク」の雰囲気だった。 しかし、アウトサイダー/エクスペリメンタル・ロックの枠組みの中では誰よりも攻撃的だった。 当時の音で最も近いのはSWANSとRAT AT RAT Rだろう。 まだどちらも当時は全く人気がなかったけどね。 DRUNK DRIVINGは真のアンダーグラウンドだった。そしてとてもアウトサイダーだった。 Joe Truck (The Black Scorpio Underground) 日本のクリエイティブなリスナー達へ。 私たちの音楽をサポートしてくれて特別に感謝しています。 私の最初のレコーディングをCDでリリース出来ることを大変嬉しく思います。 ノイズ、政治、そして音楽への愛を発信するHumanity RecordsとSLUG TAPESに注目してくれ。 Peter Missing (Missing Foundation) (レーベル・インフォより) Sonic Youth,Pussy Galoreに関係するメンバーが結成に関わり、狂乱ジャンクバンド・Missing Foundationの基盤となったDRUNK DRIVINGの唯一カセット作がCD化再発!リリースを担うはscum主宰のSLUG TAPES! *リリース元のSLUG TAPESのご好意で、ジャケットと同デザインのステッカー付き! オレのダチ公、scumが歴史的再発をやってのけました!あのMissing Foundationの基盤となったDRUNK DRIVINGの唯一作の再発!!!! コレもきっかけがscumが個人的にdiscogsで昨年$100超えでDRUNK DRIVINGのカセットを購入、その件をPeter Missingに伝えたらもっと音いいのあるでってコトでPeter Missing所有のカセットのデータをもらってから再発話がトントン拍子に… 現代のお伽噺ですな。それと同時に情熱を持って音源収集するコトが間違いではないということの裏付けにもなった良い話、みなさんコレからもガンガン音源収集に励みましょう! さていつもならこっから音源解説となるわけですが、私のようなにわか知識でPeter Missingという巨人に挑むのも恐れ多いと考えていたところ、SLUG TAPES ウェブショップ上でIncapacitants/宇宙エンジンの小堺氏が詳細な解説を打たれていて、コレがスルスルと頭の中に情景が映る文章で素晴らしい!! https://scumcum.thebase.in/items/84047836 他に何もいうことないっす! 私としましてはガレージ/ブルースを土台としてチンピラVoのストリート感丸出しな演奏だけでもサイコーなのに、そこに銃声などのサンプリング / ノイズが乗っかるその前衛性、40年前にこの手法を編み出す先見性に非常に驚きました。小堺氏の曲のスピードに関しての記述についてもナルホドと… 兎にも角にも!40年間 幻とされていたDRUNK DRIVINGの音源が2024年に日の目に当たるコトが奇跡!歴史を目撃せよ!!
-
Cudoa - FURY (CD)
¥800
2019年10月、Cudoaは1stアルバム『Écorché』をLOST RIVERS PRODUCTからリリースし、順調にライブ活動を展開するが程なくしてコロナ禍に突入してしまいバンドも足踏み状態が続く。そんななか、2021年5月、Yukari (Vo)が突如脱退してしまい、バンドは振り出しに戻ることとなる。メン募サイトやSNSの書き込みを見て連絡してきた数人のボーカリストとスタジオでセッションをするがなかなか理想の人材を発掘できず時間だけが過ぎていった。 2022年4月、Nobuがベースからボーカルにパートチェンジする形でNobu (Vo)、Koji (G)、Motonori (Ds)というベースレスの3人編成とり、バンドは再び動き出すことに成功する。 2023年5月、このラインナップで体制を整えたCudoaは今作のレコーディングを開始。前作『Écorché 』から実に4年半振り、現体制では初の単独音源となる最新EP『FURY』を完成させる。ヴォーカリストがチェンジしたことによる前作からの変化に戸惑うリスナーも多いだろう。ヘヴィ&ノイジーなギターと個性的なドラミングによる静と動の対比は彼ら独自の絶妙なバランスの上に成り立っている。バイオレンスでカオスなのにどこかエモーショナルな全6曲、9分弱の中で何度も生まれ変わるような不思議な感覚と独創的な世界観を凝縮。形式よりも感覚や感情にこだわり、グラインドゾーンにいながらもそこに留まろうとしない意欲的な姿勢が感じられる作品に仕上がった。 (インフォより) 静岡のグラインドコアバンド・Cudoaが現編成にして初のシングル作品を発表!メタル/激情HCをも飲み込んだ『聴かせる』グラインドコア作品! 静岡のCudoaが久々のリリースということで当レーベルにも取り扱いのお声がけを頂きました、ありがとうございます! インフォにもあるように前作となる"Ecorche"から実に5年ぶりの単独作品。やはり特筆すべきはパートチェンジによりGt一本での音作り、そして女性Vo⇨男性Voにシフトしたということでしょう。ベース音がなくなったことによる音の厚みへの心配、また女性Voであるという一種の強みが失われたCudoaですが今作は如何に!? …それが蓋を開けると過去作を上回る素晴らしい内容の作品なのでした!!!ヤバい!!!! 前作ではBaを担当していたex.VULGAROYAL BLOODHILLのNobu氏の絶叫/グロウルは目まぐるしく展開する楽曲を縦横無尽に駆け巡り、屍や初期Swarrrmを彷彿させる特異なボーカルスタイルはCudoaという個性を底上げさせたように思います。そしてベースパートが抜けたことへの懸念、そこは20年以上 静岡シーンを支えてきたKoji氏の手腕でばっちりカバー!ザクザクと刻むメタリックなリフから叙情的な音色まで繰り出す多彩な感性には感動すら覚えます。もちろん今作でもMotonori氏の激速ブラストビートは健在!ビートダウンを挟みーの、ブラストパートに移り字余りな余韻を残さない曲の〆方に拳があがる…!23年の春から丁寧に作り上げた作品ということからも伝わるように、試行錯誤を重ねての結果と言える驚異的なシングル作品となっています! また5曲目に収録されている"時遊"という曲ではゲストのMichiaki Masubuchi(音秘)氏が作曲、そしてGtとしても参加しており、コレがまた初期envyを彷彿させる楽曲でGREAT!グラインドコアというジャンルの中に他ジャンルの要素も飲み込むCudoaというバンドだからこそ、ひとつの作品の中にこのような曲を入れても一作品のトータルな世界観を壊すことなく、『こういった面白いこともできるんだぜ』という余裕すら感じてしまいました。マジでサイコー! メンバー数の減少、パートチェンジを経ての作品ということで、私もこういう文章を書くにあたり"新生 Cudoa"なんて言葉を織り込みたくもなってしまうのですが、13年の結成から対バンや作品を聴かせてもらって思うのは、結成当初からブレずに活動を続けてきたバンドの進化という言葉の方がしっくりくるのではないかということです。約10年間の活動にの中で一番ベストな状態のCudoa!今後も益々ヤバくなっていくであろうCudoaというバンドの信念が伝わる素晴らしい作品です!!オススメ!
-
Apex Parasite - Erosion Of The Will (CD)
¥2,200
スウェーデンのCultural Terrorist Power Electronics・Apex Parasiteのデビュー音源入荷!ジャケのインダストリアル感とは裏腹なパワエレ要素マシマシなキョーレツ作品、限定200枚!ドイツのオカルトノイズレーベル・Dunkelheit Produktionenからのリリース! アタシ、Dunkelheit Produktionenのリリースをノイズオンリーにシフトしてからの作品もだーい好き!ということは何度かお話ししていると思いますが、予算的に流石に全てを仕入れるコトが出来なく気になった作品をかいつまんで入荷している次第です。お目当てのノイジシャン以外は基本ジャケ買い、なんかピンときたモノをチラッと視聴してからレーベル側に枚数を伝えているのですが、そうなると多くなるのはリチュアル/インダストリアル感のある物よりもハーシュ/パワエレ作品が多くなってしまいます。私もあまりノイズに関しては知識がないので色々と聴いた方がいいと思いつつも、特にインダストリアル関連に関してはあまり食指が動かず… そんな際にDunkelheit Produktionenオーナーにゴリ推しされて入荷したのが今作、100%インダストリアルなジャケットに『多分違うんだよなー』と頭を掻きつつも入荷した次第でありますが、コレがまた!全然違くないキョーレツなパワエレノイズだったのです! と毎度得意な戯言を頭に置きましたが、今回ご紹介するのはスウェーデンのパワエレユニット・Apex Parasiteのデビューアルバム "Erosion Of The Will"です。ユニット名は『最強の寄生生物』とでも訳せばいいのでしょうか、ハーシュノイズ感マシマシなパワエレサウンドで、レーベル側もインフォでCultural Terrorist Power Electronicsと評するなど名前に負けず兎に角攻撃的なノイズ作品!