死の十七 WELLNESS IN MOUTH OF DITCH - WELLNESS OF LIFE (CD)
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川崎市高津区発、WELLNESS IN MOUTH OF DITCHのファーストアルバムが死体カセットからリリース!ありとあらゆる様々な音楽要素を吸収し、それをWIMOD内で咀嚼してからプログレッシブに放出する極上のマスコア / カオティックハードコア!コレは狂っている…!!
川崎のChaotic Hardcoreバンド・WELLNESS IN MOUTH OF DITCH、待望のファーストアルバムが発売!ベースのyo-ro-とドラムのたかしを中心に2009年結成、パーマネントなメンバーに恵まれず長年ヘルプを迎えての活動を強いられてきた彼らだが、近年アヴァンギャルドメタルバンド・家畜からボーカル Hirotaka Sakiyamaとギター Kohei Chibaが正式加入。本作は現体制になってから初の音源であり、現在のWIMODの魅力を余すことなく収録した最高傑作と言うに相応しい内容となった。
ハードコアやデスメタル、果てはポップスからCMソング(⁉︎)まで、雑多に そして貪欲に自身の音楽要素として取り入れた複雑怪奇な楽曲を、壮絶なテンションと卓越したテクニックで投げつけてくる様は圧巻!目まぐるしく展開される混沌とした楽曲は、まるでコラージュ音楽やターンテーブル奏者の前衛的なプレイを聴いているかのような錯覚をも覚える。この世に溢れている全ての『音楽』を差別することなく平等にWIMODという土俵の中で再構築し、ハードコアミュージックとして放出する音楽精製方法がユニークな面も彼らの特徴と言えるだろう。ハードコアミュージックをDJ / ノイズ的な方法論で精製しながらも、楽曲をエンタメ要素で多分に装飾することで『マニアックな音楽』からの脱却にも見事成功している。と、ここまで長々と駄文を連ねてみたが、それを彼らは意図することなく無意識的に行なっているという点がWIMODの最大の魅力なのだろう。
本作に掲載されたアートワークは全て自身のユニット・Goverment Alphaとして世界的にも評価の高いジャパニーズノイズマエストロ、吉田恭淑氏の手によるもの。WIMODの混沌とした音楽性を見事具現化して頂いた。またトータルデザインはkito-mizukumi rouber / Papa RecordsのPapa Big Papaと死体カセットのFrozenPantyの両名で行ったものである。
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WELLNESS IN MOUTH OF DITCHの新譜が死体カセットからリリースされると聞いた時は非常に驚いた。とはいえ死体カセットはノイズグラインドやらノイズやら専門て訳ではないしオーナーの横の繋がりの広さが伺えるラジカルなレーベルなので改めて考えても不思議ではないな、うん。
で、今回WIMODのフルアルバムのリリースにあたりコメントを寄稿させてもらうことになったのだが、これがなんだこれやべーぞと再生一周目で固まった次第である。
実は私が以前在席していたweeprayというバンドの結成当時に数回対バンさせていたという過去もあり、当時からも変なバンドだなぁなどと思っていたのだが、今作は演奏力、アレンジ、曲構成等、想像してたものの遥か上に行ってしまっていてこれ売れないとおかしいでしょと今も聴きながら頭を抱えてしまっている。
System Of A Downはもちろん、the Dillinger Escape Plan、Botch、Car Bomb等の所謂マスコアやカオティックハードコアがベースに、更に無駄に涙腺直撃系叙情系ハードコアよろしくシンガロング上等かっ飛ばしパートもすっと入り込んでくるわ、あ、プンクボイ、あ、ヌンチャク、あ、なんかストーナーぽい、え、何これてひたすらループして聴いてしまう止めどころが分からない傑作だと思っている次第である。
とにかくこのアルバムを聴けば死体カセットからのリリースに納得せざるを得ないので是非手に取ってジャケットを凝視しながら聴き込んで欲しい。
Atake (Coffins / Super Structure)
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音楽を真面目に深々と突き詰めて凝縮したアホアホ方程式を使いながらも、同時にそれをあえて崩壊させてく快感を頼りにアホアホアレンジしていってるかのような変態プログレッシブサウンドにシビレました
凝り固まった既成概念を
壊す,壊される快感の宇宙!?(くーちゃん音声)
とあるロックバンドのフレーズ
「一切を噛み締めて一切に意味を見つける」
自分はわりとこれ信条に生活してきているのですがWIMODからはなかなか意味を見つけられない底知り得ない快感が快感を呼んで宇宙!?(くーちゃん音声)
こんなにもふざけきってるバンドが
2023年に存在するって素敵やん
ありがたまきん!?(宇宙)
酔ってる状態の
SEIKI (COCOBAT)
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突然こんにちわ。アイリフドーパという3歳児向け放尿系バンドを細々とやっております、アイガゴと申します。僭越ながらこの度WELLNESS IN MOUTH OF DITCH(以下WIMOD)さんの新譜リリースにお祝いコメントを寄せさせて頂く運びとなりました。
というのも、恥ずかしながらWIMODさんの存在自体は薄っすらと知ってはいたものの、面識もなければ曲を聴いた事すらもなかったのですが、ある日、とある情報筋から深夜こちらの音源リンクだけが送られてきまして「つべこべ言わずとにかく聞け」という事だったので渋々耳を傾けてみますとあら不思議、ど変態じゃありませんか。
この令和日本にここまで良質で奔放など変態ミュージックが解き放たれるだなんて。あたしゃ〜思わず嬉しょん通り越して嬉脱糞...いや、それすら通り越して嬉ゲロでございます。
あたしの大好物はただテクいだけじゃない、口元よだれニチャ〜系の
衝動的に展開する変態なのですが、WIMODさんはまさにそれで、
取り急ぎアルバム一周聴かせて頂いたところ、恐らく本人たちもそれを"解って"やっているんだろうなとビシビシ感じました。
それに緩急の付け方も上手で、4,7曲あたりでただただ優しい音を流して耳を休憩させるテクニック。これはハイカロリーな変態アルバムを一周聴かせる上においてかなりの高級テクニックだと感じました。まさに寿司屋でいうところのガリ!わし、ガリ好きやねんな!!
基本荒々しくもメロウな展開やファンク、時に叙情系な要素がしっかり入ってくる所がリスナーを突き放し過ぎず、聞きやすい。
まさに耳もたれせず何度でも咀嚼できる"間違いない変態"に惚れ惚れ致しました。
これからも良質な変態ミュージコを日本にぶち撒き散らしていただきたく存じます。陰ながら応援しております。
ちなみに6曲目Miracle XXXXが一番好きです。
アディオス!!
-アイガゴちゃんより-
Eyegargoyle (Ailiph Doepa)
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レビュー
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