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【死体カセット限定 Ver】死の十三 Gravavgrav / cunts - split (cass+pin)
¥1,320
SOLD OUT
世界唯一の退屈死亡金属バンド・Gravavgravと、世界一退屈な非死亡金属バンド・cuntsのスプリットカセットが発売!21年12月17日に中野 Moonstepで行われたツーマンGIGの模様を両者収録!限定200本、Boredなピンバッジ付き! 遅 vs 速! 長 vs 短! 重 vs 軽! 構成力 vs 勢い! 上に挙げたようにこれでもかと相反する性質を持つ2バンド、Gravavgravとcunts!退廃的なデスメタルを奏でる前者、そして退廃的な人物を擁するノイズグラインドバンドの後者、誰もが想像することが出来なかったこの2バンドによるスプリットカセットが緊急発売! 平日開催にも拘らずデスメタルヘッズ、そしてノイズマニアックスが多数集結した2021年12月17日 中野 Moonstepで行われたあのツーマンGIGの感動が再び!ボアードデスメタルとドラムンボイズノイズパンクサウンドが交差した阿鼻叫喚のライヴ音源を真空パックしたスプリットカセット! アートワークを死体カセットが、そしてトータルデザインをはるまげ堂が行った今作。死体カセット限定Ver.はピンクシェル / レッドカセット仕様!はるまげ堂で販売する仕様の他に、また別のバージョンが発売されるかも...!?期待せずに待て!
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Demonic Compulsion - Abomination Glory (CD)
¥2,600
Libido AirbagのDidiez El Vaginal Conquestadore氏によるBlackened Grind Noiseプロジェクトによる1st アルバム!なんとChaos Cascadeがゲスト参加、ってことはLibido Airbagじゃん!!ドイツのDesolation Galaxiesからのリリース、限定100枚! 21年にインドのCyclopean Eye Productionsからリリースされたミニアルバム "Spiral of Abhorrence"もキョーレツでしたが(当レーベルでも販売中!)、あれから3年、Demonic Compulsionが超強力なアルバムを引っ提げ再登場!前作も2年の歳月を費やし完成させた、細部までこだわったドス黒サイバーグラインド作品でしたが、今作も時間をかけ素晴らしい作品が上がってきました。なんてたってレーベルのニュース欄にDemonic Compulsionのアルバムが出るってインフォが流れたの、去年の春ですからね!完成間近な時にインフォが出されたと思いますが、正にファンにとっては待望の新作となります! 前作である"Spiral of Abhorrence"入荷時にも書かせてもらいましたが( https://noisegrind.official.ec/search?q=demonic )、Demonic Compulsion主宰であるDidiez El Vaginal Conquestadore氏はLibido Airbagのメンバー。そう、Gutのボーカリストであるドイツが誇る大変態・Spermsoaked Consumer Of Pussy BarbecueことOliver Roder氏のLibido Airbagが活動停止するまでの約20年間 女房役を勤めた偉人であります!現在 音楽活動はこのDemonic Compulsionのみのようで、他はこの名義でアートワークを提供している模様。 さて、今回入荷したDemonic CompulsionのアルバムはドイツのDesolation Galaxiesからのリリース。設立当初から当レーベルもお付き合いさせて貰っているレーベルで、Cervical Smear / Scatmother / North Central / Sodomy From Beyondなど、各国のPerverted極悪ノイズな面々をリリースする間違いないレーベルですな。ドイツのレーベルであることもあり、Demonic Compulsionがリリースされるのがしっくりくる!インフォ流れた時はわたくし狂気致しました。 そんな12曲入りの今作ですが、前作以上に邪悪な雰囲気に支配された高速サイバーグラインドでノックアウト!!ガバの要素は残しながらもダンサブルな雰囲気は前作より鳴りをひそめ、直線的なブラストビートに乗る高音ゲロ声がCOOL!War Black / Bestial Metalの影響はあるもののDemonic Compulsionはやっぱグラインドコアですな。スピードフリークはマスト! と、いつもならこんな感じで〆るのですが、このアルバム大事件が起こっていまして… なんとChaos Cascadeが3曲ゲストボーカルとして参加!!!!Chaos Cascadeとはこのレーベルでも何作か入荷していて その際にメンションしてますが、中の人はOliver Roder氏!Gutの!Nunwhore Commando 666の!ってかDemonic Compulson + Chaos CascadeってコトはLibido Airbagの組み合わせじゃんかー!!!!!前作を紹介した際にもDidiez El Vaginal Conquestadore名義でChaos Cascadeにアートワークを提供しているコトは書かせてもらいましたが、音源での繋がりはLibido Airbag活動停止後 初となる模様です。インナーにはお二人の御尊影まで掲載… 眩しいぜ!!何か今後もこの組み合わせでやって欲しいですな! 100枚限定ということもあり、今回の入荷が最後になるかと思います!ってか100枚て!もっと刷ってくれ!! とにかく暗黒サイバーグラインド大傑作!!!!!!!!!
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Demonic Compulsion - Spiral of Abhorrence (CD)
¥2,200
元祖エレクトロポルノゴア・Libido AirbagではOli(ex.Gut)の右腕として活躍していたDidiez El Vaginal ConquestadoreによるBlacken Electro Grindユニット!Fast!Evil!Danceable!インドのCyclopean Eye Productionsからモーレツなリリース! 一時期の勢いはないといえどもアメリカのFecal Matter Discorporatedを中心に世界的に大ブームとなったサイバー/エレクトロゴ。このブームの急先鋒はオランダのSMESであることは間違いないのですが、他にもカナダのSpermswamp、メキシコのRed Hot Piggys Pussys 、そして知る人ぞ知るチリのProject Your Sister On Four など素晴らしいサイバーゴアグラインドバンドが世界各国に生まれ、特に00年代初頭は随分な盛り上がりを見せていたと思います。確かにこのブームの立役者としてはSMESの功績はデカい!デカいのですが、そのSMESに多大なる影響を与えたバンドがドイツのLibido Airbagであることは皆さんもご存知でしょう。 ジャーマンモッシュゴアの始祖・Gutを解散後、その中心人物であったBukkake BoyことOliが95年に始動した(早ッ!!)エレクトロゴアグラインド・Libido Airbag。当時もAgoraphobic NosebleedやWadgeなど、打ち込みドラムであることを逆手に取り超高速グラインドを奏でるバンドは多くありましたが、このLibido Airbagのテクノ/ガバなどの方法論を取り入れた"踊れる"グラインドコアが世に出た衝撃は凄まじかった!Oli氏の普通じゃ満足のできない変態性に誰もがひれ伏さざるを得ないグラインドコアシーンにとっての大事件だったのです。 そのLibido Airbag名義では4枚のアルバムと2枚のコンピレーションをリリースしていますが、その大天才変態 Oli氏の相棒として結成当初から在籍していたのがDidiez El Vaginal Conquestadore氏。彼のソロプロジェクト・Demonic Compulsionの初の単独作がなんとインドから登場!このリリース元 Cyclopean Eye Productionsはスリランカのノイズグラインディンブラッケンテロリスト・Konflictやインドのブラッケンデス・Genocido Shrinesなども配給する極上なアンダーグラウンドレーベルで、いま現在Oli氏のメインプロジェクトとして知られるChaos Cascadeとの繋がりはあるものの、Demonic CompulsionのCDが出るコトには正直驚きました。(余談ですが、Didiez El Vaginal Conquestadore氏はChaos Cascadeにアートワークを提供したりと今だに繋がりはある模様) さてそんなDemonic Compulsion、アメリカの怪人・Ray Riveraが主宰するSexmord RecordsからリリースされたInfernal Pukeとのスプリット7インチに次ぐ待望の単独作品が今作。19-20年の間に録音された限定100枚のミニアルバム扱いの作品となります。コレがまた良い…!ジャケットからも分かる通りブラックメタルの要素も多分に含まれた高速サイバーグラインドですが、その凶暴性/暗黒度はピカイチな極悪音源!Libido Airbag後期、またはChaos Cascadeへの過渡期といいましょうか、あの頃に見られたキャッチーながらも禍々しさが感じられるテクノサウンドとグラインドの融合を更にソリッドにしたような内容です。次作はドイツのDesolation Galaxies Recordsからリリースされるということで、益々ノイジィーに、そしてドス黒く仕上がることは間違いなし!ガンガンリリースして欲しいバンドですね〜
