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Reencarnacion - Demo Alucinogeno 1989 (CD)
¥2,000
Reencarnacion デモ2作目再発CD!!3本のデモの中で最も単独再発率が高く、先頃NWN! prodからもLPとしてリリースされた89年の作品がボーナストラックを収録して再発、エクアドルのTanatofobia Productionsからのリリース! 以前、Reencarnacionのデモ3作をCD一枚にまとめたコンピレーションCDを入荷していましたが、世話になっているペルーのディストロビューターの在庫が尽きてしまいました泣 ということで今回入荷したのはそのデモが3作単体として新たにCD再発されたもの!しかも各作ボーナストラック入りという、なんともマニア泣かせな仕様でございます... 以下、編集盤入荷時のわたくしめの駄文でございます↓ オリジナルは名作・888 Metalを挟んでからのリリースでしたが、なんか一作目より音悪くなってない?笑 壮大なイントロSEからインスト曲に入るのですが、インストの最後の方に挟み込む交通事故のSEに爆笑!良い仕事します!しかし、某レコードショップの解説にも書かれていましたが当時のコロンビアシーンのその崩壊っぷりとは一線を画す、なかなかオリジナリティのあるプログレッシブなデタラメタルを披露してくれるのがこのReencarnacion。全体的にボロボロですが、全部一緒に聴こえるというような崩壊あるあるは皆無なところがミソですな。しかしこのセカンドが一番テンションが高く、そして曲も短くHC的なアプローチが高いですね。 追記: 後のプログレッシブ的展開を予感させるセカンドデモ、しかしその崩壊っぷりとプログレ要素+謎のテープ変調が奇跡的なバランスでマッチされた奇跡の一本だと思います。そして突如挟まれるBlack Sabbathの"黒い安息日"のイントロ!かっちょええ!!そのイントロのあとの雪崩パートに詫び寂を感じてしまう私です。7曲目はドンマイGRINDなイントロがサイコー! そしてボーナストラックです。 今作のボートラは1992年録音ということしか分からないのですが汗、"La Miel y la Hiel"なる曲。悪名高き"Visiones Terrenales"期に通じるフォーク路線のヤーツです。リーダーのPiolin氏、オレのヤリたいことは全てReencarnacion名義!という信念がおありのようですので、今後例えばDUBとかに目覚めてしまったとしてもReencarnacion名義でお出しになるのでしょう。...もちろん買いますけど!! ボートラは普通に歌ってるやつなのでスルーでかまいませんが汗、本編はホントに素晴らしいデストロイノイズメタルなのでお持ちでない方は是非!!!
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Reencarnacion - Planeta Azul (CD)
¥2,000
Reencarnacion デモ3作目再発CD!!初の単独再発となる今作、影が薄い作品に思われがちですがコレがまたかっこいい!!前身バンド・Profeciaの楽曲をボーナストラックとして一曲収録し、エクアドルのTanatofobia Productionsからのリリース! 以前、Reencarnacionのデモ3作をCD一枚にまとめたコンピレーションCDを入荷していましたが、世話になっているペルーのディストロビューターの在庫が尽きてしまいました泣 ということで今回入荷したのはそのデモが3作単体として新たにCD再発されたもの!しかも各作ボーナストラック入りという、なんともマニア泣かせな仕様でございます... 以下、編集盤入荷時のわたくしめの駄文でございます↓ これまた不思議な作品でして その要がギター。どうやって音作ってんの?と思わず聴きたくなる異様にHighを効かした旋律を耳障りに奏で、難しいことをしようとして出来てない間奏パートは必聴!Heavy Metalをやりたいという願望も見え隠れしながら、メキシカンHC的楽曲もあったりとインターネット時代以前の南米勘違いオリジナリティが爆発!前身バンド Profecíaのカバー曲も収録されており、Reencarnacion大好きッコ悶絶な良作です。破壊力は前のデモ2作の方があると思いますが、オリジナルであろうという姿勢が現れたデタラメアプローチに悶絶すること間違いなし。90年代に入ってから発表されたこともあってか、前述の通り今年21年になって漸く単独再発された作品ですが隠れたデタラ名作となっております。 追記: いわゆる世間的なReencarnacion = 崩壊から脱却を試みた作品といったところでしょうか。録音具合の悪さもあり、一般的メタルファンからはまだまだ雑音の範疇にカテゴリされるかとは思いますが。しかし収録楽曲がキャッチーでオリジナリティを追及しているという点では凡百のいわゆる"発掘モノ"とは一線を画す隠れた名盤かと思います!きったねーギターがサイコー!! そしてボーナストラックです。 今作の前身バンド・Profeciaの85年のリハーサルトラックを収録、本編4曲目でReencarnacionがセルフカバーしている"Porquería Material"なる楽曲です。こちらカバーの方では2分台にウルトラメタル化されていますが、オリジナルは五分を越えるなかなかの大曲!同時入荷したProfeciaの曲の中でも特にキャッチーな曲調のもので、後半部分の壮大な展開は必聴!セルフカバーと聞き比べて楽しんで頂ければ!!
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Gruesome Toilet - Save Water Drink Piss (cardsleeve pro CD-R)
¥1,200
Anal Birthの弟子、05年から活動を続けるSteeve Embryo氏によるゴアノイズユニット・Gruesome Toiletによる21年作 30曲入りCD-R作品入荷!K点越えスピードの打ち込みドラムにガイキチVoが乗る素人は手出し無用な激ヤバ作品! Gore Noiseといえば?そりゃ即答でAnal Birth!PCが一般的に普及していなかった90年代後期、既にGore Noiseというジャンルを謳っていたAnal Birthの首謀者・Adam Rotella氏。先月アメリカで行われたSyrup Head Records主宰のアンダーグラウンドノイズコアフェスでヘッドライナーを務めたAnal Birthのライヴは感動的なステージでした。そんなAnal Birthを神と崇めているゴアノイズバンドは星の数ほど存在すれど、Adam Rotella氏が認めた数少ないバンドのひとつがGruesome Toiletです。 その首謀者とは、VomitomaやBlack Putrefactionのメンバーらと共にアメリカの裏アンダーグラウンドノイズグラインドシーンを盛り立て、Sewercunt / Gynophagia / Joy Of Torture (Adam Rottela氏とのユニット)など数多くのノイズ/ノイズグラインドユニットを立ち上げては潰しを繰り返す怪人・Steeve Embryo氏。あのDysmenorrheic HemorrhageのメンバーであるKyle Prescott氏とRapist With No Penisというバンドを組んでいたことでも(一部好事家に知られている)人物です。そんな彼の数少ないパーマネントなユニットがGruesome Toiletです。05年の結成から40-50程度の作品をGruesome Toiletとして発表、そのほとんどがEmbruo氏の自主カセットレーベルからのリリースということで、残念ながらここ日本にはほぼ流通されていません。私も何作品かを運よくGETできたのですが、どの作品もこれまたキョーレツ!ナンセンスさと狂気のブレンド具合が絶妙で、このシーンにおいて作品レベルのハズレが少ない稀有な存在だと思っています。(先日ようやくEmbryo氏にコンタクトが出来たので過去作品も含めて入荷できればといいなと...!) さて、今作。『水を使うな、ションベン飲め』という狂ったSDGs標語が冠されたこのCD、定義上ゴアノイズと書かせて頂きましたが、ゴア度はちょい低め。しかし狂ったスピード感覚と完全にトんでしまったヤバめなVoがとにかくイッっちゃってる恐怖のショートカットノイズグラインド作品!途中でLibido Airbagのような楽曲も挟みますが、とにかくブラスト!ノイズ!ブラスト!ノイズ!やったー!!!!!! 手放しで賞賛せざるを得ない、30曲を約8分半で駆け抜けるスーパーガイキチサウンド!全国のダメ音源愛好家諸君、この作品を見過ごす手はないぞ!!!!
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Kazumoto Endo and scum - Psychoacoustic Studies + Noise Snippets (digipack CD)
¥1,500
日本のカットアップノイズシーンを一段階上に引き上げた名匠・Kazumoto Endoと、その次世代を担う若きノイジシャン・scumによるコラボレート作品が入荷!テキサスはオースティンのレーベル、Rural Isolation Projectからのリリース! これまた間違いない組み合わせ!ex.Killer Bugという形容はもはや不要、90年代よりスピード感溢れるカットアップハーシュノイズを撒き散らしグラインド/HC界隈でもファンの多いKazumoto Endo氏と、10年代の日本のノイズシーンを代表するscumによるコラボレート作品!世代を越えハーシュノイズという音楽の名の下で行われた共同作業、こんな美しいものはないのではないかと最近もろい涙腺から水のようなものが... 二つの才能が真正面からぶつかり合い実を結んだ残虐極まりない素晴らしい作品となっております。 ところでこの作品、クレジットが下記のようになっておりまして... 1. Kazumoto Endo and Scum 2. Kazumoto Endo 3-4. Scum and Kazumoto Endo 5. Scum 2と5はそれぞれのソロ曲ということは分かるのですが、恐らく他のトラックでは先に名前の上がっているユニットが主導権を握った曲であるという意味なのでしょうか。確かにそう考えてみると1曲目は音の静動のスウィッチングの際に魅せる落差を楽しむEndo氏のスタイルを貴重としたものに聴こえますし、3-4曲目はせわしなく展開し慌しさの中にscumの暴力性が如実に現れているように感じます。ただこのコラボ曲のサポート側が出す音が蛇足になることなくその世界観を完成させているところは流石!もちろん各々のソロ曲も箸休め的な役割に陥らず、2022年の両者の進化過程を垣間見ることができ今後の活動に期待が出来るものとなっております!今年も前半にヤベー代物が出てしまったぜ!ノイズファンはマストなリリースでっす!!
