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MANIA - Little Pieces Of Violence (CD)

¥2,000 税込

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故Keith Brewer氏のユニット・MANIAが17年にUS老舗ノイズレーベルから発表したアルバム作品!テキサスの暴君という呼び名に相応しいメタルジャンクと咆哮に支配されたバイオレントノイズ!限定300枚!

2019年に49歳の若さでこの世を去ったアメリカノイズシーンにおける重要人物・Keith Brewer氏。彼が長年に渡りTAINTと共にメインプロジェクトとして活動を行っていたMANIAのアルバム単位としては3枚目にあたるソロCD作品です。真心ブラザーズの曲 "拝啓、ジョン・レノン"(名曲)の歌詞の中で、『僕があなたを知ったときは ブルース・リーと同じように あなたはこの世にいませんでしたね』という歌詞があるのですが、私もMANIA/TAINTという名前は知りながらも存命中に作品を聴く機会が無く、今となってはもう少し早く手を出していればと後悔に近い気持ちが強いです。先日、運良くthe Rita / Sewer Electionの協力コンビに加えてKeith Brewer氏も一時在籍していたEdwige (往年のホラー映画や07年に公開された『ホステル2』にも出演していたEdwige Fenechというイタリアのスクリームクイーンに捧げられたユニット)を安価で買うことが出来たのですが、the Rita / Sewer Electionによるきめ細かいノイズワークが素晴らしいと思う一方、Keith Brewer氏の粗野で乱暴な感もあるメタルジャンクノイズやアジテーションが素晴らしく、作品を聴いた後にはやっぱMANIAかっけーな!という感想に至りました。今更ながら、もしまだKeith Brewer氏が存命なら…というifを夢想してしまう私がいます。

さて今回ご紹介するのは前述の通り3枚目にあたる19年発表のCDアルバム作品 "Little Pieces Of Violence"です。この後にドイツのTOTAL BLACKからLathe-Cut盤を、そして氏の死後にFreak Animalから発表された"Raw Nerves & Unseen Eyes"(レーベルインフォには生前にマスターを預かっていた作品とあり)をもってMANIAとしては活動を終えるコトになりますので、氏の最後期の作品ということになります。

5分前後の曲が8曲、全てノータイトルで収録されている今作はリリースをしたPhage Tapesをして"過去作に比べても間違いない作品"と言わしめるMANIA史上最高傑作と位置付けてもおかしくない作品!個人的にMANIAの魅力は音の持つカビ臭さ、曲展開の緊張感、そして暴力性にあると思うのですが、その集大成というか、決してBGMになり得ない没入感を誘う素晴らしい作品です。隙間を埋めてやかましさを際立たせる手法もノイズ作品の制作に当たって間違いではないと思いますが、過剰に音を重ねないコトで空間を楽しめるというか… アメリカの音楽家に対して適切かどうかはわかりませんが、『侘び寂び』のある音楽性だと私は思います笑 それ故に保たれる緊張感と残虐性、MANIAが極悪ノイズと評される最重要ポイントはここにあるのではないかと…!Keith Brewer氏自身によるアートワークにももちろん注目!!
最後の最後にホント素晴らしい作品を残しましたな〜、マジでサイコー!サイドプロジェクトも合わせればKeith Brewer氏関連の音源は山とありますのでコツコツ集めましょうかね… オススメ!

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