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Malignant Tumour / Squash Bowels - split (CD)

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ゴアグラインド大名盤!チェコのMalignant TumorとポーランドのSquash Bowelsが97年にリリースしたスプリットアルバムの04年再発版!ボートラ収録!

Obscene Productionsから買い付けを行った際、リストの中に懐かしいリリースがありましたので今回入荷してみました。ヨーロッパ オールドスクールゴアグラインド頂上戦!
Carcassが拓いた土壌をスウェーデンのRegurgitateやポーランドのDead Infectionが耕し、今やグラインドコアのサブジャンルという括りを取っ払ってしまったと言ってもいいゴアグラインド。オランダのLDOHが高速ブラストビートとやり過ぎとも言えるピッチシフターの掛け方で大ブレイク、そして同時期にメキシコのDisgorgeがブルデスにゴアグラインドを大胆にMIXすることで頭角を表し、また両者がインパクト大な死体画像をアルバムジャケットに使用したコトでゴアグラインド = 陰惨な死体ジャケットというイメージを定着させました。それからは一気にゴアグラインドはどんだけ酷い写真をジャケにあてられるか、曲中でのToo Muchな演出、またはグラインドのプログレ化とも言える複雑な曲展開を行うことでキョーレツさを追求し、その破壊力を競うオリンピック的な様相を呈する状況になったと個人的には思います。またドイツのGutが『遅いグラインド』をゴア畑の中で発明、後にモッシュゴアという新たなジャンルを確立させたコトも非常に興味深く、オールドスクールゴアグラインド黎明期(たぶん5年くらい)とそれ以降に登場したゴアグラインドと呼ばれるバンドは別の括りになってしまったというのが私の持論です。まぁ、どっちも好きなんですけど笑 上記のコトを考えると本作に収録されているチェコのMalignant TumorとポーランドのSquash Bowelsの楽曲は"オールドスクールグラインドコアのサブジャンルとしてのゴアグラインド"に当たる原始ゴアグラインドと言って良いのではないでしょうか。

世迷言を最初にダラダラと書き連ねましたが汗、では早速チェコのMalignant Tumorから。このバンドに関してはObscene Extreme Japanのヘッドライナーとして来日を果たしており、91年に結成して以来数多くのリリースを重ねているバンドですので既にここ日本でも周知されているバンドになるでしょう。だがしかし!メンバーの飽きっぽさからなのか、結成当初のゴアグラインドからAgathoclesからの影響を多大に感じさせるMincecoreへと転身、そして今はMotorheadなロケンロールバンドへと大きな方向転換を遂げていますのでひとつのリリースを聴いただけでは全貌を掴むことはできません。Malignant Tumor = 悪性のガンという名前を引っ提げなんでもかんでもチャレンジしてしまうそのバンドの姿勢、嫌いじゃないぜ!私ごとにはなりますが、Napalm Death Is Deadとして彼らの活動拠点であるチェコはプラハでライヴを行った際、終わり際にテンガロンハットを被ったメンバーが登場した時はちょっと笑ってしまいました。さてさて、このバンドは前述の通りコロコロ音楽スタイルを変えているのですがゴアグラインド期の評価は高く、廃盤となっていますがポーランドのSELFMADEGODよりその時期のディスコグラフィーが2枚組CDとしてリリースされています。ベースがブリブリ言ってるヘヴィな演奏の上をエフェクトボイスが大暴れ、グラインドコアマナーに則った曲調も素晴らしくオールドゴアグラインダーは自然とガッツポーズ!この頃から後にAgathoclesクローンとも言っていいスタイルに移行するその片鱗は端々に現れており、なかにはまんまAgathoclesな曲も笑 しかしそこはゴアグラインド、ちゃんと下品なゲロ声で締めてくれています。最近のMalignant Tumorを見ると『昔のおでん芸の頃の鶴太郎に戻って欲しい』という感覚と似た感情が込み上げてくるので、最近の彼らにこの時期の音源を聴いてノスタルジーに浸りましょう。

そして続きましてポーランドのSquash Bowels!94年結成のこのバンド、90年代にBloodbath RecordsとObliteration Records 日本二大グラインドコアレーベルからカセット作品がリリースされており、現在もゴアグラインド道を追求している偉大なバンドで最近は同じく老舗グラインドコアであるメキシコのAnarchusとのスプリットもリリースされていました。Malignat Tumorと同じくディスコグラフィー盤も多数リリースされており、比較的入手もしやすいかと思います。Squash Bowelsは日本ゴアグラインド総本山・はるまげ堂のご尽力により本作と同じくObscene Productionsからリリースされた99年の1st "Tnyribal"でより日本での知名度を上げたと思いますが、遡ること2年前の作品であるこのCDの収録曲も相当ヤバい!どヘヴィーな弦楽器の演奏に、リズム隊によるゲロ声ツインVoが圧巻!エフェクトゴア声以外にも多彩な表情を持つ両者のボーカルが素晴らしく、無慈悲に進行する暴虐無慈悲な曲展開を阿鼻叫喚に彩ります。グラインド大国 ポーランドの屋台骨はやっぱ違いますわ!!サイコー!!

つーことでオールドスクールゴアのマスターピースである本作、お持ちの方も多いと思いますが買って損は無い激烈キョーレツ盤です!是非ともチェックよろしくお願いします!

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