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scum / Unsustainable Social Condition - Necessary Downfall (digipack CD)
¥1,500
東京のscumとハリウッドのUnsustainable Social Condition、日米ハーシュノイズ友好盤!お互いを盟友と呼び合う両者による二作目のスプリットCDがリリース、USCのMattが主宰するOXENから! 20年にUSノイズレーベル・Skin Trade Recordingsからリリースされたscum / Unsustainable Social Conditionのスプリットカセットから2年 (因みにジャケットイメージは不肖わたくしFrozenPantyがやらせてもらいました)、早くも二作目となる両者のスプリット作品がこの度はCDで登場!私も長年この二人にはお世話になっておりますが... ホンット仲いいな、コイツら!!笑 近年 日本での高い評価が海外にも飛び火しリリースラッシュが続くscumと、世界各国の新興ノイズレーベルからのリリースでも分かるように確固たる信頼を基にTRONICSから単独CDを出すにまで至ったUnsustainable Social Condition、この間違いない組み合わせなら何作でもスプリット作品出されてもチェックしちゃいますけどね! scumは新エフェクター導入後、初のレコーディング作品だとのこと。私も彼を紹介する際は『日本カットアップハーシュノイズ界の雄』なんて言葉を良く使ってきたものですが、最近のライヴなんかを見ても分かるようにカットアップ一辺倒ではなくサウンドスタイルも変えてきているようです。スピード感溢れるパートはもちろんあるものの、キャリアを重ねた今だからこそ魅せる落ち着きのあるプレイに貫禄すら感じさせられます。うーんGREAT! そしてリリース元のOXENを主宰するUnsustainable Social Condition、彼はよい意味で相変わらずの暴力的で荒削りなハーシュノイズを大放出!雹が振る中に立ちながら身体をヤスリで削られるような、潔い傍若無人な大暴れっぷりに感服!!あって話すと落ち着きのあるクレバーな印象を持つ彼ですが、HANATARASH / 非常階段から肉奴隷まで、日本のアンダーグラウンドの最暗部とも言える暴力的な音楽シーンの大ファンということもあり、ストッパーを効かせないこのようなヴァイオレントな作品に仕上がってしまうのでしょう。やっぱいいすね、これからもガシガシ作品聴かせてくれ~ 今回のジャケットはscumの大傑作 3rdアルバム "Life Sentence"にもアートワークを提供していたフランスのコラージュアーティスト・Françoise Duvivierの手によるもの。キモくてかっけー!そしてマスタリングはPhage Tapes諸作でもお馴染みGrant Richardson氏!20年代を代表するアーティストが集結して作成されたこのCD、カッコ悪いわけがないでしょう!マスト!
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the Rita - Correlation DVD (cardsleeve DVD)
¥1,650
20年にフランスの最強 / 狂ノイズレーベル・Antipatik Recordsより100枚限定でリリースされたthe Riitaの7ep "Correlation"が映像作品となってDVDで再登場!もちろん映像素材はバレリーナとサメです!!! 夥しいリリースながらもジャケットデザインが毎回素晴らしいカナダが産んだHNWキング・the Ritaですが、個人的には7インチがサイズ感的にも好きなんですよね。"Rita Correlation"で検索して頂ければ分かると思うのですが、オリジナルの7インチのジャケットは酷使され足に傷を負ったバレリーナのスナップ... うーん、フェティッシュ!音の内容も素晴らしかったので限定100枚は少ないなーなんて思っていたのですが、このたび映像付きのDVDとしてリイシューされました! the Rita初の映像作品なのかなーと思っていたら、故Kelly Churko氏擁するHospitalとライヴの模様を収録したsplit VHS作品を出していたようです。しかし今回の作品は既存曲にイメージをつけたプロモーションビデオということで、フィジカルでこういった取り組みはノイズ業界では珍しいのではないでしょうか?収録音源に関しては7epの収録曲をそのまま使用、そしてこの曲に映像をつけたのはイタリアのPower Electronicsミュージシャン・Wertham!94年から活動を開始し現在も作品をコンスタントに発表し続けているベテランノイジシャン、おっとDeathangle Absolution Recordsからも作品を出してますね... なるほど... 映像作家としての側面は情報がなかったのですが、チープながらも見入ってしまうような作風に個人的には満足です!映像についてもあれこれ書こうと思いましたが、それはこの作品を購入後感じ取って良いただければと思います。。。 ヒントはサメ&バレリーナ!っていつもと一緒か!!こちらも限定100枚なのでファンの方はお買いのがしなく!!
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Sick Violence - Hegemonia De La Decadencia Humana(CD)
¥2,000
チリのブラック/スラッシュメタル・Sick Violenceの前作より10年ぶりとなる21年発表の2ndフルアルバム入荷!ヘヴィーメタルスピリッツ溢れる痛快盤!コロンビアのTanatofobia Productionsからのリリース! "Civilization Torture"デモが日本のメタル専門店でも大絶賛されたMiserycoreメンバー擁する(擁した?)、チリの暴走Black/Thrash Metalバンド・Sick Violence!!異様にカッコいいロゴ(商品画像2枚目、ヤバすぎー!)をドーンと配した赤ジャケのデモ再発CDを見かけた方も多いと思いますが、11年にコロンビアのIron Goat Commandからリリースされた"Metal Bitch"(ひでータイトル!!)から10年ぶりとなるセカンドアルバムが今作です。チリのメタルバンドの評価は10年代以降世界的に高くなっていますが、ぶっちゃけアタシってばあまりマークしておらず… このSick Violenceに関しても前述のデモ作品は持っているもののファーストに関しては未聴なので、書いていることにもし間違いがあったら申し訳ありません汗 肝心なのは音ですよ!ということで聴いてみるとコレがまた熱い!!!暑苦しさを感じるほどのガッツ!!!モダンさ皆無の古き良き疾走感溢れるスラッシュメタルを基本とし、イービルなVoがこだまする!Gt/Ba/Drの各パートどれを取っても文句無しのテクニックで、へヴィメタルスピリッツ溢れるリフワークに思わず拳が上がります。ウチが今まで扱ってきた南米メタル物は『ラジカセで録ったの?』みたいな音源が多かったですが(だって好きなんだもん)、このSick Violenceは素晴らしいサウンドプロダクションに仕上がっており各パートの音が個々に聴こえるちょうど良いバランス!ただし南米特有のあのテイストはふんだんに感じられますのでご安心を笑 イントロ/アウトロのインスト曲を含む全8曲入り28分、正直もう2曲くらい欲しいぜ〜。Nifelheimが好きなら絶対ハマる、もちろん南米がむしゃらメタルファンの皆様にもご注目頂きたい名盤です!
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Mierda Humana - Vacuo (cass)
¥1,250
*クソ円安のせいで前回入荷よりも価格が高くなってしまいました。。。申し訳ないです。。。 Atrofia Cerebral / Audicion Irritableなどで活躍する Miguel Tipacti氏の持つ数多くのアンチミュージックユニットのひとつ、Mierda Humana (邦訳:人間のウンコ)によるお蔵入り14年スタジオ録音作!ウクライナのノイズグラインド Malädの主宰するRotova Porojnina Recordsからの19年リリース。、限定47本! 良い!以上!!で終わらせたくなるほどの良作! ブラジルを代表するデスメタルバンド・Krisiunが超大手レーベル Century Mediaからリリースした初期デモ作品編集盤 "Arise From Blackness"を御存知でしょうか?リマスタリングのお陰なのか超クリアな音質、そして申し分のないメンバー各々が擁するテクニックを惜しげもなく見せてくれる素晴らしい作品なのですが、なにか変.... テクニックの裏づけから醸し出されるその自信とヤングならではのガムシャラな演奏っぷりから、彼らの意図するデスメタルを遥かに通り越し7 minutes of nauseaをも髣髴させるカオスを巻き起こす、一部の好事家には大興奮な珍盤として名高い作品です(オレの中では)。Mierda Humanaの今作を聞いてKrisiunのその作品を思い出してしまいました。 といってももちろんMierda Humanaはノイズグラインドバンド。Krisiunのそのスタイルとはかなりかけ離れているのですが、安定したブラストビートとMorticianを髣髴させる深みのあるリバーブVoが全57曲を連射!2~3秒のショートカットではなく、約30秒程度の曲を特に工夫も無く Voスタイルの変化も無くボーボーと吠えまくるのが延々と続くのですが、聴いているこちらも滝に打たれる修行僧の如く悟りが開きチャクラも開眼!脳内麻薬分泌の末に見える桃源郷は x♪x マークが蝶のように舞い、ニヤニヤした口元からはよだれが垂れていることに気づくでしょう!イヤミではなく超本気で言っているのですがノイズグラインドはつまらないを通り越し笑って面白がる音楽、ショックを通過せざるを得ないエンターテイメント文化だといえると思います(余談ですがその極北がゴアノイズであると考えます) その点でMierda Humanaは100点!大好き!7 minutes of nauseaの滝行的ノイズグラインドの南米版(ちょっと曲は長め(この業界においては))!!生活に刺激が足りない方はこの作品を是非!!
