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Cannibalistic Dissection - s/t (CD)

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北海道は札幌のグラインドノイズ/ゴアグラインドカルト・Cannibalistic Dissectionの音源集がまさかの登場!Sore Throatのカバーを含む222曲に未発表デモを収録した決定番!!イタリアの¡ZAS! Autoproduzioniからのリリース!

Atrofia Cerebral / Nonsense / Vivisectionなど、痒い所に手が届くグレートな再発を行うイタリアの¡ZAS! Autoproduzioniがまたもやってくれました!札幌のCannibalistic Dissection音源集!!!!
個性的なバンドがひしめきあった90年代前半の北海道。Scabを筆頭としたYokota Kei先生WORKSを始め、Inhuman RecordsやTaboo Musicといったカセットレーベルが北海道から発信されていたという事実は、日本のノイズ/グラインドシーンにおいてもっと考察されて然るべきだと私は考えます。この時代、殺害塩化ビニールからリリースしていたアナル番長やスピードアナルも札幌のバンドでしたね。

そんな北の大地が産んだカルトノイズ/ゴアグラインダー・Cannibalistic Dissection、本作はComplete Discography盤ということで下記2作のデモテープ音源を収録しています。

“Breding Maggots” Demo Tape 1993

“Post-mortem Dissection” Demo Tape1994

恐らく活動停止時に"222 Songs Demo '93-'94"と題したカセット作品をバンド自身がリリースしており上記2作品が収録されていましたが、今回はこのデモ作品に加え未発表リハーサルトラックまで収録したオールドグラインダー歓喜な内容となっております。(因みにこのバンド再発が初めてではなく、16年に前述の"222 Songs Demo '93-'94"がスペインのCadavarizer Recordsが再リリースしていました。思い切り無許可っぽかったすけど汗)

内容はというとこの2本のデモ、それぞれ別バンドなのではないかと思うほど作風が違います!

まずは93年の“Breding Maggots” デモ、Sore ThroatのDisgrace To The Corpse Of Sidカバー曲を最後に収録するイキな演出をかましていますが、そのSore Throatから多大な影響を受けたドラムプログラミングノイズグラインドヘル!しかしただの焼き増しには陥らず、ノイズ度マシマシ阿鼻叫喚なショーットカット連射が痛快な全209曲を収録!当時乱発していたゲロゲリクローン、たとえばKuzuramushiなんかとも共通点はありますが、こちらは垂れ流しハーシュノイズの洪水の中でドラム音と戯れるかのような物凄い様相です笑 しかし当時ここまでハーシュノイズとグラインドコアを接近させたバンドはいなかったのではないでしょうか?北海道という地方都市でコレほどまでにオリジナリティを貫き、そして消えてしまったバンドが埋もれてしまうのは余りにも惜しい…!それ故に今回のCD再発は意義深いと思います!

続く94年の“Post-mortem Dissection”、こちらはノイジーなパソロジカルゴアグラインドを13曲収録。マシーンドラムを使用していることからも一聴してMorticianを彷彿させますが、92年結成のCatasexual Urge MotivationやそのC.U.M.にも影響を与えたジャパニーズグラインドコア伝説・Gore Beyond Necropsyの初期作品からヒントを得たのでしょう。前作デモのジャケットもゴア度は高かったのですが、このデモ作品では看板に偽り無しな重低音効きまくりな残酷ゴアを披露!ノイズグラインド期とはまた違う感触ながらも、根っこは同じなことを感じさせる引き出しの多さには感服です!因みにこちらの音源はMad Recitalが主宰し、Atrocity MarterやRegurgitateのノイズグラインドプロジェクト Brain DamageなどもリリースしていたNothing Note Tapes発表のオムニバス "King Of Extreme Music Vol,1"に全曲、そして名古屋のPluto Distributionのコンプカセットにも一部収録されていました。

そしてそして未発表リハーサルトラック!こちらはなんと生ドラムセッション!!!自宅にあったCatasexual Urge MotivationのTom氏が刊行していた伝説的ファンジン "Corporal Art Zine"のインタビューを確認してみますと、上記2本のデモを発表後セッションメンバーとしてドラマーを迎えたとの記述がありましたが、恐らくその時のメンバーでの録音となるのでしょう。これがまた2本のデモ作品と違う笑 即興ノイズグラインドサウンドで大興奮!グラインドコア要素がたぶんに含まれており、緩急のついた演奏がとても素晴らしい!もしこのメンバーで新たにデモを録っていたらと歴史のifを考えてしまう悪いクセを引き起こしてしまうグレートな録音です。

その後、Cannibalistic Dissectionは解散しメンバーのひとりがTeratism In The Formalintankというノイズグラインドバンドを結成するのですが、次の再発はそれかしら… ワクワク…
とにかく買いな作品じゃい!!

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