【中古】Libido Airbag - Baptized In Diarrhea (Demos And Rectal Rarities) (CD)
¥1,100 税込
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盤目立ったキズなし、ケース擦れ小
中古商品ですので状態等気にされる方のご購入はご遠慮ください。
*以下 レーベルから以前入荷した際の商品解説です↓
ex.GutのOlli a.k.a GG Ollinが95年に始動した電脳エレクトロポルノグラインド・Libido Airbagのレア音源編集盤!2本のデモと未発表音源をぶち込んだ全32曲!
伝説的ゴアグラインドバンド・GutのボーカリストであるOlli氏の活動を改めて見てみると、この人は本当に捻くれた人なのだなぁと痛感いたします。またそれと同時になんと才能に満ち溢れた人なんだろうとも。速さを競うジャンルと言っても過言ではないグラインドコアというジャンルにおいて、ローテンポに主軸を置いたグルーヴィーなモッシュゴアの雛形をGutで完成させ、Gut解散後はグラインドコアにブレイクコア/テクノビーツを大胆に取り入れたLibido Airbagでエレクトロゴアグラインドを開拓、その分野においても多くのフォロワーを生み出しました。また、Libido Airbagだけでは飽き足らず同じく打ち込み機器を駆使し、よりインダストリアルな触感を持つNunwhore Commando 666も同時進行させ自身のユニットの表現内容を差別化。後にLibido Airbagはオカルト/リチュアル色を強めていき、楽曲の中で戦争を題材としていたNunwhore Commando 666にブラックメタル的観点からその2ユニットを分ける必要が無くなったのか、Satans Karaoke Sleaze Rollercoasterという名前での活動を挟み、いま現在Olli氏のメインプロジェクトであるChaos Cascadeへと進化していきます。当レーベルでも何作かChaos Cascadeの関連作品は取り扱ってきましたが、グラインド的要素も見られる初期作品から比べると現在はハーシュ/インダストリアル/パワエレといったノイズ方面へのアプローチが強くなり、Chaos Cascadeを扱うレーベルもノイズ作品を多く取り扱うところが多く見られるようになってきました。ゴアグラインドからスタートし、テクノ/ブレイクビーツ→インダストリアル→ハーシュノイズ/パワエレへと移行した氏の飽くなき音楽への探究心にはGutのロゴをパクったバンドの当事者としましては頭が下がる思いです。
Olli氏のキャリアの中でひとつ取り上げるとすればGutであることは間違いないのですが、その次点にあがるユニットというならばこのLibido Airbagを推さずにはいられません。このユニットがなかったらS.M.E.S.もKotsもRed Hot Piggys Pussysも生まれなかったことでしょう(初期Congenital Haemorrhoidsの楽曲で見られたノイズグラインド+ブレイクビーツという早すぎた存在(サイコー!)もありましたが。因みにabsurdgodは初期コンジェニからの影響が一番強かったという発言も残っています)
95年にOlli氏 = Rodriguez CohonezとDidiez El Vaginal Conquestadore(現在は
Demonic Compulsionとして活動中)の2名で結成、立て続けに2本のデモ作を発表し99年に既存デモ作品を録り直した"Knee Deep In Her Pussy"をオーストラリアのMachismo Productionsからリリース。01年には大名作"Barrel Blow Job"をドイツのStuhlgang Recordsから発表し、02年より始動した別ユニット・Nunwhore Commando 666と並行して電脳エレクトログラインドコアの荒野を開拓、多くのフォロワーを世界中に生み出すこととなります。はるまげ堂 a.k.a Obliteration RecordsからはIntestinal Slaughterとのスプリット作をボーナス収録した"Miss Melanoma"の日本盤を04年にリリース、その後約10年間の沈黙ののちにドイツのRotten Roll Rexから2作ミニアルバムをリリースしております。
さて、本作は17年にチェコのゴアグラインド総本山・Bizarre Leprous Productionからリリースされたデモ/レア音源を収録した編集盤、その気になる内容はというと↓
1-10 Demo 95
11-22 Unshaved 96 Demo
23-32 Rarities 1995 - 2001 (Rehearsal-, Unfinished-, And Previously Unreleased Tracks)
多くの未発表トラックをぶち込んだ太っ腹な仕様!
前述の通り、ファーストアルバムとしてリリースされた"Knee Deep In Her Pussy"は22曲目までに収録されている2本のデモテープを再録音したもので、言ってしまえばそのファーストさえあれば全部聴けてしまう楽曲。しかし本作に収録されている荒削りなVer.も非常にカッコよくシビれる!!音質はそこそこなんですが、Gut時代は天然ゴアボイスを謳っていたOlli氏がピッチシフトVoを操り、こもりがちな電子音の上を暴れる様は圧巻!ブレイクビーツとグラインドコアの親和性はもとよりあるとは思うのですが、全体的な印象として電子音なれどグラインドコアの作品として仕上がっていることに驚愕!ポルノフィルムからのサンプルも多く使用され、各曲それぞれに表情がありどれも似たような曲という感じに陥らない所にソングライティングの才を感じさせられます。
そして!未発表曲群!恐らくメンバーのPC内で見つかった未発表曲をこの際入れちまおうという話だったかとは思いますが、本編に比べて音がクリア!笑 Unfinishedな楽曲もあるということなので、突然尻すぼんだなという印象のある曲もあるのですが、この結成当初の95年からファーストをリリース前後の01年までの未発表楽曲群はバンドのパッションを感じさせるものばかり!完全版のアルバムとかも出して欲しかったなぁ〜
なにはともあれ!全エレクトログラインダー必聴!ブレイクコア/ロリコアを入り口とした方も充分楽しめる作品かと思います!
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