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Sissy Spacek - Radio Format (3CD)
¥4,000
*こちらの商品はパッケージの都合上、日本郵政 レターパックプラスで発送致します(送料 ¥500) アメリカはカリフォルニアのノイズ/ノイズグラインドユニット・Sissy Spacekの3枚組CD入荷!今回のテーマはラジオ、お馴染みのノイズグラインドトラックからコラージュ、ハーシュノイズまで彼らの奏でる音楽形態を網羅!ダンボールケース付きのユニークな特殊パッケージ! 個人的にはかなり面白いリリースだと思うのですが、前述の通りSissy Spacekの新作はラジオをテーマにした作品。さてラジオをオンタイムで聴こうと思った時にその局から流れてくる曲やDJのおしゃべり等、その内容を我々はコントロールするコトは出来ません。PC内の音源や手持ちのCDでプレイリストを作成するコトは出来ますが、ラジオに関して言えば局を変えない限り、リスナーはそのプログラムに信頼を寄せ流されたモノを聴くコトしか出来ないのです。また生活の中において、その喧騒の中でラジオを流すコトで、レストランのキッチン内の作業音、車で通りかかった街の雑踏の音など、不可避的に発生する生活音とラジオから流れる音のコラボレーションの面白さについてもレーベルのインフォ内で触れていて、なるほどなと思うところがありました。『何が聴こえているのか』『誰が作った音なのか』『どこから聴こえてくるのか』、そういった何も情報を入れていないまっさらな状態でラジオを聴くリスナーの視点を重視し、Sissy Spacekが構成した世界で一番凶悪なラジオプログラムがこの作品 "Radio Format"です。 CD3枚それぞれが一貫した音楽的テーマがあるわけではなく、次は何が流れるのだろう?と期待しながらこの作品を鑑賞出来る点が極めてラジオ的、そしてアナログの感触を感じさせる音作りもラジオ鑑賞をロールプレイするのに最適です。作品数も多く、またその中で様々な表現の打ち出し方にチャレンジしてきたSissy Spacekだからこその引き出しの多さに、聴いている我々は圧倒されるのみ!犬の鳴き声のコラージュノイズが飛び出してきた時は笑った!! Sissy Spacek史上最強の布陣となったお馴染みJohn WieseとCharlie Mummaに加え、Sara Taylor、Damion Romero (ex. the Haters / The Rubber-O-Cement Speculum Fight etc)、GX Jupitter-Larsenがゲスト参加。やっぱこのバンドはホント面白いなぁ〜!!
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Holocausto War Metal - Made in War (CD)
¥2,000
18年に惜しくも解散したHolocaustoの後継バンド、その名もHolocausto Warmetalが待望の1stアルバムを発表!往年のHolocaustoファンから新規メタルヘッズまで納得すること間違いなしなダーティーかつインテンスな強力作!コロンビアのTanatofobia Recordsからのリリース! 出ましたぁ〜!!!!!!!Holocausto Warmetal(以下WM)の18曲入り1stアルバム!!!!!!!05年に再結成を発表したHolocausto、その年に発表されたアルバムはクロスオーバー的な内容でファンをガッカリさせてしまったのは事実ですが、16年にドイツにて行われたNuclear War Now! Fest 2016の出演を皮切りに血生臭いイービル収容所メタルに原点回帰し、18〜19年にかけてとんでもなく素晴らしい作品を2作品リリース、現行Holocaustoの健在っぷりを世界中にアピールしました。が、18年に再度解散を発表… 恐らく19年リリースの大傑作アルバム "Diario De Guerra"制作中、または制作終了後の決断だったのかと思われます。 こーんな素晴らしい復活作を2枚もリリースしたのに… と世界中のダイハードメタルヘッズが肩を落としたコトは想像にかたくないのですが、Valerio "Exterminator" Salles兄貴が後継バンドとしてWMの始動を発表!!!20年にはExterminater氏がVo/Gt/Baを担当し、セッションドラマーとのレコーディング作をデモとして発表。その後 正式メンバーもリクルートし、実は精力的に本国ブラジルでリリースを行っていました。因みにリリース元はExterminater氏主宰のWarcore Records、めちゃくちゃカッコいい屋号!05年復活後のインタビューで『次は"Warcore"というタイトルのアルバムを出すぜ!』いう発言を目にし、当時私はその響きがカッコ良すぎて泡吹いて死んだものですが、ようやくそのWarcoreがレーベル名として花咲いたと言えるでしょう。 Bass, Vocals – Rafão The Trigger Drums, Backing Vocals – Manfredo War Tank Guitar, Vocals – Valério Exterminator 上記メンバーでレコーディングされたこのアルバム、まずヨーロピアンなジャケットアートワークが今までのHolocausto的なイメージをWMとして現代的にアップデートさせている点が素晴らしい!もちろん内容もファンを裏切らないブラジリアンダーティスラッシュの嵐!!!コーラスワークも素晴らしく、自然とヘッドバンギンかませるクソヤバ音源っす!WMの名に恥じぬ戦争をテーマにした楽曲を18曲収録、我々日本人的には"Fat Man And Little Boy"という曲があったり、"Suicidas"という曲の中ではKAMIKAZE!と叫ばれたりとセンシティブな内容を含んでいることはご愛嬌…汗 またその18曲のうち3曲は、Holocaustoの名作アルバム "Campo De Extermínio"からの再録曲!今年2022年はHolocaustoの1stがCogumeloからリリースされて25周年の記念すべき年であり、そのアニバーサリーとしてWMで再録を行ったとのこと。素晴らしいぜ、Exterminater兄貴!!! 往年のファンから新規メタルヘッズまで大興奮間違いなしのこのアルバム、日本では最速入荷だと自負しているのですが間違いないすか!?もう大推薦!HolocaustoもWMも大好き!ウチとしてはこれからもガンガン追いかけていきます!