確かにジャケットからイメージするインダストリアル感はあるにはあるのですが、インダストリアルを下敷きにハーシュ/パワエレ要素で過剰装飾を行うコトでその雰囲気がほぼ払拭されているように感じます。しかしうるさい!冒頭の高音ノイズから始まるインサートはイヤホンで聴いていた私の耳をしっかりと傷付けてくれましたが笑、21年から3年をかけて丁寧に作られたという今作は曲構成から音の配置まで細かい部分に行き届いたパワエレ作品となっていて終始大興奮!Green Army Fractionの絶頂期、または昨今のドイツパワエレ勢に傾向するリスナーに大推薦ということで、当レーベルで入荷しているDunkelheit Produktionen ノイズにビビビっときた(©️松田聖子)方には間違いない作品かと! しかしApex Parasite、アー写を見る限りではまあまあいい歳のようなんですが、検索しても前に在籍していたユニットや経歴なんかが出て来ず。謎… しかし早くも今年にはDunkelheit Produktionenより新たなアルバムが発売されるようです!楽しみ!
-
Golem Of Gore - Tre Anni Di Terrore (digipack 2CD)
¥2,600
バンド名通りの『ゴアグラインドの怪物』、18年結成イタリアンゴアグラインドバンド・Golem of Goreの2枚組CD編集盤!全113曲収録 限定500部! 2010年代、ゴアグラインドバンドは世界中に雨後の筍のように生み出され、Regurgitate以降のOld Schoolな伝統芸バンドから、Agathoclesから影響を受けた温故知新なMince Goreバンド、3rd以降のLast Days of Humanityからの影響を受けたバカテク故にゴアノイズへと接近したバンドなどシーンを盛り上げてくれました。一時期のノイズグラインドムーブメントの様に皆多作なのも特徴で、カセットリリース主体に各国の地下レーベルからリリースが乱発されていた(いる)のも事実でしょう。 その中でもとりわけリリースが目につくバンドといえばアメリカのHaggus、First Days of Humanity、イタリアの焼きそば、そしてGolem of Goreあたりでしょうか。限定数もお世辞にも多いとは言えず、世界中から同時多発的にリリースが月刊誌の如く発表されるので、マニアの皆様におかれましてはコンプするのも大変だと思いますが、そんな方々に朗報!Golem of Goreの2枚組編集盤がリリースされましたよ! ってか当レーベルにおきましては以前イタリアの¡ZAS! AutoproduzioniからプロコピーCD-R2枚組、デジパック仕様のシングル編集盤を入荷したコトがあり、100部限定ということからアップ後すぐに売り切れてしまう即完ぶり。しかーし!今回は限定500部!そして以前のZAS版が73曲収録だったのに対して、今回のプレスCD版は113曲も入っていてパワーアップ! 以下収録内容です↓ CD 1: Tracks 01-15 from "Horrendous Summoning Of Gore-Demo" Tracks 16-27 from "Split w/Yakisoba" Tracks 28-40 from "Split w/Sebum Excess Production" Tracks 41-49 from "4way Split w/Human Pancake / Yakisoba / Serotonin Leakage" Tracks 50-57 from "Split w/Putrid Stu" Tracks 58-62 from "Split w/Decomposed Birth" CD 2: Tracks 01-03 from "Obsessive Murderous Manias" Tracks 04-09 from "Split w/First Days Of Humanity" Tracks 10-18 from "Split w/Haggus" Tracks 19-24 from "Split w/Pharmacist" Tracks 25-31 from "Split w/Gangrene Discharge" Tracks 32-40 from "Split w/Labia Majora" Tracks 41-46 from "4way Split w/Redundant Protoplasm / Gore / Pulmonary Fibrosis" Tracks 47-51 from "4way Split w/Mulk / Nyctophagia / DJ Balli" 22年リリースの編集盤となりますが、ほぼほぼシングルリリースを網羅した形となります。