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states - one two three four (card sleeve CD)

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スウェーデン発・謎に包まれたギター+ボーカルデュオ、statesによる初単独作品!約30分に及ぶディストーションボーカルとジャンクギターが交差する、低俗な(褒)エクスペリメント作品!

スウェーデンの新興レーベル・Dyrka Döden Recordsに声をかけてもらいトレードさせてもらった作品です。ありがたや〜
こちらのstatesなるユニット、このDyrka Döden Recordsのオーナーで、これまたDyrka Dödenというノイズグラインドバンドとしてスウェーデンはストックホルムで活動するWilhelm Valencia氏がディストーションペダルを用いたボーカルを担当、そしてその相方はBen Speth氏なる恐らく即興音楽/実験音楽のフィールドを中心に作品を発表されている方がギターとして本作に参加しています。しかしこのBen Speth氏、なかなかキナ臭く…笑 名前を存じ上げなかったので公式サイトを覗いてみると『オレ、この人らと一緒に仕事した』リストがあり、その中にはBad Brains / Swans / Ramones / David Lee Rothなどなど音楽のジャンルを超えた錚々たるメンツが!!しかしいくらBen Speth氏を検索してみても、作品のクレジットとか出てこなくて…汗 20年に単独カセットを発表していますが、ソロとしてのリリースはこの一本のみのようです。"Ben Speth has worked with"という触れ込みだったので、もしかしたら共演したとかそういう意味なのかな?でもそれだったとしてもモノ凄いコトじゃないか!っつーことでノイズグラインドバンドのボーカルと、偉大な実験音楽家のユニットがこのstatesとなります。

さてこのstates、なかなか面白いミックスをしていて本作に収録されている1曲 約30分は左チャンネルからボーカルが、右チャンネルからギターがモノラルで聴こえる仕様。お互い好き勝手にやってるという感はなく、ジャムったものを左右のチャンネルに振り分けた感じだと思います。ボーカルは完全に日本のアクションノイズの影響下にあり『お前、ゲロゲリとかマゾンナ好きだよな?』と尋ねたら元気よくハイッ!と答えてくれそうなディストーション全開のボーカルを披露。あえてなのか声色を変えることなく、ほぼウウゥーッ!の一点張りで貫くミニマムな展開ながら、そこはノイズグラインドバンドのボーカルらしくDeche-Charge周辺の良い意味でのマンネリノイズグラインド作法を踏襲。なかなかステキです。そして右チャンネルから流れてくるBen Speth大先生のギター、セッションしているボーカルがディストーション全開ならこちらも荒れ狂うギターノイズを放射するように思えますが、そこは大先生、我々の予想をはるかに上回ります!出てくる音は90's USオルタナシーンに見られるようなペラッペラのジャンクギター、コレがまたカッコいい!聞いて頭に浮かんだのはやはりButthole Surfersの緒作品や、アウトサイダーミュージックの雄・Daniel Johnstonとの共演作においても評価が高いHalf JapaneseのJad Fairなんかに近いものを感じました。このノイズと化したボーカルとペラペラなギターという対極にある音が重なるコトで、その隙間を浮き彫りとし そこから滲み出る若干の切なさを楽しめるユニークな作品。アリっすね、アリ。単発のユニットかどうかは分かりませんが、次作にも期待できる『変』音楽です!

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