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Holocausto - Diário De Guerra (cass)
¥1,400
16年にNWN!主催のフェスで奇跡の復活を遂げたブラジルの元祖"ウォーメタル"バンド・Holocaustoの6枚目となるとフルアルバム!伝説的V.A. "Warfare Noise I"参加メンバーによるベスチャルスラッシュ大混沌盤!こちらも台湾のPub Metal Shopがライセンスリリースしたカセット版! さてこの作品、元々はNuclear War Now!から19年にLP/CDで発売されたアルバムで20年には"War Metal Massacre"と同時発売で日本盤も登場。またBlack Witcheryのメンバーが主宰するDarkness Attack Recordsからも同じくカセット版が発売されています。 16年の復活後にリリースしたフルアルバムにしてHolocaustoとしては残念ながらラストアルバムになってしまった"Diario De Guerra"!このアルバムでは初期ドラムであるArmando Nuclear Soldier氏が復帰!SarcofagoやMutilatorといった伝説的バンドを渡り歩いたがHolocaustoに戻ってきたということでファンにとっては感涙モノの作品です! 内容はというと、前作ミニアルバム "War Metal Massacre"のスタイルを継承するベスチャルスラッシュメタルサウンドで往年のファンはこれまた悶絶必至!復活後のHolocaustoの何が素晴らしいって、技術面は向上させながらも全盛期のテンションと方向性はそのままに(Discogsにはジャンル・Deathcoreで登録!)凶悪なサウンドを打ち出しているところ!スピードを落とすことなく邪悪なリフをぶちかまし、心なしか前作よりもVoのRodrigo Führer氏の前のめり感がアップしているような!?このような素晴らしいアルバムをリリース後に解散してしまうのは本当に勿体無い…涙
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Holocausto - Diário De Guerra (CD)
¥2,000
16年にNWN!主催のフェスで奇跡の復活を遂げたブラジルの元祖"ウォーメタル"バンド・Holocaustoの6枚目となるとフルアルバム!伝説的V.A. "Warfare Noise I"参加メンバーによるベスチャルスラッシュ大混沌盤!こちらもBrazilian Ritualが21年に再発したスリップケース付き豪華版です! さてこの作品、元々はNuclear War Now!から19年にLP/CDで発売されたアルバムで20年には"War Metal Massacre"と同時発売で日本盤も登場。またBlack Witcheryのメンバーが主宰するDarkness Attack Recordsからはカセット版も発売されています。そして今回、当レーベルが入荷したのはベスチャルメタルの聖地・ブラジルはBrazilian Ritual盤!昨年21年に再発されたもので、豪華銀箔をあしらった迷彩柄スリップケース付き!"War Metal Massacre"と仕様が似ているのでご購入の際はご注意をお願いします! 16年の復活後にリリースしたフルアルバムにしてHolocaustoとしては残念ながらラストアルバムになってしまった"Diario De Guerra"!このアルバムでは初期ドラムであるArmando Nuclear Soldier氏が復帰!SarcofagoやMutilatorといった伝説的バンドを渡り歩いたがHolocaustoに戻ってきたということでファンにとっては感涙モノの作品です! 内容はというと、前作ミニアルバム "War Metal Massacre"のスタイルを継承するベスチャルスラッシュメタルサウンドで往年のファンはこれまた悶絶必至!復活後のHolocaustoの何が素晴らしいって、技術面は向上させながらも全盛期のテンションと方向性はそのままに(Discogsにはジャンル・Deathcoreで登録!)凶悪なサウンドを打ち出しているところ!スピードを落とすことなく邪悪なリフをぶちかまし、心なしか前作よりもVoのRodrigo Führer氏の前のめり感がアップしているような!?このような素晴らしいアルバムをリリース後に解散してしまうのは本当に勿体無い…涙 前述の通り、さてこの作品、元々はNuclear War Now!から19年にLP/CDで発売されたアルバムで20年には"War Metal Massacre"と同時発売で日本盤も登場。またBlack Witcheryのメンバーが主宰するDarkness Attack Recordsからはカセット版も発売されています。そして今回、当レーベルが入荷したのはベスチャルメタルの聖地・ブラジルはBrazilian Ritual盤!昨年21年に再発されたもので、豪華銀箔をあしらった迷彩この作品を最後にHolocaustoは解散するのですが、GtのValério Exterminator氏が後継バンドとしてHolocausto War Metalを結成。正直なところ音は未だ聴いてないのですが、Metalliumに掲載されている写真を見る限り(ヘルメット、目出し帽、腕組みして三人揃ってHolocaustoのシャツを着用!)まずこの路線なのでしょう!Holocaustoは最後に黄金期メンバーが全員揃ってアルバムを出した、という素晴らしいフィナーレを飾ったということで… (何が原因で解散になったか知らんけど!汗)
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Holocausto - War Metal Massacre (CD)
¥2,000
16年NWN!が100枚限定ピクチャーLPでリリースした元祖"ウォーメタル" Holocaustoの復活ミニアルバム再発盤!再録3曲、新録3曲の計6曲を収録したベスチャルスラッシャー狂喜の復活作!21年にリリースされたスリップケース付きBrazilian Ritual盤です! モーレツ!!!!!!! レジェンド級のバンドの十数年ぶりの復活作となると、年老いたメンバーの風貌を見るや少し身構えてしまうものですがHolocaustoは違った!すさまじい混沌ベスチャルスラッシュ、いやウォーメタルの傑作の登場です。 もともとはこの作品、2016年12月4日/5日の二日間に渡りドイツで行われたNuclear War Now!主催のフェスティバルにおいて会場限定のピクチャーLP盤(ltd.100!!)として販売されていた作品。A面は名盤"Campo De Extermínio"からの再録三曲、そしてB面には約10年ぶりとなる新曲を収録した南米崩壊カオスメタルを通過した者なら誰もが欲しくなる素晴らしい内容だったのですが、後にNWN!から通常盤が再発。20年には日本ライセンス版も発売され10年代のベスチャルメタル名作として名を馳す重要作品です。今回入荷したのはHolocaustoを産んだ地元ブラジルのレーベル Brazilian Ritualより21年にリリースされたスリップケース付きのCD、銀箔があしらわれた超豪華仕様でCD派の方には是非手に取って頂きたい素晴らしいパッケージとなっております。 さてさて、音ですよ音!Holocaustoといえばその伝説的名盤と名高い"Campo De Extermínio"において披露した混沌崩壊南米メタルで、世界的に南米 = 崩壊というレッテルを貼り付けてしまった戦犯的バンドというイメージがあるかもしれませんが、今作は崩壊とかそんなん忘れて聴いてくれ!!メンバーの演奏技術もさることながら素晴らしいサウンドクリエイティングで、大迫力のベスチャルウォーメタルが聴く者の鼓膜を襲うとんでもねー内容!かつて05年にリリースした"De Volta Ao Front"においては『コレじゃないHolocausto』な内容で往年のファンは悲しくなりましたが、今作ではガスマスク男がジャケットに登場するあたりで"Campo De Extermínio"路線を匂わせ、いざオーディオにかけてみるとついついガッツポーズ!伝説的1stをアップデートさせたような凄まじい内容なのです!エフェクトがかったVoの凶悪さたるや!ドカドカツーバスドラムもサイコー!正直言ってこの復活以降の作品の方が私は好きですね〜 今作は"Campo De Extermínio"ではVoを務めていたRodrigo Führer氏とGtのValério Exterminator氏が、ベースにはV.A. "Warfare Noise"に参加していたAnderson Guerrilheiro氏、そしてドラムは80年代にD.E.T.H.というバンドに在籍していたNedson Warfare氏という極悪中年部隊。ドラムいいなー、かっけーな!D.E.T.H.聴いてみてー!! 兎にも角にもHolocaustoに心を持っていかれた南米崩壊スラッシャーにも、ベスチャルメタルって何聴いていいかわからないヤングメタラーにもオススメの超サイコー作品!大推薦です!
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Holocausto - War Metal In Belo Horizonte - Live In Brazilian Ritual Fifth Attack (CD+DVD)
¥2,200
This Is WAR METAL!ブラジリアンスラッシュメタル伝説・Holocaustoが2017年11月17日 ブラジルの聖地 Belo Horizonteにて行ったライヴを真空パック!!DVD付きです!!!!残念ながらHolocaustoとしての活動を終えてしまった彼らの勇姿を見れるラストチャンス! ここ10年での大事件といえばやはりHolocausto復活という方も多いでしょう。あの1987年に発表された名作 "Campo De Extermínio"の姿勢を踏襲したスタイルに回帰し発表されたアルバム・デモ作品で王者の帰還を喜んだのも束の間、残念ながらHolocaustoは再度解散してしまいました... しかしGtのValério Exterminator氏がHolocaustoの遺志を引き継いだバンド、Holocausto War Metalを始動させたということなので我々ファンは今後の活動に期待を持ちたいと思います。 んで、この作品。ヤバい!以上!!で片付けることが出来るくらいヤバい作品です!ブラジルの聖地 Belo Horizonteで行われたBrazilian Ritual主催のライヴを完全収録したこの作品、出音もさることながらやはりヴィジュアルショックが凄い!!!ガスマスクをしているValério Exterminator氏の勇姿にも度肝を抜かれますが、軍ヘルにガンベルを交差させたRodrigo Führer氏のカッコよさったら...!!!年齢はもちろん重ねてますがテンションは全盛期のあの頃のまま、素晴らしい演奏で我々を魅了してくれます!カッコよすぎる!! 酒を飲み始めて文章に切れがなくなった私ですが汗、全音楽ファン必携のマストアイテムですぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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Gravavgrav - Graveyard 2021 - Demo + Live + Reh (CD)
¥1,760
国産ボアード・デス・メタル第1号。2021年にリリースした自主制作CDRやカセット音源、デジタル配信音源などをコンパイルしたコレクション・アルバム。メキシコのClandestainからリリースのライナー・帯付き日本流通盤。ライナーには死体カセット / cunts / NxDxIxDのFrozen Panty氏。 GRAVAVGRAV : 2021年1月結成。BUTCHER ABC、FINAL EXIT / MORTIFY、KANDARIVASのメンバーによる国産オールドスクール・デス・メタル。映画「ミッドサマー」の映画内に使用されたイラストを手がけたスウェーデンのRagnar Perssonもアートワーク・メンバーとして参加。自ら「Bored Death Metal」を標榜し初期デス・メタル・バンドとアンダーグラウンド・シーンから影響を受けた、”味気なく華がない盛り上がりにかける「退屈」なデス・メタル”を楽曲制作コンセプトに据えて活動。 (レーベルインフォより) Butcher ABC / Final Exit / Kandarivasのメンバーを擁し、世界で唯一 "Bored Death Metal"を自称するGravavgravのデモ音源集国内流通盤!先に出されていた中国盤とは若干内容が違います!解説には… 不肖わたくし… FrozenPantyの駄文を掲載して頂いてます…汗 国内デスメタル/グラインドコアレーベル最高峰・Obliteration Records主宰のNal氏を中心に、DrumにはRyo氏(Final Exit / ops-psf /Su19b etc)、GtとしてTom氏(Kandarivas)、そしてアートワーク担当メンバーとして映画『ミッドサマー』にもアートワークを提供したことで知られるデスメタルアーティスト・Rag氏が在籍するBored Death Metalバンド Gravavgrav!このコロナ禍において勢いを止めることなく精力的にライヴ活動を行ってきた彼らのデモ音源集がリリース!ブートレグリリースをリーダー Nal氏自らが容認し、世界各国から様々なフォーマットでリリースされた傑作デモ群がほぼ全て堪能できる極上の退屈音源集!こちらは元々Clandestainからリリースされたメキシコ盤に帯、解説をプラスした国内流通盤となっております。 収録内容は以下の通り↓ 1. Death Said to Life ~ Slowly We Are Rotting (Putrid version / デジタル配信のみ) 2. Into the Grave of Grave (demo #1) 3. I’m a Grave (demo #1) 4. Live at Fareast Death Cult - Osaka, June 2021 (ライブ音源 / デジタル配信のみ) 5. Live at Asakusa Deathfest Afterparty 2021 6. Live at Asakusa, May 2021 7. I’m a Grave (リハ音源 / デジタル配信のみ) このCDを通して聴けば、部屋中に腐臭漂うこと請け合い! こうして収録曲を改めて見ると分かると思いますが、先にリリースされていた中国盤デモ音源集と内容が結構違います!また"death said... demo #2" CDの曲/テイクは収録されていないので、Gravavgravが最近気になり始めたという方は合わせてゲットしちゃってください! 末席ではありますが、こんなに素晴らしいリリースに私も関わらせてもらって本当に光栄です。世界に羽ばたけ!Gravavgrav!!!!!