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Sacra - Siempre Vivo (CD)
¥2,200
SOLD OUT
ペルーのハードロック/へヴィメタルバンド・Sacraのライヴ盤!キョーレツなシケ/クサレメロディの嵐!87年から2010年の再結成公演までのライヴ録音を網羅して収録! この作品、コロンビアのディストロに転がっていたので南米クサレへヴィメタルを堪能できるヤツじゃないの?と思い注文、その嗅覚は大正解!知られざるペルーのハードロック/へヴィメタルバンド・Sacraのオールタイムなライヴアルバムを入荷いたしました! 『知られざる』なんて書きましたが、見つけた記事によると本国ペルーでは結構名の知れたバンドらしく、90年の解散後 97年、2012年に再集結ライヴを行っているとのこと。デモ2本しか出してないのにしゅぎょい!!そんなさかなクンもビックリなSacraのBiographyを、広大なネットの海を漂い見つけてきてきましたので和訳して転載いたします↓ SacraはTortura、そしてHeadworkの2つのバンドの解散後、そのメンバー達が合流して結成されたバンドだ。ペルーのMagdalena県で前述2バンドが共演し少し経ってからの1986年のことだった。Jano Torres (Headwork)がボーカルを、Ronald MacKee (Tortura)がギター、Miguel Tuesta (ペルーの伝説的へヴィメタルバンド・Masacreのメンバー!!)がベース、そしてJohnny Gonzales (Headwork)がドラムを担当し当初はバンド名が無いままスタジオに出入りしていた。しばらくしてギターのRonaldが脱退、Martin Tuesta (Miguel Tuestaの兄弟で同じくMasacreのメンバー)、Reuven Amiel "Paquirri"両名がギターとして加入しSacraとして本格的にバンド活動をスタート。早速''La Danza de las Cruces” / “Sed de Poder”の2曲を録音、しかしTuesca兄弟は2ヶ月に及ぶヨーロッパ武者修行に出向き、その帰国後にはMasacreに専念するために脱退。その後バンドはFernando Torresをベースプレイヤーとして新たに迎え、更に"Lejos del Momento" / "Siempre Estas"の2曲をAmigos studioにてレコーディングを行った。1987年のことである。 SacraのデビューライヴはPalacio MarsanoでMasacre / Orgusと共に行われた''Metal 1988'' 、続き同会場で行われた''Circo Metal Azul''にも出演、またFlamingo in Mironesで行われた公演ではRichard Pescioがライヴサポートとして参加した形で行われた。この3回のライヴの後、ギターのReuven Amiel "Paquirri"が脱退、88年11月にRafael MacKeeが加入しCampo de Marte / Miraflores acoustic shellでの公演に出演、ライヴ活動を継続させた。 89年、ペルーの都市・HuarazにあるSwiss Pub / Charlotte Nightclub / Rockola Susy / Tupac Amaru Cinemaでの公演にそれぞれ出演。この編成ではAvalos Studioにて''Mi Ultimo Sueño'' / ''No es un Adios''の2曲のレコーディングを行っている。Pucallpa市で行われたライヴではJohnnyの代わりにGustavo Coronelがライヴサポートとしてドラムを担当、LimaのLa Casona de Barrancoでの公演でも彼がステージに立っている。そして1990年、バンドは解散に至る。 (超意訳) 人気の土台はやはりペルーのへヴィメタル聖戦士・Masacreのメンバーが関わっていたからか?いやいや、そんなデータ的なことだけではなく収録された楽曲はだいぶレベルの高い演奏で、世界的には正に『埋もれてしまった』と表現するコトが最も正しいと思われます! 80年代、ペルー、メタルと三拍子が揃えば必然的に『崩壊』という形容詞が頭に浮かぶと思われますが(私もその一人、ガビガビ録音を最初は期待していました)、前編においてクリアな音質で収録されたクサレフレーズの嵐に悶絶!商業ロックに片足突っ込んだようなキャッチーな曲調、しかし拭いきれないイモっぽさも含めて完璧な内容!もちろんドラムソロパートもあり!!思わず見ている観客も歌詞を合唱してしまう場面も収録されており、地元ペルーで愛されているバンドなんだと再認識されました。 全10曲中、87〜89年 現役期、再集結ライヴ①と考えられる96/97年のライヴ、そしてその②と思われる2010年のライヴがバランスよく収録されており、トリのトラックを飾るは87年の地元ライヴ局で流された演奏を収録という粋な構成。前述の通りデモテープ2本を残したに過ぎないこのバンドが、幾度かの再集結ライヴを行い観客を熱狂させているコトに感動すら覚える好内容!22年リリースの作品となりますが、その当時から全曲集の噂はあるものの未だリリースされていない模様…(80's ペルーバンドのオムニバス 7epという形で"Danza De Las Cruces"のみ復刻されている) コレはスタジオ音源聴きたいでしょ〜!リリースマジで期待!
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Graf Spee - Reincarnation (CD)
¥2,400
燃え盛るはてなマーク!ウルグアイの伝説的デタラメ スラッシュ/デスメタルバンド・Graf Speeの1stアルバムがまたもアルゼンチンのZzooouhh RecordsよりオフィシャルCD再発!ブックレットも必見! Zzooouhh RecordsのErikは兎にも角にもGraf Speeがお好きなのでしょう、カセット/LPに次ぎ今度はCD再発してくれました!本当にこの作品は凄まじすぎるので是非とも南米好きにはチェックしていただきたい作品です。ブックレットにはレコーディング風景などの写真も満載!商品画像3枚目の写真は私は初見だったのですが、とにかく真ん中のVoのツラが良すぎる!オフィシャルでこのツラT出してくれないかな… こっから先はカセット入荷時に私が書いた駄文です↓ 1989年にリリースされたオリジナルLPは超高騰、幻と言われていたGraf Speeの1stアルバムがカセットフォーマットでオフィシャル再発!何年か前にペルーのレーベルから再発されたブートのディスコグラフィーCDが80's 辺境メタルマニアの間で話題となり(実は私もこのカセットの入荷まで、持っていたCDはこのブートのみ。余談ですがこのレーベルの作るブートは作りは雑なもののNecrofago/Necrobutcher/Nuctemeronなど後にNWN!やF.O.A.D.からダイハード盤で再発された作品が多く中々のラインナップでした。その中で私のFavoriteはブラジル・Vulcanoの極悪雑音ライヴ盤!)、ブラジルのDies Iraeが2016年に再発するまではオフィシャルリリースが無く、その当時も『待望の再発!』と騒がれたものでした。私事ですが夏の寝苦しい夜に"明日の通勤はGraf Speeでも聴きながら行くかー"なんて思ってうっかりGoogleで検索をかけたところ、今年21年にZzooouhh Recordsがカセット再発したというページにヒットしちゃいまして、衝動的に入荷希望のメールを送信してしまったという流れでございます。 しかしこのバンドはホントに凄い!激テクかと言われるとそうでもないけど かと言って全く下手じゃない、メタル的なフレーズ満載なのですが何をやっているか/何をやりたいのか全くわからない。しかし作品全体に漲るのはガッツと男気、凄まじいパワーで作り上げた燃え盛る はてなマークといった感じでしょうか?Goat Semenも多用するファーーーーーーーッな裏声シャウトも頻繁に顔を出すのですが、素人目から見てもそこシャウトするとこじゃないぞ!って場面だったり、刻み方が独特でつんのめりがちな楽器隊がお送りする高速曲だったりと巨大なはてなを投げつけられながらも気持ちよく浸れるカオスな世界!兎にも角にもボーカルの俺が!俺が!な自己主張が素晴らしく、彼の個性が曲を破壊するコトに大いに貢献しております。ボーカルの何が良いかって、たぶん彼ってば肺活量に自信があるっぽくて一度のシャウトを限界まで伸ばすんですよね。ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!って感じに。それを何回も繰り返すので聴いてるこちらも アレまたやって!という気分にさせてしまう。ブラボー!!といっても楽曲自体もPower Violenceばりに曲展開の変換が多く、ちっちゃな組曲盛り合わせといわんばかりな詰め込みよう。このバンド、凶暴につき。どいつもこいつも基地外だ!インターネットがなかった時代にしか生まれ得ない80'sバンドの色々な勘違いが詰まった素晴らしい作品!Bizarre Leprous Productionから出ていたインドのGruesome Maladyを彷彿させるわけのわからなさ、よく言うとMortalized的なメタルの料理の仕方も感じさせます。デタラメタル最高峰、男気メタル混沌地獄で必聴です!!!!!
