Putrid Offal / Exulceration - split (CD)
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北フランスのグラインドコアベテラン・Putrid Offalと、スイスのオブスキュアグラインドコア・Exulcerationが91年にSicktone Recordsに残したスプリット盤がCDとしてブートレグ化!オフィシャル再発が今までに何故か無い世紀の名盤です!
オランダのSicktone Records、90年代初頭に活動を始めたレーベルだと思うのですが、みんな大好き Discogsによると91年に5作品のみリリースし レーベル業務を終了してしまった非常に短命なレーベルです。しかしその少ないリリースがものすげー!
the Sexorcist / Extreme Smoke 57 - split 7ep
Smegma / Agathocles - split 7ep
Sinister / Monastery - split 7ep
Desultory / Can't Deny - split 7ep
Exulceration / Putrid Offal - split LP
日本のBloodbath Recsからデモをリリースし、後にBrutality Reigns Supremeと変名したオランダのthe Sexorcist!
スロベニアのミンスコア/グラインドコア代表、Strobodeathメンバー擁するExtreme Smoke 57!
デモと7epのみのリリースにも関わらず、00年代に入りブラジルからライヴ/リハーサル集まで出たオランダの超オブスキュアグラインドコア・Smegma!
Slap A HamからAnarchusとのスプリットも出していたSinister / Entombedのメンバーによるデスグラインドプロジェクト・Monastery!
中古で見かけたらめちゃくちゃ高くて持ってないけどDesultory / Can't Denyのスプリットも欲しいぞ!ってくらい少数ながらも素晴らしい作品をリリースしていたSicktone Recs、そのレーベルが最後に出したのが今回のExulcerationとPutrid Offalによるスプリット作品です。
まずは北フランスのですグラインダー・Putrid Offal!90年代初頭にフランスの地にてグラインドコアシーンの基礎を作ったと言われるバンドです。デスメタルを下地にグラインコアサウンドを奏でる彼らは91年にファーストデモテープを発表、今作やAgathoclesとのスプリットをリリースし、フランスにPutrid Offalの存在を世界的に示すものの94年に"Promo 94"というカセットをリリース。しかしこのPromo 94、内容はIndustrial Metal的サウンドだったようでグラインドコア要素は皆無、後にバンドはM-Pheralと名前を変え活動していたそうです。つまりこの94年の昨品を境にグラインドコアとしてのPutrid Offalは消滅してしまいました。が、2015年にバンドは再結成!現在はゴア要素を多分に増やし元気に活動中です。さてこの作品では先ほども触れた通り、かなりデスメタル色の強いグラインドコアを奏でており、メタリックなリフを背にミッドテンポな曲調からブラストビートに流れ込む展開がイカす。Voも喉を絞り込むように深みのあるデス声を披露し、安定した演奏力にも引き込まれてしまいます。めちゃくちゃ速いわけではないけどデスグラインドの持ついぶし銀的な渋さが魅力的な昨日です、デスグラインド曲に讃美歌がミックスされてる曲が超カッコいい!Napalm DeathのHarmony Corruption期やスロバキアのOblterateなんかが好きな方にオススメ!
そしてExulceration!このスプリット作のジャケットにも使われているExulcerationのアートワーク、よく見かけるんだけど存在を認識していなく勝手にデスメタルバンドなんだろうなと思っていました。彼らをグラインドコアバンドとして認識したのはPower It Upからリリースされた同郷スイスのグラインドコアバンド・Embalming TheatreとのスプリットCD、こりゃとんでもねーグラインドコアじゃねーすかと驚いたものです。その後、色々とインターネットの広大な海を彷徨いExulcerationについて情報収集を試みたのですが目ぼしいものがなかなか見当たらず… 1989年に結成、活動期のリリースはデモテープとPutrid Offalとのスプリットのみ、前述のEmbalming Theatreとのスプリットは09年にリリースされたものです。Embalming Theatreとのスプリットに収録されている楽曲は92年にドイツでレコーディングされた未発表音源ですので、89から92年あたりまで活動していた非常に短命のバンドだったと予想されます。しかしヨーロッパのバンド勢がよくこのPutrid Offalとのアートワークをあしらったシャツを着ていたりパッチを貼っていたりするのは見かけるのですが、オフィシャル再発やディスコグラフィーは出されないんでしょう… 各レーベルが飛びつくはずなのに… うーん、謎。ブートレグリリースに関してはDiscogsで販売不可になっていたりと、本人達が異議申し立てをしているのでしょうか… なんか色々と邪推してしまいますが、本当にカッコいいバンドなのですよExulcerationは!まずはゴアグラインドよろしくの下水道Voが耳に飛び込んでくると思うのですが、個人的にはこのバンドはやはり弦楽器隊!なんか少しサイケかじってるようなギターサウンドと、ハエが飛ぶような下品なベース!たまらん!チタチタツービートが基調のドラマーもブラストパートでは派手にスパーク!たまらん!いわゆるCarcass以降のグラインドコアになるかと思うのですが、現在Mince Goreを標榜するバンドに与えている影響力はかなり大きいのではないでしょうか?だって一曲目のタイトルがAgathocles!笑 それだけでサイコーです!ずっとこの作品を探していたのですが、まさかコロンビア経由でブート盤を手にすることになるとは… 私もリアルタイムでは購入していなかったのですが、今思うとEmbalming Theatreなスプリットに未発表曲が収録されたのは当時 相当な事件だったのではないかと。まぁなんにせよオフィシャルでディスコグラフィー出してくれ!!!!
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レビュー
(687)