前回のCD-R盤を買っていただいた方が浮かばれない仕様… と嘆くことはない!CD-R版に入っていて今回のCD版には収録されていないLymphatic Sexual Orgy Recordsからの19年作 "Biomedical Stench Putrefaction 9 Ways"がある!見せびらかしましょう! 逆を言えば今作と当レーベルでも扱いのあったBio〜 CDを持っていればGolem of Goreの22年初頭までのリリースはほぼ聴けるということになります。 さてさて、そんなフルボリュームな今作ですがまずはジャケットがイタリアジャッロ映画を彷彿させるというのが一番の特徴じゃないでしょうか。グロジャケオリンピックとなってしまった昨今のゴアグラインドシーンにおいて、逆に目を引く秀逸なデザイン!そしてイントロSEも様々なホラー/ジャッロからの引用だということも大変興味深く、海外でも大人気な村上龍 原作 三池崇史 監督『オーディション』のソースも使われていますね。MorticianのSEイントロドンの如き楽しめる113曲となっています。 しかしこのイタリアのゴアグラインドデュオ、おっと最近になっていつの間にかトリオになったみたいですが、ゴアグラインドという枠組みの中で様々なアプローチをしているのが特徴。多くは直線的なブラストビートを主としたスピードフリーク熱狂な激速ソングなのですが、作品によってはハーシュノイズをミックスしたモノ、LDOH的な楽曲、そしてジャーマンゴアをすっ飛ばしたドゥーミィなゴボゴボソングなんかもあり2枚組という長さを感じさせないバラエティー豊かな内容となっています。正直 個人的にはゴアグラインド職人といった感じでもう少し個性も欲しいところですが、その卓越したテクニックと楽曲センスでそういう部分もカバー出来ているのかなと感じます。偉そうなこと言いましたが相当カッコいいすよ! 単純にカッコいいスピード感溢れるゴボゴボソングが113曲入ってるだけでも買いの作品じゃ!!GREAT!!
-
沈む鉛 - 堕落のすすめ (CD)
¥1,500
*こちらCD版です! *お買い上げのお客様には沈む鉛 特製エンピツ(写真2枚目)をプレゼント!! あなたの暮らしを重くする 2ピース・ギターレス・ドゥーム・デュオ「沈む鉛」の1stアルバムが完成。重くて遅い音楽を根底に古き良き土着的根の暗い陰湿な歌を唄う。時代錯誤?周回遅れ?いいやこれこそがドゥームだといいながら今日も誰かに嫌われる。違和感も抱かず、ただ従順に生きていくことが果たして本当に正しいのか。これは、性懲りも無く相も変わらず圧倒的な正義がはびこる閉鎖的管理社会の下に、ただ与えられた価値観でしか判断しない・できない思考停止のムラに住む多くの住人に対しての警鐘であり嘲笑であり、そしてまた毎日に搾取され身動きの取れないただ摩滅してく日常に対する諦念である。たとえ堕ちきることができないとわかっていても、やはり人間は堕落の道を堕ちていくしかないのである。全8曲収録。 (CD発売時インフォより) Drum'n'Bass ドゥームロックバンド・沈む鉛による19年発表の1stアルバム!重くグルーヴィーなサウンドにネットリと詩が絡みつく堕落増進日本語ロック! 沈む鉛、おそらく東京のライヴハウスシーンの中で一 二を争う『変なバンド』なのではないかと思います(褒) 復活した中学生棺桶にも正規メンバーとして名を連ねる、外山鉛氏が東京で結成した日本語ドゥームロックバンド。サウンドのみを聴いていると90年代以降Sabbath影響下の海外ドゥーム/スラッジバンド、個人的にはBongzillaや編成的にもOMなんかを思い出したのですが、ここに日本語詩が絡むと何か全く違う得体の知れない何かに変わってしまうから不思議!ロックの方法論は先人たちの手によってやり尽くされてしまったというような評論はよく耳にしますが、それならば と『混ぜるな危険』な足し算をしたコトで、海の物とも山の物とも知れない奇妙な"何か"になり得た好例がこの沈む鉛になるかと思います。 今作のジャケ絵を担当する コタ魔魔子氏擁するマグダラ呪念、そして外山氏の参加する中学生棺桶とも共鳴する部分がありながらも、一括りにするには多少の違和感を感じる。また純文学や寺山修司などの70年代アングラムーブメントからの影響からみて、筋肉少女帯や人間椅子なんかとの親和性もあるように見えるんだけどそれも違う。