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Xasthur - Hidden Lore + Unreleased Session 1993 (CD)

¥2,300

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シンガポールブラックメタル最暗部!F.O.A.D.からLPで復刻された94年作デモ、そしてその後こちらもLPとして発売された未発表デモをCDにコンパイル!Euro Black Metalの影響を受けつつ、あの時代の東南アジアスタイルに落とし込んだ極上音源!

LPは良い、ジャケもデカいし。音楽もデータ全盛なこの時代、フィジカル媒体で言うと海外では圧倒的にLPが人気だということです。その理由は先に上げた通り、デカいから。デカい = 存在感がある、ということで音楽を抜かした器としての魅力が他フォーマットより高いという考えのよう。それ故に最近のメタル/HCシーンでもレコードフォーマットオンリーでリリースされる作品が多いですね。
…しかし!LPデカ過ぎるよ!気軽に聴けないあのデカさ、LPを聴く為の再生手順がイベント化してしまう儀式的要素を孕んでる気がします。私なんて、よし!聴くぞ!と手を洗い、塩で身体を清めた後に棚からLPを取り出し、一礼してから正座で聴いていますからね。なのでアルバム単位の作品を気軽に聴けるという観点で言うと、個人的にはCD / カセットの方が数段階 上ですな。過去に"仕事柄 アナログが好き しかしCDはとにかく便利"というありがたいお言葉をスチャダラアニ師がBOMBしていましたが、正にそれ。長い作品こそCDにしろ!4枚組LP BOXセット $120ってなんじゃい!

とかなんとか冒頭から横道に逸れまくりでございますが、長い作品ほどCDがいいの!というアタシの気持ちが海を超え 山を越え遂にイタリアに届いたようです。祝・Xasthur CD化!やったー!
私の言うXasthurというのはNorttとのスプリットを出していたアメリカのバンドではなく、90年代初頭に活動していたシンガポールのブラックメタルバンドの方。イタリアのF.O.A.D.から21年にLPフォーマットで再発された94年作デモ "Hidden Lore"には私も衝撃を受けました。再発リリース当時、Xasthurについて名前も存在も知らなかったのですが、Chris Moyen御大作の圧倒的COOLなジャケットと、聴いたら横っ面をブン殴るようなプリミティブブラックメタルサウンドにあえなく昇天!そして失禁!ただフォーマットがLPということもあり、上に書いた通り『聴くにはまたお清めしなきゃなのか…』と手軽に聴けなかったのはホントの話。そーこー言っているうちに2025年、未発表デモを追加収録してF.O.A.D.からXasthurがCD再発ということで喜んで注文しちゃいました!(アップには時間かかってますが…汗 因みにこの未発表音源、アナログ派にも嬉しい単独LPとしてもF.O.A.D.から発表されております!)

そんなXasthurですが、インナーに書いてあるバイオをまとめてみるとこんな感じ⇩

1987年、シンガポールでProfancerとして結成。その後Xasthurへ改名し、欧州ブラックメタルや初期デス/スラッシュの影響を独自に昇華した、東南アジア黎明期ブラックメタルを代表する存在となる。

当時はブラックメタルという音楽自体がシンガポールでほとんど受け入れられておらず、ライブ活動も困難な状況の中、94年デモ『The Hidden Lore』を発表。後に国内外で高い評価を獲得するも、その後は長い活動休止期間に入る。

2021年、オリジナルメンバー(Vo. Azmanを除く)が再集結。未発表音源の発掘・完成と新曲制作を進め、時を越えて再びその歴史を動かし始めた。

どーもVoであるAzman氏中心のバンドという感じで書かれていますが、そこにはちょっと違和感。Azman氏といえば、Profancer → Beheaded (Beheaded Nasrani) → Profanationと渡り歩いた(というか作った)シンガポリアンブラックメタルレジェンドですが、ネットで情報を集めるにProfancerのAzman氏以外が中心となり動いていたこのXasthur音源に果たして彼はちゃんと参加しているのか…?私の英語読解力の問題かもしれませんが… (氏についてはまあ色々見聞きしたことがあるので)

まぁ細かい人間関係は置いといて、結局大事なのは音ですな。スタスタツーバスが主体のヨーロッパ経由なプリミティブブラックメタルなのですが、それで終わらないのがシンガポリアンシーン!当時の南米ブラックメタルとも通ずる、初期Mayhemの凶暴性を更に強調したような感触がGREATです!Ba / Dr両氏がボーカルを取っているようですが、絶叫ではなくデス声未然の吐き出し系でコレまた渋い!花はないのですが中毒性のあるサウンドですな。
そしてそして、やはり目玉は93年の未発表デモ!!!ヤバ!!!!まずはウチのディストロをいつもチェックして頂いてるお客さんにいうことがあるとすれば、94年作より音が悪い!そしてドラムがトチってる場面あり!それだけでも期待大と思っていただきたいです!ただこっちのRecの方がドラムの勢いが合って凄くよい、全体的に粗野な要素が満載で脳裏にはMayhemの"Deathcrash"がよぎります。そんでもってMayhemとBurzumのカバーが一曲ずつ、てか93年にVarg VikernesがEuronymous氏を殺害して逮捕されてんのになんて並びなんや!!

兎にも角にも80's 〜 early 90's South East Asian Metalフリークは必聴の一枚!私、未発表の方のレコードも買っちゃおうかな… またお清め必要になっちゃうけど…

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