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Gravavgrav - Death Said… demo 2 (CD)
¥666
*こちらはObliteration RecordsからリリースのCD版です! 2021年1月結成。BUTCHER ABC、FINAL EXIT / MORTIFY、KANDARIVASのメンバーによる国産オールドスクール・デスメタル。映画「ミッドサマー」の映画内に使用されたイラストを手がけたスウェーデンのRagnar Perssonもアートワークメンバーとして参加。 自ら「Bored Death Metal」を標榜し初期デスメタルバンドとアンダーグラウンドシーンから影響を受けた、”味気なく華がない盛り上がりにかける「退屈」なデスメタル”を楽曲制作コンセプトに据えて活動。 結成からこれまでにいくつかの自主デモ音源をCDR・カセットテープをメインに発表。 今回はCDフォーマットでObliteration Recordsからのリリース。新曲1曲とBLACK SABBATH “Black Sabbath”のカバーを含む2曲を収録したセカンドデモ音源。 収録曲 1. Death Said to Life 2. Slowly, We Are Rotting (Stench version) 3. Black Sabbath (cover / 6min 66sec version) 4. 死が生にいう (レーベルインフォより) 今や世界で最も有名な2021年結成『新人』バンド・GRAVAVGRAV、待望のスタジオ録音デモ第二弾!自らを退屈死亡金属と標榜し、スウェデッィシュデスな香りを撒き散らしながらドンマイに突き進むキョーレツデモ! 21年1月にバンド結成後 矢継ぎ早に作品を発表し、当レーベルでも販売したREH DEMOが世界中のアンダーグラウンドレーベルよりブートリリースされるという物凄い事態に発展しているGRAVAVGRAV!輝かしいバンド遍歴を持つメンバーのオールスター的なラインナップもさることながら、メンバーの課外活動的バンドの一言では済ませられない手加減無しの超キョーレツサウンドをたたき出す彼らのスタジオ録音デモ第二弾です。 ライヴ盤は生々しい演奏やその場での突発的なアレンジ、またテレコ録音だったりすると その汚らしいサウンドにグッとくることもあるかと思いますが、やはり人によっては好き嫌いが分かれるものだと思います。このなにやっているか分からない劣悪なレコーディングが燃える!という意見も分かりますが、そこはオリジナル曲がどう鳴っているかを知ったうえで聴きたいところ。今回のデモはドラムのRyo氏(extremynekativemainds)を中心にメンバーでのセルフレコーディング/ミックスを行ったものですが、流石はextremynekativemainds、この作品において素晴らしい手腕を我々に見せ付けてくれます!Gt 2本 / ドラムのトリオ編成というデスメタルバンドにしては珍しい編成の彼らですが、ベース不在とナメてかかるとその重低音にヤラれちまうぞ!!!! 詩の朗読から始まるこの作品、それに続いて重低音鈍足デスメタル地獄!メンバーの標榜する退屈死亡金属 = Bored Death Metalとはあまり展開のないまま曲が突き進む様を自嘲的に表しているのだと思うのですが、逆にその展開なしのズルズル感がヤバい!そして要所要所で登場するブレイクがしっかりと曲のアクセントになっていて、このズルズル展開を一時間でも二時間でも聴きたくなってしまいます。うーん、キョーレツ!続く3曲目はインフォに拠るとBLACK SABBATH “Black Sabbath”のカバーということなのですが... なんとSunn O)))を髣髴させるデスドローン曲!これぞ退屈の極み!(褒) ドラム不在、ギター2本に拠る演奏を収録したものとなっていて、Su19bに所属し自身の楽曲を自らミックスを行うRyo氏がこのトラックにおいてはそれに徹したというのが肝になっているのではないかと個人的には思います。まるでもがいても叫んでもどんどんと体が沈んでいく沼のよう... 絶望感の溢れるこのドローントラックにかつてSabbathid Recordsからカセットをリリースしていたメキシコのドローンユニット・Dangerous Meeting in Nagasakiを思い出しました。しかしこの曲をイントロにドラムが入った長尺ライヴを聴きたいなぁ~!!そして最後はポエトリーリーディングで〆め... 実質2曲入りの今作ですが繰り返し聴ける適度な収録分数で、デモとしての体裁を楽しめる素晴らしい作品です。 そしてタイトルともなっているDeath Said…、稀代の伝奇/推理小説家である山田風太郎の著作からの引用ということですが、その意味を読み解きながら聴くというのも面白いのではないでしょうか。 死が生に言う。 「おれはお前がわかっている。しかし、お前にはおれがわかっていない。」 深い、という一言で片付けることほど陳腐なことは無いのですが、生きているうちには絶対に経験し得ない自分の死という体験の先になにがあるのか / またこの時代を生きていくうえで他者の死をどう捉えていくのかと、ヘラヘラしながらこの作品を聴き進めていくうちにだんだんと真顔になっていった私なのでした。
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Sore Throat - Who Killed Gumby? (LP,Black Wax)
¥3,000
80's UK Crustcore / Noise Grind Legend・Sore Throatの最初期音源がLP化!メンバーの寝室で録音されたというトンデモデタラメ雑音の嵐!イタリアのバケモノレーベル・F.O.A.D. Recordsからリリースの限定350枚 Black Vinyl仕様です!ステッカー付き! (とんでもなく出遅れてしまいましたが汗、当レーベルでも入荷していました… 忙しさにかまけて3ヶ月程温めてしまった… すみません…) 泣く子も黙るUK Crustcore重鎮・Sore Throat!彼らの最初期音源がCD-Rとして突如発表されたのは2020年のこと、一時 日本に滞在しPOGO Punk / Noise Punkの作品をリリースしていたマイメン、コナー君のレーベルPrivate Scandal Productionsからのリリースでした。限定300枚、販売価格も安価だったことから一瞬でソールドアウトし某オークションサイトでも高価取引されたこの作品、そんな超重要作をLP化してくれるなんてニクいことしてくれるじゃないの F.O.A.D.!! 初めにSore Throatを Crustcoreの重鎮と紹介しましたが、元々彼らはデタラメノイズグラインドの元祖・7 minutes of nauseaを神として崇め活動を開始したのは有名な話。後にEccocentric RecordsよりEP再発されたデモ "Aural Butchery" a.k.a "Abrahams Ear"や、Earache Recordsからの"Disgrace To The Corpse Of Sid" A面に収録された怒涛の90曲の雑音放射を聴いて貰えば、両作品のスタイルは若干違えど彼らがノイズグラインドを出自としているコトは明白でしょう。そんな作品よりも前の録音、しかもメンバーの寝室で録音されたというこの音源… ヤバくないわけがない! Rich Militia氏のベッドルームで87年に録音された初レコーディング音源22曲を収録、クラスト度の高い激ファジィーな弦楽器隊にCavemanスタイルの原始人咆哮が乗っかれば もうSore Throatの独壇場!!しかし寝室で録音ってことはドラムはどうしたの?って思うそこのアナタ、ご安心ください。たぶん空き缶かなんかを叩いております!!!!!!カンカンカンカン少し叩きづらそうに鳴っているそのチープな音にガッツポーズ、めちゃくちゃカッケーど渋い弦楽器隊の音に空き缶ドラミングが混ざるこの落差に失禁&昇天!ノイズグラインドという言葉もなかったであろうこの時代、このナメた姿勢が前衛かつアナーキーだったのでしょう。GREAT!!ショートカット曲をふんだんに演奏しつつ、イントロ長めのHC楽曲もあり後の彼らの作品の片鱗が垣間見れるのも非常に興味深いですね。 そしてB面には88年録音のLive In Cardiffがたっぷり20分強収録!クラスト臭高めな完璧な演奏、しかしぶっちゃけボートラ扱いでこの作品のキモはA面にあると思いますので頭おかしい人はA面ばっか聴きましょう!約束だ!
