2026/08/18 08:39

Pesticide - Death Compendium (CD) ¥2400
https://noisegrind.official.ec/items/154628109
ブラジルのメタル度高めなデスグラインド・Pesticide!一度解散するものの25年後に再結成、新録音源に93年デモとCauterization名義でリリースした94年作デモを追加収録したファーストアルバム!
私、普段なら絶対にスルーするブルデスライクなジャケットですが、90年代デモが2本ボートラで入っているというコトで入荷してみました。90年結成のブラジルのPesticide!ブラジルには同名のThrash/Death Metalバンドがいるようですが、今回ご紹介するのはサンパウロ発 2人組Death Grindバンドの方です。結成後Pesticide名義での活動を行っていましたが、93年のデモ発表後にCauterizationへ改名。しかし94年にはその活動に終止符を打ちしばし沈黙… それから25年後の2019年にオリジナルメンバーで活動再開!めでたい! …って私、このバンドのこと全然知りませんでしたわ汗 流石、意気の良いアンダーグラウンドミュージックが埋もれまくっている暗黒地帯ブラジル!まだまだコレからも80〜90年代のバンドのデモは発掘されそうですな。
そしてコレまたブラジルのバンドにありがちな『90年代はヘッポコな音質/技術でレコーディングしてたバンドが、時を経てイカついサウンドで再登場』なバンドでして、序盤に収録されている2022年録音の本編はなかなか残虐度高め!ブルデス経由、ただ基本はデスグラインドといったサウンドで二人組といえども音の厚みは問題なし。デス声/吐き出し系のハイブリッドなVoにCarcassライクなSick高音コーラスが絡みます。ツーバスドラムで緩急つけた楽曲もなかなか良いっすな。
そして本編の後に収録されているのが下記2本のデモ⇩
Emanations From Repulsive Wide Sores (1994, Cauterization名義)
Festering Tumours of Cancerous Decay (1993)
因みにPesticide名義で92年にもう2本 デモテープを発表しているようで、本作はコンプリートディスコグラフィーではないようです。
まずは陰鬱なシンセSEから始まるCauterization名義での94年デモ、コレがまたモーレツ!!!再結成後のボーカルパターンと違いMorticianばりのデスグロウルで駆け抜けていきます。またドラムもブラストビート多用!多少モタつきながらもスピードを意識した楽曲、そして破滅的な録音環境も相まった古き良きブラジリアンデスグラインドでサイコーです!ジャケットもごちゃごちゃしてて良い具合にブラジってるんすよね〜
続きましてPesticideの93年デモ、こういった時代を遡る時系列で音源が収録されている編集盤はどーしても終盤に入ってるデモが気になってしまいますが、やってくれました!Pesticide!しっかりとポンコツデスグラインドしてくれてます!長過ぎるイントロもMorticianで鍛えられた私には無問題、曲が始まった途端 潰れまくったギターの音にガッツポーズですね。グリッチノイズを引き延ばしたみたいなそのギター音は音階という概念を破壊、汗ほとばしるブラストビートに低音デュアルボーカル!たまらん!リハーサル音源と言えどノイズ酷くて大興奮!音揺れしているシンバルが船旅を彷彿させてくれますな、バーチャル旅行体験も出来る大変優れた音源です。
こっからは想像なんですが、この音源以前に出ていた2本のデモは相当めちゃくちゃだったんだろうな… わざわざこの音源を本作に入れたのはこの93年作はセーフ、92年のデモ2本に関しては『若かったよね苦笑』という感じなのかと。そんなガッツ溢れる(であろう)初期デモ聴いてみたい!
そんなこんなでご紹介した本作、在庫2枚しか注文できなかったので汗 90'sブラジルマニアな方々早めのチェックをば〜!!!