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Libation / Itnos - The Complete Discography 1991-1995 (CD)
¥2,400
from シンガポールアンダーグラウンド!92年結成のLibationとと、その後継バンドにあたるItnosの音源を全て網羅したスプリットディスコグラフィー!アルゼンチンはZzooouhh Recordsからの20年リリース! 超最高マニアック南米/東アジアアンダーグラウンドメタルを再発し続けるInfernal CurseのErikが運営するZzooouhh Records!再発したものが何故かF.O.A.D.から後出しリリースされるという、流石に何かしらの取り決めはあるのでしょうがなんか巨大レーベルの陰に隠れてしまっている感もあるこのレーベルですが、それがアンダーグラウンドメタルレーベルの醍醐味とも言えるのでしょうか?言えるでしょう!とにかく年に10タイトルくらいのペースで素晴らしい再発を続けているZzooouhh Recordsですが、今回ご紹介する作品はこのレーベルの根幹にある価値観を凝縮したような作品だと思います。なんてったってZzooouhh Recordsの前身であるBaphometal Records(もちろんGoatvulvaのデモタイトルから引用!)からも2010年にLP版が、そして20年には現レーベル名義でLP/CDの2フォーマットでの再発をおこなっているのですから! ご紹介するのはZzooouhh Recordsが得意とする90'sシンガポール産アンダーグラウンドデスメタルバンド・Libation / Itnosのディスコグラフィー盤です。ItnosはLibationを母体として結成された後継バンドで、いわばItnosの歴史を振り返りましょう的な構成になっております。 簡単に彼等の歴史をご説明しますと、90年にMetallica / S.O.D / Sarcofagoに影響を受け(って凄い並びだな!)まずはMumbkaというバンドを結成。その後、学業との両立が難しいと言う理由でドラムが脱退。Mumbkaは"Brutal Noise Metal"と評されていたようですが(デモがあるらしい、聴いてみて〜)、ドラム脱退を機にメンバーリクルートを経て91年6月にBlack Death Metalバンド・Libationとして転生。既にシンガポールのレジェンドであったAbhorer、そして説明不要なBlasphemyの影響を受けたバンドとしてリスタート。しかしこのバンドも4曲入りデモテープを発表するも、リクルートしたメンバーが抜けることで消滅。それを機に再度改名を行いItnosとして活動を始めたとのこと。 このMumbka〜Libation〜Itnosの流れにおいてリーダー的役割だった(また今作のBiographyを執筆している)Xxxul氏が、今なお現役のシンガポールアンダーグラウンドメタル代表であるImpietyのメンバーだったということに驚き!初期デモ "Ceremonial Necrochrist Redesecration"にも参加、そして彼等の初のヨーロッパツアーにも参加しているという猛者でありました。Libationではドラマーとして、Itnosではギタリストとしてクレジットされています。 Xxxul氏のBioによると、Itnos結成後はオランダのSuperior Creationsより二曲入り7ep "Christ Mary Bitch"を早速リリースするなどして絶好調。それから新たに2人のメンバーをリクルートし、Death ThrashなサウンドからDeath Metalに徐々に音楽スタイルを移行。初のデモテープを収録したLion Sudioはシンガポール国内だけではなく、アジア各国のジャズミュージシャンと共に仕事をしたことのあるスタジオということで、音質は更に向上。しかしその例にあげられたアジアミュージシャンの中にSho Jo Tai (Japan)という名前があるのですが、もしかして少女隊…?ワニブックスから少女隊共和国って児ポ法引っかかりそうなカセットブック出してた少女隊なのかちら… 持ってるけど… とにかく!その後もItnosはIron Maiden "Running Free" / Rainbow "Down to Earth"などを録音したエンジニア Gary Edwards氏にレコーディングを行ってもらうというなんかめちゃくちゃすげーコトも経験したよう。これもLion Studioが結んだ縁のようで… 恐るべし、Lion Studio!!!! さてさて、そんな今作に収録されている内容は以下の通り↓ 1-5 Libation - "Sanctimonious Offerings" Demo 1991 6-7 Itnos - "Hymenix Promomancy" Demo 1995 8-9 Itnos "Christ Mary Bitch" 7''EP 1994 10-12 Libation - Rehearsal Demo 1992 13 Itnos - "Infinite Visions of Hell" Compilation 1994 Itnosの収録音源は音質もよく、演奏も本当に素晴らしい。13曲目が先に書いたGary Edwards氏が関わった楽曲の様ですが、やはり匠の手のかかっただけあり圧倒的ブルータリティと彼等の卓越したセンスに脱帽するデスメタルサウンドを堪能できます。 しかし、我がレーベル的には、やはり、Libationなんだなー!! Impietyがシンガポール/マレーシアに知らしめたSarcofagoは当時シーンの隅々にまで届いていた様で、当時の現地メタルバンドの暴虐性といったらブラジルに負けず劣らずの過激さだったと思うのですが、LibationにはそのSarcofagoを輸入したImpietyのメンバーがいるのだから更に倍!ドン!てな話です。 92年のリハーサルデモにおいてもファストなデスラッシュを披露していてアッパレなのですが、特筆すべきは91年の"Sanctimonious Offerings"!!!コレがまたカビ生えた楽器で沼に浸かりながら弾いてます?ってな具合の腐りっぷりでもうサイコー!激Lowな弦楽器隊、そして走り過ぎないドカドカドラムに地の底から響いてくる様な低音デスボイス!!お世辞にも高音質とは言えない録音環境も相まって、地獄のようなデススラッシュサウンドを堪能できます!かと言って決して崩壊系ではないところもミソ、しかしながらこのRottenっぷりをここまで体現できているコトは本当に素晴らしいです。コレだからlate 80's - early 90'sのシンガポール/マレーシアシーンは外せないぜ〜。 東南アジアマニアクス、そして南米メタル狂にも自信を持ってお勧めできるアンダーグラウンドメタル作品です!!
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Necrogosto - Demo 1 (cass)
¥1,300
SOLD OUT
少数デッドストック入荷! 古き良き南米80's Black/Thrash Metalサウンドが現代に!16年結成の現行ブラジリアン ブラック/デスメタルバンド・Necrogostoの1st DEMOテープ!Nuclear War Now!Productionsライセンス版 プロコピーカセット仕様! 80年代ブラジルのBlack/Thrash Metalシーンに想いを馳せる人々は私を始め全世界に蠢いていますが、現行であの時代の音楽を忠実にリバイバル出来ているバンドと言えばフィンランドのWARFARE NOISE(名前からして!)と このブラジルで活動するNecrogostoを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?一聴して頭によぎるSarcofago/Sextrash感、だってドラマーの名義がD.D. CrazyならぬB.B. Crazyってんだから こりゃ確信犯だ!!そしてブラジルの頭にNecro〜が付くバンドにハズレなし!!コレ常識!! 全体的に乾いた音質で疾走する原始鋼鉄サウンドにリバーブの深いボーカルがテンション高く捲し立てる間違いない演奏!ボーカルの手法が最近 未発表デモがLP再発されたブラジルのBehemothっぽい感じもあり、ちょっぴり前述の2バンドにオカルトテイストも加えている点がミソですな。 こちらのデモはブラジル3レーベル共同でリリースされた CD版の他に、ポーランドのMorbid Chapel Recordsからカセットが出されていますが、Morbid〜版も所有する私から言わせてもらいますとそれに比べてNWN!版は盤面にシルクプリントが施されておりフィジカルとして所有する喜び倍増!いい仕事!! このデモリリースの後はミニアルバム作品をNWN!そして本国のBlack Heartsから発表し、さてここからだ!と思わせたところでコロナの影響なのかバンドの活動が目立たなくなってしまったことは残念。ただ23年には新作も発表したようで出来たらウチにも入れたいなーなんて思っている次第であります。 最後にもう一度、ブラジルの頭にNecro〜が付くバンドにハズレなし!!
