1/1

Ryoko Ono & Toshiji Mikawa - Beyond Screaming Sax (CD)

¥2,500

International shipping available

非常階段やインキャパシタンツで活躍中のジャパノイズの重鎮、美川俊治(electeonics)と小埜涼子(alto sax)の2018年1月東京千駄木BarIsshieでのライブ音源。時に優雅で時にロマンチックなこのノイズは今まで誰も聞いたことないぐらい芳醇で妖艶な即興演奏を収録。

(レーベルインフォより)


即興組み手を数多く行う名古屋のサックス奏者・Ryoko Onoと、ノイズ紫綬褒章 Incapacitants/非常階段のT.美川が邂逅!2018年1月、東京は千駄木 BarIsshieでのライブ音源を真空パックした60分に及ぶ作品!


相も変わらずボサーっとインターネットを魚の目で眺めていたある日、とあるbandcampに目が止まり今回の作品入荷に至りました。そのbandcampの主は名古屋在住の即興音楽家・Ryoko Ono氏、サックス奏者として長年インプロミュージックシーンに関わり非常に興味深い活動を行っています。私の言葉で綴るよりも、オフィシャルサイトにBioがありましたのでそちらを引用したいと思います↓


小埜涼子 

音楽家。アルトサックス奏者。

名古屋を拠点とし、即興演奏活動を主としながらもブルース、ロック、ノイズやプログレなどジャンルを超えた活動や様々なライブ、レコーディングにも参加。多種多様な活動の中でもその音楽性は一貫してソリッドなインタープレイを目指す。近年のソロ活動では美しさを追求し独自のリズム感と倍音を巧みに使った循環呼吸、重音奏法などを積極的に取り入れた幻想的な即興とメロディーの狭間を行き交う不思議で豊かな音を放出しアコースティックとエレクトロニクスの境界線を超えたメロディックで美しい音を目指す。


氏の活動年表を見ると06年のSax Ruins結成に始まり(!!)、07年からは不定期ながら渋さ知らズに参加(!!)、09年には大友良英氏主催のアジアン・ミーティング・フェスティバルにて北京のヤン・ジュン氏と出演(!!)、14年 非常階段のドラマーである岡野太氏と超高速ノイズバンド・Alsoviaを結成(!!) などなど… ソロアルバムとしては東京の即興音楽専門レーベル・Dought Music、そしてAlchemy Recordsからそれぞれアルバムを発売した後、2024年にはアメリカはニューヨークのRelative Pitch Recordsから"The Days"を発表。その他に自身のリーダーバンドであるRyorchestra、Plastic Dogsにおいても精力的なライヴ活動 / 作品発表を行っており、即興音楽の枠を超えプログレ/メタル界隈においてもしっかりと爪痕を残しているという… その他 細かいコトをここで挙げていくとキリがないのですが、輝かしい経歴に奢ることなく音楽的探求を継続する生粋のミュージシャン!即興演奏に愛し愛された演奏家、と言っても間違いないでしょう。

そんな氏がソロ、バンド活動と並行して行っているNewduo seriesがこれまたすこぶる面白い!bandcamp上で展開されている、毎回 様々な楽器を手にしたレジェンド達を相手取って行われる、言わば即興演奏 百人組手なシリーズです。今までに吉田達也氏、田端満氏、ナスノミツル氏などが参加したこのシリーズは現在37作展開されています。
今回、厳密に言うとこのNewduo seriesとは別枠になるのかも知れませんが、Ryoko Ono氏による即興組み手2作品を入荷させてもらいました。何処の馬の骨だかわからない私に対して、丁寧にご対応頂いたOno氏にこの場で感謝申し上げます。

今回ご紹介する2作目は、Incapacitants / 非常階段での活動でもお馴染み、オレ達のT.美川!!!美川さんも即興演奏を愛し、即興演奏に愛された音楽家の内のひとり。当レーベル主催のライヴ企画でも何度かお声がけさせて頂いたり、他ライヴでも何度かご一緒させてもらっているのですが、毎度 音楽の面白さ / ライヴの面白さを気づかせてくれる『現役』のレジェンドだと思います。テルミンなんて静かに触ってもどう触っても音は出るのに、壊さんとばかりの勢いでテルミンを演奏される美川さんマジ美しい… ハーシュノイズ実況演奏の見せ方をご自身のプロレス美学というフィルターを通して示しているのでしょう。私はもう、美川さんのテルミンを見に行っていると言っても過言ではありません。

おっと、話が逸れましたが今作に収録されているのは東京は千駄木に居を構えるBar Isheeにて2018年1月に行われたライヴ演奏を収録したもの。構成はpart.1 / part.2に分かれ、たっぷり各30分ずつ 計60分の演奏が堪能できます。
Junkoさんとのコラボ作では『戯れ』という言葉を使い、共に高周波なJunkoさんの声とアルトサックスの音の親和性を表現したつもりですが、この美川さんとのコラボからは何か緊張感を感じます。まるでサムライ2人が刀のツカに手をかけながら、相手の出方を見ているような… しかし刀と刀が合わさった時のその爆発力たるや!美川さんも低音をゴリゴリに出して応戦するのではなく、高音域の耳障りなハウリング(褒)を中心にジワジワと間合いを取るかのよう。そしてサクソフォンという楽器は自由度の高い楽器であると再認識!悲鳴のような高い音から獣が唸る様な声まで、あの木管楽器ひとつで表現できるのだから凄い!もちろん、その表現力はRyoko Ono氏のテクニックとセンスがあってこそなのですが、そこに手練れエレクトロニクス奏者である美川さんが絡むのはやはり面白いですね〜。緊張感ある場の空気を真空パックした傑作!
ノイズ作品というよりは、二人の音楽家が互いの呼吸を探り合う60分間の記録として聴いて頂きたいと思います。異種格闘技戦とも言えるかもしれませんが、即興音楽とはなんぞや?という方にもその入り口となりえる作品です!

International shipping available
  • レビュー

    (693)

¥2,500

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品