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Analthrone – the Gathering of Unholy Filth (pro-copy CD-R)
¥1,500
00年代初頭、USアンダーグラウンドシーンをBlack Putrefaction/Vomitomaらと駆け抜けた独りノイズブラック・AnalthroneのコンピCDが遂に再発!Vomitoma・Jenのレーベル、Cat Bascket Recordingsよりリリース! 待ってました!!!あたしゃずっとこの時を待っていたのよー!!!! 10年ほど前にDegenerate Slime Distributionからカセット版が、そしてBlack Sewage RecordsからCD-R版としてリリースされていたAnalthroneの編集盤が10年の時を超えて遂に再発されました! 私だけ興奮していて『ところでAnalthroneって誰?』って話だと思いますので、簡単にご説明を。当時LSD Cult等、ドラムマシンノイズグラインドバンドをいくつか率いていたDrew Kestle氏 a.k.a Vomitlordによる05〜09年くらいまでの間に短く活動していたノイズブラックグラインドバンドです。 00年代初め、当時のアメリカといえば悪名高いFecal Matter Discorporatedが盛んにレーベル活動を行っていた頃で、S.M.E.S.や50s Way to Kill Me影響下ののよく言えば亜流、正直に言えば箸にも棒にも引っかからないクソバンドが沢山湧いて出た時期だったと記憶しています。その陰で、Black Putrefaction、Fantasmi Di Sodoma、Nunriders Of Black Doomなど夥しい数のバンドを率いて暗躍していたRay Rivera(Libido AirbagやHypochristiansのロゴを作成していたコトでも有名)、VomitomaやBlack Mold Phallanxなど こちらもバンド夥し系で有名なSteve Pekari a.k.a Jen (最近性転換しました)らを中心にした、独りブラックメタル meets ノイズグラインドなド地下ムーブメントが存在していました。ブラックメタルが持つノイズ要素をより過激にし、それをノイズグラインドに落とし込み本気なのか冗談なのかわからない過激なアートワークがとても魅力的で、カセット/CD-RフォーマットでRayのレーベル(当時はChurch of Anus Cult、Nuclear Crucifixion Productionsといった名前で活動)から沢山リリースされており、よく私も彼とトレードを行っていました。正直、特別そのシーンがアンダーグラウンドにおいて一般的な盛り上がりを見せたということはなかったのですが(アンダーグラウンドに徹し、商売的な目的が無かったということが一番の理由なのでしょうけど)、13年にRayの独りバンド Nazarene Whoreの7epが名門ブラックメタルレーベル Iron Boneheadからリリースされたり、当レーベルでも取り扱いのあるエルサルバドルのDemonomancerとのスプリットリリースをしたりと、10年代に盛り上がりを見せたノイズブラックメタルシーンと呼応し重要な役割を担っていたコトは間違いないと思います。 と、時代背景の説明に多くの文章を割いてしまいましたが汗、このAnalthroneがとんでもねーんす!必要以上に歪めた弦楽器とボーカルに微かにピッチシフトをかけて暗黒ノイズを炸裂させているのですが、音の芯となっているのはブラックメタルのそれ。しかしWar BlackやBestialな雰囲気は皆無、Mayhemなどのプリミティブなブラックメタルが基礎となっているように感じられます。ブラックメタルの要素を過剰に打ち出すコトでノイズグラインド的なアプローチをするというのが当時の私にとってはとても新鮮に、ダイレクトに響いたコトをよく覚えています。Drewから新しいバンドを始めたとカセットが送られてきた時は、Darkthroneのロゴの上にブロック体フォントで"ANAL"と貼り付けてあるジャケットで、あぁジョークバンド始めたんだな〜という印象でしたが、リリースを重ねる毎によりよりアンホーリーなアートワークに移行していき 彼の中でマジ度が高くなっていったように感じ取れ、活動を続けるにつれ世間的にジョークバンドだと思われるのがイヤになったのかなと邪推してみたり… Analthrone沈黙後にDrew a.k.a Vomitlordは、GravewaxというBlack Metal影響下のAmbient/Noiseユニットを結成するも小ロットのリリースのようで全貌が掴めず!気になる!今作をリリースしたJenのCat Bascket Recordingsはそこら辺のリリースをディスコグラフィーとしてアーカイブしてるっぽいんで期待して待ちましょ〜
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North By Northwest - Desert illusion II (CD)
¥2,200
東京地下組織で話題となっている若手スラッジ・サイケデリック・ロック・トリオ、North By Northwestの1stアルバム。HAWKWIND、PINK FLOYD等の1970年代に出現をした英国産ロック・バンドを彷彿させる浮遊感にスラッジ・コア・サウンドの破壊力と重低音サウンドを加え、NEUROSISを彷彿させる呪術的かつスペーシーなサウンドで東京を中心としたライヴ・シーンで活躍中。 (レーベルインフォより) 関東を中心にライヴ活動をする、スラッジ/ヘヴィサイケロックトリオ・North By Northwestのファーストアルバムが発売!AaigailのJero氏が主宰するCaptured Recordsからのリリース! 『新丸子発宇宙行き、ハイパーサイケデリックトリオ』 レーベルのTwitter投稿から引用した言葉なのだが、この作品を聴いて私が新たに得る事が出来た知があるとすれば、確かに新丸子と宇宙は繋がっていた!ということである。東横線と目黒線の列車2系統が乗り入れする川崎の地方都市、新丸子とまさか宇宙が…… 目から鱗だった。 実は彼らのライヴは未見であり、そんなヤツが解説をするというのもなんとも畏れ多いことなのだが、まず第一印象として自らをヘヴィロック/スラッジコアであることを謳いながらもインストゥルメンタルでそれを奏でる潔さが大変素晴らしいと思った。この作品を聴いていると"敢えてインストにした"といった感想よりも、各楽器が一体となって作り出す宇宙空間に人間の声の介入が不可能だったのではないかと思わせる表現力がある。また広大なインターネットの海を泳ぎたどり着いたバンドインフォによると『老人の仕事の影響を受け、20代半ばのメンバーによって結成された若手サイケデリックスラッジバンド』という事らしい。老人の仕事といえばその人を食ったような風体が霞む程、メンバーのテクニックとセンスに裏付けられた極上のヘヴィロックを放射する無敵のトリオとして知られているが、確かにNorth by Northwestとの親和性は高い。しかし彼らが老人の仕事と同じ様な音を出しているのかと言われればそうではなく、レーベルインフォにあるようにHAWKWINDやPINK FLOYDといった70's サイケ/プログレバンドからの影響がより強いビンテージな香りを放っている様に思える。マジで20代かよ!!?すんげーな!!!ヒッチコック作の『北北西に進路を取れ』からバンド名を取っていることからも20代とは俄に信じられない笑 この作品が往年のMan's Ruinリリース作品に代表されるストーナーロック等を愛聴される方にも届き、現在日本の川崎付近に拡がりつつあるこの広大な宇宙空間を是非感じとって欲しい。
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S.T.A.B. Electronics / Chloroform Rapist / Unclean / Concrete Mascara - Art Of Deviance (2CD)
¥2,300
Released originally by Corrosive Art Records as 2x TAPE, this re-edition on double CD, come with all material of S.T.A.B. Electronics, Chloroform Rapist, Unclean & Concrete Mascara as originally appears in 2012. No Re-mastering, no adjustement made for 2020 CD version. Over 100 minutes of pure and intense Power Electronics / Noise vibes, a massive Art Of Deviance. Corrosive Art Recordsより二本組カセットとしてリリースされていた作品をCD2枚組として再発。12年にリリースされたオリジナルと同様、S.T.A.B. Electronics / Chloroform Rapist / Unclean / Concrete Mascara 4組の音源を完全収録。今回の再発に当たってはリマスタリングなどは行っておらず、100分を超える強烈なピュアPower Electronics / Noiseの波動を感じるコトが出来るだろう。常軌を逸した芸術的作品である。 (レーベルインフォより・超意訳) フランスの新興ハーシュノイズレーベル・Antipatik Recordsより12年にリリースされたS.T.A.B. Electronics / Chloroform Rapist / Unclean / Concrete Mascaraのフルボリュームコンピが再発!常軌を逸した100分超えのキョーレツな作品!限定200部! Antipatik Records、めちゃいいすね〜。極悪ハーシュノイズを中心に新譜のみならず、名盤の再発まで手がける現在 乗りに乗っているフランスのレーベルです。昨年、このレーベルからスプリット(絶賛取り扱いなう!)を出していたMo*Teの名倉さんとライヴでご一緒した時にお話していたら、『Antipatik Recordsはハズレ無いよね〜、全てのリリースが素晴らしい!』なんて絶賛されていました。全作品ではないですが今回もAntipatik Recordsから数タイトル入荷しています、数回に分けてアップ予定ですのでハーシュノイズ/パワエレヘッズな方には是非チェックして頂きたい良質レーベルです。 