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Sadoghoul / Negación - Negative Black Noise (cass)
¥1,900
SOLD OUT
不吉な黒い雑音!!ドイツのSadoghoulと日本のNegación、初期Beherit及びGoat Vulvaの遺伝子を現代に受け継ぐブラックノイズ/デスコアメタル両者によるスプリットカセット!限定110本! まずA面は私も古くから付き合いのあるドイツのノイズグラインドバンド・CxTxDのMogelくん(リリース元のKellerassel Recordsオーナーでもあります)が20年より始動させたSadoghoul!活動開始後、勢力的にリリースを行ってきましたが作品は軒並み即完!入荷のタイミングが合わず、毎度泣かされてきましたが4作目にして当レーベルも遂に作品を入荷出来ました。やったー!Sado Sleezer、そしてWereghoulの2人によってレコーディングされた本作コレはめちゃくちゃヤバい!レーベルからメンバー2人の写真が掲載されたポストカードを何枚かもらっているのですが(ご購入の方には先着でおつけいたします!)、NOT 白塗りコープスペイント、ガンベルクロス巻きなSarcofagoを彷彿させる風貌で放出されるはlate 80's印なデスコアグラインドメタル!ブラジル Nuctemeron、Necrobutcher、ペルー Hadezといった初期南米メタルのテイストに90'sブラジリアンノイズグラインド Industrial HolocaustやNoiseといったガムシャラ感にロゴから滲み出るGoat Vulva愛をMIXしたような超ド級のドス黒ノイズの嵐!改めて旧作を入荷できなかったのが悔やまれる素晴らしい内容です! そしてB面はex.ZyanoseのメンバーであるToyokatsu氏によるワンマンブラックノイズバンド・Negación!当レーベルではセカンドデモのホームダブ版、プロコピー版の2種を過去に取り扱いさせていただきましたが、本作はそのリリースに次ぐ第三弾。本作でも21世紀に録音されたとは思えないキメの細かい邪悪雑音加工が素晴らしい全5曲を収録!前作を取り扱った際に『北欧メタルに触れたNecrofago』と書かせていただきましたが、本作の印象としてはHCを演奏する初期Beheritといった感じを個人的には受け取りました。Beheritの悪名高いリハーサルデモ "Morbid Rehearsals"が頭によぎるものの、そういったノスタルジーなんかを軽く吹き飛ばすグラインディングノイズメタル!初のスプリット版、そして自主ではなく他レーベルからのリリースということで今後の活動にも期待せざるを得ないキョーレツブラックフィルスです! 内容が内容だけに聴いた後は呆然としてしまうショックな内容ですが、そんな時に本作のジャケットを手に取ると収録曲を見事に具現化したアートワークに脱帽しました。CxTxDのリリースでもそうなんですか、Mogelくんの扱う作品のアートワークはLoFiでありながらもセンスに溢れた素晴らしい装丁で背筋が伸ばされます。あといつもオマケをたくさんつけてくれるし笑 その他のリリースも沢山入荷したので追ってアップしていきます!
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Zombie Ritual - Zombie Koiwa Party - Too Rotten To Live 『死霊のゾンビパーティー』 (CD)
¥2,200
東京の地下道より出没した4人組(4匹組)ゾンビ・スラッシュ・メタル・バンド、ZOMBIE RITUALによるライヴ・アルバム。2023年4月30日、小岩Bushbashにて開催した「Distro.day Vol14」にて発生した白昼の殺戮スラッシュ・ショーを盤面に収める事に成功。ゾンビ達が地上に出現し20年が経過し、長い年月に渡り数々の人間を食らい続けた集大成に相応しい、阿鼻叫喚のパフォーマンスを血の一滴も溢さずに収録。BLOODBATH RECORDSとCAPTURED RECORDSの共同リリース。 アルバムを手にした貴方の後ろにもゾンビーが迫る! 食い殺されたくなければこのCDを持ってレジへ急げ!! JERO (キャプチャードレコード) 〜BIOGRAPHY〜 2003年、「Tokyo Zombie Metal」をコンセプトに結成。酒とゾンビについて歌うデス/スラッシュメタルバンド。フルアルバムに「Night of the Zombie Party」(2004年)、「Dawn of the Zombie Slaughter」(2012年)がある。その他、EPやスプリット、ライブ盤など多数。2024年夏、3rdフルをリリース予定。 (レーベルインフォより) 23年4月30日、小岩 Bushbashがゾンビに占拠された!?楽器を持ったゾンビ4匹が奏でるスラッシュメタルによって、人間共が殲滅された模様を収めた実況録音盤!Captured Records / Bloodbath Recordsによる共同リリース! 03年に東京にて結成、それ以来20年強 コンスタントに活動を続けたゾンビ達による約8年ぶりのリリース音源の登場! ドイツの超強力グラインドコアレーベル・Power It Upや、日本の超こだわり限定へヴィメタルレーベル・Heavy Metal Superstarからのリリースもあるように、世界的にパンク/メタル両界隈からも厚い信頼のあるゾンビメタルバンドです。先に挙げたこの2レーベルからのリリースがあること自体、Zombie Ritualがもの凄いバンドであることはおわかりになると思いますが、私はゴアメタル旋風が巻き起こる中 Razorback Recordsからアルバムを出した日本人バンドであるというコトが最重要ポイントだと思います!Relapse RecordsからリリースされたExhumedの1stアルバム"Gore Metal"がアンダーグラウンドで大ヒットを飛ばし、それに伴いHaemorrhageの再評価、またGhoulやLord Goreといった後続ゴアメタルバンドのアルバムがRazorback Recordsから多数リリースされる中、そのラインナップにZombie Ritualが並んでいたという衝撃!世代ど真ん中で個人的に当時のゴアメタルブームに思い入れがあるという点、また厳密にはZombie Ritualがジャンルとしてはゴアメタルバンドではなくスラッシュメタルの再解釈であるという点も分かってはいるのですが汗、キャッチーなリフが特徴的なゴアメタル勢が多く占めるカタログの中にゾンビメイクをしてコール&レスポンスをする日本のバンドがいたというのはやはり物凄いことだったと思うんですよね。 そんなZombie Ritualも結成21年目、夏には3rd フルアルバムの発表を控えている中でのライヴアルバムが発売開始!昨年はDeadly Spawnの超強力なライヴ盤を共同リリースしたCaptured RecordsとBloodbath Recordsが再度タッグを組み、またDeadly Spawnのライヴ盤と同じく小岩 Bushbashでの録音!小岩-市川-船橋のトライアングルが生み出した超強力暗黒パワーの結晶の如き素晴らしい作品となっております!!! さてそんな気になるライヴCDの内容はというと1st / 2ndからの楽曲をバランスよく配置し、そしてその間に発表されたミニアルバムからの曲も含めた全13曲入り!もちろん曲名には全て"ZOMBIE"という単語が含まれております!笑 『ギターウルフとZombie Ritualはサビで合唱が出来る』とはよく言われたものですが、聴いているとライヴの臨場感がダイレクトに伝わってくる素晴らしい録音で、正に現場の熱気をも真空パックしたかのような激アツ作品! スラッシュメタルを基調としたキャッチーなリフの応酬、疾走感がありながら力強いツーバスドラム、そして強力なゾンビーボーカル&MC!!This is HEAVY METALなフレーズも飛び出し拳が上がる場面も多々ありますが、この盤を初めて聴いた時にはハードコアな印象すら感じました…! 改めてZombie Ritualはライヴバンドだというコトをこの作品で再確認、こんなカッケー曲をゾンビメイクでやってるだなんて絶対楽しいライヴに決まってますわな!!ベスト選曲とも言えるこのアルバムを聴いてから、みなさんZombie Ritualのライヴに向かいましょう!!