そして国内スラッジシーンへの貢献はあれど、沈む鉛が参加する企画ライヴのフライヤーを見ても異物混入感は否めない。何処か浮いているのです(褒) 突出した個性/才能は時に疎外感を孕む。しかしそれを言い換えれば生まれついての『孤高性』とも呼び変えることが出来るわけで、私は唯一無二のこのサウンドをもって沈む鉛が手の届かないところまで行くのを見てみたいと心の底から思うのです。 ギターレスという点を全く感じさせない音の厚み、気怠いボーカルに反比例するかのようなグルーヴ感、そしてほのかに感じられる90年代ビジュアル系からの影響も良いアクセントとなっていて、もはや日本を飛び出して世界に羽ばたくのではと思える完成度!今回の中国はGoatowarexからのアナログ盤発売と、今後のバンドの発展を見据えた円満なメンバーチェンジを踏まえてガツンと勝負して欲しいですな! アナログ盤発売というタイミングがあったものの、今更な入荷になってしまいましたが『ロック』という大きな括りから見ても非常に優れた作品だと思います。気怠い木曜日のPM 11:00に聴くサウンドトラックとしてどうぞ!
-
Pubic Eminence - My Private Showgirl (CD)
¥2,300
SOLD OUT
ドイツ出身ということ以外、素性/メンバー構成等を明かしていない覆面Power Electronics集団・Pubic Eminenceの1stアルバム!ドイツの『ノイズ』レーベル、Dunkelheit Produktionenからのリリース! 『メタルのリリース止めます!』宣言後のDunkelheit Produktionenは勢いを止めることなく素晴らしい作品群をリリースしています。昨今のHarsh Noise / Power ElectronicsとBlack Metalのポテンシャルが接近していたこと、またSatanic Skinhead Propaganda / Deathangle Absolution RecordsやFilth & Violenceの一部作品なども(そこまで露悪的な打ち出し方はしていなかったものの)メタルとノイズの親和性を表していたと思うので、メタルバンドのリリースはもう行わないという方向転換は個人的に残念だったのですが、ノイズレーベルとなった今、短期間の間に予想以上に個性的且つ自身のレーベルカラーを構築したことに驚きを隠せません。すげーぜ!今後もRitual / ど変態系ノイズをガンガン発表して欲しいですな!ウチはガンガン追いかけて行きます!! つーことでDunkelheit Produktionenが放つ新作はドイツのパワエレ集団・Pubic Eminenceの初のCD作品です。このユニット、ひとりユニットではないことを公言していますがドイツに居を構えているということ以外は一切 謎。隠されると気になってしまうのが人間の性、ガッツリ気になってしまったアタシはドドンと入荷してみました! このアルバム以前には"High Voltage"と"Forbidden Voyerism"という二本のカセット作品群を発表しており、High〜のリリース時期は出て来なかったのですがForbidden〜リリース時の21年にDunkelheit Produktionenが書いたレビューによると"久々のリリース"ということなので、18〜19年あたりから活動を始めたユニットなのではないでしょうか。運良く私は"Forbidden Voyerism"を手に入れることが出来ましたが、なんとこれらのカセットも限定30部という流通させる気皆無な超限定作品!"High Voltage"に至っては『実際のストーカー行為の際の音を使用』したとかなんとかで、胡散臭さもありつつスーパー気になる作品でした。 そんな2作を経て、めでたく発表された今作"My Private Showgirl"!ジャケからタイトルまでFreak Animalの別ラインレーベル・Institute Of Paraphilia Studiesを思わせる変態性に期待しかない!そして内容はというとハーシュノイズとパワエレの見事なハイブリッドで期待通りな良質音源、レーベル曰く『健全でクリーンな現代のノイズ作品では満足できない』リスナーに捧ぐリリースということで、Snuff / 初期Sutcliffe Jugend / Final Solutionの名前も引き合いに出しています。しっかし気合の入ったアジテーション、ノイズで気分がアガりますな!実はこの作品、メンバーの内 一名が諸事情でレコーディングに参加していないらしく、次作では完全体での録音を希望!早々に!! 極悪ノイズヘッズ必聴盤ですぞー、おすすめ!!