インフォにもあるように今作は2012年にCorrosive Art Recordsより二本組カセットとしてリリースされていた作品のCD化再発となっております。このCorrosive Art Records、実は今作リリース元のAntipatik Recordsの前身レーベルでありまして、07-15年の間に活動していました。その間に約30程リリースを重ねており、Bizarre UproarやGoverment Alphaといった大御所から、スペインのノイズグラインド・Genital MasticatorのManoloのソロノイズユニット Mixturizerや、Phage TapesオーナーであるSam Stoxenのユニット Baculum、セルビアのハーシュノイズウォール Dead Body Collectionなどなど、非常にユニークな人選のリリースがあることも特徴。何作かはAntipatik Recordsから再発されているものもありますが、個人的にも今後中古市場をチェックしておきたい素晴らしい作品を何作も残しています。 今作は2枚組CDということで1枚目にはS.T.A.B. Electronics / Chloroform Rapistが、そして2枚目にはUnclean / Concrete Mascaraがそれぞれ約50分程度収録されているキョーレツノイズ地獄!たまんねぇ〜〜!! さて、トップバッターはUKをベースに活動するKeith Finnanによるパワエレユニット・S.T.A.B. Electronics!歌詞の内容はと言うと『深い絶望感 / 精神的倒錯 / 性的不安 / 男女間における変態性欲』などなど絶叫しているということで、レジェンド・Whitehouseのお膝元から登場したPower Electronicsユニットとしては100点なのではないでしょうか?07年に自殺してしまったイタリアのノイズユニット・Atrax MorgueのMarco Corbelliへ向けたトリビュートユニットとして彼の死の直後に活動を開始、ご存じFilth And ViolenceやShiftのMartin Willford主催レーベルのUnrest Productionsから多くの作品をリリースしています。内容はと言うといぶし銀など渋いPower Electronics!腐食した雑音の上で繰り返されるアジテーション、高圧的なその態度に聴く者は服従するしか術のない非常にサディスティックな印象の楽曲です。ライヴなんかでは目出し帽被って演奏してるのね、ナイスぅ〜!! そして2番手はChloroform Rapist!クロロホルムレイピスト、すげぇ名前…汗 Clinic Of Torture (=Grunt)とSnuff (=Sick Seed+Bizarre Uproar)と言うメンツで、その名も"RAPE"というイタリアの最強再発ノイズレーベル・URASHIMAから12epを出していたハーシュノイズ/パワエレユニットで、そのRAPE以降音沙汰がないのですが、後にBizarre Uproar主宰のFilth&ViolenceからディスコグラフィーCDが出ています。秘匿性を重視したユニットのようでインターネットの広大な海を探索しても情報があまり出てこなかったのですが、デビュー作がSick Seedのレーベルからで その後のスプリット相手などを見るとおそらくフィンランドのユニット、たぶんSick SeedのPekka PTが絡んでいるのではないでしょうか?その極悪なユニット名から期待通りの出音!高音ノイズが耳に厳しいメタルジャンクハーシュ/パワエレでサイコー!!22分に及ぶ長尺曲を一曲収録、後半にアジテーションが挟まれるのですが、エフェクターで変調され それもノイズの一部として機能し変態度爆アゲ!よいですな〜、ディスコグラフィー欲しいぜ! 続いてDisc 2、こちらはUncleanとConcrete Mascaraが収録されているのですが、最初にUnclean / 中盤にConcrete Mascaraの楽曲を配置、その他はSuomi-American Hate Alliance名義で両者のコラボレーションを楽しむことが出来ます。 まずはUnclean、当レーベルでもRotat / Kristityt / Will Over Matterとのコンピレーション作品 "Kolari III"を入荷していますが、今作のテイクはめちゃくちゃカッコいいぞ!!フィンランドのパワエレ奏者で、記憶が定かならノイズグラインドバンド・Unpeaceの片割れだったはず(自信なし)と"Kolari III"の紹介文でも書かせて頂きましたが、こだわりがあるのか発表作品がほぼカセットでしかリリースされておらず、Uncleanの音をクリーンなCDで聴けるなかなか無いチャンスです。音の方はHNWよろしくあまり変化のないハーシュ音の上にアジテートが乗るのですが、逆にそれが他者を拒絶するかの不躾な態度にシビれる!こーれはヤバい! そしてConcrete Mascara、アメリカのノイジシャンでありながら始動したての2011年にはフィンランドの主要ノイズレーベルから作品を相次いで発表、Gruntあたりに影響を大いに受けたであろうハーシュノイズサウンドが気持ちいい活動歴は10年を超えるベテランです。今作に収録されているトラックですが、声が良い!全体的に暗く、シンセ(?)による持続音ベースの上をジャンクノイズが跳ね、効果的にVoを乗せる事で静的な楽曲に動きがつきめっちゃカッコええ!それと音がクリアに収録されていて、一音一音を噛み締めるかのように楽しむことができます。このユニットも他の聴きたいなー! そしてそして、そんな両者が組んだSuomi-American Hate Alliance(フィンランド/アメリカ憎悪同盟)ですよ!Disc2に収録されているのは11曲、内 Uncleanが2曲/ Concrete Mascaraか1曲で、その他9曲はこのコラボレーションユニットによるものなのだから、このDisc 2はコンピレーション盤を語ったコラボ作品とほぼ化しております。Concrete MascaraとUnclean、両者の個性のコントラストが如実に出たコラボユニットで、怒声を上げながらメタルジャンクとハウリングで戯れる怪作。ただ個人的にはこの2組のソロ作をもうちょっと聴きたかった!カッコいいけど! というわけでそんな100分にも及ぶ極悪パワエレユニット4組の悪夢の祭典!再発も納得な素晴らしい作品です!
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Facialmess & scum - LIVE AT SOUP (cass)
¥1,000
2015年に落合soupで録音されたFACIALMESSとのコラボレーションライブが僕の極小最弱ハンドメイドテープレーベルSLUG TAPESよりリリース! A面はBandcampでも一時期リリースしていた"LIVE AT SOUP 2015"をテープの収録分数に合わせて新しくマスタリング&エディット。 B面はライブトラックをテープレコーダーとループエフェクターのみを駆使して地底を這いずるような、時間軸が狂うようなリミックスを収録。 そして何と言っても今回のリリースに合わせてお互いのボーナストラック(新曲)を追加収録! ボーナストラックのため分数は短いですが待ちに待ったFACIALMESSの復活作となる新トラックを収録!この機会にぜひゲットしてください! (レーベルインフォより) 東京カットアップノイジシャン2組によるライヴコラボレートカセット!ドイツはAussaatからリリースされた最新アルバムが素晴らしすぎたscumと、ex.肉奴隷メンバーとしても知られ現在はLike Weeds名義で活動を行うKennyのFacialmess、その両者が発するノイズが絡み合う激烈ライヴを収録!凄まじい!この作品の売り上げは東京・落合のライヴスペース、poolに全額寄付されます! 飛ぶ取り落とす勢いでノイズシーンをかき回す、ご存知 東京カットアップノイジシャン・scum!彼の個人レーベルからリリースされた新作は盟友・Facialmessとのライヴ音源です。先にも書きましたが、ドイツのレーベルからリリースされたアルバムが素晴らしすぎてアタシってば大喜びしちゃったんだけど、海外リリースが多く日本には作品の流通が多くは無いのでファンにとっては待望の日本盤といえるでしょう。そしてFacialmess、彼の放つ凶暴な音が私のノイズミュージックへ興味を持つようにしたと言っても過言ではない、個人的にも重要なユニットのひとつ。活動休止はとても残念だったけどまさか新作が聞けるとは!うれひぃー! さてA面、2015年 落合 poolでのライヴテイクをリマスタリングして収録。Rawですなぁ~!ゆったりと進行し そこまで派手な演出はないものの、最後のほうに爆裂カットアップパートが顔を覗かせるあたりで拳が上がる!もちろんコラボ作になるのですが、同じベクトルを向いて演奏に徹していることから、ユニットとしての完成度が非常に高く感じられました。その後、LIKE WEEDSとしてインダストリアル路線を歩むことを予見させる、Facialmessにとって転換期と言える時期のライヴです。 B面はまずscumによるA面のRemixからスタート、テープレコーダーとループエフェクターのみを使用したという作品なのですが... 不気味!笑 鉄が腐っていく様をじっと見続けるような絵が頭に思い浮かびました。マジで映像つけたら面白くなりそうじゃね?scum自身も言っているとおり、時間軸がおかしくなるなんとも奇妙なテイク。しかしA面のテイクをこう料理するとは... 恐ろしいコ! 続いてscumの新録トラック、一分弱の作品となりますがこれぞscum!と言ったカットアップハーシュを収録!カセットに合わせたMIXになっていて生々しさがすごい、やっぱもっと聴きたくなりますね~。そしてFacialmessの久々の音源、これまた凄いことになってるなぁ... 最後期の彼のライヴは、見ていても最早ノイズというジャンルに留まらない『こんな音楽初めて聴いた、だけど凄い!』といった印象を強く感じたのですが、一分弱のこの音源の中でもそれを見事に再現しています。 (御幣があるかもしれませんがFacialmessは素晴らしいという大前提で) 彼の音からは全く感情を見出せない、しかしそれを無慈悲とか機械的とかそういう風にも思わせないで只々そこで音が鳴っているだけの音源、なのに凄い!!Facialmess、仙人とかそういうレベルだな、いやぁー参った!! 正味30分に及ぶ素晴らしいコラボカセット。このカセットで予習しつつ、また あの都会の異空間・落合 soupで集まりましょう!!