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Satanic Evil - Curse Of Pentagram (cass)
¥1,800
SOLD OUT
フィンランドカルトブラックノイズ!Força MacabraのOtto Luotonen氏によるひとりブラックメタルバンド・Satanic Evilが残した唯一作がプロコピーカセットで再発!フィンランドのIron Corpseからのリリース! フィンランド発 南米HCトリビュートバンド・Força Macabraや、グラインド的に言えばデモと単独7epを90年代後期にヒッソリと出して解散したAnal Intruderなど、その他にも夥しい数のバンドに在籍する/していたOtto Luotonen氏。彼が1990年にデモを一本だけ作成した幻のブラックメタルバンドがSatanic Evil!SatanicなEvilって!!! 正直なところ名前からして狙ってきている確信犯的なバンドではありますが、その内容というのが初期Beheritを想起させる原始ブラックノイズというのだからマジでヤバい!リリース当時、恐らくは身内周り、または当時存在したファンジン等に送るのみでほぼ流通されることが無かったであろうSatanic Evilの唯一デモ作品 "Curse Of Pentagram"ですが、00年結成・ギリシャのコレまたカルトブラックメタルバンドであるGoatvomitとのスプリット 7epという形で2010年に再発。この再発したのがHavohej / ProfanaticaのPaul Ledney氏によるレーベル・Desacration Of God Productionsだというのだから内容に関しては保証されていると言って良いでしょう。その後、20年に我らがNuclear War Now!が片面12ep、裏面はスクリーンプリント仕様という豪華な装丁で再々発。私もこの12epでGETすることができホクホクだったのですが、2度の再発によりSatanic Evilは行き渡るべき人の手に届いたと考えられるでしょう。 んが!しかし!フィンランドの信仰メタルレーベルであるIron Corpseがやってくれました!!めでたくオリジナルと同じカセット仕様でダメ押しの3回目再発!!!!!!こんなんいくらあってもいいですからね、と脳内ミルクボーイが私の脳内で叫びまくるのでガツンと入荷いたしました!プロコピーカセットで恐らくインナーなども当時と同じ、『この作品はサタンに捧げられた暗黒儀式の中で生贄に捧げられた全ての者に捧げる。地獄で会おうぜ!』とのコメントにガッツポーズが思わず上がる激アツ仕様!元々オリジナルはハローキティがデザインされたカセットで出してたくせにね!discogsによるとひとりバンドとなっていますが、メンバー欄は4人になってるのもニヤリとさせられます。 そして内容もマジでヤバい、初期Beheritを思い切りチープにしたような、そしてUSノイズブラックカルト・Gonkulator信奉者は確実にノックアウトされるであろう鈍足ノイズメタル!決して南米崩壊デスコアメタル的サウンドではなく、ヨーロッパ系でUSブラックメタルにも通じるアンダーグラウンドなサウンド。何度聴いてもホントに素晴らしい!!Havohej / Profanatica、そして当レーベルもお世話になった日本のNegacionにやられた方はもちろん、やはりノイズグラインドマニアクスな皆さんは完全必聴な皆殺し的雑音作品!オススメが過ぎるぜ!!!!
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Blasfematorio - Before The Alters Of Death (CD)
¥2,300
Hard wall of satanic Black/Noise from El Salvador from Demonomancer mastermind (RIP). Includes both demos (remastered) and 1 new track. Cover art by Timo Ketola. エルサルバドルのDemonomancerメンバー(R.I.P.)によるサタニックブラックノイズウォール。リマスターを施された2本のデモテープに新曲を一曲追加しての発売、カバーアートはTimo Ketolaの手による物。 (レーベルインフォより・超意訳) エルサルバドル発、DemonomancerのJulio Ardón氏(R.I.P.)による別バンド・Blasfematorioのデモ編集盤リリース!黒く澱んだ川の中で悪魔が溺れたかの如き憎悪丸出し垂れ流しサタニックノイズ!イタリアのNuclear Abominationsからのリリース! コレを書いているのは21年2月17日、先日デス/ブラックメタル界のレジェンド GoatpenisのSabbaoth氏の訃報が飛び込んできてショックを受けました。NWN!から新作を発表したばかり、また前作よりNWN!と契約を交わしたことでより世界的な認知を得るだろうと期待していたこともあり本当に残念… 心よりご冥福をお祈りします。こういった訃報はほとんどがFacebook上の情報をTwitterを介して私は知ることが多いのですか、19年12月も流れてきた訃報にショックを受けたことを覚えています。Demonomancer首謀者・Lord Of Satanic NecrophiliaことJulio Ardón氏が水難事故で亡くなられたと… Black PutrefactionやSexmordのRayが送ってくれたテープを聴き、氏の運営するBestial Desecration(Necrobutcherの編集盤カセット再発や、コスタリカのDeifagoのカセットリリースなどを手掛けていた)の見事な雑音暗黒音源ラインナップに心躍らされていた身としては大変なショックで、エルサルバドルというニッチな土地環境で、かなり小さいシーンですがノイズ/ブラックメタルの第一線をひた走っていた彼の功績を考えるとそりゃもう滅入りましたね… いきなり暗い話題での導入でしたが汗、このBlasfematorioかなりヤバいです!Julio氏は近年はDemonomancerとしての活動を中心にリリースを重ねていましたが、その他にも崩壊系デスコアバンド Grave Throneやノイズプロジェクト Pubic Arson、冒涜系ポルノエレクトロノイズ Nuclear Prisonerと言った名義でも音楽制作を行っていました。その数あるユニットの中でも一番邪悪なリフが河のように押し寄せてくる a.k.a 垂れ流し感のあるユニットがこのBlasfematorioではないでしょうか? 今作の収録内容は以下の通り↓ Tracks 1 to 4 are from Consumada la Profanación Tracks 5.1 to 5.3 are from Liturgies Of Blasphemy Track 6 is a bonus track. Julio氏自ら運営していたBestial Descration Recordsからリリースされた2本のデモに、最終レコーディングとなってしまった一曲をボーナストラックとして追加、今作の為にリマスタリングを行いBlasfematorioの残した全曲が収録されております。リマスター済みと言えどもちろん汚ねぇドス黒汚泥ノイズが前述の通り洪水の様に迫る中、その中で溺れる悪魔の断末魔のようなボーカルが呪詛を唱え続けるという恐ろしい内容!ぶっちゃけ曲自体は単調ですが、ワンリフで突っ走る中そのミニマルな楽曲がトランス感を触発する長尺ノイズグラインドを聴いている感じがとても気持ちいいです。ドスの効いたディレイボーカルもイカす!過激音楽辺境の地、エルサルバドルでブラックメタルに人生を捧げた偉人の集大成、しかとご確認よろしくお願いします!
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Blasfematorio (shirt)
¥2,600
エルサルバドルのワンマンベスチャルノイズメタル・BlasfematorioのオフィシャルTシャツ!! ボディ:Fruits of the loom
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Kapala - Doomsday Requiem (CD)
¥2,000
インドのウォーブラックノイズ・Kapalaがドイツのカルトブラックメタルレーベル・Dunkelheit Produktionenから3枚目となる単独リリースを発表!より暗黒度が増した極悪ウォーブラック! 当レーベルでも好評発売中のNirriti、Iron Boneheadからコンスタントに作品をリリースするTetragrammacideなど、近年ウォーブラックメタルシーンに台頭してきたインド勢。"Kolkata Inner Order"というブラックメタルコミュニティを中心として、無慈悲かつ極端にノイジーなウォーブラックメタルを奏でるのがこのインドシーンのバンドの特徴だと思いますが、その中でも現在世界的に評価されているのがこのKapalaと言って間違いではないでしょう。衝撃的な内容、そしてジャケットでシーンを震撼させた17年作 "Infest Cesspool"、前作から雑音度数高めに放たれた19年発表 "Termination Apex"、コロナウィルスを題材としたChaos Cascadeとのスプリット作"Contamination Alliance"をいずれもドイツのカルトブラックメタルレーベル・Dunkelheit Produktionenから発表し、これまでエクストリームミュージックの産地としては認知されていなかったインドの評価をも底上げしてきました。そんな彼らが満を持して今年22年に発表したのが本作"Doomsday Requiem"です。 個人的には、昨年カナダのWar Vellumからリリースされた"Anti-Scum Noise Session MMXVIII"に関しては、リハーサル音源をラフなスタイルでまとめた物であったことから『あんまよくねぇなぁ…』と思ってしまったと言うのが本音ですが、本作も聴いてだいぶ驚くような内容でした。整 合 感 !!インドのKolkata Inner Order周辺のバンドに関しては私はこれまで雑音まみれのカオスな展開を期待していたのですが、今回のKapalaはノイジーさは少しなりを潜めデス/ブラックメタルの王道に少し近づいたような印象を持ちます(誤解を恐れずに例えるならENDONの"Acme Apathy Amok"と、"Mama"以降の作品との関係に似ていると言えばわかりやすいかもしれません) 基本的スタイルを変えたと言うことではなく整合感を取り入れたことでより強力となった、威風堂々な風格を感じさせる素晴らしいウォーブラックメタルを披露しております!驚異的なテクニックを擁するギターの音が全体をひっぱり、地の底から聴こえるような深みのあるデス声は一歩後退、つまりボーカルとギターのバランスが所謂一般的なミックスとテレコに鳴っているのが今作で特徴的だなと思いました。作品の体感速度的には若干スピードダウンした点については否めませんが、これまでのファンも納得の出来!そしてIncantation系デスメタルユーザーにも響く作品となったのではないでしょうか? そして今作のタイトルにもRequiemという単語が入っておりますが、4曲目に収録の9分を超える大作 "Requiem"は21年2月に亡くなったGoatpenisのリーダー・Sabbaothに敬意を表し捧げた曲ということです。約30年 ウォーブラックメタルを彼の地ブラジルから全世界に発信し続けたSabbaoth氏の遺志は、インドにおいて華を咲かせたと言っていいのでしょう…泣
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【Sサイズのみ】KAPALA - Termination Apex (shirt)
¥1,600
世界に台頭するインドのウォーブラックノイズコミュニティ・Kolkata Inner Circle Tetragrammacideと共にこのコミュニティの底上げに貢献したKAPALAのオフィシャルシャツを入荷! …ただしSサイズのみ!汗 しかもFruitsボディなので、GILDANに比べると少し小さめでございます。 なので私はパッチ代わりにネルシャツにでも縫い付けようかと思ってる次第… お値段も抑えました!!
