2026/06/23 21:53



leech - FUNABASHI POWERVIOLENCE (CD) ¥1870


https://noisegrind.official.ec/items/148208963


2016年結成、FUNABASHI POWERVIOLENCEを表する。2017年のDemoを皮切りに、各国のバンドとの複数のスプリットや単独EP「Venus」などをリリース。
2023年9月カリフォルニアのパワーバイオレンスアクトWORLD PEACE/WRATHを招聘し来日ツアーを企画。以降KEVLAR UPPER, Family Vacation, LIVID, VIOLENCIAらを招聘し来日ツアーを敢行。
2023年11月にはアメリカ西海岸ツアーを敢行。
90s US POWERVIOLENCEの亡霊が結成10年にして初のフルアルバムをリリース。

Artwork&Design: 275designworks
Recording & Mix: Snake Dog Recordings
Mastering: Snake Dog Recordings

(レーベルインフォより)

精力的に活動を続けるFunabashi Power Violence・leechの1stアルバムがSnake Dog Recordingsと小岩 Bushbashのダブルネームで発売!結成10周年記念も兼ねたJapanese PVの決定盤!

船橋を背負い、日本でのPower Violenceリバイバルに貢献しまくってきたleechも結成10周年ですか。彼らが活動したこの10年の中で、当レーベルも自主企画などにご参加いただくなど大変お世話になりました。まずは結成10周年おめでとうございます!その間にパートチェンジを含む幾度かの脱退/交代劇を経て、そんなにツアーサポートしちゃって大丈夫なの!?と心配になるほど海外バンドを招致したジョイントツアーや自主企画を精力的に開催。その場数の多さからか、10年前とは比べ物にならないほどの説得力を纏うバンドへと成長した彼ら。そんなleechのファーストアルバムが出るというのならウチで扱わないわけないでしょーと、ドカンと入荷させて頂きました!お声がけありがとうございますー!

いきなり極悪鈍足スラッジでカマしてくる1曲目で昇天!メンバーからバンド名はAxCxのSethがやっていたスラッジコアバンド・Full Blown A.I.D.S.の曲名から取ったと聴いたコトがありましたが、Seth本人も逃げ出すほど真っ黒いオープニングだとは思ってもいませんでした!そんなサウンドコラージュを含む1曲目が終わると、そこからはFunabashi Power Violenceの世界!緩急のある展開を効果的に取り入れ、過剰に装飾はせずに由緒正しいPVを快演!どのパートも文句なしなのですが、特にドラムのブラストパートのキレはピカイチかと思います。またレーベルインフォに書かれた"90s US POWERVIOLENCEの亡霊"という自虐は今のleechに必要ないでしょう。拳の上がる激速パートや刹那とした雰囲気のスローな部分、そしてライヴに不可欠なモッシュパートも曲中にキレイに落とし込み、聴いていて◯◯っぽいという具体的なバンドが頭に浮かびませんでした。つまりこの10年でleechがFunabashi Power Violenceという1ジャンルを確立させた、と言っても褒めすぎってことはでしょう。

私、PVが音として表現しているモノって"日常に潜む脅威"だと勝手に思っているのですが、そのヒリヒリ感が全編に染み渡った徹頭徹尾Power Violenceな作品であると今作を聴いて感じました。それはもうバカ正直で、生真面目な程のPower Violence感!少なくとも、今後の日本のPower Violenceを語る上で、leechという存在を外すことは出来ないでしょう。オススメです!