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Malformed Gentlemen - Malignant Sleep Disorder (7ep)
¥800
Compulsion to Killとのスプリット音源も好評発売中の東京グラインダー・Malformed Gentlemanの18年作片面7インチ入荷! ベルギーの老舗グラインドコアレーベル・Bringers of Goreの限定7インチラインとしてスタートしたMELTAAARGH!!!!よりリリースされた今作品、発売当時やはりex.IRF/RealizedのVo Daisuke氏が新たに立ち上げたバンドのデビュー作ということで海外ファンからの期待の声をSNS上でよく見かけました(海外に行くとホントRealizedの人気はすさまじい!)。 さかのぼること数年前、Daisuke氏がありもののバンドに加入するということではなく、自身を中心にバンドを立ち上げるという話を聴き私も俄然テンションがあがったのですが、ギターとして長年親しくしているCut-Up Harsh Noisician・scumが加入するということで期待度バク上がり! Unconscious Disharmonic Malfunctionにて両者が活動を共にしていたことから接点があるのは知っていたものの、いわゆるノイズを主としたバンドでなくOld Schoolなグラインドコアバンドを組むということだった為、どのような音に仕上がるのか楽しみにしていたら... ガレージーなギター音が突き刺さる超クレージーなグラインドコアバンドになるとは!! 近作のCTKとのスプリット作で見せた整合感もとても素晴らしかったのですが、この初期作品では曲としてのまとまりよりもテンションに重きを置いた野蛮なサウンドがやかましくてCOOOOL!Short/Fastなスタイルは結成直後から一貫されており、矢継ぎ早にやかましいハーシュなグラインドコアが展開され拳が上がること間違いなし!限定200枚、彼らの初期リリースは手に入りにくいかと思いますので是非チェックしてみてください!
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Traffic Death ー Four Disc Pile-Up (CD)
¥1,200
再々入荷! アメリカはアイオワ州発、スラッシュメタル meets グラインドコアな御機嫌サウンドを連射するTraffic Deathのアルバム 2枚/シングル 2枚をコンパイルした編集盤入荷! ジャケットを見た事はあっても購入するまでには至らない、そんなバンドありませんか?実際このTraffic Deathも私にとってはそんなバンドで『あぁーSu19bとスプリット出してたバンドかぁー』とイタリアのTerror Firmerと何故か混同してしまうレベルの興味の無さでした汗 しかし今回Mortville Noiseのリリースを色々入荷するにあたり、この編集盤も取り寄せてみたのですが… コレがなんともキャッチーかつアグレッシブな衝撃盤でした! 前述のようにこのバンドの発生やその活動経緯を全く把握していないので汗 偉そうなことは書けないのですが、CDをプレイヤーに入れると不穏なイントロにビックリ。間違えてImpurityのCDでも入れちゃったかちら?とブラックメタルなSEを暫し浴びていると、その静かなオープニングから一転、ザクザク刻みまくり&ブラスト全開なミクスチャーグラインドが!Exhumedの"Gore Metal"がリリースされた00年代前半、ジャンル・ゴアメタルを自称するバンドが世界中に産まれRazorback Recordsのリリースを賑わせましたが、このCDを聴いて当時のそのバンド群を色々思い出しました。ただ、Traffic Deathはそれらのバンドの特色であるガテラル/下水道ボイス等のゴア要素を排し、ブラストビートを織り交ぜながら比較的短めの曲をスラッシーに駆け抜けます。今回収録されているアルバム/シングルのジャケットを見ると、あぁ〜ホラー映画大好きなんだなーとは思いますが『オレ達はあの血塗られたキャンプ場で悪魔と契約したんだぜ!!』(テキトー)みたいな当時のゴアメタルバンドがやってた演劇風な脚色も無くなんかもっと… 素直な感じ笑 "スラッシュメタル大好き!ホラー映画も大好き!グラインドコアも好きだから全部混ぜちゃおうぜ!よし、まずはスケボーだ!"みたいな目をキラキラさせながらバンド活動に勤しむ光景が浮かんできて勝手に好感を持ってしまいました。Macabreファンはもちろんのこと、いわゆるゴアメタルバンドで言えばBlood Freak(彼らも最新作で一気にグラインドコアに近づきましたが)なんかに感触が近いのかなぁと思います。速い/短い/スラッシーなメタルリフ、そしてキャッチーな曲展開と聴いてご機嫌になること間違い無しな推薦盤です!最後にスラッシャーに向けて宣伝があるとすれば、1stアルバムのマスタリングはToxic HolocaustのJoel Grindだぞ!!!
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BxSxRx ー Small Archives Of Pig (CD)
¥1,200
再々々々入荷! (レーベルインフォより) This is the complete recordings of Norwegian grind hypergroup BxSxRx, with 60 tracks in 66:6 minutes recorded between 2008 and 2010. BxSxRx played noisy, raging fast, chaotic grind/blurcore that often sounds like Arsedestroyer playing Repulsion covers with lyrics revised by The Residents and put through a few online translators. The trio consisted of past, current or future members of Boktingan, Brutal Blues, Endwarfment, Gangrenator, Hellstorm, Infant Death, Kaos SS, Laserguys, Lupus, Nekroterror, Parlamentarisk Sodomi and PSUDOKU. This collection CD includes a 16 page booklet with liner notes from each member, photos and lyrics. ------------------------------------ Boktingan, Brutal Blues, Endwarfment, Gangrenator, Hellstorm, Infant Death, Kaos SS, Laserguys, Lupus, Nekroterror, Parlamentarisk Sodomi, PSUDOKUなどでも活動している/していたメンバーにより構成されたノルウェーのグラインドハイパーグループ・BxSxR!60曲、66分6秒に及ぶこのCDはBxSxRによる08年から10年の間にレコーディングされた音源をコンパイルしたものである。例えるなら『Repulsionの曲をオンラインの翻訳機にかけたthe Residentsが作詞した歌詞を載せてArsedestroyerがカバーした』ような、やかましくて超速いChaotic Grind/Blurcoreとでも言えるだろう。付属の16ページに及ぶブックレットには歌詞、写真の他、各メンバーによるライナーノーツが掲載されている。 "I consider this to be perfect grindcore ... Sometimes taken to such an extreme over the top level it reaches absurdity ... So engaging and captivating ... It fucking works." - Built to Blast "完璧なグラインドコアだ。 ところどころバカバカしさの天井を貫いている… なんと魅惑的な音楽… コレは効くぜ!" - Built to Blast (スーパー意訳:間違ってたらごめんなさい…) ノルウェーのドチャクソ渋いオールドスクールグラインドコアを奏でるParlamentarisk Sodomiのメンバー擁するクレイジー&ファニーブラストハードコア・BxSxRの現時点でのフル音源集!クソうるせー弦楽器隊とドカドカシャンシャンやかましードラムに落ち着きのないツインVoが絡みつき、聴く者を狂乱と混沌に叩き落とす!情報過多なMacabre/Birdfleshといった感じ??笑 (しかしBxSxRのメンバーがBrutal Bluceとして来日した際に、西荻のカレー屋で一緒にメシ食ったけどめちゃくちゃ物静かな人だったから このバンドが出す音とイメージが重ならないんだよなぁ…笑)