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Demonomancer - Poisoner Of The New Black Age (2LP)
¥4,600
A compilation of all demos which were released from 2012-2016 of the central-american warnoise command DEMONOMANCER. Bestial Warnoise from El Salvador! Demonomancer's „Poisoner Of The New Black Age“ documents the entire discography of this Salvadorian one-man-band, as Julio Ardon performs all instruments in devotion to Satan. It is a testimony of sheer audio terror, consisting of 22 songs that attack on all fronts, a proof of the authenticity of its sound. This archive reeks of the darkest desires, sleaze, perversion & filth, as if an unbridled, grinding hybrid ala Beherit, Nyogthaeblisz, Conqueror & Luciation came to life, yet still with a distinct identity, an unheard beast of its own. Sometimes it becomes unclear if this is Black Metal, Noise, or both, as the constant frantic disharmonies melt with blastbeats and offer something closer to gunfire than proper music. No nice melodies or harmonies to be found here, just pure audio distortion & ear torture 中央アメリカのWarnoise Commandが2012-16年の間に残した全てのデモをコンパイルした編集盤、エルサルバドルのBestial Warnoiseである! 今作"Poisoner Of The New Black Age“ はサルバドールの雄・Julio Ardonのワンマンバンド Demonomancerがサタンへの供物としてレコーディングした音源をコンパイルしたドキュメント作品だ。彼が録音した目に見えるものを全て攻撃するような22曲にも及ぶ凄まじいオーディオ破壊行為の物証であるとも言えよう。 この編集盤は闇の深い欲望、退廃、倒錯そして汚物の香りがする。抑制の効かないBeherit/Nyogthaeblisz/Conqueror/Luciationのグラインド混合種とも言えるこのバンドだが、その明確な方向性によりバンドの出したいサウンドが内に秘めた獣性と共に表れているだろう。時折、半狂乱の不協和音がブラストビートと共に溶け出し一般の音楽よりも銃声に近いような、この今聴いている音楽はブラックメタルなのか、ノイズなのか、それともその両方に属するものなのか不明瞭になるかもしれない。この作品に美しいメロディなど存在しない、そこにはオーディオ破壊行為と鼓膜への拷問があるのみだ。 (レーベルインフォより・超意訳) LP ver.! Lord Of Satanic Necrophiliaこと故Julio Ardón氏の数あるユニットの中で一番メインバンドとして活動していたDemonomancerの12年から16年までの間に発表されたデモテープをコンパイルした編集盤!Blasfematorioのリリース先とは別レーベル、ドイツのDunkelheit Produktionenからのリリース! 19年に水難事故でなくなったエルサルバドルのブラックノイズエリート・Julio Ardón氏のメインプロジェクトであるDemonomancerのデモ編集盤。同時期に入荷した氏の別プロジェクト・Blasfematorioがメタルよりだったとすると、このDemonomancerはブラックメタルをルーツとしながらもノイズグラインドに寄ったサウンドを放出しているかと思います(どちらも酷く汚い音だけど!!) このバンド、何が凄いってボーカルのパンの振り方がとても独特で左右のステレオから出てくるデスボイスが微妙にずれている中、真ん中からも絶叫がこだましたりと(言いたいことわかる?汗)呪詛のサラウンド収録が施されております!もちろんどれもJurio氏による声なのですが、きったねー雑音の中で何体もの悪魔にリンチ/レイプされているような臨場感!This Is Riitual!!全22曲収録、どの曲もブラックフィルスに充ちたレーベルインフォから引用すると『既存の音楽よりも銃声に近い』グラインディングノイズブラックネス!! ...しかしこの編集盤が名門・Dunkelheit Produktionenからリリースされた直後にJulio氏が他界、世界的にDemonomancerが認められワールドワイドな活動が期待されていたことを考えると残念で堪りません... R.I.P. Lord Of Satanic Necrophilia
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Demonomancer - Poisoner Of The New Black Age (CD)
¥2,200
A compilation of all demos which were released from 2012-2016 of the central-american warnoise command DEMONOMANCER. Bestial Warnoise from El Salvador! Demonomancer's „Poisoner Of The New Black Age“ documents the entire discography of this Salvadorian one-man-band, as Julio Ardon performs all instruments in devotion to Satan. It is a testimony of sheer audio terror, consisting of 22 songs that attack on all fronts, a proof of the authenticity of its sound. This archive reeks of the darkest desires, sleaze, perversion & filth, as if an unbridled, grinding hybrid ala Beherit, Nyogthaeblisz, Conqueror & Luciation came to life, yet still with a distinct identity, an unheard beast of its own. Sometimes it becomes unclear if this is Black Metal, Noise, or both, as the constant frantic disharmonies melt with blastbeats and offer something closer to gunfire than proper music. No nice melodies or harmonies to be found here, just pure audio distortion & ear torture 中央アメリカのWarnoise Commandが2012-16年の間に残した全てのデモをコンパイルした編集盤、エルサルバドルのBestial Warnoiseである! 今作"Poisoner Of The New Black Age“ はサルバドールの雄・Julio Ardonのワンマンバンド Demonomancerがサタンへの供物としてレコーディングした音源をコンパイルしたドキュメント作品だ。彼が録音した目に見えるものを全て攻撃するような22曲にも及ぶ凄まじいオーディオ破壊行為の物証であるとも言えよう。 この編集盤は闇の深い欲望、退廃、倒錯そして汚物の香りがする。抑制の効かないBeherit/Nyogthaeblisz/Conqueror/Luciationのグラインド混合種とも言えるこのバンドだが、その明確な方向性によりバンドの出したいサウンドが内に秘めた獣性と共に表れているだろう。時折、半狂乱の不協和音がブラストビートと共に溶け出し一般の音楽よりも銃声に近いような、この今聴いている音楽はブラックメタルなのか、ノイズなのか、それともその両方に属するものなのか不明瞭になるかもしれない。この作品に美しいメロディなど存在しない、そこにはオーディオ破壊行為と鼓膜への拷問があるのみだ。 (レーベルインフォより・超意訳) Lord Of Satanic Necrophiliaこと故Julio Ardón氏の数あるユニットの中で一番メインバンドとして活動していたDemonomancerの12年から16年までの間に発表されたデモテープをコンパイルした編集盤!Blasfematorioのリリース先とは別レーベル、ドイツのDunkelheit Produktionenからのリリース! 19年に水難事故でなくなったエルサルバドルのブラックノイズエリート・Julio Ardón氏のメインプロジェクトであるDemonomancerのデモ編集盤。同時期に入荷した氏の別プロジェクト・Blasfematorioがメタルよりだったとすると、このDemonomancerはブラックメタルをルーツとしながらもノイズグラインドに寄ったサウンドを放出しているかと思います(どちらも酷く汚い音だけど!!) このバンド、何が凄いってボーカルのパンの振り方がとても独特で左右のステレオから出てくるデスボイスが微妙にずれている中、真ん中からも絶叫がこだましたりと(言いたいことわかる?汗)呪詛のサラウンド収録が施されております!もちろんどれもJurio氏による声なのですが、きったねー雑音の中で何体もの悪魔にリンチ/レイプされているような臨場感!This Is Riitual!!全22曲収録、どの曲もブラックフィルスに充ちたレーベルインフォから引用すると『既存の音楽よりも銃声に近い』グラインディングノイズブラックネス!! ...しかしこの編集盤が名門・Dunkelheit Produktionenからリリースされた直後にJulio氏が他界、世界的にDemonomancerが認められワールドワイドな活動が期待されていたことを考えると残念で堪りません... R.I.P. Lord Of Satanic Necrophilia
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Beherit 刺繍パッチ
¥1,500
NWN! Productions製 約10cm x 13.5cm
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Impurity 刺繍パッチ
¥1,300
NWN! Productions製 約10cm x 7cm
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Blasphemy 刺繍パッチ
¥1,300
NWN! Productions製 約10cm x 7cm
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泥虎 / Brutal Decay - Deadly Brutality (CD)
¥1,320
スピード&アグレッション!! 新世代のメタルシーンを牽引する、盟友2バンドによるスプリット作品がリリース! 泥虎は持ち前の重厚なサウンドに更に磨きをかけ、緩急をつけたまさに王道のベイエリアスラッシュをプレイ。対するBrutal DecayはRAZORやDARK ANGELを彷彿とさせるスピード感と切れ味を見せ、スタイルの違いはあれどお互いに切磋琢磨してきた両バンドの熱量が窺い知れる内容に仕上がっている。 (レーベルインフォより) Japanese 新世代 Thrash Metal Attack!Captured Recordsからの単独CDも大好評だった泥虎と、デモ作品に続く2作目となるBrutal Decay!速い速い速い!! 西荻窪 PitBarのスタッフとして自主企画 "Live at Budokan"を主催、超有名Punk/Metal ZINEの表紙を飾り、東京ライヴハウス界隈のディーヴァとして暗躍する年中半ズボンの女帝 ビリー・クルミラノ氏。そんな氏がなんとレーベル活動を開始!その名もChromatic Death Records!!歴代"Live at Budokan"の出演メンツを見てみても、一概にPunk/Metalという範疇に留まらないアクの強い個性あふれるバンドばかりですので、今後のリリースが楽しみなレーベルの爆誕に既に心躍りますな!氏の愛するブルボンのお菓子とのコラボなど、Chromatic Death Recordsならではのこれからの活動に期待大!そんな新生レーベルの第一弾リリース、当レーベルもお声がけ頂きましてお取り扱いさせてもらうことになりました。ありがとうございます! 記念すべきカタログナンバー CRMD-1は関東 爆走/暴走 スラッシュメタルバンド2バンドによるスプリットCDです!両バンド共、20年前後にデモ作品を発表したばかりのFRESHなバンドですが、ジャケからもお分かり頂ける通り内容はなんともFLESHな激速メタル盤!ライヴハウスのスタッフとして数々のバンドをバーカウンター越しに見てきたビリー・クルミラノ氏だからこそリリースできる、現場からのフックアップを兼ねた作品と言えるでしょう。兎にも角にもスピード狂は要チェック、盤を聴いて予習してから現場のピットに飛び込んでください!
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泥虎(DEADRA) - Princess of Genocide (CD)
¥1,100
ベテランから若手まで多数のバンドが凌ぎを削る群雄割拠の東京スラッシュメタル・シーンにおいて、現在最も猛威を振るう若手筆頭的存在である泥虎により3曲入りファースト・シングル。終始刻みまくるギターから構築される硬質なリフが疾走する楽曲は、SLAYER、EXODUSといった1980年代産スラッシュ・バンドからの影響を色濃く感じる獰猛かつ伝統的なスタイルであり、2000年代に蔓延したリバイバル・スラッシュ・サウンドを飛び越え、令和の時代にZ世代が繰り広げる爆走スラッシュメタル・サウンド。 バイオグラフィー 2019年 おやたた(Vo/Gt)を中心に、ゆっきー(Ba)、コミー(Dr)の3人で結成。同年11月、デモ音源『Riot Thrashers from FxOxF』を自主リリース、東京都内を中心にライブ活動開始。切れ味鋭いスラッシーなギター・リフとハードコア・パンクを彷彿させるハイエネルギーな演奏で好評を得る。2020年より東(Gt)が加入し現体制となる。以降はライブを中心に活動を展開。沖縄、長野、滋賀、名古屋でもライブを行うなど各地に活動範囲を広げている。 (レーベルインフォより) 19年結成、東京ヤングスラッシュメタル・泥虎によるファーストシングル!老若男女問わずメタル魂を心に秘める者ならば拳をあげざるを得ないであろう爆走スラッシュメタル!Captured Recordsからのリリース! 80年に旺盛を極めたスラッシュメタル、私が青春日本代表として過ごした90年代中期はシーンとしては所謂低迷期でスラッシュメタル = ダサいという時代でした。90年代中期といえばミクスチャーHC全盛の頃、インタビューではSLAYER / PANTERAなどに影響を受けたという発言や、グラインドコア+スラッシュメタルとの見事な融合を実現したExhumedがゴアメタルという看板を掲げ躍進するなど、他ジャンルの味付けの一要素としてスラッシュメタルが取り扱われていた時代だったかと。正に温故知新。そしてその温故知新的な姿勢は00年代辺りから始まるNWN!やF.O.A.D.による辺境/カルトメタル再発ブーム(と言って良いでしょう)へと繋がり、90年代には手が出せないような高額音源だったモノが最近では簡単に購入出来る時代となりました。またインターネットの爆発的な普及により動画サイトにて気軽に視聴できる時代になったことも大きいのでしょう、決して一般的な人気を得ているとは言えませんが80年代に華咲いたスラッシュメタルはこの2020年代に『復権した』と言って過言ではありません。良いものは良い、当たり前のことではありますがブームに流されやすい音楽シーンにおいて一定層のファン(しかも熱心な!)が支えているというのはとても素晴らしいことだと素直に思います。冒頭から何が言いたいかというと… グラインドコアもそーなってくんねぇかなぁってこと…… まあ毎度のことながらボヤキ(コラム)が長くなりましたが、そんな磐石なスラッシュメタルシーンに若き流星が飛来!Z世代という単語がまさかメタル界隈にまで登場するとは夢にも思わなんだ!!東京ヤングスラッシュメタル集団・その名は泥虎(DEIDORA)!ファーストシングルながら世界の、そして船橋のJero氏(Abigail / MEDVED etc)が主催するCaptured Recordsからのリリースということで、シーンから彼らへの期待値も高いことが伺い知れます。ザクザクと刻みまくるギターが楽曲を引っ張り、野獣のような吐き捨てVoが惹きつけられます。レーベルインフォにあるようにHC的なアプローチも多分に感じさせられますが、時折り魅せるロックンロールな展開もステキ!若さとテクニックを武器にシーンを問わず東京を盛り上げてくれるであろう泥虎に期待しか感じられませんなぁ〜!ひときわ目を引くジャケットは西横浜 El Puenteのエプロンマドンナ・Tokorozawa氏によるものです! 追加情報があるとすればCaptured Recordsの御大によると泥虎はcuntsとかいうバンドとも対バン希望とのこと、それがホントならば我々が本物のスラッシュメタルってものを教えてやるけんね〜!!
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Necrocarnation - Fragments Of Dark Eternity (CD)
¥1,500
アルゼンチンのInfernal Curse率いるNocturnal Profaner氏と、ドイツのDevoured Christ / Madre Coca / AlcantarillaのBlacklord Nadasdy Warmongerによる暗黒スーパーバンド!20年作、ベスチャル味の高いドゥームデスに悶絶! これまた凄い組み合わせのバンドが登場だ!当レーベルをご利用の方にはお馴染み、アルゼンチンの痒い所に手が届き過ぎる東南アジア/南米モノの再発を中心にリリースを行うZzooouhh Recordsを主宰し、日本のObliteration Recordsから2枚のCDを出している極悪Black/Death Metalバンド・Iefernal Curseの首謀者であるNocturnal Profaner氏!そして当レーベルのディストロでも入荷していましたが、Dunkelheit Produktionenから合本が再発された南米崩壊メタルバンドへのインタビューが多数掲載されている凶悪ZINE・Temple of Adoration Zineの著者にして、Sodomistic Rituals Productionsを主宰するBlacklord Nadasdy Warmonger氏!因みにノイズグラインド的にいうと、氏はSedem Minut StrachuやSete Star Septともスプリットを出していた激渋ノイズグラインドバンド・Madre Cocaや、スペイン/ドイツの国を跨いだメンバー擁する90's 南米崇拝ノイズグラインド・Alcantarillaのメンバーでもあり、現在は活動を休止しているようですが かつてブラックメタルバンド・Devoured Christではブラジルのドがつくほどのオブスキュアデスコアメタル Necro Disseminatorとのスプリットを出していたという猛者。そんなアンダーグラウンドスーパースターのおふたりが07年より始動したバンドがこのNecrocarnationなのです!!両者の南米メタルへの常人には理解できない程の情熱、そして崩壊メタル/ノイズグラインドといったデタラメ音楽への深い愛情(Nocturnal Profaner氏は過去にCuntfagoというバンドで活動していたらしく、その当時の音源は残っていないのですが恐らく"そういう系"でしょう)がアルゼンチンとドイツの距離を全く問題とせずバンド結成に至ったと考えるとブチあがりますな。 そんな聴く前から期待大なNecrocarnationですが、この作品の前にSarcofagoのカバーを含む2曲入りカセット作品 "Perverted Desire"を発表していたとのこと。16年の時を経て発表された今作 "Fragments Of Dark Eternity"は彼らの2作目のリリースとなります。 そして肝心な内容ですがこれまたキョーレツ!!日本の伝説的鈍足グラインドコア・Grudgeをも彷彿させるドンマイブラストも顔を出す、疾走パートを含む極悪Bestial Doom Death!ドラム/コーラスをBlacklord Nadasdy Warmonger氏(ドイツ)が、ギター/ベースとメインボーカルをNocturnal Profaner氏(アルゼンチン)が務めているのですが、色気がなく(褒)反復反復な(褒)くっそ渋い内容です。Doom Deathと書きましたが、その実スラッジコアな感触も多分に内包するソングライティングは圧巻!ジャケ絵にある巨大な石像に踏み潰されるかの如く、苦しみ抜いた死の直前にエフェクトがかったNocturnal Profaner氏の呪詛を耳にしつつ果てる… No Mercyな激遅メタル5曲入り!ぶっちゃけドゥームデスファンよりも、Noothgrush / Grief大好きっ子にオススメしたい作品です!
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Ghoul - Live In The Flesh (CD)
¥2,200
US Thrash / Gore Metal Super Star・Ghoul!18年 Oakland Metro Opera Houseにて行われた狂乱ライヴの模様を真空パック!FUN要素1000%!!Tankcrimesからのリリース! Ghoulのアメリカライヴシーンでの のしあがり方には目を見張る物がありますな。Exhumedを追い出されたRoss Sewage (現在は復帰済み)が01年に結成した覆面ゴアメタルバンド・Ghoul、13日の金曜日 pt.2のジェイソンがパッチGジャンに身を包んだような出立ちが話題を呼び、そしてその出音はExhumedをカラッと仕上げたようなスラッシュメタル要素の高い音楽性でRoss氏の才能を十二分に発揮した物でした。02年にはバカノイズグラインドから足を洗ったTraci Lords Loves Noise / Pissed Off OrgasmのBilly Noceraが新たに始動したRazorback Recordsから1st CDを発表。06年の3rd アルバムまでRazorback Recordsに在籍、5年ぶりのアルバムとなった4thアルバムをTank Crimeから発表しますが、私個人的にはコレがバンドの今後の方向性を決めたのではないかと思っています。 Tankcrimesは当時マリファナ崇拝デスメタル・Cannabis Corpseや、今やトップクラスのメタルバンドとなったManicipal Waste / Toxic Holocaustのスプリットを出す他にオランダの激速HC・Vitamin Xの作品をリリースするなど、メタルとFAST HC両方を二本柱として捉え『好きなものは好き』というレーベルオーナーの姿勢が非常に好意的にとれる素晴らしいレーベルだと思います。最近は入手困難だったSpazzやDystopiaの諸作品、Despise Youのディスコグラフィーなどを再発したことが記憶に新しいでしょう (最近 再発が多すぎですが笑) そこに移籍したGhoulはレーベルからの手厚いサポートを受け、ライヴのショー要素を徐々に増加。ロボットの着ぐるみが登場したり、ガスマスクの指揮官がステージ中央で駄弁っていたり、またメンバー自身もその出立ちを生かしB級ホラーコミックスから飛び出した漫画のキャラクターのように舞台上で茶番(褒)を繰り返す。風貌がまるで特撮なメタルバンド・GWARとも絡み出すとは結成当時を知る私には想像つかなかった!メタルの持つ"FUN"な部分を最大限に魅せる素晴らしいバンドに成長したと言っても過言ではないでしょう。 (余談ですが、Ghoulのそういった要素を逆輸入的にExhumedが現在 積極的に取り入れていると私は感じています) こんな長々と戯言を私に吐かせたくなる素晴らしいバンド・Ghoul!オリジナルアルバムとしては16年の5th "Dungeon Bastards"よりリリースはありませんが、今回入荷したのは21年発表のライヴアルバムです。コロナ禍で極端にライヴ自体の数が減っていたこともあり、Ghoulがファンに向けて制作したライヴアルバムなのではないでしょうか。 コレがまたテンション高い演奏満載な激アツ録音盤で素晴らしい!結成当初よりもパンク的な要素も増しながら、1st〜3rdの懐かしい曲も散りばめた素晴らしい選曲で、曲感にメンバーとその愉快な仲間たちが喋りまくる/煽りまくる茶番劇(褒)もバッチリ収録。高低ツインボーカルにRoss Sewageの超低音ボイスも時折絡む時がやはりグッときますな!ゴア度でいうと今やボーカルくらいにしか残ってないように思われますが、スラッシュメタルを軸としたキャッチーなソングライティング力は圧巻です。 彼らの演奏力の高さからライヴ中のハプニング / アクシデント的な要素を楽しむ作品ではなく、録音自体も大変クリアなので代表曲を続けて現メンバー(結成当初はトリオ形態でしたが、現在は4人編成)で演奏しましたなベスト盤といった趣です。しかしスタジオテイクと何が違うかと言えば、やはり客の歓声が入っているというところ!曲が終わるとGhoulのヘッズ達がキャーキャー騒いでる声もバッチリ収録されており、さながらメタルスターのよう。いや、既にGhoulはメタルのスーパースターか!今後もガンガンライヴをやっていつかは日本に来てほしいすな〜、何度も言いますがメタルの面白さ/楽しさが十二分に詰まった好ライヴアルバムです!
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Martyrdom - Official Promo Reh.13/03/92 (cass)
¥1,700
90年結成、当時学生だったメンバーが在籍するシンガポールのデス/グラインドバンド・Martyrdomのリハーサルカセット!22年 マレーシアのFuneralight Recordsによる再発版! 元々は90年にReign Of Terrorという名前でトリオとしてスタートし、メンバーの転居により新たにリクルートしたメンバーと共に改名して再スタートしたというシンガポールのMartyrdom。オブスキュアゆえに情報がとんと出てきませんが汗、このプロモデモの他に同時入荷した正式デモ作品 "Creation of Souls" カセット、そしてデスメタル期のDemisor等との4way split tapeがリリースされているそうです。 この作品のインナーにメンバーによる簡単なバイオグラフィーが掲載されていますが、結成当初メンバーは全員学生(写真も載っていますが少年のよう、高校時代に結成?)、影響を受けたバンドはNapalm Death / Malevolent Creation / Carcass / E.N.T. / Death / Terrorizer / Cynicとのことで当時のアンダーグラウンドスーパースター達の名前が列挙されています。 『グラインドコアがやりたい!』と言って結成されたバンドとのことで、influenceも真っ先にNapalm Deathの名前が上がっていますが、音の方はというとデスメタル色強めのデスグラインドといった感じでしょうか?当時のリハーサル録音ということなのでもちろんガビガビな音質ではありますが、深みのある声が非常にCOOL!崩壊系とは全く違う、曲構成のしっかりした楽曲もカッコいいです!そしてしっかりサビはブラストビート!熱いぜ! ボーナストラックとして"M.I.S. comp"なるカセットオムニバスに参加した際の提供曲も収録。本編はモコっと音質とロウを意識した録音なのですが、このオムニバス曲はカラッとした印象でグラインド感の強い仕上がりとなっています。この感じの録音曲もっと聴きてーなー! 当時のシンガポリアンヤングヘッズの青春の証、マジ熱い!100本限定リリースとのことなので東南アジア発掘リリースがお好きな方は是非ゲットしてください!